もはや自力での立て直しは難しいと言われている、
日本が世界に恥じる、完全負け組の自動車メーカー
「日産」。
各社生き残りをかけた激動の時代に突入した自動車業界において、日本の自動車メーカーの「負け組確定第一号」と言っても過言ではない状況の日産は、これまでにもたびたびピンチに陥ったが、そのたびに社外の力やお金に助けられてきた。
●日産のヤバさが加速している件 (2020/09/11)
そしてこのたび、
またしてもピンチの日産に助け船が現れた。
「ホンダ」である。
すでに大々的に報道されており、本日も両社による会見が行われたので皆さんご存知かと思うが、ホンダと日産が、経営統合する方向で協議を進めているというのだ。(-_-)
●【詳報】ホンダと日産 経営統合の協議に入ったことを正式発表
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241223/k10014675961000.html
日産の「顧客軽視」の経営にあきれ果て、今度こそ倒産してほしいと願っていた私にとって、これはとても残念なニュースだ。(-_-)
と、
最初は思った。
けど、よく考えたら、
これでOKだと思う。(^o^)
というわけで、
ホンダと日産の経営統合について、
私の思うところを以下で語らせて頂く。
私の勝手な邪推が多く含まれているので、あくまでも経営・経済の素人である一個人の考えとして、軽く読み流して頂ければと思う。(^^;
1.とんでもないお荷物!?
私が思うに、はっきり言ってホンダが日産と経営統合しても、とんでもないお荷物になるだけで、普通に考えたらメリットよりデメリットのほうが遥かに大きいと思う。
まぁ言ってみれば、
芸能事務所に所属しているタレントのうち、稼いでるのは実質ほぼ1人だけで、その1人の稼ぎで他の所属タレントの給料を払っている、みたいなのと同じような状況になるのでは?
ということだ。
だって、
日産単独の状態でも、ピンチになったら社外の助けを借りてお金を工面してきたんだぜ?
経営統合して同じグループになったら、それこそ、同じグループ内の儲かってる会社から資金を援助してもらうことになったりしないか? (-_-;
今後の新時代に向けて、新たな開発を協力して進めていくにしても、お金の無い奴と組んだら足を引っ張られるだけだよね?
日産があまりお金を出せないとなると、結局ホンダが多く出さないと思うような開発が出来ないだろうし、仮にそれで開発を進めて成果を出しても、あんまりお金を出してない日産が、ホンダと同様にその果実を得るとなれば、多くの資金を出したホンダにしてみればやってられないだろう。
かと言って、ホンダが日産と同額しかお金を出さなかったら、それこそ中途半端なことしか出来ないかもしれないし。(-_-)
日産単独での立て直しは困難と見る識者が多いような状況で、ほっといたら潰れるか買収されるような会社と組むメリットなんて、ホンダにはほぼ無いと思う。
日産の技術が欲しいなら、
単なる業務提携でもいいはずだ。
実際、8月に業務提携を発表しているのだから、それだけでいいはず。
●ホンダ・日産がEV分野で提携、ソフト開発加速 三菱自も合流へ
https://jp.reuters.com/business/autos/TCQRGELJXVMIBFMOPRJACWLD4Y-2024-08-01/
なのになぜ、
経営統合までする必要があるのか?
全く理解不能である。(-_-)
と、
この経営統合のニュースを聞いた時は思ったわけだ。(^_^)
2.買収阻止のため?
今回の経営統合に意味があるとすれば、海外資本による買収の阻止だろう。
倒産するのを待っていても、日産の過去を振り返れば分かるように、規模が大きすぎて、国が簡単には倒産させてくれない。(-_-)
しかし、
今回の経営ピンチで株価はダダ下がり。
こうなると、お買い得価格と判断した連中が買収を画策し始める。
実際、
すでに報じられている通り、どうやら鴻海精密工業(以降、ホンハイと称す)が日産の買収を目論んでいるという。
そして、
今回のホンダとの経営統合の話は、ホンハイによる日産買収を阻止するために出てきた話であるとも一部で報じられている。
確かに、
それなら経営統合する必要性があるのは分かる。
しかし、
それは日産にとって必要なだけで、ホンダにとってはただの迷惑でしかないのでは?
言うまでもないが、
ホンダは非営利法人ではない。
なぜ日産を助けるために、足を引っ張られるだけとしか思えない経営統合について協議しようとしているのか?
