2021年7月に発売された待望の2代目、
新型アクアに試乗した。(^_^)
しかし、
今回の試乗は、
私の次期愛車選びのための試乗ではない。
ではなぜ試乗するのか?
それについては過去記事で語っているので、興味のある方は下記リンクの参考記事を参照頂きたい。
新型アクア発売!超絶クソカーは進化した? (2021/07/20)
それはともかく、
今回の試乗のために新型アクアのレンタカーを借りたのだが、その車両がなかなか
意外な車両
でして。(^_^;
というのも、
グレードは最上位グレードの「Z」。
さらにオプションで、
・16インチアルミホイール(税込3万9600円)
・トヨタ チームメイト(税込18万8100円)
が装着されていたからだ。(^o^;
レンタカーって、グレードは廉価グレードの場合が多いし、オプションのホイールを履いてることもまず無いし、ましてや「トヨタ チームメイト」みたいに20万円近くするような高価なオプションが付いてることなんて、まぁ無いからね。(^o^;
というわけで、
本当は標準の15インチホイール&タイヤ(185/65R15)を履いた状態での性能を評価したかったのだが、以下で述べる評価はオプションの16インチホイール&タイヤ(195/55R16)を履いた状態での評価であることにご注意頂きたい。
それでは、
キングオブクソカー、走る粗大ゴミこと初代アクアは、2代目となる今回の新型でどこまで進化したのか?
以下に率直なインプレッションを述べさせて頂く。
目次
試乗車の概要
年式 | 2021年式 |
走行距離 | 3020km |
車名 | アクア |
グレード | Z |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | CVT |
装着タイヤ | ブリヂストン ECOPIA EP150(195/55R16) |
型式 | 6AA-MXPK11-AHXEB |
排気量 | 1.5リッター(自然吸気) |
最高出力 (エンジン) |
91ps/5500rpm |
最大トルク (エンジン) |
12.2kgf・m/3800-4800rpm |
最高出力 (モーター) |
80ps |
最大トルク (モーター) |
14.4kgf・m |
全長 | 4050mm |
全幅 | 1695mm |
全高 | 1485mm |
車両重量 | 1150kg(※) |
車両本体価格 | 240万円(税込) (ただしオプション代は含まず) |
試乗日 | 2021年11月17日 |
(※)今回の試乗車には、
・16インチアルミホイール(+10kg)
・トヨタ チームメイト(+10kg)
が装備されており、
車両重量は1130kg+20kgとなっている。
|
新型アクアのレンタカー試乗が決定! (2021/11/03)
新型アクア発売!超絶クソカーは進化した? (2021/07/20)
【試乗記】 トヨタ アクア G (2012/03/05)
試乗インプレッション
1.走りの性能・・・★★★☆☆
総合的な印象を言うと、街乗り用のクルマとして非常に扱いやすい穏やかなクルマという印象。
先代アクアとはまるでレベルが違うね! (^o^)
まともなクルマになったなぁという印象だ。(^_^)
加速はレスポンスが良くて小気味良く軽快に走るし、スポーティーさを求めなければ十分な性能と言える。
少なくとも街乗りでの走行で不満を感じる人はほとんどいないんじゃないかな。(^_^)
やたらムダな振動が多いステアフィールは要改善だが、逆に言うとそれぐらいしか欠点らしい欠点がない。
とはいえ、私としてはその欠点が非常に気になったので、正直、個人的な印象としてはあまり良いとは言えない。(^^;
(1)発進挙動・・・★★★★☆
まずは緊張の発進。(^^)
シフトをドライブに入れて、
サイドブレーキを下ろして、、、
あれ?
サイドブレーキが無い。(・o・)
「そうか、
さすがにもうイマドキの新型車は
電動パーキングブレーキだよな。(^o^) 」
と、電動パーキングブレーキを解除しようとしたのだが、それらしきスイッチが見当たらない。
「またぁ~、
どっか変な所にスイッチ付いてんのとちゃうの?
ええねん!
そんなとこで個性アピールせんでも!
使いにくだけやろ!?」
などと心の中で思いながらも、
「まぁわざわざ解除しなくても
アクセル踏んだら解除されるのが普通だし、
パーキングブレーキのスイッチを探すのは後にして、
とりあえず発進しよう。」
と思い、軽くアクセルを踏んでみた。
が、、、
パーキングブレーキが解除されない! (*o*)
「ムムッ!
電動パーキングブレーキじゃないのか!?
どこだ!パーキングブレーキは!」
ありました。 (^^;
足元に。(^o^;
まさかの「足踏み式」。(^o^)
もう絶滅したかと思ってたよ。(^o^;
と、
いきなりスタートから意表を突かれたが、とにかく、足踏み式パーキングブレーキを解除してフットブレーキをほどき、軽くアクセルを踏むと、EV発進で静かに動き出す。
この感触、静かでなめらかでいいね。(^_^)
さすがにタイヤが転がった瞬間に感動するほどではないけれど、アクセルの踏み始めの部分で過敏に反応したりしないので飛び出し感などは一切なく、ごく自然で上品な発進挙動だ。
(2)加速フィール・・・★★★☆☆
発進後、中速域まで加速していく際、アクセルの踏み込みに対して非常にダイレクト感のあるフィーリングで加速していく。
これがまたレスポンスも早くて、アクセルを踏むとすぐにグイッと前に出る感じ。
このレスポンスの鋭さにはちょっと驚いたね。(^o^)
やっぱレスポンスがいいと、意のままにスイスイ走る感じがして気持ちいいよね。(^_^)
そしてまた、リニア感も意外や意外なかなかのもので、アクセルの踏み込みに対して違和感のない加速フィールだ。
モーター単独駆動の状態から、エンジンも加担した駆動に切り替わる際にも、リニア感はほとんど崩れない。
このへんはヤリスのハイブリッドと印象の異なるところ。
しかし不思議だなぁ、ヤリスもアクアも、同じスペックの1.5リッターエンジンとモーターが搭載されているはずなのに。(^^;
アクアのほうが後発のせいか、ヤリスよりもエンジンとモーターの協調制御が洗練されてるのかもね。
【試乗記】 トヨタ ヤリス HYBRID X (2020/05/05)
ちなみにどうでもいい話だが、加速時にアクセルを踏み込んだ瞬間の挙動、以前に試乗した何かに似てるなぁと思ったら、
そうだ、
日産の「ノート e-POWER(先代)」だ。(^o^)
レスポンスの早さと、パワーフィールがそっくり。(^o^)
【試乗記】 日産 ノート e-POWER X (2017/04/22)
まぁそんな感じで、
およそ基本的には良好な加速フィール。
なので、それだけなら4つ★を付けてあげたいところなのだが、その加速フィールが終始一貫しているわけではないところが、実に惜しいところで。。。(-_-;
というのも、
同じようにアクセルを踏んでも、「あれっ?」と思うぐらい加速力が弱く感じられる時もある。(-_-)
そういう時はエネルギーフローの状態が違うのかな?
