イケてる新型車が少なく、かつての上位候補が中古で復活ファイナリスト入りするなど、混沌とした様相を呈していた、私の次期愛車選び。
勿体ぶらずに
もう発表しちゃいましょう! (^^)
厳正なる選考の結果、
次期愛車は、、、
メルセデスベンツ Aクラスセダン
「A 250 4MATIC セダン Edition 1」
に決まりました! (^o^)
えっ?
「こんなクルマ、
ファイナリストに入ってなかったぞ!」
ってか?
うん、入ってなかったよ。(^_^)
でもコイツが私の次期愛車。(^o^)
ファイナリスト入りすらしてなかったポッと出のクルマが、正規ファイナリストたちを押しのけて私の次期愛車に選ばれるという、
まさに大波乱の結末。
なぜこんなことになっているのか?
次期愛車決定までの経緯を
以下でご説明しよう。
目次
1.次期愛車決定までの経緯
決定までの経緯を説明する前に、まずは過去記事「ファイナリスト最新版とプレランキング」で示した、ファイナリストのプレランキングをおさらいしよう。
プレランキングは以下のような状況だった。
●ファイナリスト最新版とプレランキング (2025/04/30)
このランキングの上位候補から優先的に、
選定および選考していった。
のだが、、、
新車の候補なら状態も価格も一定なので、見積りを集めるのも比較するのも楽なのだが、今回は中古の候補が多いため、見積りを取るにはまず中古車選びをしてタマを確定させる必要があったし、比較するにも、中古車ゆえにタマによって条件が異なるという、面倒な事情があった。(-_-)
そのため、
かなり手間のかかる選考作業となったことを、あらかじめ申し上げておこう。(^_^;
【プレ1位】アウディ A5 TFSI 110kW
価格は圧倒的に高いものの、支払い条件等を加味しない段階のプレランキングで、単独トップに立った「アウディ A5」。
だが、
見積りを出してもらったところ、
その支払い条件はかなり厳しいもので、
ポイントとしては「0」ポイントだ。(^o^;
これでは総合ポイントで上位に残るのは
難しいように思われる。(-_-;
ただ、、、
納期は確定していないものの、納期のポイントしだいでは、中古車勢の上位候補(プジョー508、ベンツAクラス)に迫れる可能性を残している。
なので、
中古車勢の選定をおこなわなければ何とも言えない。
というわけで、
選考は中古車勢の上位候補へと移る。(-_-)
【プレ2位】プジョー 508 GT Line
プレランキング単独2位のプジョー508の中古車選びをおこなった。
だが、、、
やはりタマ数がメチャ少ない! (^o^;
ディーゼル車とか、パノラマサンルーフが付いている車両まで含めればまぁまぁあるのだが、私が求めている、
・ガソリン車
・パノラマサンルーフ無し
・ボディーカラーは白
という条件を満たす車両は1台、2台。(^^;
瞬間的に3台あったら多いくらいだ。(-_-;
もちろん、
私は「状態」も気にするので、あまりキズや汚れのある車両は対象から外す。
そうすると、
私が、
「これなら愛車にしてもいい」
と思える中古車は1台しかなかった。(^o^;
しかし、その中古車は、
遠方のプジョーディーラーにある車両。
認定中古車ということもあるが、
種々の条件から考えると、
かなり強気の価格で売られている。(^^;
それでもまぁ中古だし、大した金額ではないので、
「これぐらいだったらアリかな。」
と思い、
いつもお世話になっているプジョーディーラーの営業マンに、入手の相談をした。
「○○のディーラーにある車両なんですけど、
これを業販でこっちに引っ張ってもらって、
私に認定中古車として売ってもらえませんか?」
と。
そしたら、
「譲ってもらえるかどうか聞いてみます」
とのことで、聞いてくれた。(^_^)
しかし、、、
譲ってもらえなかった
とのこと。。。(-_-;
その車両を仕入れることができないわけではないのだが、業販価格で譲ってはもらえなかった、ということ。
相手ディーラーからは、
「オートオークションサイトに出品しているので、
そちらから購入して下さい。」
と言われたらしい。(-_-)
で、
そのオークションでの価格を見てみると、なぜか一般販売の価格よりも高かったそうで。。。(-_-;
要するに、
「一般販売の価格より安く、
業販で売る気はありませんよ。」
という、
遠回しなメッセージなのだろう。(-_-)
そんなわけで、
その車両を仕入れて認定中古車として売るとなると、とんでもない価格になってしまうとのこと。
現実問題、そこまで高くなると私としても買うのは無理という話になり。。。(-_-)
というわけで、
残る方法としては、私が直接その遠方のディーラーから買うしかないわけだが、そもそも強気な価格設定であることに加え、こっちのディーラーに譲ってもらえなかったことでカチンときたので、
「アイツらから買いたくないなぁ。」
