昨日、マツダ3(MAZDA3)の、新世代ガソリンエンジン
「スカイアクティブX(SKYACTIV-X)」
に試乗してきた。(^_^)
なお、マツダ3(MAZDA3)に関しては、XD系と20S系のグレードには昨年に試乗済み。
【試乗記】 マツダ MAZDA3 ファストバック 20S PROACTIVE Touring Selection (2019/09/09)
【試乗動画】マツダ3の試乗動画を撮ってきた (2019/09/03)
【簡易試乗記】 マツダ3に試乗したので軽く評価してみた (2019/06/04)
発売が延期になっていた「スカイアクティブX(SKYACTIV-X)」だけは、まだ試乗できていなかったのだ。(^_^)
ってゆーか、「スカイアクティブX(SKYACTIV-X)」は、他のグレードとの価格差からしてまず愛車候補の対象外だと思っていたので、特に試乗しなくてもよいとさえ思っていた。(^o^;
しかし、
マツダが「新世代ガソリンエンジン」と謳う画期的なエンジンということで、そのエンジンに対する評価は、今後のマツダ車の評価に不可欠な要素となっていく可能性もあり、そういう意味では無視はできないのが「スカイアクティブX(SKYACTIV-X)」。
また、その出来栄えしだいでは、
「大きな差額を払ってでもスカイアクティブX(SKYACTIV-X)を選びたい!」
と思わせるものが、無いとも言い切れない。
「これはスルーというわけにはいかない。
なんせ画期的な初物エンジンだけに、
その出来栄え、確かめておかねば!」
というわけで、
ちょっとチョイ乗りで感触だけでも確かめさせてもらおうとディーラーとコンタクトを取り、店舗に参上したのだが、営業マンさんから、
「ぜひ○○さんの感想聞きたいので、
いつもの道でじっくり
乗ってきてもらっていいですよ」
とのご厚意。
(ぜひ感想を聞きたいという部分が本音かどうかはともかくとして (^^; )
そこで急きょ、車両をお借りして試乗させて頂くことになった。
ただ、今回は全ての評価項目について評価したわけではない。
あくまでもスカイアクティブX(SKYACTIV-X)の出来栄えを確かめるための試乗。
なので、試乗記としては簡易版というか、20S系との差分の評価という形となること、あらかじめご了承頂きたい。(-_-)
あと、辛口クルマ批評おなじみの「クオリティの低い試乗動画」も撮ってきたので、そちらも併せて参考にして頂ければと思う。(^o^)
カーブを曲がって、いきなり予想外のインプレッションとなったので。(^^;
さて、マツダが満を持して発売(慌てて急仕上げで発売?)したスカイアクティブX(SKYACTIV-X)、その出来栄えはいかに!
以下に率直なインプレッションを述べさせて頂く。
あっ、でも、スカイアクティブX(SKYACTIV-X)を注文して納車待ちの人は読まないで下さいね。(^^;
試乗車の概要
年式 | 未確認(2019年か2020年) |
走行距離 | 未確認 |
車名 | MAZDA3 ファストバック |
グレード | X L Package |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | 6速AT |
装着タイヤ | トーヨータイヤ PROXES R51A(215/45R18) |
型式 | 3AA-BPEP |
排気量 | 2.0リッター(自然吸気) |
最高出力 (エンジン) |
180ps/6000rpm |
最大トルク (エンジン) |
22.8kgf・m/3000rpm |
最高出力 (モーター) |
6.5ps |
最大トルク (モーター) |
6.2kgf・m |
全長 | 4460mm |
全幅 | 1795mm |
全高 | 1440mm |
車両重量 | 1440kg |
車両本体価格 | 338万463円(税込) |
試乗日 | 2020年1月20日 |
|
【試乗動画】マツダ3の試乗動画を撮ってきた (2019/09/03)
【簡易試乗記】 マツダ3に試乗したので軽く評価してみた (2019/06/04)
試乗インプレッション
1.動力性能について
発進、発進から中速域までの加速、中速域からの加速、急坂での加速、など、いろんなシチュエーションで動力性能を確かめてみたが、良くも悪くもフツー。(^o^;
