レガシィ B4が6月で販売終了。。。

 この話も何日か前にネットで情報が駆け巡ったのでご存知の方も多いと思うが、スバルの「レガシィ B4」が、6月22日で注文受付を終了するという。(-_-)

(参考)
●【速報】レガシィB4の国内販売終了が決定 BRZは7月受注終了で新型登場へ
https://bestcarweb.jp/news/142969

 上の画像は「東京スバル」の公式サイトでアナウンスされているものだが、大阪スバルにも確認したところ、全国で同様に注文受付を終了するとのことだった。(-_-)

 「レガシィ B4」と言えば、すでに昨年、海外では新型が登場している

その当初は、「日本への導入は2020年の秋頃」という噂もあり、日本への導入が待ち望まれていたのだが、結局、新型は日本に導入されないまま、その歴史にピリオドをうつことになったわけだ。(-_-)

ってゆーか、、、

待ち望んでいる人なんか実はあまりいなかったからこそ、導入されないまま終了になった」

と言えなくもないが。。。(^_^;

 ただ、少なくとも私は待ち望んでいたわけで、このニュースは実に残念に思う。(-_-)

 そこで今回は、「レガシィ B4」の販売終了のニュースについて私が感じたことを、不満も含めてグダグダと語らせて頂くとしよう。

基本、苦言に近い話ばかりなので、スバル信者的なスバヲタ、スバリストの方は読まない方がいいと思います。(^^;

1.フラッグシップ消滅?

 ちなみに、大阪スバルのホームページから「レガシィ B4」のページを開くと、冒頭に下記のような宣伝文句が書かれている。

「揺るぎない存在」

どこがやねん!

揺るぎないどころか、販売終了になっとるやないか! (^o^)

「深化を続けるフラッグシップ」

深化も進化も途絶えることになってしもたし、フラッグシップ消滅やないかい! (^o^)

 販売終了が決定したのだから、この恥ずかしい宣伝文句は一刻も早く削除したほうがいいと思うぞ、大阪スバルのWeb担当さん。(^_^;

2.受け皿が「WRX S4」!?

 冒頭でも紹介した下記の参考記事

(参考)
●【速報】レガシィB4の国内販売終了が決定 BRZは7月受注終了で新型登場へ
https://bestcarweb.jp/news/142969

 上記の記事を見ると、

「今後のレガシィ B4の受け皿は、
 WRX S4が担う」

と書かれている。

これ、

本気で言ってるのだろうか? (^_^;

よくこんなテキトーなことを断言的に書きよるなぁと思う。

 私は「レガシィ B4」と「WRX S4」、どちらにも試乗したことがあるし、特に「WRX S4」は代車でも借りたことがある。

私が乗った感想を言えば、「レガシィ B4」「WRX S4」は乗り味が丸っきり異なる

「WRX S4」が「レガシィ B4」の受け皿になるとは到底思えない。

 はっきり言ってしまうと、、、

「レガシィ B4」が目指したポジションにおいて、スバルは敗北したのだ

 敗北して撤退するのだから、そのポジションは空席となる。

空席なのだから、顧客はそのポジションのクルマを求めるならば、他メーカーのクルマを選ぶしかない、というのが必然の流れであろう。

 B4が無くなったからといって、丸っきりキャラクターが違うのに、

「そうか、B4なくなったのか、
 じゃあWRX S4にしよう。」

ってなるか!?

なるわけないやろボケ! (*`ロ´ノ)ノ

3.終了の理由は「国産セダンの低迷」?

 同じく参考記事には、

「この苦渋の決断の陰には、
 日本市場での国産セダンの低迷がある」

と書かれている。

これは一般によく聞かれる話で、特に突っ込むようなポイントではないと思われるかもしれない。

でもよく考えてみてくれ。

「国産セダンの低迷」なんて、随分と前から言われている話だ。

そんなことは百も承知の上で、ターボはラインナップから外し、NAエンジン一本の新しい「レガシィB4」で勝負しようとしたんじゃないのか?

結果、敗北したからって、それを今さら「国産セダン低迷」のせいにする気か?