日産が買収されてしまうと、日産と進めるはずだった業務提携がスムーズに進まなくなる可能性があるからだろうか?
でも、
だからと言って今のホンダにとって、経営統合して日産を救済してまで、欲しい日産の技術なんてあるのかね?
はっきり言って、得られるメリットよりも遥かにデメリットが大きくて、
「だったら別に日産の技術なんていらないよ」
と言いたくなるのが普通ではないだろうか? (^o^)
3.経営統合したら日産は存在意義なし
世間には「日産はハイブリッドが弱い」と思っている人たちがいるようだが、実は今の、近年の日産を支えてきたのは、「e-POWER」という名の、紛れもない「ハイブリッド」である。
クルマにあまり興味のない人たちには、e-POWERがハイブリッドだということを知らない人も多いのだろう。
日産にとって「e-POWER」は、日産の首の皮をつないできた、まさに救世主と言っていい貴重な技術。
そのため、近年の日産は、
e-POWERにおんぶに抱っこの状態である。
そんなわけで、
e-POWERには一定の敬意を表する必要はあるが、今となっては「日産はハイブリッドが弱い」というのも事実と言わざるを得ない。
というのも、
e-POWERは高速巡航時もモーターで走行するため効率が悪く、高速クルージングでの燃費が悪くなる。
2016年にe-POWERが世に登場してから8年以上が経過したが、いまだにこの弱点は解決されていないのだ。
その点、
ホンダのハイブリッドシステム「e:HEV」は違う。
ホンダのe:HEVは、通常はe-POWERと同様にモーターでの走行だが、高速巡航時にはエンジン直結モードで走行できるため、高速クルージングでの燃費を抑えられる。
つまり、
ざっくり言えば、日産e-POWERの弱点を克服したハイブリッドが、ホンダのe:HEVと言うことができる。
もし経営統合するとなれば、ホンダは日産の財務状況の改善に向けての「現実味のある計画」を、日産に求めてくるだろう。
だが、
日産が財務状況を改善するには、
自動運転とかEVとか未来の話じゃなく、
「いま売れるクルマ」
の販売台数を増やす必要がある。
日産が販売台数を増やすためには、落ち込んでいる北米での販売台数を増やす必要があるが、北米へのe-POWERモデルの投入を予定はしているものの、経営統合するとなったら、その計画も変更せざるを得ないのではないか?
なぜなら、
e:HEVを搭載したホンダのハイブリッド車は、北米で売上げ好調だ。
こうなると、
システム的に弱点を抱えたままのe-POWERを使うよりも、e-POWERをホンダのe:HEVに置き換えて売ったほうがいいのでは?
と考えるのが普通だと思う。
そして、
もし日産がホンダのハイブリッドシステム「e:HEV」を使わせてもらうことになったりしたら、はっきり言って、e-POWERを並行して存続させる意味はなくなる。
e-POWERが存在意義を失うということは、すなわち、日産の存在意義がなくなると言っても過言ではない。
だって、
先述した通り、今の日産はe-POWERにおんぶに抱っこ状態なのだから。
その幹の部分がホンダの技術に置き換わったら、
「日産ブランドって、
存続させる意味あるの?
もう全部ホンダでいいんじゃね?」
ってなるよね。(^_^;
というわけで、
経営統合したら、日産は存在意義を失う。
私はそう思うのだ。
4.事実上、日産は潰れたも同然
日産がホンダのe:HEVを使わずに財務状況を改善しようとしても、もはや手段はほとんどない。
あるとしたら、苦し紛れにさらなる人員削減に踏み切るだけだろう。
しかしそんなことをしてもその場しのぎに過ぎず、技術の流出や技術力の低下につながりかねず、長い目でみればマイナスでしかない。
少ないメリットだとしても日産の技術を利用したいと考えるホンダにしてみれば、日産のさらなる人員削減など容認しないはずだ。
実際に試乗した私から言わせてもらうと、ホンダのe:HEVの出来栄えは素晴らしい。
歴史を重ねたトヨタのTHSもかなわない走行フィーリングである。
「いま売れるクルマ」を出すためには、日産はe-POWERを捨てて、ホンダからe:HEVの供給を受ける必要性に迫られると思うが、はたして、プライドの高い日産が、そのようなことを受け入れるだろうか?
