覚えている方もおられるだろうか?
新年の挨拶で、
「ブログに書きたいネタは、すでにいろいろと発生しています」
とした上で、そのネタの1つとして、
「新たな異音発生の件」
というネタを挙げていたことを。(-_-)
新年のご挨拶と、軽ぅ~く種々のお知らせ
上記の挨拶記事をアップしたのは1月2日。
そして今はもう3月10日。(^_^;
しかも、我がインプレッサに、その「新たな異音」というのが発生したのは、昨年の12月のこと。
つまり、異音発生から、もうかれこれ3ヶ月ほどの月日が流れている。
そして、その「新たな異音」は、現時点でも解決していない。
そう、この異音、かなり手強いのだ。。。(^_^;
というわけで、今回の記事では、その「新たな異音」についてお話ししようと思う。
また、この手強い異音解決に向けて遂行する、「私のクルマ人生での初の試み」についてもお話ししようと思う。
目次
異音の発生箇所と、異音の特徴
まず異音の発生場所だが、
後席右側のドアパネル付近
だ。
走行中に路面の凹凸によって車体が振動すると、このドアパネル付近から、
「ピリピリピリ・・・」
とか、
「チリチリチリ・・・」
とか、
「カチカチカチ・・・」
という音が聞こえる。
異音の音量の大きさは一定しておらず、同じ道を走っていても、大きく聞こえる時もあれば、小さく聞こえる時もある。
大きく聞こえるときは「カチカチカチ・・・」という音になり、小さい時は「ピリピリピリ・・・」や「チリチリチリ・・・」と聞こえる感じだ。
そして、ここが手強いところなのだが、常に聞こえていればまだいい(良くはないが)のだが、時として突如まったく聞こえなくなる時もあるのだ。(-_-;
異音の音量が変化する理由については、当初は気温というか、車内の温度が関係しているのかと思ったが、この3ヶ月間の様子を見る限り、車内の温度との明確な因果関係は無さそうだ。
対策するも空振りの連続!
空振りその1:異音が確認できず
当初は「すぐに直せるだろう」と軽く考えていたこの異音。
だが、ディーラーに対策を依頼してクルマを預けるも、
「すみません。
異音そのものが確認できなかったです。(^_^;」
と。(^o^;
私に言わせれば、
「いやいや、あんなモン、絶対聞こえるやろ!」
と思うのだが、確かに音量が一定していないし、聞こえなくなる時もあるだけに、たまたまタイミングが悪かった(?)のかもしれない。
その前に対策した内装の異音があまりにもあっさり直ったため、「今回の異音も任せとけば簡単に直るだろう」などと、ちょっと安易に考えすぎてしまった私が悪かった。
インプレッサ、内装の異音発生とその解決
ここはやはり、一緒に乗ってもらって異音を聞いてもらわないとダメだ。(^^;
空振りその2:ドアパネル交換
というわけで、対策をしてくれるメカニックさんに一緒に乗ってもらって、その異音を聞いてもらった。
すると、
「この加飾パネルの部分を指で押してみるとカチカチと音がするんで、ここがクルマが振動した時に音を出してるのかもしれないですね。」
「ちょっとドアパネルを交換してみます」
とのこと。
後日、パーツが入荷されたタイミングでクルマを預けて、ドアパネルを交換してもらった。
しかし、、、
ディーラーから自宅への帰り道、数百メートル走った時点で、早くも同じ箇所から同じような異音が発生。。。(-_-;
「ぜんぜん直ってへんやないか! (^o^;」
速攻でハンズフリー電話でディーラーに電話して、そのままディーラーにUターン。
再びメカニックさんに一緒に乗ってもらいたかったのだが、あいにくその時は不在だったため、担当営業マンさんに乗ってもらって音を聞いてもらった。
しかし、営業マンさんいわく、
「聞こえます? (^_^;」
どうやら営業マンさんには、私の指摘している音が聞こえないらしい。(^^;
が、私には聞こえている。
直ったか直ってないかの判断基準は私にある。
「営業マンさんに聞こえないのだから直っている」という判断にはならない。
従って、さらなる対策が必要だ。(-_-)
空振りその3:パネル固定部の補強
とはいえ、またすぐに預けるというわけにもいかない。