充電にパワーを食われてる時なのかも。(^^;
まぁそれでもさらにアクセルを踏み込めばしっかり加速するので問題はないのだが、加速が良い時と弱い時のギャップが結構あるので、そこはもう少しギャップを小さくするよう改良してもらいたいところだ。
というわけで、
まぁ全体としては悪くないんだけど、4つ★を付けるにはちょっと及ばないかな、と。(^^;
(3)パワーフィール・・・★★★☆☆
いつもの試乗コースにある急坂や、山道の上りのワインディングで、加速性能を試してみた。
結論から言うと十分な加速力がある。
もちろん、パンチのある加速が出来るほどのパワーはないのだが、急坂でもラクな手応えで加速できるだけの性能はあると言っていい。
「ラクな手応え」という印象を強くしているのは、先述した通りレスポンスが良いからだ。
急な坂での急加速という負荷の大きな走行シーンでも、アクセルを踏み込めばモタつくことなくすぐさま加速体勢に入ってくれることが、好印象につながっている。
まぁ少なくとも通常の街乗り走行でパワー不足を感じることはないだろう。
ちなみに、
ドライブモードの「POWER+モード」については、今回は試さなかった。
だって、山道の上りでもパワー不足を感じなかったし、「POWER+モード」を使う必要性を感じなかったからね。(^^;
でもあえて「POWER+モード」を使ってちょっと攻めたスポーティーな走りを楽しもうとするならば、それはそれでハンドリング性能がついてこないので意味がない。
なので、
「POWER+モード」は使う必要性がないというか、むしろ、使えるシーンがない、と言ったほうが正しいのかもしれない。(^o^;
しかしそれにしても、先代アクア(初期型)とはエライ違いやね。(^_^;
先代と新型では、パッと見こそあまり変わらないが、その性能の差は歴然とした差があるよ。(^o^;
【試乗記】 トヨタ アクア G (2012/03/05)
(4)ハンドリング・・・★★★☆☆
ここで再度あらためて言っておくが、今回試乗した車両は、純正オプションの16インチホイールを履いていた。
なので、ここでお話しする以下の内容は、オプションホイール装着時のインプレッションであることに注意頂きたい。
ハンドリングは、ダルダルとまでは言わないが、ちょっとダルめの特性やね。
まぁ街乗りで普通に走らせるには、適切で扱いやすい特性と言っていいと思う。
一方、
スポーティーな走行で俊敏な動きを求めようとすると物足りないハンドリング特性だ。
ハンドルを切った瞬間の反応がやや鈍いので、少しペースを上げてS字カーブや山道のワインディングを走らせると、狙ったラインより少し外を回ってしまう感じ。
なんかこう、シュッ!シュッ!と動けないんだよね。(^^;
ロールも少し強めに出るので、グワン、グワンという感じの動き、とまで言うと、それはそれでちょっと大袈裟なんだけど、イメージとしてはそんな感じ。(^^;
それならばと、少し早めにハンドルを切ってみると、今度は逆に思ったより早めに曲がり始めたりするので、ペースを上げたワインディングでの走行では意のままにトレースするのが少々難しい。(^^;
そんなわけで、
あくまでも街乗り走行に徹したハンドリング特性。
でも、その割には狙ったラインから極端に外れるわけではないので、慣れればそこそこ楽しめるようになるかもしれない。(^o^)
まぁでも、標準のホイールとタイヤだったら、どうなるか分からんけどね。(^^;
(5)ステアフィール・・・★★☆☆☆
ワインディングを攻め気味に走らせた時の手応えというか、タイヤが踏ん張る感触や、グリップの限界を感じるには、少々インフォメーション不足というか、やや頼りないステアフィール。
だが、通常の走行で必要なインフォメーションはちゃんと伝わってくるので、街乗りではまったく問題ない。
ハンドルを切った時の感触も、重くはないが適度な手応えがあり、チャチな感じはしない。
中立付近での据わり感もあるし、遊びの領域も大きすぎることもない。
なので、
「街乗り専用車」と考えれば、悪くないステアフィールというか、まともなステアフィールだ。(^_^)
と言いたいところなのだが、、、
これがまた惜しいところがありまして。。。(-_-;
なんかね、、、
あれはエンジンの振動なのかな?
とにかく、ザラザラ、ゴロゴロといった感じの振動が、やたらとステアリングやシートを通じて伝わってくるんだよね。(^_^;
このムダな振動がとにかく邪魔!
