YouTubeでは名曲が生まれるなど、「残クレアルファード」というキーワードがバズったことも手伝って、今や広く一般にその存在が知られるようになった残クレ(残価設定型クレジット)。
本来なら手が届かないであろう高級車が、
「残クレなら買える!」
ということで、随分とお高くなった現行型の40系アルファードを、残クレで買ったというオーナーは多数おられることだろう。
しかし!
最近の極端な気候により、全国的に豪雨被害が多発!
背伸びしてゲットした大事な大事な残クレアルファードが、水没車(冠水車)となって廃車にせざるを得ない状況に追い込まれる確率は、年々上がっていると言っていいだろう。
もちろん、
残クレアルファードに限った話ではない。
私の現在の愛車である「残クレAクラスセダン」も、いつ水没という不運に見舞われるか分からない。(-_-)
そう、
今や、ある日突然、愛車が水没車(冠水車)となってしまう可能性を、今まで以上に考えておかなければならない時代に突入しているのだ。
ちなみに、
「もし水没したらどうするか?」
という話は、過去記事で書かせて頂いたことがある。
もし今この記事をお読みのあなたが、水没車(冠水車)を修理しようと考えているのなら、今一度、下記リンクの参考記事をお読み頂き、考えを改めて頂きたい。
●我が愛車が水没車になったらどうするか (2022/08/22)
修理で乗り切ろうとしたら、「ダルダルビスタ号」と同じように、悲惨な運命を辿ることになるかもしれないからね。(-_-)
で、
今回の記事も水没についての記事なのだが、過去記事では言及しなかった、視点を変えた話をさせて頂く。
残クレアルファード、いや、残クレで無理してクルマを買っている人は、参考までにご一読頂ければと思う。(^_^)
1.残クレが一括返済できない場合
(1)残クレアルファードゆえに
過去記事では言及しなかった話、それは、
残クレが一括返済できない場合の話
だ。(^_^)
過去記事では、
車両保険に入っていて、不足分の現金をある程度用意すれば一括返済できることを前提にした話しかしていなかった。
だけどさ、ほら、今回のタイトルにある
「残クレアルファード」
の場合、
全力で無理して買っている人も
結構いるんじゃないかなぁ〜〜、と。(^^;
となると、
保険料を安く抑えるために、
車両保険には入っていないかもしれない。
いや、それどころか、
乗ってる連中の民度を考えたら、そもそも任意保険にすら入っていないかもしれない。(^o^;
そして、
水没車(冠水車)となると、いかに残クレアルファードのリセールが良い(最近はプレ値終了で急速に下落傾向のようだが、それでもリセールは良い)と言っても、残クレを一括返済するには遠く及ばない金額でしか売れないだろう。
それでも一括返済できるだけの現金があるなら問題ないのだが、残クレアルファードを無理して買っている人が、そんなお金をポンと払えるかと言うと、普通に考えて厳しいだろう。(^^;
そう考えると、
一括返済出来なくて困っているオーナー、
結構いるんじゃないかと思ったのだ。
残クレアルファードゆえに。(^^;
以上が、
今回の記事を書こうと思った理由である。
(2)行き場のない残クレアルファード
通常、残クレアルファードの場合、車検証の「所有者」の欄がローン会社名義になっているはずだが、普通に乗っている限り、所有者の名義がローン会社だからといって困ることは特にない。
ただ、、、
水没してしまうと、
その所有者の名義が問題になってくるのだ。(-_-)
ご存知かと思うが、所有者がローン会社名義になっていると、残クレの残債を一括返済しないことには、所有権を解除することができない。
つまり、
一括返済しないことには売ることも廃車にすることもできず、水没して乗れなくなった残クレアルファードは、行き場を失うことになる。
もし仮に、所有者の名義がローン会社ではなく自分名義なのであれば、水没してもクルマを売ることができるので、残クレアルファードが行き場を失うことはない。
ただし、クルマが無い状態で、今まで通りローンの返済を続けなければならないが。(^^;
(3)とにかくローン会社に相談!
水没して、車両を処分するしかなくなってしまった。
だけど一括返済するお金はない。
じゃあどうするのか?