バカも休み休み言ってもらいたい。

 もちろん、「国産セダンの低迷」という理由を挙げているのは、記事を書いた人間の勝手な思いで書かれたものであり、決してメーカー側がそれを理由にしたとは私は思っていない。

メーカーが「国産セダンの低迷」を理由にしたら、メーカーとしてこれほどみっともなく情けない話はないし、そもそも負けを素直に認めることができなければ反省もできず、次への一歩も踏み出せないだろう。

 スバルはトヨタのような巨大な企業ではない。

生き残りが激化するこれからの自動車業界を生き抜いていくには、今までのクルマづくりには無かった新しい分野への投資が必要だったりするし、競争力で置いていかれないようにするためには、どうしても利益の出ない、少ないところは切り捨てて、リソースを集中していかないと厳しいだろう。

そう考えた時、スバルが今後も日本国内で「レガシィ B4」を売り続けたところで、まぁ勝ち目はないどころか、健闘するのも難しい状況に変わりはないだろうから、敗北を認めてきっぱりとあきらめるというのも英断だと思う。(-_-)

個人的には残念だけどね。(^_^;

 だけど、やっぱり今のB4のポジションって、一般的にみると中途半端なんよね。

高級車でもないし、かと言って、ターボ廃止して「走り」のイメージが以前より薄くなったから、走りのセダンって感じでもないし。(^_^;

しかも下位に位置する「インプレッサ G4」は、SGPでかなりレベルアップして走りの質感も高くなったし、昨年のビッグマイナーチェンジで装備も強化された。

そうなると、

「B4にしようかと思ってたけど、
 別にG4でええんちゃうかな。」

という客も出てきそうな気がするんだな。(^^;

「じゃあB4はもっと高級化して勝負しよう!」

ということになればやね、それはそれで、客からすれば、

「いや、その価格帯やったら、
 他にもっとブランド力のある
 セダンがいろいろあるしなぁ。(^^;
 それでもあえてB4選ぶほどの優位性が
 B4にはあるのかい?」

となると思うのだが、はっきり言って「高級車」という領域に踏み込んでしまうと、スバルはブランドイメージ的にあまりにも分が悪く、勝負を挑んですぐに結果を出せるような領域ではない。

 まぁそんなわけで、もはや撤退やむなし。

残念だが、賢明な経営判断だろう。(-_-)

4.今後のスバルに期待すること

 基本「セダン派」の私としては、スバルからセダンの選択肢が1つ消えてしまったことは残念ではあるが、B4をあきらめた分、違うところで私をワクワクさせてくれるような展開を期待したい。

 まぁ比較的近い話では、次期レヴォーグ

少し先の話では、次期インプレッサ

私としては、今後スバルには、この2車種を軸に期待をかけていこうと思う

 特にインプレッサは、現時点でかなりレベルアップしているだけに、次期インプレッサになると、本来なら「レガシィ B4」を検討するはずの顧客層が、本当に「インプレッサ G4」に流れる可能性もあるんじゃないかと思っているぐらい、期待している。(^_^)

 SUV系は、どうもあまりスバルのSUVのデザインは私の好みにハマらないので、まぁ今後のデザイン次第では検討、という感じかな。(^^;

 あと、大きな流れで言えば、電動化

ここはぜひトヨタの力を大いに借りて、スバルの良さと融合した新境地のクルマを出して頂きたい。

スバルだけで電動化を頑張っても無理っぽいことは、XVの「e-BOXER」に乗ってみて強烈に痛感したからね。(^o^;

ホント、あの出来栄えで発売してしまうんだから、電動化に関してはかなり論外にレベルが低い。(^^;

 そしてもう1つ。

レガシィ B4をあきらめたわけだから、これからはもう完全に方向性をグッと絞って、ブレずにそれを貫いてほしい

例えば今後、移り行く時代の流れの中で、他社で利益率の高い高級車がよく売れたりすると、羨ましくなってそのステージに参戦したくなる時がやってくるかもしれないが、それでも「絞って」、「らしさ」を追求し、磨き続けてほしい。

5.私からメーカーへのお願い

 最後に、スバルへのお願いというよりは、日本の自動車メーカー全体へのお願い

 基本「セダン」派の私としては、出来ればセダンの選択肢はぜひともなるべく多く残しておいて頂きたいです。(^^;

でも、「レガシィ B4」と同様、どうしても販売が振るわず、撤退せざるを得ない時が来てしまうかもしれない。

そんな時、絶対に「国産セダンの低迷」を理由にしないで下さい。

 もちろん、昔のように、

「クルマと言えばセダン」

という時代ではないので、選択肢が多い中でセダンが選ばれにくくなっているのは確かでしょう。

だけど、いまだに教習車はセダンだし、高級車市場ではセダンはまだまだ存在感があります。

それなのに国産セダンを選んでもらえないのは、国産セダンが低迷しているのは、そもそも日本の自動車メーカーが出しているセダンの魅力が弱いからではないでしょうか?