メカニックさんにも他の作業予定がいろいろとあるので、メカニックさんが対策の時間を取れるタイミングに合わせて、再びクルマを預けた。
そして、対策完了後にクルマを受け取りに行った。
今回は、ドアパネルの加飾パネル部分はもちろんのこと、他にも音を出す可能性が考えられるところに対策を施したとのこと。
で、その帰り道、またしても異音発生。。。
再び電話で、「ぜんぜん直っていない」ということをディーラーに伝えた。
そして、これだけドアパネルに対策しても異音が止まらないのだから、ドアパネルが原因ではないのだろう、と。
「他に何か原因があるはずなので、その対策をお願いします。」
とお願いした。
空振りその4:シートベルトユニット可動部への対策
とはいえ、またすぐに預けるというわけにはいかない。
何度も言うようだが、メカニックさんも忙しく、いろいろと作業予定が詰まっている。
しかも、一番怪しいと思われたドアパネルが原因ではないとなると、他の原因を突き止めるには、ちょっとの空き時間では難しい。
そこで、前回は朝にクルマを預けて翌朝にクルマを取りに行ったのだが、今回は朝にクルマを預けて翌日の夜にクルマを取りに行くことにした。
つまり、丸2日間の営業時間分、クルマを預けるということだ。
そのため、日程調整がだいぶ先にはなったものの、今度は何とかなるんじゃないかと期待していた。
満を持してクルマを預け、対策完了後にクルマを受け取りに行った。
今回はシートベルトユニットの可動部に対して対策を行ったとのこと。
というのも、Bピラーの内部にあるシートベルトユニットの根元のほうに可動する部分があるらしいのだが、
「そこが接触するなどして、その振動がドアパネルのほうに伝わってきて音が鳴ってるのではないか?」
という見立てで対策を施したとのことだった。
その話を聞いて、なんだか怪しい気はしたのだが、受け取った対策済みの愛車に乗って帰宅の途に。
しかし、またまた速攻で異音発生!
「おい!またしてもぜんぜん直ってないやないか!」
と。。。(^o^;
もはや我慢の限界!
ここまでの流れをお読み頂いたらもうお分かりだろう。
これ以上、クルマを何度預けても同じことの繰り返しだ。
今の状況は、「これだ!」という原因を特定しないままに、「ここかな?」という推測で手当たりしだいに対策している状況であり、「下手な鉄砲、数撃ちゃ当たる」の実演をしているに過ぎない。
百歩譲って、もっと短いサイクルでマシンガンのように撃てるなら早く当たるかもしれないが、メカニックさんも忙しいし、私もいつでもクルマを預けられるわけではない。
預ける日を決めても、それが明日や明後日ではなく、1週以上先になったり2週以上先になったりするこの状況の中で、そんなやり方をしていたらいつまで経っても異音は収まらない。(-_-)
もはや我慢の限界だ。(-_-)
原因の特定に時間をかける!
ここまでの3ヶ月間で、いまだ解決に至っていない異音問題。
だが、私はメカニックさんを責めるつもりはない。
解決できなかった原因を考えてみよう。
まず、原因をちゃんと特定できていない状態で対策をしている、これがダメ。
ダメだが、じゃあ特定するにはどうしたらいいのかとなると、これが容易ではない。
というのも、特定しようと思うと、メカニックさんは異音を聞きながら場所を特定する作業を進めなければならないが、そのためには誰かが運転しないといけない。
つまり、人員が2人必要となる。
皆さん忙しい。
メカニックさん1人のまとまった作業時間を確保してもらうのも大変なのに、さらにもう1人、それに付き合う人員が必要となると、そう簡単に確保できる話ではないだろう。
となると結局、対策を任されたメカニックさんは、考えられる箇所を手当たりしだいに対策することしか出来なかった、というのが現実だと思うのだ。
だから、メカニックさんを責めようとは思わない。
きっと「仕方なかった」のだ。(-_-)
じゃあどうするか。
とにかく、「対策の作業をすること」よりも、原因の特定にじっくり時間をかけることだ。
そのために、私は最終手段をディーラーに提案した。
私も協力して、まずは原因を特定する!
