ここ最近、「スバル」という名前とセットで聞こえてくるキーワードは、「不正」や「リコール」ばかりという状況。
そんな状況の中、スバルがさらなる追加リコールを発表した。
この追加リコールというのが実に低レベル!
なんと、10月11日に発表されたリコールと同等のリコールだという。
つまり、いわゆる「不適切な完成検査」に関するリコールだ。
スバルはこれまで、「検査不正が行なわれた期間は2017年末まで」と説明していた。
しかし、今年の9月末に国交省に報告書を提出した後も、「10月まで不正が続いていた」という検査員の証言が出てきたとのことで、追加リコールすることになったようだ。
このリコール、スバルの公式サイトでの発表は11月8日が予定されているのだが、すでに、
「リコール対象は今年1~10月に製造した『インプレッサ』など9車種」
と発表されている。
(参考)
●スバル、10万台の追加リコール=10月まで検査不正継続-通期予想下方修正
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018110500682&g=eco
そう、10月頭に納車されたばかりの私の「インプレッサ G4」も、リコール対象となってしまう見込みだ。。。(-_-)
納車から約1ヶ月、ようやく1000kmの慣らし運転も完了し、これからが本番だ!という時なのに。。。(^_^;
呼吸をするかのように不正検査をするスバル
スバルの完成検査に関わる不正検査問題は、もうかれこれ一年ほど前から騒がれており、これまで、
2017年11月16日
2018年 2月 8日
2018年10月11日
にリコールが届けられている。
これだけ同じ完成検査関連のリコールを連発し、国交省にたいそうな報告書を提出する一方で、まだ不正検査を継続していたわけだから、もはや正気の沙汰ではない、まさに「狂気」だ。
ってゆーか、恐らく現場の検査員は、不正を不正と思っていないのだろう。
呼吸をするかのように、無意識に自然と不正検査をする、そんな感じに違いない。
それぐらい、不正な作業が日常に溶け込んでいたのだろうと、思わずにいられない。(-_-)
三流とまでは言わないが、一流とは到底呼べないスバル
これだけ長い期間を経ても、まだ不正検査が正されていなかったという現実。
一流企業であれば、いち早く再発防止策が策定され、指揮命令系統を通じて改善指導が徹底されるはずで、少なくとも一年もの間、こんないい加減な検査体制がほったらかしにされることはまずない。
危機感の共有、改善に向けての意識の統一が全く図られていないこの状況は、スバルがまだまだ一流企業とは呼べないレベルであることを示している。
確かに部分的に見れば、新世代プラットフォーム「SGP」の実力の素晴らしさなど、一流企業の仕事を感じさせる部分もあるが、企業全体としては二流、三流が混在する、まだまだ発展途上の荒削りな企業、といったところなのだろう。
リコール対応は正直どうでもいいけれど・・・
まだリコール対象の車台番号など、確定的な情報は出ていないものの、恐らくほぼ間違いなくリコール対象に含まれることになるであろう、私のインプレッサ G4。
だが、実は私的には、このリコールに関しては正直どうでもいいと思っている。
ブレーキもよく効くし、ハンドリングもシャキッ!としててダイレクトな反応で素晴らしい。
こんなの、リコール作業で再検査したところで、どうせOKに決まってるから。(^_^)
なので、一年後の法定点検の時とかに、ついでにリコール対応の検査もしてもらえればそれでいいと思っているのだ。
「定められた方法で、検査員が検査しましたよ!」
という、形式的なお墨付きがあればいいだけなので。(^^;
というわけで、リコール対応の作業は、正直どうでもいいと言うか、後回しでいい。
そんな形式的な事より、「定期的および突発的に発生する、ディーラーへの何らかの作業依頼」、これにスピーディーに対応してもらえるかどうかのほうが、私にとっては重要なのだ。
なぜなら、恐らく私は一般的なドライバーと比べると、ディーラーに作業依頼することが圧倒的に多いから。
なので、ディーラーのサービス工場が他の客のリコール対応で大忙しになって、私が依頼した作業にすぐに着手してもらえなくなると、非常に困るのだ。(^_^;
そもそも、私がディーラーに作業を依頼することが多いのは、それだけ愛車に「最高のコンディションをキープすること」を求めているからだ。
その作業を後回しにされると、良くないコンディションのまま乗り続けることになってしまう。
(「良くないコンディション」と言っても、多くの場合、一般的な人にとっては全く問題ではないかもしれないが)
それは私にとっては耐え難いことなのだ!