 実際、セダン派の私ですが、見た目だけで却下になる国産セダンの多いこと多いこと。(^^;
(次々と無くなっていったので、今となっては多くもないのですが)

まぁ率直に言って、そもそもカッコ悪いセダンが多すぎです。

そういう私が乗っている「インプレッサ G4」も、許容範囲ではあるものの、セダンとして決してカッコいいとは言えないので、エクステリアのデザインで選ばれるクルマではないと思っています。

 やはり庶民にも手の届きやすい価格帯のセダンがもっとカッコよくならないと、なかなか国産セダンの人気を引き上げるのは難しい気がします。

それなのに、スペース効率を気にしすぎなのか、ずんぐりむっくりしたセダンばっかりで、、、あれじゃあ選ばれませんよ。

ってゆーか、「選ばないでね」と言ってるようなモンです。(-_-;

エントリークラスの最初の入口の部分で客を逃がしてしまってるから、ちょっと上級のセダンでカッコいいのを出したとしても、下位車種からのステップアップ組が少なくて、結局売れないんですよ。

 あきらめないでもう一度、

国産セダンを本気で盛り上げて下さい。(-_-)

どんどん実質的な選択肢が減ってきて、セダン派の人間としては悲しすぎる状況なので。(^^;




当ブログのランキングは何位かな・・・
にほんブログ村 車ブログへ

★目次リンク
試乗記の目次

-------------------------
★庶民の方々へ忠告!

クルマの乗り替えを検討している方へ。

もしあなたにとって、数十万円というお金が小さなお金ではないのなら、ディーラーの下取りに出す前に必ず買取店の一括査定を実行して下さい。

私の経験上、業者によって
査定額に数十万円の差が
つくことはザラにあります!

ディーラーの言い値で下取りに出したりしたら、それこそ数十万円単位の損をすることになりかねません。

最も高い値段をつけた業者に売れば、
ワンランク上のグレードが狙えるかもしれませんよ!

80万円の損を免れた、リアルな私の体験談

 

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. AUDIスト より:

    20年前にレガシィB4ブリッツェンを販売した頃は、本気でBMW3シリーズに真っ向勝負挑んでいたのが懐かしい。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      もはやその頃のイメージとは全然違いますよね。(^^;

  2. ADSV より:

    確かにFセグメントという上級車種をラインナップしている場合は例外無くセダンでありそれ一本というが多数派です。私の知る限りの唯一の例外はポルシェがパナメーラのセダンとスポーツツーリスモ(ワゴン)をラインナップしているくらいです。
    まだまだセダン派は国内にもいると思います。ですが選択肢となり得る車が無く仕方無しにSUVに乗っているなんていう人も少なからずいると思います。メーカーによってはアリバイ作りのようにセダンを作っている印象さえも受けます。フォードがアメリカ国内に向けてのセダン撤退を前に発表したようにお世辞にも良い状況とは言えないのが現実でもあります。しかしここまで熟成してきたので捨ててしまうには勿体ないと思っています。
    こう書きましたが私は子ども達も子ども達の遊び道具(三輪車・キックボード)や荷物も多く載せてドライブして少し離れた公園に行ったりですのでワゴン派です、ゴメンなさい。現在もステーションワゴン乗りです。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      そう、もっといると思うんですよ、セダン派。(^_^;

      低価格帯のセダンは揃いも揃ってダサいので、結局、普及価格帯での選択肢が実質的に少なくて、なかなか候補に入れてもらえないというのもあるんじゃないかと思うんですよね。(^^;

      私だって、いま「インプレッサ G4」に乗ってますけど、「走りの質感が素晴らしいのに価格が安かった」というのが選んだ大きな理由ですからね。

      私がもし試乗せずにクルマを選ぶ人間だったら、絶対に「インプレッサ G4」なんて選んでないですよ。(^_^;

