フォルクスワーゲンのSUV、
T-Rocに試乗してきた。
T-Rocというモデルは、元々海外では2017年に発売されたモデルで、日本では2020年7月に発売されたモデル。
日本で発売された当初のグレードラインナップはディーゼル車のみだったのだが、2021年5月、ガソリン車のグレードが追加発売された。
現在私はディーゼル車は愛車候補の対象にしていないため、T-Roc発売当初は試乗するつもりはなかったのだが、ガソリン車が追加されたとなれば話は別。
書類選考の結果、愛車候補の1つとして検討することになり、今回の試乗の運びとなったわけだ。(^_^)
なお、試乗当日は、今月いよいよ正式発売された新型ゴルフ(ゴルフ8)にも試乗させて頂いた。
新型ゴルフ(ゴルフ8)はマイルドハイブリッドが採用されているのだが、エンジンはT-Rocと同じでエンジン特性も同じ、トランスミッションも同じである。
なので、今回のインプレッションでは、新型ゴルフ(ゴルフ8)との乗り味の違いについても言及しながら、T-Rocの走りを表現していこうと思う。(^_^)
さて、
フォルクスワーゲンのコンパクトSUV「T-Roc」。
その走りにはいかに!
以下に率直なインプレッションを述べさせて頂く。
目次
試乗車の概要
年式 | 2021年式 |
走行距離 | 57km |
車名 | T-Roc |
グレード | TSI Style Design Package |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | 7速AT |
装着タイヤ | ブリヂストン TURANZA T001(215/55R17) |
型式 | 3BA-A1DPC |
排気量 | 1.5リッター(ターボ) |
最高出力 | 150ps/5000-6000rpm |
最大トルク | 25.5kgf・m/1500-3500rpm |
全長 | 4240mm |
全幅 | 1825mm |
全高 | 1590mm |
車両重量 | 1320kg |
車両本体価格 | 376万円(税込) |
試乗日 | 2021年6月9日 |
|
試乗インプレッション
1.走りの性能・・・★★★☆☆
ハンドリングの良さには、意外性もあって少々ビックリしたね。
ただブレーキペダルの高さだけは、ちょっと早めに改良したほうがいいかも。(^^;
あと、急加速時のトランスミッションの挙動は、マイルドハイブリッドを搭載した新型ゴルフ(ゴルフ8)のほうが自然だったかな。
そこをクリアしていれば4つ★つけても良かったんだけど、あと一歩ってところやね。(^^;
(1)発進挙動・・・★★★★☆
新型ゴルフとは違って、やや旧式テイストのシフトレバーを操作してシフトをD(ドライブ)に入れ、いざ発進。
ブレーキを緩めて動き出す際の感触は、同日に試乗した新型ゴルフ(ゴルフ8)と大きな差はなく、上質なフィーリング。
アクセルを踏んで加速を開始するが、 アクセルの踏み始めの部分での過敏な反応も無く、特に何の違和感もない発進ができた。
ちなみに、
ギクシャクするだの、過去いろいろと言われてきたフォルクスワーゲンの7速DSGだが、少なくとも今回私が試乗した限りでは、発進でギクシャクしたシーンは一度もなかった。
最近はDSGに関するネガティブな話題もあまり見聞きしなくなったし、技術的に熟成が進んだのかもしれないね。(^_^)
(2)加速フィール・・・★★★☆☆
まず、発進から中速域までの加速は、アクセルの踏み具合に対してリニア感もあり、特に違和感はない。
そのほか、
中速域からの加速とか、急坂での加速とか、いろんな状況でいろんな加速(ユルい加速や急加速)を試してみたのだが、通常の(日常の)運転における加速では、特に違和感のない自然な加速フィールだった。
ただし!