その振動の中に、必要なインフォメーションが混じってしまうため、頭の中でインフォメーションの引き算(ムダ振動を引いて、残った振動が必要なインフォメーション、ということ)をしなければならないのだ。(^o^;
そのムダな振動だが、これがまた、しばらくずーーーっと伝わってきているかと思うと、この振動が消える時もあったりする。
最初は、エンジンが回っている時は常にこのムダ振動が伝わってくるのかと思っていたのだが、しばらく試乗していると、エンジンが回っていてもこの振動がほとんど無くなる時もあることに気が付いた。
この振動も、その時のエネルギーフローの状態によって発生状況が変わるのかもしれない。(-_-)
というわけで、
あのムダな振動がなければ3つ★は与えられるところなのだが、ムダ振動の分を割り引いて、ここは2つ★評価とさせて頂く。
(6)ブレーキフィール・・・★★★★☆
ブレーキペダルの踏み始めの部分でややフニャッとした頼りない感触はあるものの、そこから先はスゴーーーく普通。(^_^)
ペダルの踏み込み量に対してリニアに効くし、回生による不自然さなども感じなかった。
また、
従来よりハイブリッド車の弱点だった止まり際の制御も自然で、カックンブレーキになることもなかった。(^_^)
初期制動の立ち上がりもなめらかで、かと言って効きが弱いと感じることもなく、これまた老若男女を問わずフツーに乗れる街乗り用のクルマとして、絶妙な特性と言っていいだろう。
2.乗り心地・・・★★★☆☆
完全に街乗り用に徹した足回りのセッティングで、このクラスのクルマにしては、チャチさを感じさせない感触のコンフォートな乗り味だ。
先代アクアとはまるでレベルが違う、格段の進化を感じさせる乗り心地となっている。
それだけに、詰めの甘さが痛いところ。
あの「ムダ振動」は、いろんな面でマイナスの影響を及ぼしている。(-_-)
(1)スポーツ性・・・★★☆☆☆
再度言っておくが、今回試乗した車両は、
オプションの16インチホイールを履いていた。
その状態での印象だが、
まず、スポーティーな乗り味のクルマではない。
当たり前だけど。(^o^;
それでも、足回りの動きはよく分かるし、通常の街乗り走行では荒れた路面での接地感もちゃんとあるし、フワフワした揺れ残りも意外とあまり感じない。
なので、スポーツ性という観点で評価しても、1つ★にするほど悪くはないな、という印象だ。
ただし、
さすがにS字カーブを速めの速度で曲がったり、山道のワインディングを少しハイペースで走らせたりすると、ロールは大きめだし、狙ったラインより外にふくらみ気味になるので、オプションの16インチホイールを履いていようとも、スポーティーな走行を楽しめる足回りではない。
(2)コンフォート性・・・★★★☆☆
いやぁ、先代と比べると、
だいぶ乗り心地が良くなったよねぇ。(^o^;
荒れた路面を通過する際の衝撃は、しっかりカドが丸まって伝わってくるし、足回りがよく動いて、ガツガツと揺さぶられる感じも少ない。
TNGAプラットフォームによる身が詰まった感じのしっかりした感触も、先代アクアとは比較にならないくらい、「いいクルマ」になった雰囲気を感じさせてくれる。
恐らく、普通の人が普通に試乗したら、多くの人が「乗り心地がいい」と感じるのではないだろうか。
しかし!
残念なことに、ステアフィールの項目で書いた通り、ザラザラ、ゴロゴロとした振動がステアリングやシートを通じて伝わってきて、この振動が本来のこのクルマの乗り心地の良さを阻害している。(-_-)
というわけで、
本来は4つ★を与えていいぐらいの乗り心地だと思うのだが、その不快な振動の分を割り引いて、ここは3つ★評価止まりという評価が妥当かと。(-_-)
3.静粛性・・・★★★☆☆
これまた評価が難しいなぁ。(^_^;
エンジン音そのものの侵入は、このクラスとしてはかなり抑えられてるほうだと思う。
正直、もっとウルサイだろうと予想してたんだけど、よほど過激にアクセルを踏み込まない限り、通常の走行ではあまりエンジン音は聞こえない。
ロードノイズに関しても、それとはっきり分かるようなノイズはさほど目立たない。
なので、
このクラスにしては静粛性に配慮して開発したつもりなんじゃないかな、と思わせるような静粛性だ。
だけど、、、
「じゃあ静かなのか?」
と聞かれれば、
「静か」、とは言えないんだな、これが。(^_^;
だから最初に申し上げた通り、評価が難しいのだ。
どういうことかと言うと、
風切り音なのか、エンジンの振動による音なのか、それらのノイズとロードノイズとの複合音なのか、その正体はハッキリとは分からないのだが、定速でただ流しているだけの走行状況でも、ゴーーーッという感じの音がずっと聞こえていて、これがけっこう目立つのだ。。。(-_-)
なんせ、走り始めて真っ先に
「うるさっ!」
って思ったからね。(^o^;
ただ、
しばらく試乗していて気付いたのだが、同じような走行状況であっても、このよく分からないノイズがやたら耳障りに感じる時もあれば、あまり気にならないレベルでしか聞こえない時もあるのだ。
試乗を終えてウチに帰ってからふと思ったのだが、このノイズって、ひょっとしてステアフィールの項目で書いた、ステアリングやシートにザラザラ、ゴロゴロした振動が伝わってくるって言ってた、あの振動とリンクしてるのだろうか?
試乗中にそこに気付けなかったので今となっては確かめようもないのだが、あの振動も消える時があったし、正体不明のノイズも目立つ時と目立たない時があるということで、何か関連があるのかもしれない。
エネルギーフローの状態の違いによるのだろうか?