      昔は低価格帯でも魅力的なセダンはたくさんありましたから、もう一度、セダンが注目される時代になってもらいたいんですけどねぇ。(^^;

       

      一方、ADSVさんは「ワゴン派」とのことですが、そのワゴンも昔と違って実質的にだいぶ減っちゃいましたよね。(^_^;

      だって、まともなのはレヴォーグとアテンザぐらいでしょ。(^_^;

      これまた国産に絞ると選択肢はほとんど無いに等しい状況ですね。(^^;

  3. 匿名 より:

    セダンタイプは車の基本で、「良いとこどり」のハズなんですが、逆に言えば何か尖った部分もなく、個性が薄いとも言えますよね(^^;;
    国内のラインナップではハッチバックタイプの「オマケ」になってる感がここ暫くあり、デザインも昔ほど差別化できてないと思います。

    また、世代間で美醜感も異なるのかもしれませんが、うちの娘は「芋虫みたいな形でカッコ悪い」って言いますし、我が家ではセダンの評価がすこぶる良くないです(T . T)

    私もセダン人気が復活して欲しいです。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      確かにセダンはいろんな要素をバランスさせているだけに、言い方は悪いですが、いろんな要素がどれも中途半端になりかねないタイプのクルマと言えるかもしれません。(^_^;

      でもまぁ、そのへんはメーカーの腕の見せどころでもあります。

      実はセダンでも、中途半端感を感じさせないというか、たとえ中途半端な部分があったとしても、

      「そこは目を瞑ってもいい!」

      と思わせるぐらいの突出した個性を、ちゃんと盛り込めたりするモンなんです。(^_^)

      でも多くの人は、試乗する前にセダンを候補から外してしまうのが実情だと思います。

      だからこそ、まずはハナっから候補の対象外にされてしまわないような、「見た目」の魅力って大事だと思うんですよね。

       

      娘さんが「芋虫みたいな形でカッコ悪い」というのも、何だか分かる気がします。(^^;

      でもたぶん、一部のショボいセダンをイメージしてそう言ってるのだと思います。

      カッコいいセダンもあるんだけど、、、なんせセダンの存在感が薄くなってるだけに、なかなかそこまで幅広く見てもらえないというのがツラいところで。(^o^;

       

      おっしゃる通り、昔ほどデザインが差別化できていないというのは、まさにその通りだと思います。

      昔はいろんなセダンがあって、まぁ兄弟車はともかくとして、各メーカーそれぞれに個性的なセダンがありましたからね。

      あの頃と比べるとデザインの差別化ができてない、特にエントリークラスになるほどその傾向は顕著だと感じます。(-_-)

      ブームはめぐると言いますから、またセダン人気が復活することを願いましょう。(^_^)

  4. アラウンド還暦 より:

    かつてB4ブリッツェンを2000年に購入し10年以上乗ってました。その前が親父のクラウンを乗り継ぎセダンを30年以上乗って還暦になりました。
    今売れているセダンと言えば国産車でクラウン、後は・・・。車と言えばセダンの年代から見ると、この状況を見ると寂しいですね。
    自分がセダンに求めるものは(俺様と一部被りますが)
    1.あまり大きくない(年を取ると大きな車の運転は剣呑)
    2.カッコ良し
    3.価格があまり高くない。
    4.トランクにキャディバッグが3つ以上収納
    となります。
    ブリッツェンは1~4全て満たしてましたが、その後のB4は1~3が
    自分の目からは満たしてないです。その為、B4は買い替え時の
    候補に挙がりませんでした。
    中国、米国のユーザーの意見はどうなんでしょうね?
    市場が見込め無いと作れないからな~。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      B4は代を重ねるごとに不評がよく聞かれるようになった印象があります。

      今回姿を消す事になった6代目に至っては、もはや売れてないだけでなく、候補として見てもらってすらいないせいか、不評すら以前ほどにはあまり聞かれなかった気がします。(^_^;

      デカくなりすぎた時点で評判は悪かったですが、私としてはデカくなるのは別に構わないんです。

      ただ、ボテッ!としたデカさにするのはやめてほしいのですが、世間が広いスペースを求める傾向が強くなってからというもの、どうも低価格帯のセダンに近づくほど、どれもこれもボテッ!とした感じになってしまって。。。