という気持ちになってしまったのも確か。(-_-)
なので、
「最終的に総合ポイントでトップになったら
それでもそこから買うしかないが、
他の候補しだいではランキングが
逆転するかもしれないから、
とりあえず他の候補の選定に移ろう。」
ということで、
アウディA5と同様、プジョー508も「他の候補しだい」という状況となり、ひとまず保留に。(-_-)
【プレ3位】ベンツ A 180 Style AMGライン
お次はプレランキング単独3位の、メルセデスベンツAクラスの中古車選びをおこなった。
こちらはタマ数は豊富だ。(^_^)
ただ、、、
元々の車両本体価格から考えると、
全体的に価格が高い。(-_-)
新車時の価格は、必須である「AMGライン」のオプションを付けても、プジョー508より安かったはずだが、中古車になるとAクラスのほうが高い。(^o^;
「やっぱり割高やなぁ。
支払い条件でプジョー508に負けるし、
ちょっと逆転するのは厳しいかなぁ。」
そんなことを思いながら、希望の仕様に合う、状態の良さそうなA180の中古車を絞り込もうとしていたところ、
「あること」に気付いた。
普通のAクラス、
つまり、
ハッチバックのAクラスよりも、
Aクラスセダン
のほうが安い!
ということに。(^_^;
全てのAクラスセダンの中古車が安いというわけではないのだが、年式・走行距離・装着オプション・状態、などの種々の条件を考慮すると、全体的にハッチバックのAクラスよりも価格の安い車両が多いのだ。(^o^;
どうやらAクラスにおいても、
「セダン人気の無さ」
が中古車価格に表れているようだ。(^^;
そしてさらに!!
とんでもないこと
に気付いた!
セダンには「A250」というグレードが存在する(ハッチバックにはA250は無い)のだが、この「A250」と「A180」の価格がほぼ変わらない、いや、全体的に見ると、むしろ「A180」よりも「A250」のほうが安く売られていることに気付いたのだ! (^o^;
ちなみに、
Aクラスセダン発売当時の価格表は以下の通り。
見ての通り、
「A250」の新車当時の車両本体価格は「A180」よりもかなり高い。
それなのに、
中古車価格では、むしろ「A250」のほうが安くなっているのである。( ̄▽ ̄;
「A180」よりも排気量が大きくて税金が高いし、燃費も悪いからだろうか?
それにしても逆転しているとは何とも極端な話だ。(^^;
そしてさらに!!
これまた目を疑うくらい、
とんでもないこと
に気付いた! (^^;
Aクラスセダンが誕生した当初に、
その発売を記念して設定された特別仕様車で、
「A 250 4MATIC セダン Edition 1」
という250台限定販売のモデルがある。
(以降エディション1と称す)
このエディション1が!
なんと!
普通の「A250」と
変わらない価格で
売られているのだ! ( ̄▽ ̄;
言っとくけど、
価格表を見れば分かるように、普通の「A250」とエディション1では、新車時の車両本体価格は100万円以上、エディション1のほうが高い。(^^;
私は思ったよ。
「なんでこんな、
グレード間の格差が逆転してたり、
特別仕様の限定車までが
区別なく扱われたりしてるんだろう?」
ってね。(^o^;
もちろん、
中古車なので、
「タイミング」の問題もあるだろう。
特に「セダン」のような人気のない車種は、私の「ボルボ S60」もそうだったように、業者が安く買い叩いて仕入れてたり、なかなか売れないから早く売りさばこうとしてたりするので、異様に安く売られている車両がチョイチョイ出現するのだ。(^o^;
ただ、
「叩き売り」に近い状態のAクラスセダンを見て、
「ファイナリストには入ってないけど、
割高なAクラスはひとまず置いといて、
ちょっとAクラスセダンに絞って
中古車のタマを探してみよう。」
と思ったのである。
そして、
Aクラスセダンのグレードの中でも、特別仕様車の「エディション1」までが価格的に区別なく扱われてるなら、この際、
「エディション1に絞って探してみよう」
と考え、
選考はチョイと脱線することになったのである。(^o^;
【飛び入り】ベンツ A 250 4MATIC セダン Edition 1
はい、そういう経緯で、飛び入り参加となりました、Aクラスセダンの「エディション1」。(^o^)
最近は正規ディーラーの認定中古車もグーネットに掲載されていることが多いし、それどころか、ディーラーの検索サイトよりもむしろグーネットのほうに先に掲載されたりするので、グーネットで「エディション1」の検索をかけてみた。
すると、
250台限定の割には、
何台かのエディション1が見つかった。
「なんだよ、250台限定の割には、
むしろプジョー508より多いじゃねーか。(^^; 」
そんなことを思いながら、
検索結果の車両を見ていると、、、
ヤバッ!