最終手段とは、私も協力するということ。
メカニックさんに一緒に乗ってもらって、ちょっとそこらを一周回って異音を聞いてもらう、というぐらいでは、原因が特定できそうにない。
そこで、明日の午前中、ディーラーの営業時間の2時間を丸々使って私がクルマを運転するので、原因が特定できるまで後席でしっかりとメカニックさんに異音を聞いて頂くことにした。
異音対策にここまで私がガッツリと時間を取って協力するのは、私のクルマ人生において初めてのことだ。
とにかく、明日で確実に原因を突きとめる、その決意だ。(-_-)
原因さえ突きとめれば、対策自体はそんなに難しくないはずだから。
結果はまた後日、このブログで報告する。
まぁインプレッサユーザー以外には全く興味のない記事かもしれないが。(^^;
コメント
ここまできたらディーラーよりも民間でスバル車に明るい所に行った方がいいのかな、と思いました
ディーラーはどうしても個人にそこまで苦労かけてくれるものではないだろうから
ただ玉石混合の業者を見極めるのは難しいですが
辛口系おやじ(管理人)です。
いやいや、ディーラーはちゃんと面倒みてくれますよ。(^_^)
もちろん、私の相手だけしてるわけではないので、メカニックさんの都合と私の都合を合わせて地道に対策を進めていく必要はありますが。
そもそも、ディーラー以外の民間業者で異音対策なんかしたら、お金かかるじゃないですか。(^o^;
前の愛車のアテンザやBMWに乗っていた際には、ここまでの「異音記事」を呼んだ記憶が無いので、結構気になるぐらいの音なんでしょうね。
旧ブログを知らず、最近辛口さんの新ブログを読み始めた読者には、「スゲー神経細かい人」若しくは「心霊現象と戦う孤独な戦士」みたいに思われるかもしれませんね。
辛口系おやじ(管理人)です。
新ブログになってからは、特に愛車に起きたことをなるべく記事にしているからそう感じるだけです。
過去の愛車でも異音対策はその都度やっているのですが、記事にしていないものがあるだけのことです。(^_^)
私にとって、クルマ購入後の異音対策は「絶対にあるもの」として想定に織り込み済みです。
それぐらい、異音は当たり前に発生します。(^_^)
私もマツダの前車でフロント左側のカタカタ音に悩まされました。一定速度でしか発生しないのですが非常に不愉快で、乗り換えを決めた一因でもありました。
ディーラーにも何度か被疑箇所の補強をやってもらったんですがダメで、これ以上お願いするのも申し訳ないしグレード的にもしゃあないか、、って感じで諦めてしまいました。
辛口系おやじ(管理人)です。
そうですか、あきらめてしまいましたか。(^_^;
また同じようなことがあったら、今度は遠慮したりあきらめたりせずに、ディーラーに対策をお願いして下さい。
そのほうがお互いにとってプラスであり、あきらめることはお互いにとってマイナスにしかなりませんから。(^_^;
同じ問題で2回ディーラーに預けました。ある程度軽減するものの治らずでしたのでドアカバー外してそこら中スポンジ貼ったり樹脂フィルムの固定が甘いところテープで止めたら少しマシになりました。樹脂は熱で膨張したり縮んだりするので季節によって出たり消えたりです。乗り味は凄く気に入ってるだけにこのような低級音は余計にイラつきます。対策の内容、結果楽しみにしています。
辛口系おやじ(管理人)です。
それはたぶん、原因の箇所に対しては直接的な対策ができていないのだけど、音が伝わる経路に対していろんな対処がされていることにより、音が伝わりにくくなってマシになったんでしょうね。
私はあきらめず、原因に対して直接対処すべく、異音対策をしてもらうつもりです。
今日アップした記事をお読み頂ければわかる通り、異音解決は少し先になりますが、今度こそイケるだろうと期待しています。(^_^)
こんにちは。
最近の辛口さんの雰囲気から今後はスバルは書類選考すらしてもらえないメーカーになりそうですね。
所詮は三流企業だったと言ったところでしょうか。
近々倒産でもしても仕方ないかもしれませんねー。
マツダは世界でもかなり絶賛されてますし、次はマツダ3かCX-30とかもいいですよね。
辛口系おやじ(管理人)です。
いやいやとんでもない!