      B4もその流れの中にある1台ですね。

      以前はもっとシュッ!としてスポーティーでカッコよかったのですが。。。(-_-)

      とにかく低価格帯(100万円台後半~200万円台後半)あたりで、もっとカッコいいセダンを出さない限り、それより上の価格帯でいくらカッコいいセダンをつくってもムダのように思います。

      まずは入口になる普及価格帯、その領域で、人々に注目させるだけの存在感あるイケてるセダンが出てこないと。。。(-_-)

      • アラウンド還暦 より:

        レスありがとうございます。
        B4は車体が単に大きいという事ではなく
        肥満体型と自分は思っていました。
        (俺様と被るかもしれません。)
        そこそこの価格でカッコ良いセダンですよね。
        MAZDA3セダンに1.5Lを載せるは如何でしょう?
        メーカーの方針的にはどうかなとは思いますが。

        • 辛口系おやじ より:

          辛口系おやじ(管理人)です。

          そう!「肥満体型」、まさにそれです! (^o^;

          日本のエントリークラス、低価格帯のセダンって、全体的にその傾向ありますでしょ。(^_^;

          「広さ」を求める層に、ミニバンや軽ハイトワゴンがウケていることもあって、セダンも出来るだけ広くしようとしているのか、とにかくカッコ良さを大幅に犠牲にしてまでキャビンを広げてしまうというデザイナーのセンスの無さ!

          これは日本のセダン離れを加速させた要因の1つでもあると思います。(-_-)

           
          そこでおっしゃる通り、MAZDA3のセダンは、まぁアテンザ(MAZDA6)に比べるとだいぶ落ちますが、それでもカッコいい部類に入る、数少ない低価格帯セダンの1つだと思います。

          これに1.5リッターモデルを追加すれば、より低価格帯をカバーすることができるということになりますね。(^_^)

           
          ですが、正直、それでも厳しいかな、と思います。

          まず、「MAZDA3」と言えば、恐らくイメージリーダーは「ファストバック」のほうなんです。

          インプレッサもそうです。

          「インプレッサ」と言えば、「インプレッサ スポーツ」がイメージリーダーであり、「インプレッサ G4」はオマケみたいなモンです、乗ってる私が言うのも自虐的ですが。(^^;

          何が言いたいかと言うと、「MAZDA3」も「インプレッサ」も、世間的にはハッチバックが主であり、セダンは影が薄いため、結局あまりセダンのほうは注目してもらえないんです。。。(-_-)

           
          エントリークラスの低価格帯でカッコいいセダンを出すのであれば、ハッチバックのついでに出すセダンではなく、セダンを主役として出さなければ、注目度が弱くなってしまうのでほとんど意味がないと思うのです。

          なので、MAZDA3のセダンに1.5リッターモデルを追加しても、まず誰にも気付かれることなくスルーされるのがオチだと思います。(^_^;

           
          メーカーが本気で、「セダン」を主役としてイメージを押し出したカッコいい車種を出してくれない限り、まず振り向いてもらえないでしょう。

          ってゆーか、そういう車種を出したところで、振り向いてもらえるかどうかは怪しいですけどね。(^^;

          でもそれを恐れてたら、たぶん今の状況を打ち破るのは無理だと思うんですよね。

          たとえ最初は売れなくても、徐々に気付いてもらえて人気車種になっていく、そんな長い目で戦略を立てるぐらいの覚悟がないと出せないんじゃないかな、と。(^^;

          そうなると、まぁ普通に考えて、今の日本の自動車メーカーの状況を考えると、やっぱり難しいと思いますね。賭けみたいなモンですから。(^_^;

  5. ししとー より:

    20年前までは中古のマークIIに乗っていましたが、その後は3代目、4代目のレガシィワゴンを乗り継ぎ、今はゴルフヴァリアントで7年目に入りました。釣りが趣味で、仕事等で大きな荷物を運ぶことがよくある私にとっては、走りと実用性を兼ね備えたステーションワゴン以外は選択肢に入りません。