どうも非日常的なレベルの急加速、アクセルをグッと一気に踏み込むような急加速をおこなうと、やや唐突なショックを伴うことがある。
なんかこう、アクセルを踏み込んだ瞬間にガツン!と急にトランスミッションが繋がるような感じのショック。
(ガツン!とショックがあるだけであり、ガツン!と鋭く加速するわけではない)
一気に2段ぐらいシフトダウンしないといけないような急加速は苦手なのかもね。
ちなみに、
同じような急加速をさせても、新型ゴルフはガツン!というショックは特に無かったので、同じエンジン同じ7速DSGを使っていても、マイルドハイブリッドあり(新型ゴルフ)のほうが急加速時には自然な制御が出来ているようだ。
(3)パワーフィール・・・★★★☆☆
例によって例のごとく、いつもの急坂で急加速を試してみた。
アクセルを一気にグッと踏み込むと、ガソリン車としては遅くもなく早くもないレスポンスで加速体勢に入るのだが、新型ゴルフ(ゴルフ8)同様、パンチのある加速ではない。
4千回転あたりまで回せば十分な加速力を発揮してくれるあたりも含め、パワーフィール的には新型ゴルフ(ゴルフ8)と同様と言っていいだろう。
(4)ハンドリング・・・★★★★☆
普通に街中の交差点などで右左折している限りでは、新型ゴルフ(ゴルフ8)と特に差は感じなかった。
だが、S字カーブに速めの速度で突っ込んでみると、ハンドルを切った瞬間、予想していたよりも素早くスッと向きを変え、素早い切り返しにもしっかり反応して曲がってくれた。
このハンドリング特性は、今回の試乗で一番意外なところだった。
というのも、直前に新型ゴルフ(ゴルフ8)に試乗していたので、
「こっち(T-Roc)はSUVだし、同じS字カーブに同じ速度で突っ込んだら、新型ゴルフよりダルめの反応でロールも大きめに出て、アンダーステアも大きくなるかもな。」
と予想していたのだが、実際には全く逆だったからだ。(^o^;
まぁあまりスポーティーな走りを楽しむためのクルマとは違うと思うんだけど、これぐらいハンドリングのキレがいいと、山道でワインディングを走らせても楽しいんじゃないかな。(^_^)
(5)ステアフィール・・・★★★★☆
これは新型ゴルフ(ゴルフ8)とほぼ変わりない。
軽めの操舵感だが、インフォメーションは濃厚。
接地感の把握しやすい安心感のあるステアフィールだ。
(6)ブレーキフィール・・・★★★☆☆
ブレーキペダルの踏み始めの部分で過敏に制動力が立ち上がることもなく、ペダルの踏み込み量に対する制動力もリニアな感触で自然なフィーリング。
ブレーキペダルの踏み応えもしっかりしていて、コントロールしやすいね。(^_^)
なので、
本来であれば4つ★はつけてもいいレベルなのだが、ブレーキペダルの位置に違和感があったため、評価は3つ★。
どんな違和感かと言うと、ブレーキペダルの位置がやや高いと感じるのだ。(-_-;
ブレーキを踏む際、アクセルペダルからブレーキペダルに足を移動する時に、足がブレーキペダルの横を叩いて引っかかってしまう。(^_^;
最初そのようになった時は、「たまたまかな?」と思ったのだが、試乗の最中に何度もそのようなことがあったため、
「これ、やっぱり明らかにブレーキペダルの位置がちょっと高いんやな。」
と。(^_^;
まぁ試乗の終盤には、しっかり足を上げてからブレーキペダルに踏みかえる動作に慣れてきて、ブレーキペダルの横を叩くこともなくなったので、慣れの問題と言えば慣れの問題。
だが、いろんなクルマに試乗してきて、このような経験をしたことが今まで無かったので、やはり一般的なクルマと比べてブレーキペダルの位置が高めなのだろう。
安全のことを考えると、とっさにブレーキペダルを踏む必要があるシーンで足が引っかかるようなことがあったら大変なので、このような変な特徴は慣れの問題だけで片付けるわけにはいかない。
なので、その分を割り引いて3つ★とさせて頂いた。
2.乗り心地・・・★★★☆☆
スポーティーというわけでもなく、コンフォートというわけでもない。
かなり中性的な印象の乗り心地だ。
このように書くと「中途半端」と思われるかもしれないが、
「これはこれでなかなか高いレベルでバランスが取れているな」
と感じる走りで、決して中途半端という印象ではなかった。
ちなみに、SUVではあるのだが、アイポイントはホンダの新型ヴェゼルほど高くない。
まぁゴルフと比べるとややアイポイントが高いかなという程度なので、ゴルフから乗り換えてもSUVに乗り換えたという感じは薄いため、あまり「SUVらしさ」みたいなのは感じにくい乗り味かもしれない。(^^;
(1)スポーツ性・・・★★★☆☆
ややしっかり感があり、サスペンションをしっかりストロークさせながらも接地感は薄れない。