そのクルマが本来発揮できるはずの実力を出せない状態で乗るなんて、私に言わせれば、こんなもったいない話はない。
なので、私の作業依頼には、即日あるいは翌日といったレベルで、早急に着手してもらわなければならないのだ。
私のこれまでのクルマ人生では、各ディーラーさん(日産、マツダ、BMW)は私の作業依頼に対し、ほぼ完璧にスピーディーに対応してくれた。
リコール連発の今のスバルに、それと同等のスピーディーな対応が出来るだろうか?
もしそれが出来ないようでは、私の中でのスバルのアフターサービスへの評価は、ライバル他社と比較して厳しいものにならざるを得ないだろう。
この苦境で大変だとは思うが、作業の質はもちろんのこと、対応のスピードという点でもサービスの質を落とさないよう、ディーラーさんには全力で頑張って頂きたい。
メーカーには、各ディーラーがサービスの質を落とさず対応できるよう、バックアップの体制を早急かつ強力に整えて頂きたい。
今後の対応に、スバルの真価が問われる。
頑張れ!スバル! (-_-)
コメント
「最高のコンディション」をキープ…と
言われていますが、具体的にどのような整備(メンテ)を定期的にされているのでしょうか?
よろしければ、今後の参考にさせていただきたいので教えていただきたいです。
辛口系おやじ(管理人)です。
定期的なメンテとしてはエンジンオイル交換が基本ですね。
ただ、次回交換までの期間は、完全に「定期的」に交換してるわけではありません。
オイル交換時期は、あくまでも自分の感覚を重視しています。
走らせているときの回転フィールやエンジン音などが悪化したと感じたら、交換してからの期間に関わらず速攻でオイルを交換するので、突発的にオイル交換を依頼することも多いです。
オイル自体がイケてないと感じれば、オイルの銘柄や粘度を変えて試してみることも多いです。
あと、突発的に発生するものとしては、「異音」関係も多いですね。
異音は納車後の慣らし運転の間に発生することがけっこう多いです。
ボディや内装の各部が徐々に安定した組み合わせ具合に落ち着く過程で、新たに異音が発生したり、逆に、異音が収まったりするので、しばらく様子を見て、それでも収まらない異音に関しては収まるまで対策してもらいます。
あと、今のクルマはいろんな機能がありますので、ずっと使ってなかったけど、初めて使ってみたらちゃんと動作しない、という装備があったりとか。(^o^;
マニュアルに記載されている動作と、実際の動作が合わないことに気付いた、とか。(^o^;
タイヤの空気圧を計ったら、ちょっと低くなってきてるので、空気を補充してもらいたい、とか。
そういったのは全て突発的にお願いする作業となります。
なので、定期的なメンテとしては、一般的に言われているオイル関係や消耗品の交換ぐらいなので、そこは私も一般的なドライバーも、大きくは変わりません。
ただ、「最高のコンディション」かどうかは私のフィーリングによる判断のため、「これは本来の状態ではない」と私が少しでも感じることがあれば、その都度ディーラーに対処をお願いする、という感じです。
それがどういったメンテとなるのかは、クルマによって毎回変わるので、私にも予測不能で分かりません。(^o^;
とにかくそんなわけで、私の場合、基本的に突発的な依頼が多いんです。
だからここんところのスバルのリコールの多さは、ヒジョーに心配なのです。
リコールそのものが、というよりは、リコールによって忙しくなりすぎて、突発的な作業依頼が出来なくなってしまうことが。(^_^;
はじめましてこんにちわ!
私の車も納車から約2ヶ月ですが対象となってしまいました。
不正検査をやっていた過去はわりとどうでもいいのですが、これだけ騒がれてなお続けるとは残念ですね。
しかしながら、法定点検時にリコール対応を受けると5万円くれるみたいなので少し嬉しいです。
辛口系おやじ(管理人)です。
法定点検時にリコール対応を受けると5万円、それはオイシイですね。(^o^)
以前そういうのがあったとは聞きましたが、今回もそうなんですかね?
だったらむしろありがたいリコールですな。(^o^)
とはいえ、おっしゃる通り、「あれだけ騒がれたのにまだやってたんかい!」ってところが、ブランドイメージ的にダメージ大きいんですよね。(^_^;