    ファーストカー1台で何でもこなしたい普通の家庭、クルマ好きではない家庭がNボックス等の軽、ミニバンを選ぶのは自然なことだと思います。

    安くてコンパクト:軽、フリード、シエンタ、ノート、フィット、ヴィッツ、スイフト、デミオ

    フツー:セレナ、ノア3兄弟、ステップワゴン

    ゴージャス、オラオラ:アルヴェル

    ちょっとオシャレ?: SUV

    何となく:アクア、プリウス

    セダンを選ぶのは、年配のクルマ好き、若くてもこだわりのある人、ステーションワゴンを選ぶのは私のような人。マイノリティは淘汰される運命で、残念です。20年ほど前まではレガシィブームで、どこの会社もステーションワゴンを競うように出していましたが——–

    こんな私ですが、3シリーズならセダンに魅力を感じますし、クラウンへの憧れもチョッピリあります。ブランドイメージは大切ですね。
    長文失礼しました。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      確かに、いわゆる「普通の家庭」を考えると、移動の道具としての1台を求めた時、今となってはセダンやステーションワゴンは選ばれにくいのでしょうね。

      しかしよく考えてみて下さい。

      少子化、未婚者の増加、3組に1組が離婚、そこらじゅうバツ1やバツ2だらけ、という現代の実情。(^o^)

      それを考えると、いわゆる、「両親がいて子供がいて」みたいな「普通の家庭」って、昔に比べれば随分と減ってるんじゃないかと思うんですよね。

      けど、それでもセダンが選ばれないのは、何か別の理由としか思えなくなってきたんですよね。(^_^;

      だからやっぱり、エントリークラスのセダンがダサすぎるクルマばっかりになってしまったのが、セダン離れを加速させた本当の理由なんじゃないかと、ふと思ったわけです。(^o^;

       

      まぁ本当の理由はどうあれ、セダン派やステーションワゴン派にとっては、日本車だけで選んでるわけにもいかないぐらい実質的な選択肢が少なくなっているのが現実で、セダン&ワゴンが活況だった時代を知る人間にとっては寂しい限りです。(^^;

  6. 板橋のエド・ハリス より:

    辛口系おやじ様

    初めまして。このブログの更新をいつも楽しみにしております。

    レガシーB4に関しては昨年アメリカで発売された新型を見て、日本に導入されたら購入したい車の一つだなと思っておりました。

    実は明日インプレッサの試乗の予約を入れており、その際にB4について聞いてみようかと思っていたところでしたので非常に残念です。

     話は変わりますが、今日はmazda3とCX30, ホンダのオデッセイハイブリッドの試乗をしてきました。mazda3は発進からやけに力強く、音もうるさかったので、「なんだこれは、思ってたものと違うな」と思っておりました。また、荒川を超える大きな橋の登りで踏み込んだ際反応がもっさりしていたので全然だめだなと感じました。
     ブレーキに関しては踏んでも止まらないなと思っていましたが辛口系おやじ様の書かれていたことを思い出して通常より強く踏むと非常に滑らかに減速ができました。
    踏み込むと急にブレーキが利くことに慣れていたため、踏み込みが甘かったようです。
    このブレーキのフィーリングは非常に良いですね。
    試乗ののちに判明したのですが、実は私がインターネットで1.8Lディーゼルの試乗を申し込んでいたため試乗していたのはガソリン車ではなかったのでした。それを聞いて納得がいきました。ディーゼルと考えると非常に静かだったと思います。
     その話をすると2Lのガソリン車のmazda3はないがCX30はあるがどうですかといわれたのでそちらも試乗しました。ガソリン車に試乗するととても静かでしたね、道路の凹凸のとらえ方や道路の継ぎ目を超える時のショックの受け止め方はmazda3よりもCX30のほうが私は良いように感じました。同じ荒川を超える橋の登りで踏み込んだところとても良い加速を見せてくれました。私の中ではかなり良い印象を受けました。
     
     その後、ホンダのオデッセイハイブリッドを試しましたが発進の際の挙動やブレーキの利き方に大きな違いがありかなり違和感を感じましたが、こちらの挙動のほうが一般的な国産車の挙動に近いのでしょう。特にブレーキに関してはマツダの試乗の後だったのでいつも以上に不快な気分になりました。ただし今回も同じ橋のところでアクセルを踏み込んだのですが、その際の加速の感触は非常によかったです。