コーナリングでのロールもSUVとしては少なめで、荒れた路面を通過する際の揺れも少なく、揺れの収束も早い。
ただ、路面に張りつくような感触というのは無いので、乗り味の感触的にはスポーティーという感じではない。
なので、決してスポーティではないんだけど、スポーティーな走りにも対応できるよ、という感じかな。
まぁ街乗りSUVとしては良いバランスと言える範疇なんじゃないかと。(^_^)
(2)コンフォート性・・・★★★☆☆
荒れた路面を通過しても衝撃をうまく丸めており、ゴツゴツとした感触は伝えてこない。
揺れに関してもガツガツと揺さぶられるようなこともなく、非常によく足回りが動いてボディの姿勢変動をよく抑えている。
ただ、それなりに「しっかり感」というか、張りのある足回りということもあって、なめらかな感触とまではいかず、印象としてコンフォートというほどではない。
3.静粛性・・・★★★★☆
静粛性に関しては新型ゴルフ(ゴルフ8)と同様の印象。
エンジン音の侵入も控えめで、ロードノイズも気にならなかったので、トータルとして静かな印象のクルマだ。
街中での普通の加速ではそんなにエンジンが頑張ることもないし、荒れた路面を通過した際の低質音の発生もほとんど無いので、よほど意識的に急加速でもしない限り静かに走れる。
なお、今回はスポーツモードは試さなかった。
たぶん試したところで、新型ゴルフ(ゴルフ8)で試した時の、あのわざとらしいエンジン音が聞こえるのだろう。
まぁそれは勝手な推測にすぎないが。(^o^;
4.エンジン音の音質・・・★★★★☆
エンジン音も新型ゴルフ(ゴルフ8)とほぼ同じ印象。
特別スポーティーなサウンドというわけでもないし、重厚な高級感のあるサウンドというわけでもないのだが、がさつ感のない低めのサウンドで、私が好きな感じのエンジンサウンド。(^_^)
あまり主張しないサウンドなので、積極的に回して聴きたくなるような部類のサウンドではないため、このサウンドが好きという人はあまりいないのかもしれないが、ただ純粋に質のいい音という感じ。
5.居住性・・・★★★☆☆
新型ゴルフ(ゴルフ8)とは異なり、運転席の評価が推定無罪の4つ★となったのだが、トータルとしてはまだ4つ★には届かないかな。
3つ★としてはやや上位、といったところかと。
(1)運転席・・・★★★★☆
SUVだからといって高い位置に座らされている感じはあまりないのだが、ドライビングポジションも希望の位置に合わせられたので、まぁいい感じ。
シートの座り心地やホールド感に関しても特に不満はない。
ただ、、、
新型ゴルフ(ゴルフ8)で私が指摘した、リクライニングの調整ダイヤルの固さ。
これを確認するのを忘れた! (^o^;
というのも、
乗り込んだ時のシートの状態が、リクライニングに関してはすでに適切な角度になっていたため、ドライビングポジションを合わせる際にイジる必要がなかったからだ。(^^;
もし新型ゴルフと同様の固さなのであればここの評価は3つ★となるわけだが、未確認のため、推定無罪ということで4つ★評価とさせて頂く。(^o^)
(2)後席・・・★★★☆☆
運転席を私のドライビングポジションに合わせた状態で、後席に乗り込んでみた。
すると、
ヒザ前の余裕は、拳を縦に1個分。
頭上の余裕は、拳を縦に1個半ぐらい。
まぁ十分な余裕があると言っていい。
ヘッドレストは、やはり新型ゴルフと同様、デフォルトの位置は低く、背もたれに体を預けると肩に当たってしまう。
引っ張り上げれば問題なく頭を支えてくれるので、後席に人を乗せる時は、必ずヘッドレストを引っ張り上げる必要がある。
まぁ及第点ではあるのだが、やはりデフォルトのヘッドレストの位置が極端に低すぎるクルマには、4つ★を与える気にはなれないのが正直な気持ちだ。(-_-)
6.内装質感・・・★☆☆☆☆
これは明らかに低質!
ダッシュボードもドアの内張り上部も、どこもかしこもカチコチのプラスチック。
インパネのエアコン操作ダイヤル周辺にあるスイッチ類にしても、押した際の操作フィーリングは安っぽい。
シフトレバーのデザインはイマドキにしてはやや古臭く、元々はこのクルマ(T-Roc)が海外で2017年に発売された車種であることを、静かに主張している感じだ。
そんなわけで、誉められる所が1つもない。(^o^;
あっ、1つだけあった!
一応、グローブボックスのフタにはダンパーが付いている。
それだけ。(^o^)
この質感の低さは、このクルマの最大の弱点ではないだろうか。
カタログには、
「オシャレだけど、しっかりモノ。」
と書かれているのだが、特にオシャレとも感じない。
ブルーパネルの内装だったらオシャレなのだろうか?