掘り出し物、発見!! ( ̄▽ ̄;
超激安のエディション1だ。(^o^;
しかし、、、
それは認定中古車ではなく、
一般の中古車だった。(-_-;
私は基本的に、
認定中古車以外の中古車は相手にしない。
得体の知れない粗悪車両を掴まされたくないから。
もちろん、
認定中古車だって怪しい車両はあるかもしれないが、保証が充実しているので、何かあっても正規ディーラーが無償修理してくれる。
ディーラーとしても、怪しい車両を売ったら後の修理対応で面倒なことになるのは自分たちなので、粗悪車両を売るようなことはしないだろうという、まぁ何となくそういう意味での安心感がある。
だから私は認定中古車派なのだ。(^_^)
だが、、、
私が見つけた超激安の「エディション1」は認定中古車ではない。
だから、本来なら注目に値しないタマだ。
しかし、
あまりにも安すぎた。(^o^;
「なんでこんなに安いんや!?
評価書が掲載されてないから、
ひょっとしたら状態が悪いのか?」
そう思い、車両の状態について、
販売店に問い合わせしてみた。
すると、
「外装にも目立つキズや凹みはなく、
内装もスイッチやシートの状態など、
良好です。」
と回答が返ってきた。
「ホンマかいな? (^^; 」
あまりにも安すぎるため、まだ半信半疑だった私は、中古車業者を立ち上げた従兄弟に頼んで、業販に売りに出されているエディション1の検索をかけてもらった。
業者は、中古車を売る際、グーネット等での一般販売と並行して、業販にも売りに出していることがあるからだ。
検索の結果、、、
私が見つけた超激安エディション1は、
やはり業販でも売られていた!(^o^)
業販では、その車両情報の資料に車両の評価が必ずついているので、その評価がどうなってるか聞いたところ、
「具体的なことは言われへんけど、
修復歴もないし、
かなりいい点数がついてるから、
メチャキレイやと思うで。」
との回答。(^o^)
というわけで、
なんでこんなに安いのか分からない。(^^;
とにかく、
オプションてんこ盛りの特別仕様車。
状態も悪くなさそう。
なのに超激安。(^o^;
よし、
Aクラスセダンのタマはコイツに決定だ。(^^)
いや、待て!
「エディション1」のタイヤサイズは「225/40R19」。
もしタイヤがもうダメで、乗り出しでタイヤ交換しないといけないのであれば、タイヤ4本だけで20万円ぐらいする。
タイヤの状態を確かめなければ。(-_-)
というわけで、
業者に問い合わせて聞いてみた。
すると、
「割れなどはほぼ無く溝も残っておりますので、
個人的な感覚で言えば、
あと1~2年履けるかな
といった所でしょうか。」
との回答。
大丈夫っぽいね。(^^;
ホント、
じゃあなんでこんなに安いんだろう?(^o^;
とにかく、
こんな掘り出し物を見つけてしまったからには、
「飛び入りでファイナリストに加えて、
ポイントを付けてみよう。」
ということになったわけだ。
2.総合ランキングはこうなった!
さて、上記の選定、選考により、各候補の納期や支払い条件を加味した総合ポイントランキングを作成したので公開しよう。
総合ポイントランキングは以下の通り。
なお、
「納期」のポイントは「9」または「10」になっているが、納期がはっきりしない候補については全て中古車の納期(1か月以内)の「9」にした。
新車である「アウディ A5」や「スバル WRX S4」にも「9」が付いているのは、最速納期であれば勝ち負けできるのかどうかを見るために「9」にしている。
つまり、
納期のポイントを「9」にしても負けているのであれば、もはや逆転は不可能、敗退確実ということだ。
納期を「10」にしている候補は、たとえ即納の「10」だとしても勝ち目がないことをハッキリさせるために「10」を入れている。
ご覧の通り、なんと!
飛び入りで加わった「エディション1」が、
プジョー508と同点で並んだ! (^o^;
同点であるならば、あのムカつく遠方のプジョーディーラーから、出来れば買いたくないと思っている私としては、僅かながらAクラスセダンを優位と考えたい。
以上のような選考の経緯により、
私の次期愛車は、
「ベンツ A 250 4MATIC セダン Edition 1」
に決まった、というわけだ。 (^_^)
3.これが私の次期愛車だ!