     今日試乗してみて一番感じたのは内装の質感の差ですね。オデッセイは古いのでmazda3やCX30と比較するとおもちゃのようでした。オデッセイでもハイグレードの設定だったようですが、正直がっかりでした。

     そのため、これまでは全然考えていなかったのですがトヨタのミニバンも少し考えてみようかと思っています。トヨタのミニバン(特にアルファードのリアのサイド)はデザインが気に食わないというか不快な感覚を依然覚えたことがあるので対象外だったのですが、ミニバンではオデッセイがダメだったので少し範囲を広げてみようと思いました。

     やはり試乗してみるといろいろわかるものがありますね。私は本格的に試乗するのは初めてでしたので、辛口系おやじ様がいつも書かれているようなことを参考にして試乗させてもらいました。これから辛口系おやじ様視点での媚びない試乗記を楽しみにしています。

    長文失礼いたしました。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      幅広く試乗されて、しっかりご自身の感覚でクルマ選びをされているご様子。

      クルマ好きの人間からすると、そうやってしっかりクルマを見極めて選んでくれる人たちがいることを、うれしく思います。(^_^)

       

      本格的に試乗するのは初めてとのことですが、その割には各クルマの感触をしっかり感じておられる様子で、それはちょっと、スゴいですね。(^o^;

      大抵の人は、営業マンに話しかけられてそれに答えるのに集中力を奪われ、そこを右とか左とか、道案内に従って走らせるだけで一杯一杯になってしまい、試乗が終わってみると、

      「あれ?
       どんな乗り心地だっけ? (^_^;」

      みたいな感じになるのがお決まりのパターンなんですけどね。(^o^)

       

      また、試乗の最中に私の試乗記に書いてあったことまで思い出される余裕、これまたスゴいと思います。(^o^;

      まぁでも、試乗でいろいろ分かることがあると感じてもらえたようなので、その調子でしっかりクルマを見極めて頂き、後悔のないクルマ選びをして下さい。

      買い替えが決定したら、どのクルマに決められたのか、またコメント頂けるとうれしく思います。(^_^)

  7. 通りすがり より:

    別に日本だけじゃなく、セダン離れSUVブームは世界的なものですからね。
    エントリーモデルが問題ってだけじゃない気がしますが。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      確かにここ最近をみれば、世界的にSUVブームということもあって、そのぶんセダンのシェアは奪われているかもしれませんが、でも日本でセダン離れが進んだのってもっと前の話ですからね。

      ある意味、世界に先駆けて日本はセダン離れが始まりましたし、しかもその「離れ」のレベルは、世界の比ではないくらい極端だと思いますよ。(^o^;

      だから世界的な流れでセダン離れ、というのは、日本にはちょっと当てはまらないかな、と思っています。

      売れない理由として、後付けの「言い訳」に利用されることはあるかもしれませんが。(^o^;

       

      ただ、「エントリーモデルが問題ってだけじゃない」という点に関しては、ある意味で、私もそう思いますね。

      要因の1つではあると思いますが、やっぱり要因は他にもいろいろあって、複合的な結果でセダン離れは加速してしまったのだろうと思います。

      でもこの状況を変えていこうと思ったら、やっぱり手をつけ始めないといけないのは、まずエントリーモデルというか、低価格帯のセダンだと思うんですよね。

      やっぱりクルマ購入を検討する人の母数が大きいところで注目される存在が無いと、始まらないと思うわけです。

      高っいクルマ持ってきて、

      「ほら、カッコいいでしょ!
       走りも、装備も、内装もいいでしょ!」

      とやったところで、

      「確かにいいね!
       でも高いし、当たり前じゃね?」

      ってなるだけですから。(^o^;

  8. 匿名 より:

    ゼロ・クラウンあたりから、若返り戦略をとってきたトヨタですが、平均購買層の年齢は上がり続けてますし、「セダンはオヤジの乗り物」というイメージは覆せていないと思います。(若返り戦略で他のセダンも相対的にデザインが良くなったので意味がないとは言いませんが。)

    何が言いたいかというと、中高価格帯のイメージ戦略が成功していないのに、エントリークラスをテコ入れしても購買層は変わらないし、大して分母も増えもしないという事です。
    (BMWやメルセデスのようにセダンのブランドイメージが良ければ別ですが。)