私にはとてもそうは思えない。
安っぽい内装が、より安っぽく見えるだけだと思う。(^^;
7.装備・・・★★☆☆☆
まずはヘッドライト。
ベースグレードはハロゲンが標準のようだが、今回試乗したグレードに関してはLEDヘッドライトが標準装備となっている。
ハイビームとロービームを自動で切り換えてくれる「ハイビームアシスト」も標準装備。
シートはマニュアル調整で、パワーシートはオプションでも用意されていないのは残念なところ。(-_-)
エアコンは左右独立調整可能な2ゾーンフルオートエアコン。
まぁこれはイマドキの基本仕様のエアコンってところやね。
メーターパネルには新型ゴルフ同様、デジタルメータークラスター「Digital Cockpit Pro」が標準装備。
だが、
ナビ機能はやはりオプションなので、「Discover Mediaパッケージ」というセットオプションを付けないと、メーターパネルに地図を表示させることは出来ない。
ドライブモード切り換えやパドルシフトも標準装備。
インテリアアンビエントライトも標準装備だが、新型ゴルフみたいに色は変えられなくて、ホワイト固定とのこと。
安全装備は、側後方に対する安全支援をしてくれる「ブラインドスポットディテクション」も標準装備。
あとは、自動防眩ルームミラー、ヒーター&リバース連動機能付きのドアミラー、リヤビューカメラ、レインセンサー式ワイパーなど、基本的な欲しい装備は一通り揃っている。
8.オーディオ音質・・・-----
ベースは古いくせに、USBのインタフェースはType Cが採用されているということで、新型ゴルフ同様、音質チェックできなかった。(^^;
9.デザイン・・・★★★☆☆
エクステリアは魅力的なんだけどなぁ、、、インテリアが足を引っ張ってるので、トータルとしての評価は3つ★どまりってところかな。(^^;
(1)エクステリア・・・★★★★☆
このクルマの一番いいところじゃないかな、エクステリアは。(^_^)
コンパクトだけど力強いキャラクターラインもあって、チャチには見えない。
水平基調のスッキリしたデザインの中にオシャレ感もあり、パッと見た目の印象は非常にいい。
「見た目だけ」でこのクルマを買いたくなる、買ってしまった、そういう人は多いんじゃないかと思う。(^_^)
(2)インテリア・・・★★☆☆☆
質感は最低だけど、デザインとしてはそこまで最低ではない。
何か特別に個性的なところがあるわけじゃないけど、変なチャラさが無いので、個人的には嫌いではないね。
ただ、
エクステリアのオシャレ感に対してインテリアのこの無骨さというか、そこがバランス悪いなと思ってしまうのは私だけだろうか。(^^;
10.コストパフォーマンス・・・★☆☆☆☆
これは明らかに高い!
新型ゴルフ(ゴルフ8)も高いと思ったけど、価格だけを単純に比較しても、こっちのほうがまださらに数万円ほど高いというのだから、どこにそんなにコストかかってんだろうと思ってしまう。(^^;
だって、
コイツはマイルドハイブリッドは搭載してないし、内装の質感だって新型ゴルフよりさらに低いし、装備だって新型ゴルフよりショボい。
なのに新型ゴルフより高いって。。。(^_^;
SUVだから足回りや補強とかにだいぶコストかかってんだろうか?
