モデル末期のトヨタ「86(ハチロク)」。
コイツに試乗してきたので、試乗動画を公開する。
そう、
「不要不急の試乗シリーズ」第三弾で試乗したのは、
トヨタの「86(ハチロク)」!
試乗が終了した際にはツイッターでツイートしたので、私のツイッターをフォローして下さってる方は一足先にご存知かと思うが、
無事、事故らずに生還
することができた。(^_^)
いやぁ、緊張したよ。
というのも、
今回試乗した車両は、
マニュアル車(MT車)
だったから。(^o^;
私は大学入学前に運転免許を取ったのだが、当時の家のクルマはMT車だったため、免許取得時から数年間はMT車に乗っていた。
しかし!
私が確か大学3年か4年あたりの頃に、家のクルマがAT車になって以降、現在までの約27年間ぐらい、MT車には全く乗っていないのだ! (^O^;
つまり、普段の試乗よりも今回の試乗は事故る確率が高いと言っていたのは、
超久々のMT車だから
というのがその理由。(^o^)
いや、もちろん、いくら久しぶりだからといっても、乗れるとは思ってたよ。
MT車の操作自体は、体が覚えてるから。
だけどMT車って、クルマによってクラッチのつながる位置も違えば「クセ」みたいなのも違うから、その車両に慣れないとスムーズに走れないジャン。
しかもレンタカーでさ、料金安く抑えるために短い時間しか借りてないから、十分に慣れるための時間もないしさ。
慣れてないMT車に乗るだけでも神経使うのに、そのうえ走らせながらインプレッションをコメントするのに集中力を奪われるわけだから、これはなかなか恐いわけですよ。(^o^;
で、
慣れないMT車でちゃんと走れたのかと言うと、事故は起こさなかったものの、ちゃんと走れたとは言い難い。(^o^;
肝心なところでヘマをやらかした! (^O^;
痛恨のヘマは、山道編の最初のコーナー。
まぁヘマをした言い訳は、後ほど試乗記のほうで詳しくさせてもらう。(^o^;
とにかく、
ここまでガチなスポーツカーに乗ったのは私の人生史上においても初めての経験。
その走りの印象は、私にとってどのようなものだったのか?
試乗記の前に、まずは先行して試乗動画を公開する。
試乗車の概要
年式 | 2017年式 |
走行距離 | 71210km |
車名 | 86 |
グレード | GT“Solar Orange Limited” |
駆動方式 | FR |
トランスミッション | 6速MT |
装着タイヤ | ダンロップ エナセーブ EC204(215/45R17) |
型式 | 4BA-ZN6-H2E8 |
排気量 | 2.0リッター(自然吸気) |
最高出力 | 207ps/7000rpm |
最大トルク | 21.6kgf・m/6400-6800rpm |
全長 | 4240mm |
全幅 | 1775mm |
全高 | 1320mm(ルーフ高は1285mm) |
車両重量 | 1240kg |
車両本体価格 | 325万1880円(税込) (発売当時の税込価格です) |
試乗日 | 2020年5月9日 |
|
86試乗動画
定番試乗コース編
山道編
コメント
86でしたか。
普段乗られてる、水平対向2.0のFFとの比較も出来て面白いですね。
それにしても山道編は楽しそうでしたね。
こうなったら、ロードスターでオープンエアーも楽しんでもらいたいです。
辛口系おやじ(管理人)です。
はい、正解は「86」でした。(^^)
いやぁ、「水平対向」という点では共通点があるものの、似ても似つかない全くの別物フィーリングですよ。(^o^;
あれほど俊敏に一気に7000回転まで回るエンジンは初めて体験しました。
やっぱりチューニングが根本的に違うのでしょう、全く比較になりませんわ。(^o^;
ところで、ロードスターでオープンエアーのお話。
もし私がオシャレでイケメンだったら画になるしアリだと思うのですが、あまりにも条件を満たしてなさ過ぎるので遠慮しときます。(^o^;
辛口さんの動画の新作をいつも楽しみにしていますが、
今回はちょっと画面の揺れがかなり大きくて酔いそうに
なったので、途中から音声だけ聞いてました。
すみません(^_^;)
やはり普段のセダンやSUVなどとはカメラの取り付けの
勝手が違うせいでしょうか…
辛口系おやじ(管理人)です。
そうですね、今回の動画は揺れが小刻みかつ大きくて見づらいですよね、私も編集してる時にそう思いました。(^o^)