では紹介しよう。
これが私が購入した、次期愛車の
「ベンツ A 250 4MATIC セダン Edition 1」
だ! (^_^)
2019年式で、走行距離は1.3万km。
車検2年付きだ。(^_^)
224馬力、最大トルクは35.7kgf・mの、
2リッターターボの純ガソリン車。
先にも述べた通り、
250台限定販売の特別仕様車である。
装備は、
・レーダーセーフティパッケージ(25万円)
・ナビゲーションパッケージ(18万7000円)
・アドバンスドパッケージ(20万8000円)
の主要パッケージオプションが標準で付いており、AMGライン相当のパッケージ装備も付いているだけでなく、AMGラインの装備にエディション1ならではのアクセントを効かせた装備が付いている。
最もよく見かける「AMGライン」と見た目で一番違うのは、コッパーカラーの19インチAMGマルチスポークアルミホイールを履いているところだろうか。(^_^)
さらには、
発売当初のレギュラーグレードでは、「AMGレザーエクスクルーシブパッケージ」か「レザーエクスクルーシブパッケージ」を付けなければ装備されなかった、
「64色アンビエントライト」
までもが標準装備されている。(^_^)
まぁ簡単に言えば、
「AMG」は別物と考えると、
Aクラスセダンの中で
「いっちゃん豪華で高いグレード」
である。(^o^)
4.各候補の敗因
ではここで、敗退が決定した各候補の敗因について、軽く触れてみようと思う。
まず、
1位タイのプジョー508。
かなり惜しかったね! (^o^;
ボルボの売却が確定する少し前ぐらいから、中古の候補(プジョー508、Aクラス、シビック、プジョー308)の中古車探しをしていたのだが、その間には、何台かプジョー508の候補が見つかって、目をつけていた。
つまり、タマ数は少ないものの、タイミングによっちゃあ2~3台のタマは見つかるんだけど、ボルボの売却が確定して、いよいよ選定するぞというタイミングになった時には、1台しか候補になるタマが無い状態だった。(-_-;
なので、非常にタイミングが悪かったと思う。
オマケに、そのタマを取り扱っているディーラーの「意地」も悪かった。(^^;
タイミングが少し違っていれば、
プジョー508が選ばれていたと思う。
次は3位タイのベンツAクラス(ハッチバック)。
先にも述べたように、割高感が強く逆転は叶わなかったが、でもコイツを検索する過程で「Aクラスセダン」の選択肢が出てきたわけで、そういう意味では貴重な候補だったと思う。
踏み台にされただけ、とも言えるが。(^o^;
もう1台の3位タイはアウディA5。
今回の候補の中では支払い条件が圧倒的に厳しい状況のため、「新車」というポイントの有利さをもってしても、勝ち上がることは出来なかった。
だが、「走り」、「内装」、「装備」、「外観」という、クルマの内容に関する項目のポイントでは、上位候補と差のない勝負をしているわけだから、いいクルマであることは間違いない。
これは次回の乗り替えで、
中古の候補で狙ってみようかな。(^^)
5位タイはスバルのWRX S4。
走りには強い魅力があったものの、外観や内装などで他の候補より劣ることに加え、意外と値引きもシブかったことで、納期ポイントに下駄を履かせても届かない順位にとどまった。(-_-)
今回は中古の候補が多く、新車が支払い条件では不利となってしまうため、そこを値引きと納期でどこまでカバーできるかがポイントだったのだが、カバーできなかったし、そもそも上位候補が予想以上に強かったね。(^^;
もう1台の5位タイはホンダのシビック。
「状態」の項目が、上位候補が「-3」なのに対して「-2」になっているのは、3年落ち、もしくは2年落ちだから。
上位候補はみんな、6年落ちか5年落ちだからね。(^^;
その部分で中古の候補としては少し優位だったのだが、走り以外の部分で上位候補には及ばなかったこと、そして意外と値落ちしておらず、支払い条件も想定していたより厳しかったため、伸び悩んだ感じだ。
それに、タマ数は豊富なのだが、超絶ダサい「ドアバイザー」が付いている車両が多かったため、実質的なタマ数があまり多くなかったことも敗因の1つだ。
「ドアバイザーなんか、
取り外してもらえばいいジャン」
と言われるかもしれないが、私が目をつけたタマを取り扱っている業者に問い合わせて聞いてみたところ、
「取り外せるけど、
キズや何らかの痕が残るかも」
とのことだった。
なので、ドアバイザーが付いていないタマからしか選べない状態だったため、せっかくお買い得なタマを見つけても、
「ドアバイザーが付いてるからアウト!」
ということもありまして。。。(-_-;
もう1台の5位タイはプジョー308。
ガソリン車の特別仕様車「GT PureTech Edition」の新古車(登録済み未使用車)を見つけたので、
「新古車ならポイントの減点も少ないし、
上位といい勝負できるかも。」
と思ったのだが、新古車のくせにあまり値引きされてなかったことに加え、「走り」、「内装」、「装備」、「外観」といったクルマの内容の部分で上位候補ほどのインパクトがなかったため、上位に肉薄することは出来なかった。(-_-)
最後は単独8位のBMW。
新車の候補が少なすぎたこともあり、試乗記の総評が3つ★にもかかわらず特別にファイナリストに加えたのだが、、、すみません、勝負になりませんでした。(^o^;
5.今回の乗り替えは異例中の異例!