だとしたら、「それはちょっと意味なくない?」と言いたくなる。
だって、しょせん街乗りSUVだからね、そんなに補強する必要もないし。
しかも日本導入モデルには四駆もラインナップされておらず、FFのみだし。(^^;
いや、正直、値段が値段だけに、内装の質感はもうちょっとまともなんだろうと勝手に思ってたのだが、まさかのプラスチックだらけときたモンだから、こうなると2つ★すら与えるのは難しいなぁと。(^^;
11.総評・・・★★☆☆☆
いやぁもったいないなぁ。
せっかく見た目はいい感じなんだけど、やっぱちょっと高すぎるわ。(^o^;
内装の質感だけ見れば、日本車だったら200万円台の前半で買えるレベルだよ。
まぁ装備の中では、「Digital Cockpit Pro」が標準装備なのは大きいところなんだけど、結局これも新型ゴルフと同様、ナビがオプションなので、せっかくのデジタルコックピットを生かそうと思ったらナビのセットオプションも付けないといけないため、そうするとさらに高額になるわけで。。。(-_-;
一方で、走りはそれなりに魅力はある。
乗り心地もいいし、それでいてスポーティーな走りも楽しめる特性を持ってるし、まぁいいクルマではあると思うんだよね。
ただ、飛び抜けた何かがあるかと言われると、価格帯を考えればそこまでの優位性も無いと思う。
だから結局、「見た目で選ぶ人のためのクルマ」なのかな、と。(^^;
しかしエクステリアの見た目でT-Rocを選んだ人が、あのインテリアを見て魅力を感じるかと言われれば、それはまずないだろう。
せめてインテリアもエクステリアに負けないオシャレさや、T-Rocならではの世界観が演出されているのであれば、総評3つ★を与えてもよかったのだが、それも無いとなれば、さすがにこの値段では3つ★には届かない。
とはいえ、
クルマとして出来が悪いわけではない。
走りを楽しめるだけの十分な特性を持っているし、いくら高いからと言っても1つ★にするのは厳しすぎる。
というわけで、ここは2つ★とさせて頂く。
コメント
フォルクスワーゲン、迷走してますねー。というか、日本市場の軽視が目立ちます。
日産やホンダもそうですが、日本では軽自動車しか売れないからやる気ないんでしょう。先進国で日本だけ30年前と同じ給料だから仕方ないのかな、、
辛口系おやじ(管理人)です。
> フォルクスワーゲン、迷走してますねー。
> というか、日本市場の軽視が目立ちます。
まぁそもそも日本車メーカーではないので、
軽視されるなら、それはそれで仕方ないですけどね。(^o^)
> 日本では軽自動車しか売れないからやる気ないんでしょう。
軽自動車、日常の足として便利なのかもしれませんが、、、
個人的には無くなってほしいガラパゴス規格ですね。(-_-;
> 先進国で日本だけ30年前と同じ給料だから仕方ないのかな、、
デフレスパイラルで暗黒の時代を過ごしてきましたからね。
ってゆーか、
給料が増えてないどころか、それ以前に、
もはや先進国ですらないと思いますけどね、冗談抜きで。(^o^;
今回の愛車選考試乗でベンツ、BMW、ボルボ、プジョーなど輸入車ブランドでは高評価が並びましたが、ワーゲンだけはイマイチと対照的な結果になりました。こうなってくると部品などを多く共有するアウディも心配です。
私もDSG搭載車種(Sトロニックを名乗っているが中身はほぼDSG)に乗っていますがギクシャクって何だろうと言うくらい何も起きません。ワーゲンやアウディを主に取り扱う中古車ショップの知り合いに聞いたのですが、DSGは前期版と呼ばれる開発直後のものはトラブルが多かったけれど、先代ゴルフや現行A4に搭載されている後期型と呼ばれるものはトラブルが殆ど無いとのことでした。
素朴な疑問なのですが、何故現在はディーゼルが対象外なのでしょうかでしょうか?
辛口系おやじ(管理人)です。
> 輸入車ブランドでは高評価が並びましたが、
> ワーゲンだけはイマイチと対照的な結果になりました。
そうですね、思ってた以上に「進化」が物足りない感じでしたね。
なのに高いという。。。(^^;
> 私もDSG搭載車種(Sトロニックを名乗っているが中身はほぼDSG)
> に乗っていますがギクシャクって何だろうと言うくらい何も起きません。
ですよね。
今はだいぶ技術的に落ち着いたんじゃないですかね。
> 素朴な疑問なのですが、
> 何故現在はディーゼルが対象外なのでしょうかでしょうか?