もしe:HEVの供給を受け入れれば、
「あ、e-POWERが無くなって、
e:HEVに置き換わったってゆうことは、
日産の技術よりホンダの技術のほうが
優れてるってことなんだな。」
と、一般消費者は理解するだろう。
「技術の日産」と謳ってきた日産にとって、こんな屈辱的なことはない。
「日産」としては潰れたも同然と言える。
逆に、e:HEVの供給を拒否したら、
先述した通り日産の財務状況を改善する手立てがなく、財務状況の改善は進まない。
日産単独であれば、幹部は責任も取らずに国などの助けを借りてのうのうと存続できるかもしれないが、経営統合してしまったらそうはいかない。
ホンダが主導権を握る経営統合ゆえに、日産幹部はほぼ総退陣に追い込まれ、ホンダが選出した役員が日産に送り込まれることになるだろう。
そうなれば、
日産という看板があるだけで、もはや日産ではない。
日産の意思や主張は、完全にホンダの意を汲むものとなるからだ。
これって事実上、潰れたも同然だろう。
というわけで、
経営統合しなくても潰れるか、どこかに買収される。
買収されれば経営の舵は奪われるだろうし、買収阻止のために経営統合しても、いずれは「日産は潰れたも同然」の状態となるのではないかと、私は思う。
5.たぶんホンダは分かってる
経営統合の話がまとまるかどうかはまだ分からない。
だが、
話がまとまらなくても、実はホンダは痛くも痒くもないし、話がまとまっても、いずれはホンダが事実上「日産を吸収する」形になることを、ホンダは分かっているのだろうと思う。
ホンダがこれからの激動の時代を生き残るためのパートナーとして、日産以外に組めるところがないなどという意見もあるようだが、経営統合してまで組まなくても、ほっといたら日産は潰れるので、使える人材だけ引っ張ってくればよいだけだ。
まぁ日産ぐらいの大きな企業になると、潰れる前に国が余計なことをするのでそう簡単には潰れないが、株価がダダ下がりになれば買収するのもアリだろう。
ホンダが買収するというのなら、国も協力してくれるのではないだろうか?
国が恐れているのは、日産が海外資本の企業に買収されることなのだから。
なので、
ホンダは別に、焦って経営統合を急ぐ理由などない。
日産がホンハイに買収されると困るので、国が裏で動いてホンダに経営統合を持ちかけたのではないだろうか?
ホンダと日産の話し合いだけで、このタイミングで「経営統合」にまで話が展開するのは非常に不自然だと思う。(-_-)
とにかく、
これでようやく、日産は事実上の消滅に向かうと思うので、日産の倒産を願ってきた私としては、めでたしめでたし、だ。(^_^)
ホンダが足を引っ張られるのはゴメンだが、当然ながらホンダ主導となるようなので、足を引っ張られる状況を容認する形での経営統合にはならないと思うので。(^_^)
と、
以上、経営・経済の素人が、勝手な想像・未来予想を書いてみました。(^o^)
信じる信じないは自由ですが、いずれの場合も自己責任でお願いします。(^^)
あと、日産の役員ども、悔しかったら経営統合の話を蹴って、お前らの力で立て直してみろよ。(^_^)
コメント
ホンダでもホンハイでも本当に車を愛している所に買い取ってほしいですね
本件でゴーンがインタビューされてていっちょ前に意見されててなんか笑った
辛口系おやじ(管理人)です。
> ホンダでもホンハイでも
> 本当に車を愛している所に
> 買い取ってほしいですね
私的にはホンダならともかく、ホンハイなどの外資に買収されるのはマズいなぁと思ってるんですよね。
今はまだ、舎弟を連れた王様トヨタと、その他の弱小という構図になってますけど、いずれはトヨタも含めた「日本連合」となって世界と戦うことになると思うんです。
外資が混じると、その流れを阻害されてしまうと思うので、今後の先のことを考えたら、やっぱり外資に買収されるのはマズいのではないかと。(-_-)
> 本件でゴーンがインタビューされてて
> いっちょ前に意見されててなんか笑った
はい。
お前が今さら出てくるのかよと思いました。(^o^)
ゴーンの言ってたこと、ホンダと日産は強みと弱みが同じであり補完し合わない、というのは、未来を見据えた大きな視点で見ればその通りだと、私も思います。
日産の問題は、ゴーンが言うような未来に向けた次元の話ではなくて、「今」を乗り切れるかどうかなので、そもそもコメントの視点がズレてるんですよね。(^^;