私のクルマ選びの仕方をよくご存知の方や、このブログの過去記事の内容をよく覚えている人の中には、今回の決定を不思議に思っている人もいるだろう。
そう、私が今回「Aクラスセダン」を次期愛車に選んだというのは、異例中の異例のことなのである。
どういう意味で「異例」なのか。
以下でお話ししよう。
(1)試乗していない!
まず、そもそも私は「Aクラスセダン」には試乗していない。(^^;
試乗してないんだから、走りのフィーリングとか乗り心地とか、良いのかどうか分からない。
なのに、Aクラスセダンを買ったのである。
これがまずおかしいよね。(^o^;
そこに関しては、
以下の点を考慮して賭けに出ることにした。
・AクラスセダンはAクラスがベース
・Aクラスの「A180」には試乗している
・Aクラスベースの「CLA250」には試乗している
つまり、
Aクラスへの試乗によってAクラスのベースが良く出来ていることは知っているし、同じエンジン同じトランスミッションを積んでいるCLA250への試乗により、動力性能的な部分に関してもおよその想像はつく。
それでも想像しきれない部分もあるのだが、多少のネガは我慢してもいいと考え、特別に良しとしたのだ。
もちろん、
値段が高ければそんな博打は出来ないが、今回は「超激安」だったということで、まぁそこまで安いなら、多少のの博打は打ってみてもええんちゃうか、と。(^^;
まぁでも、
エディション1専用装備の、コッパーカラー19インチAMGマルチスポークアルミホイール。
コイツが乗り心地にどこまで悪影響を与えるかに関しては未知数なので、そこは完全なる博打だが。(^o^;
ただ、
エディション1専用の特別感のあるホイールなので、「見た目」のために多少の乗り心地の悪さは我慢しようと覚悟している。(^o^)
ほら、昔から、
オシャレには「やせ我慢」が必要
って言うじゃないですか。(^o^)
(2)「ダサすぎ」ではなかったの!?
実は私、過去記事でAクラスセダンに言及し、
「Aクラス セダンが予想以上にダサい!」
という見出しまでつけて、
Aクラスセダンをこき下ろしていた。(^o^)
●新型CLAを見に行ったのだが・・・ (2019/10/20)
しかも、
その記事の中でこう断言している。
「横に立って見ると伸びやかさが全然ないし、
寸法的にそんなに全高が高いわけでもないのに、
バランス的に全高が高く見えてしまい、
キュッ!と縮めたような感じで、なんか貧相だ。」
「こんなメルセデス、いらないッス。」
「Aクラス セダンは、
次期愛車候補から外すことにした。」
ボロクソにゆーてますね。(^o^;
そう。
このAクラスセダンというクルマ、
前から見るといい感じなのだが、
サイドビューが実に残念なのだ。(-_-;
だって、
全長が4560mmしかないんだぜ!?
なんせ私が以前に乗っていた
「インプレッサG4」より短いんだから。(^o^;
やっぱその全長、しかもFFベースのレイアウトとなると、セダンのサイドビューをカッコ良くするのは無理があるッス。(^^;
と、
そんなダサいセダンを、
私は次期愛車に選んだのである。
なぜなのか?
もう一度言う。
超激安だったからだ。(^o^)
実際、「外観」のポイントでは候補車の中で最低点の「5」がつけられているが、それでも1位タイにランキングされたわけだからね。(^_^)
そこまで安いなら、
まぁこれぐらいのダサさは我慢してやろう、
っちゅうことですわ。(^o^)
(3)認定中古車ではない!
私は基本的には新車派。
中古でなければ買えないものに関しては中古も検討するが、その場合、たとえ割高であっても「認定中古車」を購入する。
というのが、
私の基本スタンスだ。
しかし!