別記事へのコメントでも聞かれたのですが、そう言えばあえて記事では明言してなかったですね。(^^;
現在、ディーゼルを候補から外している理由は、
昨年から仕事でクルマを使うようになり、
「歩くには遠いけど、クルマで行くとすぐ」
という距離をチョイ乗りする機会が増えたためです。
ディーゼルはチョイ乗りに向かないので。(^^;
車は、トヨタだけだな
そのトヨタ。辛口ブログで評価ボロボロ(笑
ですね。
でも、きっとカマッテ欲しいんですね。
きっと色んな人から相手にされなくて、このサイトで自尊心を保とうとしておられるのかもしれません。
辛口系おやじ様も、そこんとこ分かってらっしゃって、めんどくさがらないで、カマッテおられるところに懐(ふところ)の深さを感じますね。
辛口系おやじ様に倣(なら)って皆んなで優しくお相手をしてあげましょう^ – ^
辛口系おやじ(管理人)です。
トヨタだけではない。
と言いたいところですが、実際には私の周囲にも、現実として「トヨタだけ」になっている人、結構います。(^^;
やっぱり他のメーカーと比べると、圧倒的に守備範囲が広いですよね、トヨタは。
しかも最近はどのトヨタ系ディーラーでも全車種取り扱われているため、豊富なトヨタ車のラインナップの中から好みに合う1台を選ぶという作業が、あちこち行かずとも1店舗で出来てしまう。
こうなると、トヨタ系ディーラーとその他メーカー系ディーラーでは、まるで大型商業施設と個人商店の戦いのようにも感じます。(^_^;
そりゃあ豊富な品揃えから選べる大型商業施設に行く人が多くなるよなぁ、と思うわけです。(^o^;
ただ、、、
商店の例えと異なるのは、決して「同じ商品」を売ってるわけではない、ということです。
トヨタだけのラインナップから愛車を選んでいる人は、トヨタの豊富なラインナップから1台を選ぶことにより、良い選択、良い買い物をしたと思っているかもしれません。
ですが、実は他のメーカーにも、自分の好みに合うクルマがあるかもしれない、しかもトヨタより安く。(^o^)
ですので、「トヨタだけ」でも気に入った1台に出会えるかもしれませんが、それじゃあやっぱりもったいないな、と思ってしまうんですよね。
他のメーカーのクルマにも目を向けてみたら?
と、言ってあげたくなるのです。
もちろんトヨタにも「いいクルマ」はありますが、他のメーカーにもそれはありますので。(^_^)
この2台まで試乗したのであれば、Audi A3あたりはどうなのでしょうか。
辛口系おやじ(管理人)です。
アウディA3、確かに新型になってデザインはさらに良くなったと感じますし、検討してもいいはずの車種ではありますよね。
これまでのアウディを見てきた限りでは、私のデザインの好みから言って、
「アウディで選ぶならセダンかスポーツバックだな」
と思っていたのですが、かと言ってA3のセダンとなると、やはりさすがに寸詰まり感か強くて魅力を感じませんでした。(^^;
でもA3のスポーツバックとなると、スポーツバックとは言ってもA5のスポーツバックとは全くフォルムが異なりますし、これもやはり私の求めるアウディの姿とは違うんだよなぁ、と。(^^;
これまでのそんな経緯もあって、新型A3にはあまり注目していなかったので書類選考すらしてなかったのですが、あらためて新型A3を見てみると、スポーツバックのデザインであれば、私の求めるゾーンに入ってきてるんじゃないかと感じました。
なので、アウディA3スポーツバックに関しては、書類選考にかけてみようと思います。(^_^)
ただ、ここんところ仕事とプライベートの予定がメチャクチャ詰まっており、なかなか空き時間が確保できないため、少し時間がかかるとは思いますが。(^^;
ゴルフ8とともに楽しく拝見させていただきました
ガソリンでゴルフ、ゴルフベースのSUVの重量を快適に走らせるためにはターボラグまで考慮するとどうしても2Lないとややパワー不足でそれを受け止めるために四駆がほしい印象ですかね。
そして先進装備(笑)で車体コストが上がっている今日日だと2L載っけるならRやSいっちゃうか認定中古の状態いいRSQ3パフォーマンス探すわって値段になりまからねぇ…
乗ったことのある旧モデルのアウディQ2の1Lモデルはあまりに貧弱でSQ2は日本の道路には過剰パワーでしたので中身ほぼ同じT-Rock1.5Lはどんな具合か興味あったのですが残念な結果です
辛口系おやじ(管理人)です。
パワーとかは私はそこまで求めてないので、今回の新型のパワー&トルクでも十分だと思ってはいるんですけどね。
足回りやトランスミッションの特性など、いろんな部分の特性との兼ね合いというか、バランスというか、そういった仕上げの部分でいかに新型としての進化した走りを表現するかという部分が重要だと考えており、そういう部分が今回はあまり感じられなかったかな、と思うんですよね。
まぁ値段がもっと安ければ納得できたのかもしれませんけど、それにしてもゴルフに関してはあまり「進化」した部分が感じられなかったのは残念ですし、逆に「退化」した部分が目についたりして、、、それでいて価格は高くなったとなると、やっぱり厳しい評価を下さざるを得ないところです。(^^;
フォルクスワーゲン、大衆車であるべきはずのブランドだと思うので、他のプレミアム系ブランドに対してお得感のある価格でなければ意味がないと思うのですが。。。
加速フィールとパワーフィール、スポーツが3しか取れないところがやっぱり排気量不足とFFなのだなぁと感じた理由ですね
踏み込んだ時にターボが効くまでの間の実質自然吸気1.5Lと変わらない瞬間がややもっさり感じさせてしまうのだなぁと
まぁそれをやってしまうと日本未導入のQ2クアトロ2Lそのものになってしまうんですけど(笑
なんでしょう…MQBでアウディ低セグメントと共通化が強くなったせいでお互いに良くも悪くもいびつになってる気がします
VWは全体的に3でいいから安く、アウディは5~4でプレミアムに相応しいモノをという区分けが曖昧になって互いに足を引っ張ってるというか
価格は300~400万なので、欧米での大衆車の基準にははいってるのではないでしょうか?