まず発進。
違和感なく、過剰な飛び出し感もなくスムーズな発進。
だが、マイルドハイブリッドまで組み合わされている、しかもエンジンはハイオク仕様という割には、20S系と比べて特に明確な加速の力強さを感じるわけでもない、まさにフツー。(^o^;
中速域からの加速や急坂での加速では、確かに言われてみれば20S系に対して+αのパワー感はあるものの、実際走らせていて、「やっぱ20S系とはだいぶ違うなぁ!」とか「おっ!スゴいな!」と思わされる瞬間は全くない。
言われたら、「あぁ確かにこっちのほうがパワーあるかもね」、ぐらいの感じ。(^_^;
マイルドハイブリッドまで組み合わせたからには、もうちょっと踏み込んだ瞬間のレスポンスの早さとか、ダッシュ力とかに、20S系とは明らかに違うアドバンテージを感じさせてほしいところだ。
2.エンジン音について
エンジン音は、基本的に悪くはないね。
がさつな感じもしないし、基本的に低めのサウンドで、私の好きな部類のエンジン音だ。
が、、、
なんか変な音が混じるんだよね。。。(^_^;
動画の中でもたびたびブツブツと語っているが、特に発進から中速域までの加速の間に、
ガラガラ・・・ゴロゴロ・・・
といった感じの音が混じることがある。
でもいつも確実に鳴るというわけじゃなくて、聞こえる時と聞こえない時がある。
ディーゼルのカラカラ音とはちょっと違って、それよりはもうちょっと周波数の低い音だ。
さらに!
この、ガラガラ、ゴロゴロという音がですね、たまぁ~になんだけど、普通に中速域で走ってる時にも、連続して聞こえてくる時があるのだ。(-_-)
下記リンクの試乗動画で、よーく聞くとその音が聞けるので、聞いてみたい人はご参照下さい。
ちなみに動画内でのガラガラゴロゴロ音はすぐに収まっているが、長い時は十数秒ぐらい鳴りっぱなしの時もあったことを付け加えておこう。(-_-)
そしてさらに!
停車してる時(アイドリング時)には、ダッシュボードの前方から、
カチ・・・カチカチッ!・・・カチッ・・・
みたいな音が聞こえてくることがある。
(試乗動画の中では発生してなかったが)
しかも音の鳴り方が、時計の秒針のように定期的に「カシッ、カシッ、カシッ」という感じで聞こえる時もあったりして、音の種類や鳴り方にいくつかバリエーションがあるようだ。(^_^;
これも、停車時にいつも鳴ってるというわけではなく、鳴る時と鳴らない時がある。
私はこの音を最初に聞いた時、外のどこかで鳴ってる音が車内に聞こえてるのだろうと思っていた。
しかし、クルマが移動して違う場所に行っても同じ音が聞こえるので、
「オイ!
この音、このクルマが鳴らしてる音なのかよ!(^o^;」
と気付いたのだ。
というわけで、基本的なエンジン音そのものは悪くないのだが、そこに混じる余計なガラガラゴロゴロ音や、アイドリング時に聞こえてくる不定期なカチカチ音、これがどうにも論外だ。(-_-)
スカイアクティブX(SKYACTIV-X)の原理上、どうしても発生する音なのか、それとも改良しだいで無くせる音なのか、私には分からないが、とにかくあの音は消すか聞こえないように遮音するか、どっちかしないと話にならん。(-_-)
いや、別に、走ったらええだけの軽とかやったら気にしないけど、最新の次世代エンジン、しかも値段もお高いとなれば、この不快な音対策はマストというしかない。
3.乗り心地について
20S系よりもちょっと硬めの印象かな。
ちょっとコツコツした感じはあるけど、足はよく動いてるし、およそまろやかに衝撃を吸収してくれているので、全体としては「良い乗り心地」と言っていいと思う。
私が試乗した感じで言うと、XD系が一番硬い感じで、その次がX、その次が20S系という感じかな。
私の好みを言えば、20S系の乗り心地が一番好みだ。
4.コーナリングについて
今回、山道でいつものように走らせてみた。
前が詰まってペースを上げられない箇所もあったが、それでも重要なポイントではしっかりチェックできるように、わざと前走車との距離をあけてからペースを上げてコーナーに入るなどして、コーナリング性能についてもしっかりチェックしたつもりだ。
すると意外なことが判明!