今回購入したAクラスセダンは、
認定中古車ではない。(-_-)
認定中古車なら、2年の保証が付いていて、壊れた時は正規ディーラーで修理してもらえるが、今回はそうはいかないのである。(-_-;
今回購入した車両も一応は「保証付」だったが、その保証はあくまでも販売店の保証であり、保証期間は、わずか1か月だった。(^o^;
まぁ正規ディーラーで修理するのは諦めるしかないにしても、保証期間が1か月というのでは、いくら安くても中古外車には乗れない。(-_-)
なので、
販売店の認定中古車保証とやらで、
「整備付きプレミアム保証」
という保証(2年保証)を付けた。
この保証、
26万9000円
だぜ。(^^;
えっ?
「そんな高額な保証を付けたら、
結局ちっとも激安じゃないジャン。」
ってか?
いやいや、
それを付けても安いから買ってんだよ。(^o^;
この保証、「整備付き」の保証なので、
納車前の整備で、
・エンジンオイル交換
・エンジンオイルフィルター交換
・バッテリー交換
・ブレーキフルード交換
・エアコンフィルター交換
・正規ディーラー基準の117項目点検
をしてもらえるとのこと。
でも私は、どうせ整備するなら地元の正規メルセデスディーラーでやりたかったので、
「その整備しなくていいので、その分、
プレミアム保証を安くしてもらえませんか?」
と、販売店に聞いてみた。
すると、
この整備は2年保証に加入するための必須の整備だそうで、省けないとのことだった。
そんなわけで、
なかなか高額な保証だけど、それだけの納車前整備が付いているなら、2年保証の正味の金額は20万円未満と言えるかと。
外車の2年保証としては、まぁメチャクチャ高いわけではないし、まぁええかな、と。(^_^;
なお、この「プレミアム保証」だが、正規ディーラーも加盟してたりして、故障した時に正規ディーラーで修理できる場合もあるようなのだが、大阪で調べてみたところ、加盟している正規ディーラーはほとんど無かった。(-_-)
地域によって、「プレミアム保証」への正規ディーラーの加盟状況には、かなり差があるようだ。
ちなみに、
今回、私がエディション1を購入した店舗は、プジョー、シトロエン、フィアット、アルファロメオ等々、9ブランドの正規ディーラーを展開する「ideal(イデアル)」という企業の店舗。
なので、
メルセデスの正規ディーラーではないのだが、他ブランドの正規ディーラーだ。
そこは正規ディーラーだけど「プレミアム保証」に加盟しているとのことなので、その保証を使って修理することができるとのこと。
でも、その店舗、
仙台の店舗なんだよね。(^_^;
先に述べた通り、大阪ではプレミアム保証に加盟している正規ディーラーはほとんどなく、私が納車後の整備で世話になる正規ディーラーも、加盟していない。
なので、
2年のプレミアム保証に入っているものの、もし故障した時には、どこかそのへんのワケの分からん修理工場で修理することになる。
そこは今回、最も妥協した部分だ。(-_-)
なぜそんな大きな妥協をしたのか。
もう一度言う。
そんな妥協をしてもいいぐらい、
超激安
だったからだ。(^o^)
ただやっぱり不安は不安なので、もし故障してどこかの修理工場で修理した時は、その後に正規ディーラーに持ち込んで、変な(適合しない)リビルトパーツが使われてないか、おかしな状態になっていないかを、いくらか工賃を払ってでも見てもらおうかと思っている。(^^;
ってゆーか、
今まで外車に3台乗ったけど、そのたびに故障にビビってた割には故障らしい故障は一度も無かったから、今回も故障なしで乗り切れることを祈ってるけどね。(^o^;
でもなぁ、、、
6年落ちだしなぁ、、、
さすがに今回は、何らかの故障は発生するんじゃないかと覚悟はしている。(^^;
(4)禁断のエンブレムチューン車!