Mr.大衆車のRAV4やカムリもそんなもんなので。
まあフォルクスワーゲンが他ブランドと比較して割高なのは
① EVへの対応
➁ 日本以外での10年保証への対応
➂ ディーゼルゲートへの賠償金の対応
この辺で値段上がってるんですかね?
あと、辛口さんは走りの進化を求めてらっしゃるようですが正直技術的な進化にはどこも頭打ち、味付けの差でしか表現できないのではと思っています。
無難にまとめるか、荒をあえて残して印象深くするか。
金を掛ければ進化できないこともないんでしょうが、そんな金があるなら、EVシフトや自動運転技術に投資しますよね企業的には。
辛口系おやじ(管理人)です。
> 価格は300~400万なので、欧米での大衆車の基準には
> はいってるのではないでしょうか?
日本の価格で相対比較するから高く感じるだけなんですかね。(^^;
> まあフォルクスワーゲンが他ブランドと比較して割高なのは
> ① EVへの対応
> ➁ 日本以外での10年保証への対応
> ➂ ディーゼルゲートへの賠償金の対応
> この辺で値段上がってるんですかね?
どうなんでしょう。
理由はよく分かりませんが、とりあえずマイルドハイブリッドが余分なのは確かです。(^^;
> 辛口さんは走りの進化を求めてらっしゃるようですが
> 正直技術的な進化にはどこも頭打ち、
> 味付けの差でしか表現できないのではと思っています。
そこは判断が難しいところですね。
というのも、「○○のすべて」シリーズを読んでいると分かりますが、やはり新型ではそれなりに従来の課題に対して改善を試みる技術的な新しい取り組みがなされているわけです。
それはそれで技術的な進化と言ってもいいとは思うのですが、それが実際に乗ってみた時に本当に「進化」として感じられるかどうかは、また別の話だったりするんですよね。(^^;
逆に、
おっしゃるように技術的な進化は頭打ちで従来とあまり変わりはないんだけど、いろんな要素とのバランス、いわゆる味付けの差で新しい乗り味を表現できるということもあるでしょうから、それを「進化」と呼ぶのかどうかという話もありますよね。(^o^;
私としては、技術的な頭打ちや味付けの差などのメーカー側の事情はともかくとして、やっぱり「結果」として先代より進化が感じられるクルマを出して欲しいですね。(^^;
> 金を掛ければ進化できないこともないんでしょうが、
> そんな金があるなら、
> EVシフトや自動運転技術に投資しますよね企業的には。
どうでしょうね。
確かに「自動運転技術」は「走りの進化」とはあまり関係ないので、自動運転技術のためだけの投資は必要なんでしょうけど、EVシフトに関しては走りの進化とは別枠で考えられないというか、走りの進化を無視してEVシフトはできない気がします。
ってゆーか、無視してEVシフトすることも可能だとは思うのですが、それだと結局は競争で負けて淘汰される気がします。(^o^;
>というのも、「○○のすべて」シリーズを読んでいると分かりますが、やはり新型ではそれなりに従来の課題に対して改善を試みる技術的な新しい取り組みがなされているわけです。
そうなんですけどね。それってテレビの4K、8Kやスマホの謎のカメラの高性能化みたいに、性能は上がってるんだけど顧客視点では良さを感じにくいものでしかないよなって思うんですよね。
現行の5シリーズや最新の3シリーズ乗って思ったのですが、これ以上を求める意味はあるのかな?とか、あとは人の好みじゃね?とか頭をよぎるのです。
辛口系おやじ(管理人)です。
> それってテレビの4K、8Kやスマホの謎のカメラの高性能化みたいに、
> 性能は上がってるんだけど顧客視点では
> 良さを感じにくいものでしかないよなって思うんですよね。
そう、それがまさに私がコメント返信に書かせて頂いた、
「それが実際に乗ってみた時に本当に進化として感じられるかどうかは、また別の話だったりするんですよね。(^^;」
という話です。(^o^;
> 現行の5シリーズや最新の3シリーズ乗って思ったのですが、
> これ以上を求める意味はあるのかな?とか、
> あとは人の好みじゃね?とか頭をよぎるのです。
はい、それは大いにあると思います。(^^;
例えば「乗り心地」なんてまさにそうだと思います。
もちろん、明らかに乗り心地が悪いクルマというのはあるにしても、どんどん改良と進化を繰り返した結果、今やその乗り心地が好みに合うかどうかの問題であって、
「乗り心地が良い」ってどんな乗り心地なの?