まぁでも、ブレ補正はかけようと思えばかけられるのですが、そこは補正をかけずにアップするという方針でずっとやってきているので、不快かもしれませんが、あえてそのままにさせて下さい。(^_^)
揺れが大きい原因ですが、固定の仕方は他のクルマとほぼ同じであるものの、
・クルマによって、固定してる根元の箇所の揺れやすさの違いがある
・クルマのサスペンションの硬さや、ボディやパーツの共振周波数に違いがある
といった要因によって、特定の条件にハマった時に揺れが大きくなってしまいます。
今回は通常の走行で、その条件にハマりやすかったのだろうと思います。
ドライバーとして乗ってるときの感触としては、画面で見るほどに体は上下に振られたりはしてないです。
(体に振動として伝わってはきていますが、体そのものがその振動に対してそのまま振られるわけではないので)
まぁでも、そういう物理的なイメージを持ちながら動画を見れば、その振動によってサスペンションの締まり具合やボディの追従性などをイメージするうえでのちょっとした参考にはなるんじゃないかと思っています。
例えば極端な話、サスペンションがフニャフニャで路面変化への追従性が悪ければ、あのような画面の揺れ方にはなりませんので。(^_^)
車両情報を見て、びっくりしました。
Primacy HPが減った後、ENASAVE EC204を選ぶとは、レンタカー屋さんは凄いことをしますね。とりあえず溝のあるタイヤが付いていればいい、というところですかね。
それにしては走りに問題がないということで、86の素性が良いのか、17インチならEC204でもそれなりにグリップするということなのでしょう。
そういえば、純正の16インチのdB E70を履いた86に乗ったことがありましたが、それほど悪くなかったので、レンタカー屋さんの選択もあながち間違いではないのかも。
初代インプレッサに始まり、SUBARUに25年ほど乗った者として、近年のモデルのブレーキタッチが改善されてきているのが嬉しいものです。
現行インプレッサはとても良くなって、まったく文句のないものになりましたが、それと比べると86はちょっとタッチが甘いのが気になりました。
私は現行インプレッサ2.0i-Sと86(MT、AT)を比べると、スポーツ性にあまり違いはないと感じましたが、MTであることやエンジンの高回転域のフィーリングや音の雰囲気が違いを感じさせるものなのかもしれないとあらためて思いました。
試乗して、自分がどう感じるかを確かめるのは大事なことですね。
辛口系おやじ(管理人)です。
ビックリされましたか、私もビックリしました。(^o^;
すでに7万km以上も走ってる車両なので、純正タイヤはすでに寿命を迎えタイヤが交換されているのは当然としても、よりによってスポーツカーの交換タイヤに「エナセーブ」なんかを選ぶとは。(^o^;
なので、試乗開始前にタイヤ銘柄をチェックした際には、
「おい!
何セコいことしてくれとんねん!
スポーツタイヤ履かせろや!」
と思いましたが、これが走ってみると全然イケるという。(^_^;
もちろん、このクルマとしての限界性能に挑むような走りをすればタイヤの差はハッキリと出てくると思いますが、一般のヘタクソなドライバーが少々攻めた運転をする程度では、エナセーブでもぜんぜん問題ないですね。(^^;
でも、スポーツカーって、見た目はもちろん、「不必要」な高性能を誇る部分があることもまた重要というか、特に足回りって見た目で分かる部分として重要だと思うんですよね。
なので、そこに「エコタイヤ」が装着されてるというのは、性能うんぬん以前の問題としてどうなのかと思いますけどね。(^_^;
レンタカー屋も、わざわざスポーツカーを借りる人というのは「何を求めているのか」ということに対して気配りをして、必要なお金はかけてもらいたいと思います。(-_-)
ブレーキのタッチについては、86のブレーキは最近のトレンドから考えると初期制動の立ち上がりが穏やかだと思うので、そこは好みの問題かなと思います。
私は現行インプレッサ(現愛車)のブレーキタッチよりは、86のほうが繊細かつリニアで良いと思いました。
スポーツ性については、今回MTでの試乗であったことも印象に大きく影響しているかもしれませんね。
また、高回転型のチューニングになっていることも雰囲気の違いを生んでいると思います。