当たり前だけど、
ローン会社に事情を話して相談すればいい。
そうすれば何とかなるよ。(^_^)
水没という災難に遭って困っている人に、
何が何でも今すぐ一括返済しろとは言わないって。(^o^)
ローン会社だって、一括で払えない人に対して無理に一括で払わそうとして追い込んで、自己破産でもされたらそれこそ丸損ですからね。
取りっぱぐれのないように、
現実的な解決策を提案してくれるはずだよ。(^_^)
考えられるのは、
まぁローン会社だからね、残クレ以外のローン商品もいろいろ取り扱ってるはずだし、
残クレの残債分を
別の無担保のローンに切り換える
というのが、
解決策としては濃厚な路線かもね。
要するに、別のローンで借り換えて、残クレのほうは完済の状態にするということ。
そうすれば、所有者の名義は自分名義に変更出来るので、水没した残クレアルファードを売ることができる。(^_^)
しかしその場合は無担保ローンになるので、金利は今までの残クレより高くなることはほぼ確実だ。
それでも一括返済を求められるよりはマシだし、ローン会社も、より高い金利のローンを組ませることができて儲かるので、お互いwin-winといったところだろう。(^o^)
「クルマが無いのに金利の高いローンだけ残って、
どう考えてもwinではないだろう」
と言われればそれはそうかもしれないが、水没した残クレアルファードを処分することも出来ず、さらにローンの支払いも残るという地獄を考えれば、助かったと言っていいんじゃないかな?(^o^)
(4)まともな人なら・・・
そんなわけで、ローン会社に相談すれば、一括返済しなくても残クレの残っている水没車(冠水車)を売ることは可能、、、な「はず」、だ。(^o^)
「はず」と言うのは、
これはあくまでも、信用力の高い「まともな人」の場合の話だということ。(^o^;
例えば、
これまでにローン返済の滞納(遅れ)がたびたびあったとか、他に何らかの信用事故を起こしている場合は、相談に応じてもらえるかどうか分からない。
ローン会社って、信用に傷がついてる人間には対応が冷たいからね。(^^;
いざという時のためにも、自分の「信用」に傷がつかないよう、残クレ民は日頃から「まともな人」として生活を送ることを心がけてもらいたい。(^o^)
ただ、街中で見かける残クレアルファードオーナーを見ていると、あまり「まともそうに見えない人」が多いように感じるのが不安なところやね。(^^;
まぁドンキでドヤるぐらいなら影響ないけどね。(^o^)
2.二束三文で手放すな!
ローン会社に相談して、一括返済は免れたとしても、ローンの支払額を少しでも抑えるためには、水没車(冠水車)を出来るだけ高く売りたいところ。
しかし、
実際はどうだろう。
水没車(冠水車)となると鉄くずも同然と思い込み、
「処分費用がかからないだけでもありがたい!」
とばかりに、処分に困って買取業者に二束三文で売ってしまう人が多いのが現実のようだ。
しかし、
実は水没車(冠水車)は、我々素人が思っているほどタダの鉄くずではないのだ。
これは中古車屋をやっている、
私のいとこから聞いた話。
最近の豪雨で大量発生した水没車(冠水車)の引き上げを市から依頼されて、連日に渡ってレッカーで引き上げているらしいのだが、1台につきいくらという形で市からお金がもらえるという。
そしてそれとは別に、当然ながらレッカー移動の距離に応じてレッカー代も入る。
引き上げた水没車(冠水車)は激安価格でお買い上げ。
買い上げた水没車(冠水車)は、一切整備せずにそのままオークションに流す。
ほとんど値段なんかつかないと思いきや、ちゃんと値段がつくみたいで、とにかく水没車を引き上げてそのままオークションに流すだけで、メチャクチャ効率よく儲かるというのだ。(^o^;
しかも車両によっては、
1台で100万円以上の利益が出ることもあるらしい。
激安価格で手放したオーナーも、まさかそんなに価値があるものとは考えもしてなかっただろう。(^o^;
そう、
水没車(冠水車)は意外と価値があるのだ。
まぁ考えてみれば、電装系はダメでも、メカパーツは水に浸かっても手入れすれば中古パーツとして使えるわけだからね。
水没車(冠水車)と言っても、
業者から見れば価値ある存在なのである。
ただ、、、
いとこの話では、水没車(冠水車)をオークションで落札する業者の多くは「起こし屋」、つまり事故車や水没車を見た目だけキレイに修復して販売する業者らしいが。。。(-_-;
あーこわ。(^o^;
とにかく、