と言われると、それはまさに好みによって何を良しとするかは変わってくるよなぁ、と。(^^;
僕は初めての輸入車が06yのターボジェッタで、そこから13yのポロと19yの7.5GTIを、マークX、Z32、Cクーペを挟みながら乗ってきました。
DSGはジェッタもポロも壊れまくり。高速道路で2速ホールドのエマージェンシーモードに入り命からがらSAに滑り込んだ後、リバースにも入らず積車で運ばれこと。また別日では偶数ギアに入らず積車で運ばれたこと。高速の登坂でギア抜けして失速し死にそうになった事など、散々な目に遭いました。因みにジェッタはピストンクリアランスの異常でエンジン載せ替えしましたしね。
延長保証切れでは怖くて乗れないのでGTIはマニュアルを選びましたが半年しか乗らずにEクーペ、Cセダン、Zニスモから今はEワゴンです。
本当はVW好きなんですけどね…
DSGのツインクラッチは消耗品なので距離伸ばせば当然壊れますよ。問題なのは距離浅でも半クラ使い続ける使用下だと厳しいところです。また高速の事故渋滞とか鬼門ですね。クラッチ焦げる匂いしますから。同じ状況で例えばフェラーリが車間開けまくってからダッシュブレーキするのは半クラこき使うと飛んでしまうのだからだと、DSG車に乗って思うようになりました。
ちなみにT-Roc、欧州デビューが2017年夏ですからね。日本デビュー車は欧州では型落ち仕様が入ってきてますから、VW好きだった自分としてはインポーターのやる気の無さ、力の無さが冷めた要因の一つでもあります。
因みに輸入車はVW以外にメルセしか所有した事がありませんが、今までVW車のように出先で困るような故障はありません。
蛇足ですが今乗っているEワゴンなんて10万キロ超のV6ディーゼルですが呆れるほど快調、快適。
変わらず名古屋梅田間を名神、阪奈、名阪国道を鬼トルクとエアサスで爆走してます。
辛口系おやじ(管理人)です。
> DSGはジェッタもポロも壊れまくり
DSGではさんざんトラブルに見舞われたんですね。
まぁ無事に切り抜けられたから話のネタとして使えますが、ヘタすりゃ命に関わるようなトラブルですね。(^o^;
> ちなみにT-Roc、欧州デビューが2017年夏ですからね。
> 日本デビュー車は欧州では型落ち仕様が入ってきてますから
はい、T-Rocもゴルフも日本デビューがだいぶ遅くなりましたよね。
まぁ最近は日本車ですら海外デビューが先ということも増えてますからね。
インポーターの力の無さもあるでしょうけど、経済的に低迷する日本という市場の弱さも、要因として大きいのかもしれませんが。(^^;
> 因みに輸入車はVW以外にメルセしか所有した事がありませんが、
> 今までVW車のように出先で困るような故障はありません。
フォルクスワーゲンから決別して以降は、大きなトラブルに見舞われることもなくお過ごしのようで何よりです。(^_^)
フォルクスワーゲンが壊れやすいのか、単に技術的な過渡期と所有時期がたまたまカブっていただけなのか、単に「運」の問題なのか、こればっかりは何とも言えません。
メルセデスも、昔から乗ってる人から、「あり得へん壊れ方する」などという笑い話を聞いたこともありますし、やっぱり当たりハズレとか、技術的に未熟な時期とか、そういうのはどのメーカーにも大なり小なりあるんだろうと思います。
フィット、ヴェゼルでリコールを繰り返した、ホンダのハイブリッドi-DCDなんかもその1つだと思いますしね。(^^;