とにかく、ここはもう少し上手く、ノイズが目立たないように処理できなかったのかなぁと思った。(-_-)
というわけで、
単純なノイズ、つまりエンジン音やロードノイズといった、正体がはっきりした単体のノイズの侵入はあまり気にならないのだが、何かよく分からない複合音のノイズが耳障りなので、率直な印象としては「静か」とは感じなかった。(-_-)
一方、
先代アクアで気になった、何かをするたびにピーピー鳴りまくる電子音は、今回の新型ではかなり抑え込まれていて、全く気にならなかった。
いや、鳴ってないわけではなくて、注意してよく聞けば鳴ってるんだけど、気になるレベルではないということ。
だいぶ落ち着いて乗っていられるようになった。(^_^)
あ、それと、
停車中、エンジンが充電のために突然始動する時があるが、この時のエンジンがけっこう、通常のアイドリングよりも高めの回転数で回るので、この時ばかりはエンジン音もそれなりに耳障りだ。(^^;
4.エンジン音の音質・・・★★★☆☆
がさつな音ではないが、少なくとも聴きたくなるようなサウンドではないね。(^^;
乾いた感じの音で質感の低いエンジン音だが、チャチな感じではないので、まぁ可もなく不可もなくというか、フツーのエンジン音って感じ。
まぁでも、
静粛性の項目でも書いた通り、エンジン音そのものは頑張って遮音している感じなので、通常の走行ではエンジン音を意識するようなシーンはあまり無いと思う。
街乗り用のハイブリッド車だしね。
そもそもエンジン音で魅せるタイプのクルマとは違いますから。
だからこそ遮音も頑張ってるわけだし、これはまぁこのクルマのキャラクターを考えれば、語る必要のない項目だと思う。(^^;
5.居住性・・・★★★☆☆
運転席と後席、どちらかと言うと運転席の居住性は後席より劣るのだが、総合的に判断しても3つ★は与えていいレベルの居住性と言っていいだろう。
外観のパッと見はそこまで違うようには見えない先代と新型だが、中身のレイアウトは、新型では格段に改善されている。(^_^)
(1)運転席・・・★★★☆☆
先代アクアの運転席の居住性は極めて劣悪だったが、今回の新型ではだいぶマシになった。
まず大きいのは、「余裕」とか「快適」という域までは達していないものの、ドライビングポジションを自分が許容できる状態に合わせることができたというところ。(^_^)
先代アクアの運転席は、どう頑張っても合わせられなかったからね。(^o^;
【試乗記】 トヨタ アクア G (2012/03/05)
まぁステアリングのテレスコ調整はもうちょっと手前まで引けるようにしてもらいたいところではあるのだが、とりあえず一杯まで引けばギリギリ私の許容範囲。
先代アクアでは不自然に感じたペダル配置も、今回の新型では特に違和感を感じなかった。
というわけで、
かろうじてだが、3つ★を与えてもいいレベルかと。
(2)後席・・・★★★☆☆
運転席を私(身長180cm)のドライビングポジションに合わせた状態で、後席に乗り込んでみた。
すると、
ヒザ前の余裕は、拳を縦に1個分。
頭上の余裕は、拳を横にして1個ギリギリ入るかどうかぐらい。
先代より広くなったね。(^_^)
私がこだわるヘッドレストの位置はやや低く、デフォルトの位置だと首の付け根あたりに当たるので、後席に座る際には引っ張り上げる必要がある。
ただ、座面の長さが意外としっかりと確保されていて、後席に座った際の感じとしては、明らかに新型のほうがリラックスして座れる。
それでいて、これまた意外とサイドサポートがしっかりしていて、ホールド感もなかなかだ。
というわけで、
まぁクラスがクラスなので、広いというほどではないし、ヘッドレストも引っ張り上げないと危ないので、4つ★をつけるほどのレベルではないのだが、余裕で3つ★は与えていいレベル。
なんせ、このクラスの後席としては十分に許容範囲どころか、むしろ意外と快適だとさえ思ったからね。(^o^)
6.内装質感・・・★★☆☆☆
今回の試乗車は最上級グレードの「Z」ということもあってか、乗り込んだ瞬間の第一印象としては、「意外と頑張ってるなぁ」と思った。
その印象に大きく影響したのは、
やはりインパネのディスプレイ周辺の見栄えだろう。
最上級グレード「Z」の内装では、まず大型の10.5インチディスプレイが真ん中にドーンと配置されており、存在感をアピールしている。
そしてその横、助手席側の目の前には、「助手席アッパーボックス」があり、このフタの部分がステッチの入った合成皮革張りになっている。
そして10.5インチディスプレイを含むその下、エアコン操作スイッチ類の周辺のパネルは、ピアノブラック仕上げとなっている。
そして、エアコン操作スイッチ類は見た目の質感も良く、操作感も良いので、これらがトータルで第一印象の質感の良さに貢献しているのだと思う。(^_^)
しかし、、、
細かく見ていけば、ダッシュボードはカチコチのプラスチックだし、ドアの内張り上部もプラスチック。(-_-)
センターコンソールのドリンクホルダー周辺も、一応「スモーキーブロンズ加飾」という加飾でフチ取りされてはいるのだが、この加飾がイマイチ目立たないというか、質感にあまり貢献していない。
ドリンクホルダー周辺の大部分がカチコチのプラスチックでデザイン的なアクセントも無いため、パッと見でチャチに見えてしまう。
このあたりの質感の低さは、コスト配分的にこのクラスのハイブリッド車としては頑張りきれない所なのだろう。
特にヒドいのはドアの内張り上部のプラスチックの部分。
面積が広いうえにデザイン的にも造形があっさりしすぎているため、質感の低さが際立って目立つ。(-_-)
その一方、カチコチプラスチックの内張り上部の下には、ピアノブラックの加飾パネルが与えられていて、そこはなかなかの質感。
ヒジ置きの部分も合成皮革張りで柔らかく仕上げられており、質感は良い。
それだけに、上のプラスチック部分との質感のギャップが大きくて、
「このギャップを埋めるための、
何らかの工夫は出来なかったのだろうか?」
と思ってしまった。(^_^;
さらに追い討ちをかけて残念なのは、
インサイドドアハンドルの箇所。
まずデザインがショボい。
デザインする気あんのか?
って感じ。
もちろん、質感もショボい。
おまけにネジ頭を隠しているカバーが丸見えすぎて、ホント、「デザインする気なし」にもほどがあると思う。(^_^;
シートの質感は、悪くはないけど、良くもない。
まぁこのクラスならこんなモンかな、という程度。
模様が入ってたり部分によってデザインを変えてあるのは良いと思うのだが、色合い的にほぼ同じなので、あまりアピールが強くないというか、見た目のアクセントが弱いよね。
アクアという車種の立ち位置を考えても、もうちょっと色を使ってポップな感じにしても良かったんじゃないかなと思う。
そうそう、
頑張ってる箇所があと1箇所だけあった。(^_^)
センターコンソールボックスのフタ、ヒジ置きの部分。