ただコーナリングに関しては、ちょっと別次元ですね。(^o^;
現行インプも普通のクルマとしてはピタッと路面をとらえて曲がってくれますが、タイヤの性能も伴ってこそ、という感じがします。
一方で86のコーナリングは、車両の性能だけで軽くコーナーをクリアしてる感じです。
実際、エナセーブであのコーナリングでしたから、タイヤの性能に頼るところまで攻めようと思ったら、相当攻め込む必要があるなと思いました。(^^;
山道編の臨場感がすごいですね。とても面白かったです。ちょっと86欲しくなりました。乗っている人から昔聞いた話では、速度を上げないと楽しくない、通勤速度で1→2ndギヤが入りにくい、と辛口さんと同様な感想でした。ただその方、サーキットでRX7(FD)でノーマル86のタイムに追いつけなかった事がショックで86に替えていて、86の性能にはすごく驚いてました。
辛口系おやじ(管理人)です。
ありがとうございます。
相変わらずのクオリティの低い動画ですが、楽しんで頂けたようで何よりです。(^_^)
お知り合いに86オーナーさんがいらっしゃるんですね。
そうなんですよ、このクルマ、「良い所」が高回転側、しかも3rd以上のギヤ選択時にだいぶ偏ってるので、そこを楽しもうと思うとどうしても速度域を上げないと楽しめないんですよね。(^_^;
そしてオーナーさんもおっしゃってる通り、2速がイケてない! (^o^;
ギヤ比の設定に問題があるのか、私はクルマの専門家ではないので分かりませんが、2速に関わる部分のセッティングは、何らかの改良が必要だと感じました。
でもあのコーナリングと高回転時の高揚感は、ホント別次元に楽しいですわ。(^o^;
スープラならともかく、86ですか。しかもモデル末期の。正直、同じスポーツタイプなら、前に乗られてた4シリーズに比べて格落ち感が激しいですね。
辛口系おやじ(管理人)です。
スープラはさらに格上のスポーツカーかもしれませんが、普段スポーツカーに乗らない私のような人間にとっては、86でもかなりスポーティーで、街乗りはともかく山道ではすごく楽しめましたよ。(^_^)
4シリーズのお話ですが、私が乗ってたのは4シリーズでもクーペではなく「グランクーペ」なので、86ほどスポーツには振られてないですよ。
単純にコーナリングの限界性能なら86のほうが上ですし、「スポーツ」という観点では、比較の対象にはならないと思います。
4シリーズ グランクーペの魅力は、やはり街乗りでも楽しめるスポーティーさと、そのスタイリングの美しさであり、86とは重点を置いている部分がまるで異なります。
なので、決して86が4シリーズに対して「格落ち」というわけではありません。
恐らく「価格」だけの話をされてるのかもしれませんが、どちらもそれぞれにしっかりと「キャラクター」を持った、良いクルマだと思いますよ。(^_^)
86の試乗 ありがとうございます
楽しんでるのが伝わって嬉しくなりましたよ
BRZが受付終了するので、いよいよフルモデルチェンジを期待します 次期モデルは 候補車にします
辛口系おやじ(管理人)です。
だいぶ取り乱し気味の動画でお恥ずかしいですが、楽しんで頂けたようで良かったです。(^^;
次期モデル、気に入られるようなのが出るといいですね。(^_^)
スポーツカーいいですよね…!
週末のドライブ用に欲しくなります。
特濃のステアフィールを味わうと、大抵の乗用車はダルく感じますし(^^)
にしても、意外にも辛口さんは本格的なスポーツカーは初なんですね。(所有はセダンメインでした?)
今後の試乗記にいかせる良い体験になったんじゃないかと思ってますので、これからも楽しみにしてます!
辛口系おやじ(管理人)です。
そうなんです、基本「セダン乗り」の私からすると、やっぱりスポーツカーは全くフィールが違います。(^o^)
こういうのを体感すると、
「やっぱりスポーツカーという存在は、需要うんぬんに関係なく、無くしてはいけないな」
と思いますね。(^_^;
今後の試乗記に生かせるかと言うと、たぶん別次元の話なので、あまり関係はないと思うんですけどね。(^o^;
でも、貴重な体験だったし、何より楽しかった! (^^)
「こんなの1万円以上もかけて乗る意味あんのか?」って思う人もそりゃあ多いだろうとは思うんですけど、乗って良かったと思います。(^_^)