なんと、20S系に試乗した時、あれほどコーナリングで簡単に鳴いていたタイヤが、
今回はほとんど鳴かなかったのだ!
その原因はどうやら「タイヤ」。
前回、20S系の試乗で鳴きまくってたタイヤは、
ブリヂストンの「トランザ(TURANZA)」。
今回、Xが履いていたタイヤは、
トーヨーの「プロクセス(PROXES)」。
今回のプロクセス(PROXES)はよく我慢してグリップしてくれてたね。
ただ、20S系に試乗した時のトランザ(TURANZA)よりグリップが強くなったせいだろうか、20S系に試乗した時よりも今回は少しロールを強めに感じたかな。
でも、プロクセス(PROXES)だったら、テクニックしだいでまだまだ攻めようがあるし、奥の深い走りを楽しめそうだ。
ちょっとこの時季は落ち葉がこわいので、無理できないけどね。
ヘタこいて思ったよりアンダー出て、路肩の落ち葉を踏んだりしたら、一気に壁に激突しかねないから。(^o^;
というわけで、
マツダ3(MAZDA3)では、トランザ(TURANZA)を履いてる車両はハズレ、プロクセス(PROXES)を履いてる車両は当たり、といったところかと。
これは選べないので、運に任せるしかないところがツライね。(^_^;
まぁでも、いいように取れば、トランザ(TURANZA)のほうが早めに危険サインを出してくるので、安全運転のためにはトランザ(TURANZA)のほうがいいかも。(^o^;
5.総評
まぁ一言で言って、高すぎるよね。(^_^;
今回の試乗車のグレード、「X L Package」の価格が338万463円(税込)。
これが20S系の「20S L Package」だったら、269万8055円(税込)。
その差額、約68万円。(^_^;
しかもエンジン、変な音出してるし、マイルドハイブリッドまでくっつけてる割には20Sと体感性能にそれほど差はないし、そのくせハイオク仕様やし、ろくなことがない。
悪いけど、この出来栄えでは全く納得できない。
私なら、今回の「X L Package」がたとえ「20S L Package」と同じ価格だとしても、「20S L Package」を選ぶだろう。
乗り心地は20S系のほうがいいし、何より変な音がしないから。(^o^;
せっかくクルマを貸してもらったのに、ディーラーの営業マンさんにはほぼネガティブな感想しか伝えることが出来ず、何だか申し訳なかった。
でも、ウソはつけないので、、、営業マンさん、ごめんなさい。(^_^;
しかし、私が感想を伝えると、営業マンさんも「やっぱりそうですよねぇ・・・」という感じだったので、恐らくそういう感想になることは予想されていたのだろう。(^^;
実際、営業マンさん自身も、お客さんにXをどうアピールして売るかが難しいらしく、困っているようだ。
言うほどパワフルなわけでもないし、燃費ももっと良くなると思ってたけどそれほどでもないし、それどころかハイオク仕様になるわ、あげくの果てには発売は延期になるわで・・・と。(^o^;
結局、「画期的な新エンジン」という目新しさを求める人ぐらいにしか勧められないというか、オススメできる理由が他に見当たらない状況らしい。(^^;
マツダとしては、満を持して出したというより、「出す」と言ってしまったので出さなしゃーないから出した、みたいな感じだったのかな?