マニアックな方はお気付きかもしれないが、
実はこのクルマ、
「エンブレムチューン」されているのだ。(^^;
ほら、
フロントグリルを正面から見て右側に、
細長い小さいプレートが付いているでしょ。
これ、
「AMG Edition」
と書かれているエンブレムなのだ。(^_^;
そして、
これと同じ物がトランクリッドにも付けてある。(^o^;
(グレード名のエンブレム等は外されている)
エンブレムチューンなんて恥ずかしいしダサいので、私は基本、エンブレムチューンされてるような中古車は買わない。
今回のクルマも、もし「AMG」のエンブレムが付けられてたら、完全にデタラメなので買ってないだろう。(-_-)
ただ、
今回の場合、「AMG Edition」と、何気に遠慮がちなエンブレムチューンなので、まぁこれぐらいなら許容してやろうと思い、購入を決断した次第だ。(^o^)
一応、「AMGライン」相当の外装と装備、そして、エディション1オリジナルのコッパーカラー19インチAMGマルチスポークアルミホイールを履いてるからね。(^_^;
ちなみに、、、
履いているタイヤの銘柄を見ると、
ミシュランの、
「PILOT SPORT 4S」
であることに気付いた。
エディション1の新車装着タイヤは、
ピレリの「P-ZERO」だったはず。(-_-)
なので、
どうやらタイヤ交換されてるっぽい。(^^;
実はこの、
「PILOT SPORT 4S」
というタイヤは、
Aクラスセダンにおける
「AMG」グレードの新車装着タイヤだ。
販売店にタイヤが変わってる点について聞いてみたところ、いつ交換されたのかは分からないが、「2021年製」のタイヤに交換されている(車両は2019年式)とのことだった。
なので、
まだほとんど距離も走ってないのにタイヤ交換されているということは、少しでも「AMG」に近づけるために、わざわざAMGの新車装着タイヤと同じ銘柄のタイヤを履かせたのかもしれない。(^^;
そうだとしたら、
「AMG Edition」
というエンブレムチューンも、
丸っきりウソというわけではないな、
と言えなくもない。(^o^;
とか言いつつ、
実はわざわざ交換するつもりは無かったけど、「たまたまパンクしたから、ついでにAMGの新車装着タイヤと同じ銘柄のタイヤを選んで交換しただけ」、とかかもしれないが。(^^;
まぁそんなわけで、エンブレムチューンにも目を瞑ってやることにしたわけだ。(^o^;
それにしても、
メルセデスは全体的に、エンブレムチューンされている車両、あるいは、グレードエンブレムが外された車両が多い印象やね。
なんせ、
正規ディーラーの認定中古車でさえも、エンブレムチューンされてる車両が普通に売られてることがあるしね。(^o^;
6.いくらだったのか?
本来であれば選択の対象外のはずが、異例の抜擢で私の次期愛車に選ばれたAクラスセダン。
先に何度も述べた通り、この異例の抜擢となった最大にして唯一の要因は、
超激安
だったことだ。(^_^)
では、
いくらだったのか?
お見せしましょう!
車両本体価格 229万円
込み込み総額 289万円
です! (^_^)
えっ?
車両本体価格はともかく、
なんでそんなに込み込み総額が高いのかって?
それは、
・整備付きプレミアム保証(2年保証)26万9000円
・陸送費用 7万円
・県外登録費用 5万5000円
が含まれているからだ。
なので、
県内の人が特に保証を追加しないで購入したとしたら、
込み込み総額は約250万円ぐらいになる。
今回購入した車両は仙台にある車両だったので、大阪までの陸送や県外登録が必要なので、それらの費用だけで10万円以上かかってしまうのが痛いところ。
だが、それは全国の中古車を対象に中古車選びをしている時点で、ハナっから覚悟している出費だ。
同一県内でたまたま良い中古車が見つかればそれに越したことはないが、近くにあるかどうかよりも、車両の内容のほうが重要やからね。(^_^)
どう?
この価格。
込み込み総額289万円。
「超激安」だと思いません? (^^;
相場が分からないと判断できないと思うので、現時点でグーネットに掲載されているAクラスセダンの同一グレード(エディション1)が3台あるので、それをお見せしよう。
一番安いやつでも、
車両本体価格 298万円。
込み込み総額 320万円。
でも、
1か月保証で込み込み320万円だから、私の購入した車両と同等の2年保証を付けたとしたら(付けられるかどうかは問い合わせてみないと分からないが)350万円近くになるはずだ。
それだけでも私の購入した車両(289万円)がいかに安いかが分かるかと思うが、走行距離も、私の購入した車両のほうが遥かに少ない(1.3万km)ことも考慮に入れると、どれほど激安なのかが容易にご理解頂けるだろう。(^_^)
ちなみに、
すでに売れてしまって今はグーネット上から消えているのだが、私の購入した車両と走行距離が数千kmしか変わらない認定中古車(2年保証付き)は、込み込み総額が約350万円とか約370万円で売られていた。
しかもそれらは、車検の残りがあと1年だったり、2027年の3月だったりと、2年保証で2年乗ろうとしている私にとっては中途半端な残り期間だった。