これだけの状態でも日産役員の表情に危機感も焦燥感も無いのは
元より日産に対しての愛着もプライドも無く、貰うものだけ貰って後は悠々自適と行こうと言う所ですかね。
辛口系おやじ(管理人)です。
> これだけの状態でも
> 日産役員の表情に危機感も焦燥感も無いのは
たぶんあるんでしょうけど、単にポーカーフェイスなだけだと思います。
そうじゃなければ、よほど鈍感な人ですね。(^o^)
> 元より日産に対しての愛着もプライドも無く、
いや、ところがこの状況でも安っぽいプライドだけはあるようなので、そこが見ていて痛々しいし、恥ずかしくないのかなと思いますね。(^o^;
> 貰うものだけ貰って後は
> 悠々自適と行こうと言う所ですかね。
それは常に思ってそうですね。(^o^)
e-POWERはただのシリーズ式な上に高コストで利益も出にくいんだろうね
今さらエンジン直結モード付きの開発が噂されてるけど出るとしても数年後なんでしょう
ホンダと繋がるなら中止だろうし詰んでるわこれ
辛口系おやじ(管理人)です。
> e-POWERはただのシリーズ式な上に
> 高コストで利益も出にくいんだろうね
その分、価格を高くしているので、本来なら利益は出せるはずなんですが、肝心のクルマがフルモデルチェンジされないから大幅値引きしないと売れないので、自分で利益を削ってるだけです。(^o^)
> 今さらエンジン直結モード付きの開発が
> 噂されてるけど
そうなんですか。
ホント今さらですね。(^o^)
相変わらず仕事が遅いです。
役員が、目先の自分の報酬を確保することしか考えてないからでしょうね。(^o^)
頑張ってる社員が気の毒ですわ。(^^;
> ホンダと繋がるなら中止だろうし詰んでるわこれ
はい。
日産が推しまくっているe-POWERが、実はホンダのe:HEVより劣っていることが、世間一般にバレてしまうのも時間の問題ですね。(^_^)
e-POWERが売れたからって、目先の利益に目が眩んで売るばっかりで、抜本的な改良をしないからこうなるんですよ。(^^;
乗ってもいないのに劣ってるってどうして言えるんですか?
まさか辛口さんが気にしないはずの燃費ですか?
試乗したことがあるのは前のノートだけですよね?
現行ノート以降に出たePowerは全くの別物ですよ、辛口さんの嫌いなワンペダルも無くなって(弱くなって?)ますし。
らしくないですね。
辛口系おやじ(管理人)です。
> 乗ってもいないのに劣ってるって
> どうして言えるんですか?
システム的に劣ってるんです。
実際、いまだに米国にe-POWERモデルを投入できていないのは、高速クルージングが多い米国での使用環境に、e-POWERの特性(高速で燃費が悪くなる)が向いていないからだと言われています。
乗ってみてのフィーリングの話ではないですよ。(^_^)
> まさか辛口さんが気にしないはずの燃費ですか?
はい、私は燃費など気にしません。
特に高速クルージングでの燃費とか、どうでもいいです。(^o^)
ただ、一般的にはそうではなくて、やはりそこにシステム的な弱点を抱えるe-POWERに対し、エンジン直結モードで高速クルージングでの燃費改善にも対応したホンダのe:HEVのほうが、システム的に先を行っている、という意味で「e-POWERのほうが劣っている」と申し上げたわけです。(^_^)
> 現行ノート以降に出たePowerは全くの別物ですよ、
はい。
改良が進んでいるのは聞いてますし、良くなっているのはきっと確かなのでしょう。
ただ、先にも述べた通り、システムの根本的な部分での改良がいまだにされていないのは、戦略的に失敗であり、舵取りをしてきた役員の失策、怠慢だと思います。
e-powerの改良点は安全マージン削って電池とモーターを積極的に使うようにしたことてす。
ホンダの思想から外れるためe:hevに流用できそうもないので捨てるしかないでしょうね。
日産ストップ高、ホンダダダ下がりの株価の動きが世間の評価過ぎて笑えましたね。
日産社長の「どちらが上、どちらが下ではなく、ともに未来をひらく仲間として…」の発言にはいやいやホンダじゃなくてオマエがそれ言うんかい!とツッコまずにはいられませんでした。
辛口系おやじ(管理人)です。
> 日産ストップ高、
> ホンダダダ下がりの株価の動きが
> 世間の評価過ぎて笑えましたね。
はい。(^_^)