ここは合成皮革張りの柔らかい仕上げになっているし、中を見ると、底の部分には収納した小物が音を立てにくいようにシートが敷いてあるので、このへんはいいね。(^_^)
グローブボックスは当然ながらバリバリのプラスチックで内側に起毛処理もされていないが、これはまぁこのクラスなら当たり前なので問題にするところではないだろう。
フタの開け心地はチャチだけどダンパーは付いてるのでまだマシなほうだと思うし、閉め心地はしっかりした感触があって意外と悪くない。
ステアリングスイッチ類の質感は、見た目の質感よりも操作感がよろしくない。
クリック感があまりなくて、頼りない感触というか、チャチなスイッチだなという印象。
けっこう前から思ってたけど、なんかトヨタ車のステアリングスイッチって、この新型アクアに限らず、他社のステアリングスイッチと比べると操作感が悪くて、なんかショボいよね。(^_^;
まぁでも、アクアのクラスなら、この程度の質感のステアリングスイッチでも気にするところではないだろう。
あっ、あと、言うまでもないと思うけど、後席ドアの内張りは、前席ドアと違ってピアノブラックの加飾パネルも無いし、ヒジ置きの部分も合成皮革張りではなくカチコチのプラスチックになるので、質感を語れるレベルではない。
まぁこのクラスなら、そこは当然といったところだろう。
というわけで、
最初インパネ周辺をパッと見た時は、余裕で3つ★は付けられるんじゃないかと思ったのだが、それ以外のところでのマイナスがかなり大きいので、ここは2つ★が妥当だろう。
7.装備・・・★★☆☆☆
今回試乗した車両は最上位グレードの「Z」なので、それなりに装備は充実、、、してるのかと思ったら、これが意外とそうでもない。(^^;
まず、LEDヘッドライトはオートマチックハイビームが付いているが、これは単純なロー/ハイの切り換えのみ。
まぁこのクラスのハイブリッド車となると、照射範囲を制御するタイプの高級なヘッドライトを求めるのは酷というものだろう。
サイドの窓は「UVカット機能付ウインドシールドグリーンガラス」が全グレードに標準装備だが、Zグレードには「高遮音性」のものが装備されている。(Gグレードも高遮音性)
でもその割には静かではないので、正直どうでもいい。(^o^;
先進安全装備は、私が重視する後側方に対する安全支援装備「ブラインドスポットモニター」が本来はオプション扱いなのだが、今回試乗した車両には「トヨタ チームメイト」とのセットオプションとして装備されていた。
ちなみに「トヨタ チームメイト」というのは、
「アドバンスト パーク」という駐車スペースに自動で駐車してくれる装備と、それに付随するパノラミックビューモニターなどがセットになった装備。
正直、私にとってはどうでもいい装備だ。(^o^)
ブラインドスポットモニターは標準装備にしてもらいたいんだけどね。
ここはコストを抑えるために犠牲になったところか。(-_-)
あと、
バックガイドモニターは標準装備。
まぁこれぐらいは最上位グレードなら当たり前やね。
他にこれといって取り上げるような上級装備はなく、最上位グレードとはいえ、所詮ベースは「廉価ハイブリッド車」ということなのだろう。
なので結局、
Zグレードの標準装備で大きなところは、10.5インチディスプレイのディスプレイオーディオ、ほぼこれに尽きると言っても過言ではない。
それ以外の部分では、どっちかと言うと機能的な装備というよりは、内外装の見栄えや質感に影響する部分での差別化が大きいのかな、と。
しかし!
Zグレードが誇る10.5インチディスプレイのディスプレイオーディオ、これがまたセコくて、しかもややこしくてね。。。(^_^;
何がセコくてややこしいのかと言うと、
まず、デカいディスプレイが付いてるくせに、
ナビは標準装備ではない。(^_^;
ナビは「ナビキット」をオプションで付ける必要があり、安いほうのエントリーナビキットが6万6000円(税込)。
ただし、テレビを観るためには「TVオプション」を付けないと見られないらしく、それが3万3000円(税込)。
主要装備表には、
「テレビ(フルセグ)」の欄の注釈で、
「ご利用にはT-Connect契約が必要です」
などと書かれているので、
TVオプション以外にT-Connect契約も必要なのか?
と思い、どういうことなのかよく分からないので問い合わせ窓口に聞いたら、
「TVオプションもT-Connect契約の一部です」
なんだとよ。(^^;
なので、
「ナビはいらない、テレビだけ観られればいい」というのであれば、TVオプションの3万3000円(税込)だけで観られるらしい。
だけど、
T-Connect契約にはバリエーションがあり、
「TV・オペレーター付T-Connect ナビキット」を契約する場合は、テレビは標準サービスに含まれるだとか・・・
ややこしいわボケ! (^O^;
というわけで、
装備は正直ショボくてセコいのだが、1つだけ誉めるところがあるとすれば、ヤリスと同様、ワンタッチウインカーの点滅が5回というのは良いところだ。(^_^)
他社のクルマのワンタッチウインカーは3回点滅が一般的だが、車線変更の予告から車線変更完了まで、3回点滅じゃあ短いからね。
5回点滅は実用的でありがたい。
最近のトヨタは、このワンタッチウインカーだけでなく、アイドリングストップ機能を無くしたりなど、現状「当たり前」になっているけど良くない部分、そういうところを率先して変えてくれてる感じがして、非常にいいね! (^_^)
8.オーディオ音質・・・★★★☆☆
今回試乗したグレード「Z」には、ディスプレイオーディオが標準装備されているので、そいつの音質をチェックしてみた。
まぁ普通にいい音。
特に高音質だとか、インパクトのある音ではないのだが、低音から高音まで普通にちゃんと出ている感じ。
スピーカーは4つしかないのだが、その割にはまぁまぁ臨場感もあるなぁと感じたのは意外なところ。
このクラスのクルマの中で聴く音としては、まぁ上等な部類なんじゃないだろうか。
というわけで、
4つ★を与えるほどのインパクトはないが、
余裕で3つ★は与えていいレベルの音質だ。
9.デザイン・・・★★☆☆☆
エクステリアにもインテリアにも魅力を感じない。
エクステリアに関しては、先代アクアが出た時は純正の外装パーツが豊富に用意されていて、そこが良かったというか、私がアクアに興味を持った理由の1つだったんだけど、新型ではそういうのは無くなってしまったため、私好みのデザインに変えることが出来ない。(-_-)
インテリアも弱点の部分が極端に弱点すぎて、部分的には良い部分もあるものの、全体としては訴求力が弱い。
(1)エクステリア・・・★★☆☆☆
まぁ普通にダサい。
10年前ならともかく、今となっては古臭いというか、インパクトの弱いデザインだと思う。
純正アクセサリーパーツでいい感じに仕上げられるほど、豊富にはパーツも用意されていないようだし、まぁ私の愛車候補にはなり得ないデザインだ。