    SUV人気の最中、ライズ・ロッキーがバカ売れしているようですが、イメージリーダーがあってこそのブームといえるのではないでしょうか。

    SUVブームは初代CX5あたりから、始まったと思いますが、あの価格帯の火付け役がセダンにも必要ではないかと感じます。

    子育てが落ち着いた中高年向けかもしれませんが、めちゃくちゃカッコイイセダンが出ると良いですね。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      クラウンの若返り戦略ですが、まぁトヨタが狙った通りかどうかは別として、意外と成功してるんじゃないかと私は思ってたりします。

      あのまま若返り戦略をとってなかったら、今頃クラウンオーナーのほとんどは死滅してると思いますので、今でもこれだけ売れているということは、ある程度は若い層が買ってるからだと思うんですよね。(^o^)

       

      ところで、私がエントリークラスをどうにかしないと・・・と思うのは、そもそもおっしゃるような中高価格帯での国産セダンのイメージ戦略というのが、それこそ今さらもう難しい気がするからです。

      外車が一般的でなかった時代ならともかく、ベンツ、ビーエム、アウディといったドイツ車が300万円台のゾーンまでカバーしてしまうほど一般庶民ゾーンに侵入してきた今となっては、同じ価格帯ならブランド力もあるドイツ車のほうに注目が移ってしまうんじゃないかと。。。(-_-)

      実際、試乗してみると、やっぱり際立つ部分がちゃんと盛り込まれてて、よく出来てますからね、ドイツ車。

      アホなエコ戦争で足踏みしてた日本車は、価格(コスパ)で勝負しないと、素で比べられたら分が悪いです。(^^;

      なので、やっぱり外車がカバーできない価格帯でまずは勝負をかけないと、正直、負けると思うんです。

      それに、中高価格帯になると、そもそもハナっから選択肢の対象外にされてしまう率も高いため、良いセダンを出しても試乗はおろか、カタログさえ見てもらえないというのがオチで、それじゃあ選んでもらえるわけがないので。。。(-_-;

      なので、おっしゃるような「めちゃくちゃカッコイイセダン」が、低価格帯で出てほしいのです。

      まぁ難しいというか、近年~現在の業界の流れを見ると、まず無理なんでしょうけどね。(^o^;

  9. 通りすがり より:

    http://intensive911.com/?p=193786

    よそのサイトですが、セダンの情勢がまとめられてますね。

  10. 匿名 より:

    この度日本販売終了となったレガシィB4(BN9C)に乗っていました。
    レガシィにはメルギブソン時代から4台乗り継いだのですが、とても残念です。
    もともと雪山やキャンプでの用途が多く、ツーリングワゴン中心でしたが、50歳を超え、そろそろセダンに戻ろうかということで国産セダンをいろいろ試乗評価して、BNを選択しました。ですが、結局2年乗らずに手放しました。
    とてもコストパフォーマンスが高く良いクルマなのですが、「つまらない」そういう印象を強く受けました。
    SGPがベースになった新型に期待していましたが、日本での販売が見送られとても残念です。
    新型レヴォーグ、新型WRX、売れるとよいですが…
    SUBARUは私にとって遠いメーカーになったような気がしています。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      販売終了となるB4にお乗りだったとのこと。

      コストパフォーマンスが高く良いクルマ、だけど「つまらない」、ですか。

      なるほど、なかなか求めておられるレベルがお高いようですね。(^^;

      B4は、私の愛車乗り替え候補の最終選考で、なかなかの好勝負を繰り広げたクルマでした。

      (参考)
      俺様の次期愛車、車種発表!
      【試乗記】 スバル レガシィ B4 Limited

      確かにそれまでのB4のイメージからすると、おとなしい方向に舵を切った感がありますので、「走り」を楽しむクルマというイメージではなかったですね。

      走りのレベルは総じて高かったですが、楽しさという点で、「気分を盛り上げる」というところが弱かったのかもしれません。

      どちらかというと「落ち着いた」走りの印象が強いクルマに仕上がってましたからね。(^^;

       

      WRXはたぶん私の好みとは合いそうにないので、とりあえずスバルには、次期レヴォーグに期待することにします。(^_^)