ホンダはその対策として大量の自社株買いを発表したので、株価は上昇に転じて持ち直してますけどね。(^_^)
大量の自社株買いを宣言するということは、見方を変えれば、
「ウチの金をアテにしないで下さいね」
と、日産に無言のメッセージを送ってるのと同じだと思うので、ホンダの、
「絶対に足を引っ張らせないぞ!」
という強い意志が伺えると思います。(^_^)
> 日産社長の
> 「どちらが上、どちらが下ではなく、
> ともに未来をひらく仲間として…」の発言には
> いやいやホンダじゃなくてオマエが
> それ言うんかい!とツッコまずには
> いられませんでした。
全くですね。(^o^)
それって、本来ならホンダが日産に気を使って言う言葉ですよね。(^o^;
まぁホンダはそんな気を使うつもりもなさそうなことは、会見の表情見てたら分かりますけどね。(^o^)
日産倒産は、日本国が許さないし。国としては自動車会社の税収に雇用もあるわけで。海外に買われるのはというのもあるけど、、、海外でも自動車会社を倒産させないために国が助けている。 ホンダが、本当にほしいのは、技術ではなく工場だとおもいます。フェラーリランボルギーニとかも工場でかくしているのを見ると。わたし個人としては、株にかんしては、フェラーリ株に何年も乗りまわしています。今現在300株以上あります。テスラ売ってフェラーリ買ってとか、、、所持フェラーリ株すべて売却したら、それなりの金額のフェラーリ買えますが、新規顧客に売るものがないし、新車オーダーして3年も待てないし。お金あっても買えないフェラーリは、会社としてもブランドとしても強いよねー。
辛口系おやじ(管理人)です。
> ホンダが、本当にほしいのは、
> 技術ではなく工場だとおもいます。
そうなんですかね?
私は、技術はもちろん、工場もそんなに欲しくはないんじゃないかと思ってるんですが、いすれにせよそう遠くないうちに、自然と我が物になるとは思ってるでしょうね。(^o^)
> わたし個人としては、株にかんしては、
> フェラーリ株に何年も乗りまわしています。
フェラーリぐらいネームバリューがあると、ステータスを求める成金的富裕層から常に安定した需要があるので安心感がありますし、転がすには手を出しやすい株かもしれませんね。(^_^)
まぁ私のような、1日300円の食費で生活する貧乏人には無縁の話ですが。(^o^;
ジャガー・ランドローバーもインドのタタモータースに買収されましたが、ジャガーやランドローバーも技術を持っていますが流出ガーとか買収阻止とか周りが騒ぐなどということはなく買収となりました。ビジネスとして損得のみを考えてのことなのか、騒ぐことでもないと大人なのか、お国柄の違いなのかはわかりませんが。
今回のこの件はジリ貧の日産をホンダが引き受けるような形になりますので持株会社の社長を指名するのはホンダとの流れも当然ですが、日産はこれにも心の中では不満なようです。
財閥系企業である日産(鮎川財閥)が叩き上げの非財閥系企業のホンダの軍門に降る形になります。本来なら救済する価値はないですが、モルヒネで生き延びたような形になったようなイメージです。
辛口系おやじ(管理人)です。
> ビジネスとして損得のみを
> 考えてのことなのか、
> 騒ぐことでもないと大人なのか、
> お国柄の違いなのかはわかりませんが。
日本は自動車産業に関連する企業の裾野があまりにも広くて、ここが揺らぐと全体への影響が大きすぎるということもあるかもしれませんね。
> 今回のこの件はジリ貧の日産を
> ホンダが引き受けるような形になりますので
> 持株会社の社長を指名するのは
> ホンダとの流れも当然ですが、
> 日産はこれにも心の中では不満なようです。
不満を言いたいのは、厄介なお荷物と抱き合わされたホンダのほうなのにねぇ。(^o^;
> 本来なら救済する価値はないですが、
> モルヒネで生き延びたような形に
> なったようなイメージです。
これで少しは生き延びることにはなりますが、記事にも書いた通り、いずれにせよ事実上の消滅、倒産に等しい状態になると思います。
まぁ言ってみれば、いきなり潰せないので、段階を得て潰すという流れかと思います。
35GTR 販売終了と
同時に 日産倒産がきそうな?
かんじしかないわけで?
古いかんがえしかない会社は潰れるよね?
フェアレディなんか見ないし?
1000万以上する車なみに街中走ってないし。