日産ティアナが廃止!?そして驚きの事実が!

 ベストカーWebの記事で、

日産の「ティアナ」がもうすぐ販売終了になる

というニュースを目にした。

 ティアナの販売終了に関しては、確かに以前にもその噂をチラッとどこかで目にした記憶がある。

しかし!

今回の記事では、もう決定事項であるかのように報じられているのだ!

 次期ティアナ、というか、世界初の可変圧縮比エンジン「VCターボ」を搭載した「アルティマ」の日本導入に、実はわずかな望みを託していた私。

それだけに、ティアナの販売終了という展開に居ても立ってもいられず、日産のディーラーに電話をかけてみたのだが・・・。(-_-;

1.ディーラーに聞いても仕方がない

 電話をかけて、さっそく質問をぶつけてみた。

私:
「ネットのクルマメディアの記事で、
 もうすぐティアナが販売終了する
 という記事を見たんですが、本当ですか?

営業マン:
「いや、ウチにはそういう話は来てないですが。

私:
「じゃあ今はまだ注文も受け付けて、
 普通に販売されてるんですね。
 話が来てないってことは、
 いつまでで販売を打ち切るとか、
 そういう予定もないんですね。」

営業マン:
「そうですねぇ、、、ちょっと確認して
 折り返し連絡させて頂いていいですか?」

私:
「すみません、じゃあお願いします。」

と、
営業マンさんも寝耳に水みたいな感じだった。(^o^;

 しばらくして折り返しの電話がかかってきた。

営業マン:
「一応確認とってみたんですけど、
 特にいつまでで打ち切るとかの予定はなくて、
 少なくとも現時点では、
 今まで通り普通に販売を続けていく
 ということで営業させて頂いております。」

とのこと。

 ただ、こうも言っていた

営業マン:
販売終了とかの話って、
 ディーラーに話が来るのは遅いんです。

 というのも、あまり早く通知すると、
 営業のモチベーションに影響するというか、

 『じゃあもう勧めるのやめとこか』

 ってなってしまったりする面も
 あるかと思うので。。。(^_^;」

 なるほど、そりゃそうだよな。(^o^;

 メーカーが顧客第一主義なら早めにディーラーに通知出すかもしれないけど、メーカーは顧客なんか別にどうでもよくて、自分らが儲かったらいいわけだから、そりゃあなるべくネガティブな話はディーラーには伝えないよな。(^o^;

 というわけで、

販売終了などの話は、基本的にディーラーに聞いても仕方がないのだ。(^^;

 さらに、営業マンさんは、日産車に関しては今後も「セダン」のラインナップは力を入れていくとは思えず、縮小傾向になりそうだとおっしゃっていた。

新型車を投入していく計画も打ち上げられていたけど、セダンに関しては厳しい状況が続くというか、縮小傾向ではないか、と。(-_-)

2.そして彼もいなくなった・・・

 私がフーガに乗っていた時代にお世話になっていた営業マンさん。

なんと!

昨年に退社した(辞めた)とのこと。。。(・o・;

 優秀な人だったし、そこそこ出世もしてたはず。

年齢を考えても、普通に考えたら「辞める」という選択肢はすでに無いだろうと思っていた。

なので、ティアナの話よりも、むしろ彼が辞めたという話に驚いてしまった。(^o^;

 でも、仕方ないかもな。

だって、売るクルマねーモン。(^o^;

 優秀だからこそ、この状況の日産車を客に自信を持って売るということが出来なくなってしまったのかもしれない。

いや、わかんないよ、わかんないけど、自分がもし日産ディーラーの営業マンだったらと考えると、どうやって新車売っていくのか、まったく想像がつかないモン。(^o^;

だって、どう考えても他社のクルマのほうがいいと思いながら、ムリヤリ自分とこのクルマをオススメしないといけないんだぜ?!

 頭悪そうな奴つかまえて、

「ほら!
 ハンズオフ(手放し)走行が可能なんですよ!
 スゴくないですか!」

と、使い物にならないくせに年会費が何万もかかるクソ装備のついたクルマを売りつけるとか、

「ほら!
 電気自動車の新しい形、
 e-POWERを搭載した(ニセ)新型ですよ!」

と、基本設計が古いままでe-POWERを搭載しただけのクルマを、さも最新のクルマであるかのように言って売りつけるとか。(^o^)

私はようしませんわ、そんな非人道的なこと。(^o^;

 きっと彼も、近年の日産の動向をずっと見てきて、日産の今後を見限った部分もあるかもしれないが、客のことを思うからこそ、今の状況に耐えられなくなった部分もあったのではないだろうか?