先代がよく売れたから、デザインで冒険する必要がないというか、冒険しづらい状況にあったのかもしれないが、もうちょっと先代アクアとの違いを見た目で明確にアピールしてもらいたかったなぁと思う。
興味のある人たちが見れば、
「先代と全然違うジャン!」
と言うのかもしれないが、私のように(愛車候補として)興味のない人間から見ると、どこが先代アクアと違うのか、「まちがい探し」レベルの差でしかない。(^_^;
とはいえ、
「激烈にダサい!」というほどではないし、受け入れられないほど奇抜な部分もないので、まぁ2つ★ぐらいは付けてもいいだろう。
(2)インテリア・・・★★☆☆☆
これは惜しいよね。
インパネ部分はいいんだよ、質感もデザインも。
ただ、それ以外の部分が手ぇ抜きすぎだろ。(^o^;
特にドアの内張りのデザインなんて、あまりにもやっつけな感じにしか見えない。
センターコンソールのカップホルダー周辺部分もそうだよ。
もうちょっと、ちゃんと時間かけてデザインしてよ、と言いたくなる。(^^;
10.コストパフォーマンス・・・★★★☆☆
税込みで240万円ジャスト。
これはまぁまぁ、コスパがいいとは言えないが、そんなに悪くはないんじゃないかと。
走りに関してもインテリアに関しても、細かいところの「質感」を求めなければ、価格なりに納得できるレベルに仕上がっていると思う。
そもそも、このクラスのハイブリッド車に質感を求める人は少数派ではないかと思うので、それならば、走りも軽快でパワーも十分だし、これで240万円ならギリ3つ★は与えていいと思う。
11.総評・・・★★★☆☆
クソすぎた先代から劇的に進化した! (^o^)
「まともなクルマになった」
というのが率直な印象。
どのように「まとも」なのかと言えば、
・普通に走るようになった
・普通に乗れるようになった
・落ち着いて乗れるようになった
ということ。
「それって普通のことなのでは?」
と思われるかもしれないが、
そうです、普通のことです。(^o^)
でも、
先代アクアはそういった基本的なところがことごとくダメなクルマだったわけで、それを考えれば、「普通」になっただけでも劇的な進化と言えるのだ。(^_^)
では話を一歩進めて、
「新型アクアはいいクルマなのか?」
という観点で見た場合はどうか。
意外に思われるかもしれないが、
いいクルマです。(^o^)
それぐらい、
大きな進化を感じられる出来栄えだ。(^_^)
まず、
加速性能が先代(初期型)とは全然違う!
新型はレスポンスも早いし、そこから先の加速力も力強い。
たとえ急坂でも、アクセルを踏めば踏んだ分だけちゃんと加速してくれる。
通常このクラスのクルマであれば、多少なりとも苦しむはずの山道の上りを走らせても、全く苦にすることなくスイスイと走り抜けるのだから大したものだ。(^_^)
居住性も、拷問かと思うぐらい劣悪だった先代と比べればだいぶマシになった。
運転席に関してはまだ「快適」とまではいかないものの、不快感なく普通に乗っていられる室内空間になっただけでも劇的な進化だ。(^o^)
静粛性も、基本的な遮音がしっかりしている。
余計な雑音の大合唱状態だった先代とは、
これまたエライ違いだ。(^o^)
そして、いろんな特性が「街乗り用」という方向性で適度にセッティングされていて、そこがまたいい。(^_^)
スポーティーな走行への適応を求めると完全に物足りないのだが、そこを切り捨てて街乗りへの適応を重視し、街乗り用に徹しているからこそ、各特性にチグハグなところがない。
ついでに言うと、
やっぱ燃費いいよね、このクルマ。(^o^;
試乗評価を終えて、クルマを返す直前にガソリンを満タンにしたのだが、たった2リットルちょいしか入らなかったのでビックリした。(^o^;
評価のためにちょっと極端な乗り方してたりするから、決して燃費が良くなる乗り方はしてないにもかかわらず、だ。(^^;
少なくとも、普通のガソリン車なら7リッター前後ぐらいはガソリン入れなアカン距離を走ってるはずなのだが。(^o^;
というわけで、
劇的に進化した内容に加え、この燃費の良さとくれば、街乗り用としては確かに魅力のあるクルマと言えるし、「いいクルマ」と言っていいのではないかと。(^_^)
しかし!
総評は3つ★止まり。
それはやはり、あのステアリングやシートを通じて伝わってくるムダな振動と、風切り音なのか何なのかよく分からないゴーーーッという感じの雑音、これらがマイナス要因としては大きい。(-_-)
せっかくTNGAプラットフォームになってベースが良くなっただけに、この詰めの甘い部分が惜しいところやね。(^^;
あとは、加速力がエネルギーフローの状態の違いによってなのか、けっこう変わるというところ。
もうちょっとフィーリングのギャップを抑えてほしいな。(-_-)
ちなみに、
ヤリスのハイブリッドとはエンジンもモーターも同じスペックなんだけど、私が試乗した印象としては、
街乗り用の足ならアクア
走りを楽しむならヤリス
という印象だ。
まぁヤリスの場合、試乗したグレードが廉価グレードだったし、車重も今回試乗したアクアより100kgも軽かったからね。
逆に挙動がシンプルで、純粋に素の良さが感じやすかったのかもしれない。
【試乗記】 トヨタ ヤリス HYBRID X (2020/05/05)
以上、そんなわけで、
新型アクアは、先代とは比較にならないほど進化した、ハイレベルな街乗り用の足グルマに進化していた。
私が今回指摘したような細かいネガの部分がが気にならないのであれば、日常の足としてオススメできるクルマだ。(^_^)
コメント
こんばんは。新型アクアの詳しいレビューありがとうございます!
私の主観的な意見を言います。
新型アクアは、まともな車になったと思われますが、エクステリアデザインが惜しいですね。ただ俺様様が星3つってなかなか良い車だと思うので私も機会があればレンタルして試乗してみたいです!
辛口系おやじ(管理人)です。
> 新型アクアは、
> まともな車になったと思われますが、
> エクステリアデザインが惜しいですね。
はい、イマイチ「新しい」感じがしないというか、時代遅れな感じにも見えます。(^^;
> ただ俺様様が星3つってなかなか良い車だと思うので
そうですね。
このクラスで、こんなにダサくて総評3つ★ですからね。
新型アクア、だいぶ頑張ってますよ。(^o^)
街乗り用に徹している「いさぎよさ」が好印象の要因だと思います。
> 私も機会があればレンタルして試乗してみたいです!
ぜひ乗ってみて下さい。
でも、お乗りの初代初期型アクアとの違いを感じてしまうのは、買ったばっかりだけにツライかもしれませんが。(^o^;
レンタカーは、まだトヨタレンタカーには新型アクアは導入されてないと思いますが、検索すれば新型をゲットしている業者が見つかる場合もあると思います。(^_^)
コメントありがとうございます!