スバルは今後ますます要注目のメーカーですよ! (^o^)
あと、「三流」ほどヒドくはないです。
あれだけの走りの質感を持ったクルマがつくれるのですから。
でもまぁ一流ではないと思うので、私的には現時点ではスバルは二流だと思ってます。(^_^)
レヴォーグやレガシィB4が、SGPベースでの新型になったらどんな出来栄えになるのか、非常に楽しみです。
CVTやe-BOXERなど、一流になるためにまだまだ改善すべき余地はありますが、少なくともプラットフォームのSGPは、一流と肩を並べるところまで来ていると思います。(^_^)
ただ、一流になるためには、そういったハード面での課題をクリアするだけではダメです。
私がいま戦ってるような異音に対する技術も含め、メーカーとディーラーが共に成長しなければ、感性に訴えかける「質感」を一流レベルに押し上げることはできません。
だからこそ、異音は軽視してはいけない。
異音を放置すれば、そのクルマが本来発揮できるはずの「質感」を落とすことになり、それはメーカーにとって非常に損な話です。
異音の対処を求められないディーラーは、異音に対する対処能力が磨かれず、クルマが持つ本来の質感を客に提供できないことになります。
異音を我慢して乗るユーザーは、次の買い替えで他メーカーに乗り換えるかもしれない。
そうなると、ディーラーは客を失うことになります。
異音の放置は、こういった悪循環を生むのです。
だから私は遠慮しない。
私が「直すべき」と判断したレベルの異音は、確実に直るまで対処してもらう。
長い目で見れば、それがお互いのため、なのです。
そしておっしゃる通り、マツダは近年確実に評価を上げてきた、言わずもがなの大注目メーカーです。(^_^)
特に今年は新世代の第一弾として発売される「マツダ3」の登場もあって、より注目度は高いですよね。
マツダ3の出来栄えは、どの程度のレベルなのか?
ライバルとなるインプレッサは、当然、次期型ではマツダ3以上を目指さなければなりません。
なので、マツダ3には、ぜひともスバルにとって(もちろん他メーカーにも)強烈な刺激となるような、高いレベルの出来栄えで出てきてほしいと思います。(^_^)
自分の場合は異音がよく発生する道路が幸いにもディーラーの近くだったため、
メカニックの方がそこを実際に運転してくれ解決に至ったことがあります。
ネジを全部緩めてから締め直すだけで改善することもあり、とにかく対応が難しいとのこと。
辛口さんの場合極端な話後部座席に人が乗っていると発生しなくなる可能性もありますね。
辛口系おやじ(管理人)です。
ずっと鳴ってる異音なら簡単ですが、特定の条件でしか発生しない異音は難易度高いですよね。
さらに言えば、私がいま戦っている異音みたいに、鳴らないときもあるわ、異音の音量は変わるわ、どの道のどの場所で必ず鳴るというわけでもないというような異音は極めて難しいです。(^o^;
幸い、後ろに人が乗ってても鳴ってるので、そこはまだマシです。
今日アップした記事にも書きましたが、2人がかりで地道に対処してもらうしかなさそうです。
でも、今度こそ直ると信じています。(^^;
勝手な想像ですが全く違う箇所が原因な気がします。
辛口系おやじ(管理人)です。
予言的中ですね。(^o^)
ドアパネルではなかったようです。
まさかさらに後ろだったとは。。。(^^;
私のアウトバックも、ほぼ同じ異音が出ます。
新車で納車後1年経過した頃からドアパネル付近から「ピリピリ・・」とか「チリチリ・・」とか「カチカチ・・・」という音が聞こえるようになりました。
ディーラーにて1年点検の際に症状を伝えて調べてもらいましたが、担当の方には異音が聞こえないとのことで、とりあえずドアパネルを外して怪しい箇所に対策を施していただきましたが、やはり異音は治りませんでした。
現在、納車後2年経過しても同乗する家族にも全く異音が聞こえてこないとのことなので、自分が気にしすぎているだけなのかなと諦めかけていたところ、辛口系おやじさんの記事を見つけて、思わずコメントさせていただきました。
私もドアパネル以外から異音が発生していないか、調べ直してみようと思います!
辛口系おやじ(管理人)です。
そりゃまたホントに私のと同じような異音ですね。(^o^;
ぜひあきらめず対策をして下さい。
当たり前ですが、異音には必ず原因がありますので、地道に調べれば直りますから。(^_^)