「まだ未完成やけど、とりあえず最低限のところはクリアして、値段分の価値は到底あるわけないんやけど、とにかくまずは発売せな始まらん!」
「発売初期の段階で、珍しモン好き、初物好きがいくらか買ってくれたら、それでOKとしよ!」
ということで、待ったなしの状態で仕方なく出したんじゃないだろうか。
ってゆーか、むしろそうであってほしい。
あれでOKと思って出してるのなら、感性がかなりヤバい。
「プレミアム」、「ブランド力」どころの話じゃないぞ。(^o^;
というわけで、待望の新世代ガソリンエンジン「スカイアクティブX(SKYACTIV-X)」だが、まだ手を出すにはかなり時期尚早、「現状は論外」というのが、私が下した評価だ。
コメント
マツダに関係ない話で恐縮ですが辛口さんはテスラ モデル3の試乗の予定はございませんでしょうか?全くジャンル違いで検討もされていないような状況かと推測しますが、最近どんどんとEV推しに転向する人が増えているように思います。ぜひ辛口さんのご意見も聞いてみたいと思い、コメントしました。
辛口系おやじ(管理人)です。
テスラのモデル3への試乗依頼、チョイチョイ頂くんですよね。(^_^;
まぁ今のインフラの状況では私の選択肢には入らないので、ディーラーで試乗させてもらうことはまずないです。
なので、試乗するとすればレンタカーで借りることになるわけですが、ブログ記事でもお伝えした通り、現時点では無職のため、収入のメドが立つまではちょっと厳しいかなぁ。。。(^^;
なんせ収入のメドが立つまでの間は、恐ろしくスゴいペースで貯金が減っていくので。(^O^;
でもなぁ、早くレクサスESもレンタカー借りて乗りたいし、思い切って、ESもモデル3もレンタカー借りてさっさと試乗しちゃおうかなぁ。(^o^)
と、言いたいところですが、よりによってESもモデル3も、レンタル代がけっこうハンパなく高いので、もうちょっと決断に時間を下さい。
なんせ今、無職になったばっかりで、不安がMAXの状態で奮闘中ですので。(^^;
このエンジンはまさにエンジニアのエゴの塊なんだと思います。
世界初のSPCCIエンジンということで技術的に凄いのはわかりますが、結局は以前のミラーサイクルエンジンと同じで、エンジン単体では使い物にならないくそエンジンなんでしょうね。辛口系おやじ様がフツーと感じたのはまさにその通りで、マイルドハイブリッドやスーパーチャージャーと組み合わせないと「フツーに動くエンジン」にすらなれないのだと思います。コスト的なメリットがあって、現在のハイブリッドのミラーサイクル(アトキンソンサイクル)エンジンと置き換えられるような状況にならない限り普及は難しいでしょうね。
辛口系おやじ(管理人)です。
まぁエゴかどうかはともかくとして、エンジニアの挑戦心をかきたてるテクノロジーのエンジンなのかもしれませんね。
他メーカーがあきらめた技術に挑戦する心意気は支持したいし、他がやらないことをやることで独自の立ち位置を確立しようというのはマツダらしくていいと思っています。
が、それは出来上がってきたモノが良いモノであってこそ意味のあることであり、今回のSKYACTIV-Xの出来栄えでは、素直に支持することはできませんね。
正直、あのレベルじゃあ、まだ研究段階のレベルという気がします。
あの程度の出来栄えでは、商品化してはいけないと思いますね。(-_-)
Xのエンジンはこれまでマツダが培ってきたSKYACTIVEというブランドを木っ端微塵に砕き、屋台骨を崩壊させる力を持っているように感じます。もう出さない訳にいかないじゃん…という経営判断だったのかな。
これからもっと成熟させることができるのか?それとも早々に姿を消すのか?