私の予想だと、乗り心地や走行性能は
先代アクア前期<先代アクア中期<<先代アクア後期<<<新型アクア
だと思われます。(確信)
でもいいんです。
先代アクア前期で通勤して馬車馬のように働きマスw
ひょっとしたら痩せてヴェゼルが買える日がくるかもしれませんw
ためになる試乗記ありがとうございます!
辛口系おやじ(管理人)です。
> 先代アクア前期で通勤して馬車馬のように働きマスw
働きすぎて体壊したり、帰り道で居眠り運転して事故ったりしないよう、どうぞお気をつけ下さい。
でも、先代初期型アクアなら、ある意味、居眠りは防げるかもしれませんし、意外と通勤向けには良い選択かもしれませんね。(^o^;
> ひょっとしたら痩せてヴェゼルが買える日がくるかもしれませんw
いくら先代初期型アクアでも、さすがにフィットネスマシーンのようにはいかんでしょう。(^o^)
楽しみにしていたアクアの試乗記をありがとうございます。
実は父親の前車がアクア(辛口さん酷評の先代)、今の車はこれも辛口さん酷評のXV(たぶん辛口さんのブログと同グレード)で、流石に愛車選びに口を挟もうと思っていたところでした。
XVの低速のギクシャク感には父親も相当悩んでいますよ笑
現行アクアはブログを見る限り普通に徹しているというか、父親のような田舎の通勤プラス、時々温泉などに行くためにちょっと高速使うくらいの使い方には丁度いいのかなという印象でした。
後ろに野菜や草刈り機なども積んだりするので、ガシガシ使える適度なチープ感がむしろ好都合です。
辛口さんブログもイチ意見として参考に伝えつつ試乗してもらおうかと思います!
辛口系おやじ(管理人)です。
> 楽しみにしていたアクアの試乗記をありがとうございます。
だいぶ思ってたより長編試乗記になってしまいましたが、ぜひ隅々まで読んで下さい。(^o^)
> 実は父親の前車がアクア(辛口さん酷評の先代)、
> 今の車はこれも辛口さん酷評のXV
> (たぶん辛口さんのブログと同グレード)で、
お会いしたこともないのにこんな事を言うのもなんですが、お父様は恐らく、トランプで「ババ抜き」をやったら確実に負ける方ですね。(^o^;
初代アクアにXVのアドバンスって、ババ引きすぎでしょう。(^o^;
> 流石に愛車選びに口を挟もうと思っていたところでした。
そうですね。
そこまで「負の引き」が強いと、次も怪しいですからね。(^o^)
> 現行アクアはブログを見る限り普通に徹しているというか、
> 父親のような田舎の通勤プラス、
> 時々温泉などに行くために
> ちょっと高速使うくらいの使い方には
> 丁度いいのかなという印象でした。
高速は乗ってないので分かりませんが、まぁあの感じなら高速が得意とはいかないまでも、100km/h前後なら全然楽勝だろうと思うので、おっしゃるような使用目的であれば新型アクアはハマると思います。(^_^)
> 後ろに野菜や草刈り機なども積んだりするので、
> ガシガシ使える適度なチープ感がむしろ好都合です。
なるほど、それはまさに新型アクアおすすめですね。(^o^)
> 辛口さんブログもイチ意見として参考に伝えつつ
> 試乗してもらおうかと思います!
ぜひ試乗してもらって下さい。
今度こそババを引かないためにも! (^o^)
先代がどうしようもなくゴミ以下の価値しかないクソカーだっただけに、普通レベルになっただけでも特筆物ですね!
ただこれは同時に先代オーナーが余計に惨めに見えてきてしまうということでもあるのでは…?
辛口系おやじ(管理人)です。
> 先代がどうしようもなく
> ゴミ以下の価値しかないクソカーだっただけに、
> 普通レベルになっただけでも特筆物ですね!
はい、ちょっと驚きました。
見た目あんまり変わんないので、マシにはなっても普通レベルまではまだ到達できてないだろうと予想してたんですが、わずか一世代のリニューアルでここまで良くなるとは。(^o^;
私が指摘したようなネガの部分も確かにあるのですが、アクアを検討する人たちがそのネガを気にするかって言ったら、たぶん気にしない人のほうが多いんじゃないかと思うんですよね。
となれば、これは街乗り用のクルマとしては普通以上とも言えるわけで。(^o^;
> 先代オーナーが余計に惨めに見えてきてしまう
> ということでもあるのでは…?
先代の初期型に乗ってる人が新型に試乗したら、たぶん買い替えるんじゃないですかね? (^^;
新型を知ってしまって、それでもなお先代に乗り続けるという人は、恐らく先代がクソであることを認識しつつも乗り続けていて、「乗り潰し」にかかっている人たちだろうと思います。(^_^;
今回のアクアの試乗記、意外な結果でした。
今回もボロクソ試乗記になるかと思っていたのですが。
でも先代がクソ過ぎたので、試乗記を書くにあたってそのギャップもありましたかね。
でもアクアの新車ならクラスは違いますが、中古のカムリを買いますね。
辛口系おやじ(管理人)です。
> 今回のアクアの試乗記、意外な結果でした。
そうでしょう。
私も意外でしたから。(^o^;
> 先代がクソ過ぎたので、
> 試乗記を書くにあたって
> そのギャップもありましたかね。
ギャップは試乗記の文章の「表現」には影響を与えてる部分もあるとは思いますが、★の数も含め、「評価」としてはギャップの影響はないと思っています。(^_^)
> でもアクアの新車ならクラスは違いますが、
> 中古のカムリを買いますね。
私もその両者なら、そうしますね。
その両者では、当たり前ですけど、まったく根本的なレベルが違いますから。(^o^)
タンク(ルーミー)・スペイド(ポルテ)・プレミオ(アリオン)・プリウスαは生産中止。
(パッソは音沙汰なしですが消滅は時間の問題?)