水没という被害に遭い、レッカー移動しないといけなくなると、レッカーしに来た業者のほうが完全に精神的優位に立つことになるため、ついついその業者に二束三文で売ってしまうのだろうが、本当はもっと値段のつく車両かもしれないのだ。
安易に二束三文で手放さず、少しでも高く売れるよう、交渉を試みてほしい。
いとこに聞いたところ、残クレアルファードのような高級車は、水没車(冠水車)でもちゃんとそれなりの査定がつくのだという。
もちろんかなりの大幅減額にはなるが、それでも2万円とか3万円などということはない。
困っている水没車オーナーの足元を見て、
「いいクルマですけど、
水に浸かったら値段つきませんわ。
でもお気の毒なんで、
気持ちだけですけど、
1万円で買い取らせてもらいますよ。」
とか、
「廃車にするのに処分費用がそこそこかかります。
けど、ウチやったら1万円ポッキリでやりますよ。」
などと、
親切を装ってメチャクチャ安く買い取ろうとしたり、それどころか金を徴収しようとしてくる業者に騙されないようにね。(^_^)
ただ、
水没車の車種によっては、さすがに年式が古いとガチで二束三文の場合もあるので、タダ同然で手放さざるを得ない場合もあるとは思うが。(^o^;
3.最後に
今回は残クレアルファードのように、残クレが残っているクルマが豪雨被害で水没車になってしまった時、一括返済するお金がない場合はどうするのかという話をさせてもらった。
併せて、
水没して困っている人の足元を見て、二束三文で水没車を買い取ろうとする業者への注意も必要であることをお伝えさせて頂いた。
しかし、、、
いとこに聞いてみたところ、意外にも、
「今のところウチで回収した水没アルファードには、
残クレアルファードは1台もない」
とのこと。(^o^;
連日に渡って次々と水没車(冠水車)をレッカーで引き上げているのに、その中に「現金一括アルファード」はあっても、「残クレアルファード」が1台もないとは驚きだ。
ひょっとしたら、無理して買った大事なアルファードを水没させまいと、意外と早く豪雨を察知してドンキの屋上駐車場などに直行し、実はほとんどの残クレアルファードが水没を免れてたりしてね。(^o^;
とにかく、
皆さんも水没にはくれぐれもお気をつけ下さい。
私も含め、残クレが残っている人はなおさらね。(^^;



コメント
千葉ですが、家と愛車は強運で乗り切りましたが職場が被災してしまいました。
これが何を意味するか。それは当面の賞与が黄信号ということです。
私は賞与というものを初めから信頼していないので賞与払いは設定していませんが、ガッツリ賞与払いを設定していたら相当痛いことになるでしょう。
ともあれ、これからの時代はどこにいても豪雨が来たら素早く脳内で逃げ道を先読みする訓練が要りそうです。
ところで自分は「10補償限定」で車両保険を組んでいたので一瞬焦りましたが、この種の限定補償でも台風と水害は大丈夫のようですね。
辛口系おやじ(管理人)です。
> 千葉ですが、家と愛車は強運で乗り切りましたが
> 職場が被災してしまいました。
そうでしたか。
お気の毒ではありますが、そこは、
「自宅と愛車がやられるよりはマシだった」
と、プラスに考えたいところです。(-_-)
> これが何を意味するか。
> それは当面の賞与が黄信号ということです。
業績と関係ないことが原因でボーナスが下がったら嫌ですよね。
本来なら、ボーナスの財源は豪雨被害からの回復のほうに回すべきではないと思いますが、被害からの回復が最優先ですし、仕方ないですね。(-_-)
> これからの時代はどこにいても豪雨が来たら
> 素早く脳内で逃げ道を先読みする訓練が
> 要りそうです。
残クレアルファードのオーナーたちは、その察知能力が高かったのかもしれません。
だって、たくさん走ってるはずの残クレアルファードなのに、いとこの中古車屋ではまだ1台も水没した残クレアルファードを引き上げてないと言うのですから。(^^;
> ところで自分は「10補償限定」で
> 車両保険を組んでいたので一瞬焦りましたが、
> この種の限定補償でも台風と水害は大丈夫のようですね。
保険に入る時は出来るだけ保険の対象内容を絞ってケチりたくなりますが、いざ何かあるとビクッ!としますよね。(^o^;
でも水害も対象のようで何よりです。(^_^)
千葉だけでなく、今年は特に豪雨被害が全国で頻発しましたからね。
被害に遭った人はもちろん、被害を免れた人も、これまで車両保険に入ってなかった人は慌てて車両保険に加入したでしょうね。(^o^;