 携帯の番号は知ってるけど、あえて電話はしないでおこう。

今までお世話になりました。

優秀な方なので、何の心配もないとは思いますが、新しい仕事でもその能力を生かして頑張って下さい。

私はあなたほど優秀ではないけど、決してあきらめない不屈の闘志と執念で頑張ります。(^^;

 以上。

結局ティアナはいつ販売終了になるのか分からずじまいだが、ティアナの終了うんぬんという以前に、日産自体が終了してしまわないことを祈るしかない。

VCターボ、日本に導入してほしいなぁ。。。(-_-)




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コメント

  1. ADSV より:

    日産であろうとトヨタであろうと国産メーカーだからを理由に応援するという気持ちが私には無く酷な言い方になってしまいますが、日産はここまで来ると前代未聞の日本メーカーの日本撤退をしてもいいと思います。或いは軽のみで普通自動車撤退とか。国内軽視とか言われていますが別にルノーとプラットフォームを共有して海外で出した車を右ハンドル・ナビやディスプレイ日本語化して出すだけでも車さえ良ければそれで良いんです。
    ルノーの下にいるのが嫌ならルノーを買収するとか、今後危機に陥っても救済する企業が現れない又は中国系企業に買われる事覚悟で出奔するとか。
    とにかくメーカー・ディーラー共に士気が駄々下がりでそれがユーザーにも伝わって顧客を遠ざけているようにも見えます。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      そりゃあ士気も下がりますよね、この状況じゃあ。

      特に、かつての日産車が好きでこの仕事をしている人であれば、今の状況は耐え難い、いや、耐えられない状況だと思います。

      私も日本車とか外車とか、特にこだわりはないのですが、やはり選択肢は多くあってほしいですので、日産にも頑張ってもらいたいです。

       

      とはいえ、車種の廃止や、寝たきり老人の延命治療みたいな車種しかない状況で、しかも、

      「もうすぐ新型車が出ますよ!」

      という朗報が!

      と思ったら、新型ルークス(軽)って。。。(-_-;

      確かにこんな中途半端な状況が続くようなら、目障りなので本当に日本から撤退してもらいたいです。

       

      とにかく、日産はクルマがない、ホンダはクルマはあっても基準レベルが「軽」基準と、日本の自動車メーカーはヤバいですね。

      ハイブリッドの開発が一段落してからのトヨタの動きは目を見張るものがあるので、トヨタが強力にリーダーシップを取って日本の自動車メーカーを引っ張っていってほしいと思います。

      • ADSV より:

        そのトヨタですが学生時代に経済学の講義でマーケットの動きに触れたとき教授が言っていたのですが、シェア1位のところほど冒険しないと。シェア1位のところは新たにマーケットの開拓はせず2位・3位辺りが開拓し受け入れられそうだと判断すると資本力にものを言わせて新たに開発し販売網の多さを駆使して駆逐する。なぜなら1位は投資額も大きく失敗した時の損害も大きくなるのでシェア下の所に様子を見させるという傾向になりがちだという事だそうです。
        トヨタの後出しジャンケンがそのいい例です。

        • 辛口系おやじ より:

          辛口系おやじ(管理人)です。

          確かに後出しジャンケン、ありましたね。(^o^)

          でも、それってトヨタがハイブリッドの開発に注力していた時代に多かった気がするんですよね。

          最近はむしろ、トヨタは自ら攻めていってる感じがします。

          なんせ日本の2位と3位がヒドい状態ですから、2位と3位が開拓するのを待ってたら世界から置いていかれますからね、1位が自ら動くしかないという感じでしょうか。(^o^;

          もはやシェア1位を国内で誇ってる場合ではなく、これからの自動車業界の大変革時代を生き抜いていくためには、他社も巻き込んで世界と戦っていかないといけませんから。

          そりゃあもう、後出しジャンケンなんてやってる暇ないですわ。(^o^;

          • 匿名 より:

            と言うか、今の縮切った日本市場のシェア1位に何の意味もないですからね。
            トヨタの相手はVWやGMそしてGAFAです。
            コメントの様な日和見をしている余裕はないでしょう

          • ADSV より:

            ダウンサイジングターボはレヴォーグ等を見て後出しジャンケンしました。C-HRもヴェゼル・ジュークなどを見て後出しジャンケンで出しました。ルーミーも露骨なソリオ/バンディット潰しの後出しジャンケンでした。最近の例はこれくらいで仰る通り2位、3位があの体たらくですので市場の開拓を待っていたら世界から置いてけぼりを喰らう。2位・3位がマーケットを開拓出来ないくらい衰えている。後出しジャンケンがもはや使えないという状況です。社長自ら全社員・投資家・ユーザーに向けて生きるか死ぬかの戦いがいよいよ始まるとぶち上げたくらいですから、自身が開拓するくらいで更には失敗も許されないというのは間違いないと思います。

  2. 匿名 より:

    C‐HR、ルーミーがヴェゼル、ソリオよりいい車だとは思わないが・・それでも売れるのがTOYOTA。商売上手ってことか。