とても注目しています。
辛口系おやじ(管理人)です。
確かのあの出来栄えで世に出してしまったのは、はっきり言ってスカイアクティブの名に泥を塗ったと言っても、言い過ぎではないのかもしれません。
おっしゃる通り、出さないわけにいかない状態。
だって、注文もすでに入っていて発売延期までしているわけですから、もう待ったなしでしょう。(^_^;
中途半端な状態でも、とにかく出さざるをえなかったのだと思います。
いや、そうに違いない、そうであってほしい!(^o^;
エンジニアたちも、さすがにあの状態では満足には程遠いだろうと思うので、ここからじっくり改善に向けて取り組んで頂いて、本当の意味で「画期的なエンジン」と言えるエンジンに仕上げてもらいたいと思います。
まぁでも、あの状態だと、まだけっこう時間かかりそうな気がしますけどね。(^^;
とりあえず、私としてはSKYACTIV-Xのグレードに関しては、当面の間は様子見という形で見守っていくことにします。(^_^)
はじめまして。いつも拝見させていただいています。
異音について、説明書に記載がありますがそれかなと思います
https://www2.mazda.co.jp/carlife/owner/manual/mazda3/bp/ebhi/contents/15260101.html
私も試乗しましたが、ドアを開けてすぐカチカチと音が鳴るのはすごい気になりましたね。
個人的には価格差含めて「MAZDA3のSKYACTIV-X」としてみると非常に厳しいですが、これから発展していくための試金石となるエンジンですのでSKYACTIV-X自体には期待しています
辛口系おやじ(管理人)です。
ほほぅ、確かに音についての注意書きがありますね。
でも、走行中にガラガラゴロゴロ鳴る音については全く書かれてないですね。
また、カチカチ音についても、「カチッ」と、まるで単発でしか鳴らないかのように書かれてますが、実際には続けざまに連続で鳴る時もあれば、少し間隔をあけて何度もなることもあるので、書かれている内容と実態にはかなり差があるようにも思います。(^o^;
まぁこれからのエンジンですね。
ちょっとこの状態ではまだまだ厳しいというか、かなり改良しないとマズい気はしますが、マツダが今後これをどこまで高めていけるのか、あまり期待せずに長い目で見守ろうと思います。(^_^)
CO2規制が厳しい応酬ではSKYACTIV-Xの受注が6割とのことです。
日本ではあまり売る気はないんでしょうね。
辛口系おやじ(管理人)です。
そうなんですか?!
向こうでも日本と同じように、他のグレードとの価格差、大きいんですかね?
それでも売れてるというなら驚きです。(^o^;
あっちの連中は買う前に試乗とかしないのかな?
試乗したら買わんと思うんですが。(^o^;
マツダ3(20S、XD)は完成度が残念だったので、SKYACTIV-Xは延期までしての発売ということで期待していたのですが、こちらも残念な出来だったのですね。
SKYACTIV-Xは新技術を搭載した画期的な新エンジンで、技術的にすごいのは分かるのですが、完成度をもっと高めてから発売してほしいです。
タイヤですが、プロクセスは泣かないんですね。
運任せなのでどうしようもないですが、注文して、プロクセスであることを祈って、納車されて履いていたのはトランザだった、なんてことになったらショックでしょうね。
最近のマツダはとにかく焦りすぎていると感じます。
製品としての出来栄えよりも、早く発売することを意識しているのではないでしょうか。
マツダは年次改良で良くなるメーカーだと信じているので、それに期待ですね。
辛口系おやじ(管理人)です。
そうなんです、最近のマツダはちょっと焦りすぎ、私もそう思います。
SKYACTIV-Xの延期は、延期せずとも納車待ちの人がいると分かったうえでの延期でしたからね。
延期を決定したタイミングを考えると、よほどヤバい出来だったんじゃないですかね。(^_^;
さすがにそのまま予定通りには出せない、となっての延期となると、完成度を高めるどころか、及第点に仕上げるのがやっと、というところでしょう。
マツダは改良のペースも早いので、おっしゃる通り、今後の改良に期待したいところですね。(^_^)
いつも楽しみにみてます。
実は私もスカイアクティブXに試乗しました。
感想は…辛口様と同じですかね(^^;;
総評としては案外普通過ぎて、特段褒める点もなく、細かい部分の粗が目立ちますよね。
価格が高すぎるのは難点ですねぇ。。
このエンジンの立ち位置はガソリンとディーゼルの良いとこどりだと思うので、価格も中間くらいが良い所ではないでしょうか?