その点、私の購入した車両は、
保証期間と同じく、車検も2年付きだ。(^_^)
さらに言わせてもらうと、
込み込み総額350万円のほうの認定中古車は、問い合わせで車両の評価書を取り寄せてみたところ、私の購入した車両よりも外装の状態が悪かった(キズ、凹みも少し多めで、ホイールのガリ傷あり、フロントガラスの飛び石キズあり)。
そういったことを総合して考えると、認定中古車よりも100万円、は言い過ぎかもしれないが、少なくとも70万円以上のお買い得感があると感じるのだ。(^_^)
まぁでも、
安すぎたゆえに不安もある。(-_-)
なぜなら、
「あまりにも安い物には、
安いなりの理由がある」
というのが、世の中の常識だから。(^^;
実は水没車で、乗り始めてしばらくすると次々と壊れてくるとかね。(^o^;
まぁメルセデスの正規ディーラーではないものの、一応、他ブランドの正規ディーラーが販売していた車両だから、そこまでの粗悪品ではないと信じているが。(^o^;
基本、中古車なんて当たりハズレがあるのが当たり前だし、ある意味、博打みたいなモンやからね。
今回購入した車両が当たりなのかハズレなのか。
そこは納車後、しばらく乗ってみないと何とも言えないところだ。(-_-)
でもまぁ、
何かあったとしても大丈夫なように、高い追加料金を払って2年保証を付けてるわけだから、よほどの大ハズレじゃない限りは大丈夫だとは思っている。(^^;
7.納車予定について
さて、新辛口号となる次期愛車、
「A 250 4MATIC セダン Edition 1」
の納車予定だが、
10月27日(月)
に決まりました! (^_^)
遠方(仙台)の業者からの購入ということで陸送の都合があるのと、私の休みの都合により、中古車にしてはやや遅めの納車日となってしまったが、正式に契約してから約1か月なので、まぁいいだろう。(^_^)
いま乗っている代車のポンコツ2号から新辛口号に乗り換えた瞬間、どれほどの感動が込み上げてくるのか、実に楽しみである。(^o^)
ただ、、、
実車を見ることなく、グーネットに掲載された写真や問い合わせへの回答、業販での車両評価のみで購入を決めた車両だ。
実際に納車される車両が、本当に私が思っているような状態の良い車両なのかどうか。
納車されたら納車レポート記事をアップする予定なので、ぜひ注目して頂ければと思う。(^o^)
8.保証切れギリギリまで乗ります!
通常なら、乗り替え時期は決めずに乗るのだが、今回はわざわざ高いお金を払って2年保証を付けたので、なるべく保証切れギリギリまで乗ろうと思っている。(^^)
じゃないと、
2年保証に突っ込んだ金がもったいないからね。(^o^)
なので、
次の乗り替えの際は、「カババ」は利用しないかも。
だって、
カババで売るとなるとだいぶ早めに始動しないといけないので、もし思ってたより早く買い手がついたら1年ちょっとしか乗れくなるからね。(^o^;
えっ?
「また不人気の『セダン』なんか買ったのだから、
早く売れてしまう心配をするより、
またなかなか売れなくて困ることを
心配したほうがいいのでは?」
ってか?
うん、そこなんだけどね、
実は次の乗り替えは、今回のボルボみたいに苦労することなく、すんなりと乗り替えできるんじゃないかと思ってる。(^_^)
おっと、ご存知ない方もおられるかもしれないので一応。
ボルボ売却までの険しい道のりについては、下記の参考記事をご覧下さい。(^o^)
●辛口号、裏技でついに売却! (2025/10/06)
えっ?
「不人気セダンをすんなり乗り替え!?
その自信、どこから来るねん? (^o^) 」
ってか?
今回は記事も長くなったので、まぁその話はまた、新辛口号が納車されてからの納車レポートで触れようと思います。(^_^)
9.最後に
今回の乗り替えは、かつての有力候補を中古で復活させるなど、ファイナリストの選考段階から混迷を極めていた。
強力な新車の候補が少なかったこともあるが、終わってみれば、かつての有力候補を押しのけ、まさかの圏外からの伏兵「Aクラスセダン」が選ばれるという、大波乱の結果となった。
長い記事になってしまったが、
ここまで我慢してお読み頂いた読者の皆さま、
ありがとうございます。(^_^)
大阪人の習性で、
「いかに良い物を、いかに安く買ったか」
を自慢しないと気が済まないモンで。(^o^)
いかに良い物か、
いかに安かったか、
そこをしっかり伝えようとしたら、
えらい長くなってしまいました。
何卒ご容赦を。(^o^;
コメント
次期愛車決定おめでとうございます。しかし・・何かありそうな気がしますね・・・。
>大阪人の習性で、
>「いかに良い物を、いかに安く買ったか」
>を自慢しないと気が済まないモンで。(^o^)
関東人ですが私も大賛成です。経済を回すとかクソ食らえです。
払わなくていいモノに金を落とすのはただのアホです。
しかし安すぎて怖い…
何かあったら笑いのネタになるしそれもアリという大阪人の習性ですか??
決定おめでとうございます!メルセデス仲間が増えてうれしい限りです。
保証が効いている間に不具合を出し尽くし、快調なクルマ生活をお楽しみください。