上位グレードに位置付けたプライスなのは意味不明です(^^;;
夢のエンジンで開発費もかかっているのは分かりますが、普及しやすい価格で洗練して欲しいと思いました。
辛口系おやじ(管理人)です。
スカイアクティブX、やっぱり試乗したらそう思いますよね。(^_^;
せめてマイルドハイブリッドを使わずにあのレベルだったら、もう少し擁護できる面もあったとは思うんですが、わざわざマイルドハイブリッドまで付けてあれでは・・・。(-_-;
まぁでも、仮にマイルドハイブリッド無しのエンジン単体であの状態だったとしても、音の問題があるので高くは評価できないですが。(^_^;
価格に関しては、まずはマイルドハイブリッドがムダなので、マイルドハイブリッド無しでも成立するように仕上げるべきだと思います。
カチカチ音に関してはどうやらマイルドハイブリッドのリレーの動作音が原因みたいなので、少なくともマイルドハイブリッドを取っ払えばカチカチ音の問題は解決しますしね。(^_^)
でもそれが出来たとしても、まだまだ難しい課題が残りそうですが。(^_^;
これは私の勝手な想像なんですが、このエンジン、そう遠くないタイミングであきらめるんじゃないかなぁ、と。(^o^;
開発コスト、エンジンそのもののコスト、そして世の中の電動化が進む流れの中で、このエンジンを洗練させていこうとするとスピード感が鈍るように思いますし、仮に私を納得させられるぐらいまで洗練させたところで、その頃にはこのエンジンを選ぶ価値が今以上に低くなってる気がするんです。(-_-)
しかも最近のマツダは、焦りすぎと感じるくらい、かなり「スピード感」を重視している傾向があります。
「もうスカイアクティブXのエンジンの改良に、人手と時間を取られてる場合じゃない!」
と判断する日が来てもおかしくないと思います。(-_-)
まぁそうなると計画が大きく変わるので、それはそれで、「じゃあどうするねん?」って話になるので、決断は簡単ではないだろうとは思いますが。(^_^;
20Sに乗っていますが、カチカチ音はします。
X固有の音というわけではなく、オートエアコンの動作音とのことで現在では対策されています。
辛口系おやじ(管理人)です。
えっ!
あのカチカチ音、20Sでも鳴るんですか!?
確かに、エアコンの動作音が原因なのであれば20Sでも鳴るのだろうとは思いますが、私が20Sに試乗した際には絶対にそんな音は鳴ってませんでしたけどねぇ。(^_^;
(参考)
●【試乗記】 マツダ MAZDA3 ファストバック 20S PROACTIVE Touring Selection
●マツダ3の試乗動画を撮ってきた
ひょっとしたら、試乗した時季が違うからかな?
20Sに試乗したのは夏。
Xに試乗したのは冬。
つまり、エアコンの作動状況が全く異なるわけで、それがカチカチ音の有無に影響している可能性はありますね。
恐らく冷房になっていると鳴らないけど、暖房になっていると鳴る、とかじゃないですかね?
まぁどっちにしても、今は対策されているとのことで良かったです。
あの音は絶対に対策が必要なレベルの音だと思っていたので。(^_^)
でもそれって、故障ってわけじゃないし安全に関わるような問題でもないので、こっちから「対策して!」ってお願いしないと直してもらえないんでしょうか?
リコールはもちろん、サービスキャンペーンでもそんな対策は発表されてないですよね?
あれは客から言われなくても、「プレミアム路線」を目指すなら、自ら申し出て直すべきだと思うけどなぁ。(^_^;