アクア・ヴィッツ(現ヤリス)は大化け、ノア(ヴォクシー)は来年TNGA採用でFMC予定。
シエンタは新型アクアをベースに来年FMCかとの一部報道あり。
トヨタは確実に変わってきてますね。
個人的にはマツダ・スバルにそろそろ新しい情報が欲しいところですが…
「トヨタのエントリーモデルは総じて微妙」「コスパを考えるならとりあえずデミオ・アクセラかインプレッサ」みたいな考え方もすっかり古臭くなりました。
辛口系おやじ(管理人)です。
> タンク(ルーミー)・スペイド(ポルテ)・
> プレミオ(アリオン)・プリウスαは生産中止。
淘汰が進んでますなぁ。(^_^;
> トヨタは確実に変わってきてますね。
以前は保守的なイメージがありましたが、今では日本車メーカーの中では最も攻めてるメーカーだと思います。
日本の自動車業界が世界との戦いで生き残るために、トヨタには日本の大将としてますます頑張ってもらいたいとです。
その他のメーカーは、もう差がつきすぎているので「トヨタに追いつき追い越せ」は完全にあきらめて、トヨタと協力して世界と戦ってほしいと思います。(^_^)
> 「トヨタのエントリーモデルは総じて微妙」
> 「コスパを考えるならとりあえず
> デミオ・アクセラかインプレッサ」
> みたいな考え方もすっかり古臭くなりました。
その考え方はそんなに古い考え方ではないどころか比較的「新しい」考え方だったはずなのですが、今となってはそうですね、確かに現状ではその考え方はもったいないというか、視野が狭いですね。(^o^;
完全なる街乗り足車ですね
でもヤリスとの差別化となって良いと思います
足踏み式サイドブレーキは
自分も嫌いですが好きな人は好きらしいですね
辛口系おやじ(管理人)です。
> 完全なる街乗り足車ですね
はい、その割り切りができているところがいいですね。
> でもヤリスとの差別化となって良いと思います
不思議なんですけど、ヤリスも私が試乗した廉価グレードは、ちっともスポーティーではないんです。
けど、走らせてて「これはこれでなかなか楽しいな」と感じたんですよね。
いろんな特性のバランスによるものだと思うんですけど、クルマというのは本当に奥が深いです。(^^;
> 足踏み式サイドブレーキは
> 自分も嫌いですが好きな人は好きらしいですね
好きな人がいるというのは知りませんでした。(^o^;
でも、マイナーチェンジあたりで電動パーキングに変えてくるんじゃないかと、私は予想してます。(^^)
動画は撮らなかったのでしょうか?レンタカー試乗ということで、動画が出るのを期待してました。やはり動画があるとどこの点を指して言っているというのがわかりやすいと思うので…
あとワンタッチウィンカーですがあまり意味ないと私も思います(笑)
かっちりした操作感がないといまいち信用できないと感じる人も多いと思います。
辛口系おやじ(管理人)です。
> 動画は撮らなかったのでしょうか?
撮りました。(^_^)
ですが、、、
実は編集中に大失態をやらかしまして、ふりだしに戻ってしまったんです。(^o^;
で、
心が折れたので、先に試乗記を書くことにしたのです。(^^;
動画もまた編集が完了しだい、アップいたします。(^_^)
あと、
ワンタッチウインカーですが、確かに3回点滅だとあまり使えないというか、使うべきではないかもしれませんが、新型アクアみたいに5回点滅なら、けっこう使えるんじゃないかなと思っています。(^_^)
アクアといったら一車線で前にいたり信号で止まってると絶望するクソカー代表ですけど、少しはまともになったようですね
辛口系おやじ(管理人)です。
はい、だいぶマシになりましたよ。
しかし、
「一車線で前にいたり信号で止まってると絶望するクソカー代表」
とのことですが、私はどっちかと言うとアクアよりもプリウスのほうが代表ですね。
居住地域によっても特徴に違いはあるのかもしれませんが、私の居住地域周辺では、プリウス乗ってる奴はホントにろくな奴がいない。
とにかく、「人をイラッとさせる天才」が乗ってるとしか思えません。(^o^;
ボクの中ではプリウスは二車線を一車線に変えてしまう魔法使いですね
○○のってるようなやつはロクな人間じゃないってレッテル張りは辛口というよりそれこそその人自身へのブーメランになってしまうのでは
辛口系おやじ(管理人)です。
> ○○のってるようなやつはロクな人間じゃない
> ってレッテル張りは辛口というより
> それこそその人自身へのブーメランになってしまうのでは
もちろん、全員がそうではないですよ。(^_^)
ただ、そういう傾向が強いというだけの話です。
金髪野郎の全てが悪い奴ではないけれど、悪い奴「率」は高いよね、って話と同じような感じですかね。(^o^)
まぁその程度の話なので、あまり真剣に受け止める必要はないですよ。
巷でよく聞く「プリウスあるある」の1つだと思って軽く流して下さい。(^_^)
先代は中期、後期と改良を続けていたわけで
欲を言えば先代後期型も乗ってからレビューしていただけたら良かったですね
辛口系おやじ(管理人)です。
> 先代は中期、後期と改良を続けていたわけで
> 欲を言えば先代後期型も乗ってから
> レビューしていただけたら良かったですね
先代は改良で随分と引っ張りましたからね。
初期型と後期型では、だいぶ出来栄えにも差はついていただろうと思われますので、そういったご意見をお持ちの方も多いだろうと思います。(^_^;
私はよほどのことがない限り、フルモデルチェンジのモデルしか愛車候補の対象にしないため、基本的に「初期型」の試乗しかしていないのです。
それは、
「購入対象になり得ないクルマには試乗しない」
という基本ポリシーがあるためで、なんでもかんでも試乗するわけにはいかない、素人のブログの限界とも言える部分ですね。(^^;
逆に、私がもしプロの「試乗屋」になってしまったなら、片っ端から試乗しまくってレビューすることは可能である反面、「正直」なレビューは書けないわけで、それはそれで意味がないと思いますし、難しいところです。(^^;
アクアを試乗しました。
しっかりした乗り心地で良かったと思います。しかし、フロントグリル周りの唇のようなデザインが気に入りません。下位グレードはそれがブラックになり、目立たなくなりますが、シートがヘッドレスト一体型になって商用車のようになります。いい車なのに、デザインが惜しいと思いました。
ところで、ノートがカーオブザイヤーを受賞しました。特にノートオーラの評価が高いです。辛口さんは試乗しませんか。
辛口系おやじ(管理人)です。
> いい車なのに、
> デザインが惜しいと思いました。
もっとデザインをカスタマイズできる純正パーツが、豊富にあれば良かったんですけどねぇ。(^^;
> ところで、
> ノートがカーオブザイヤーを受賞しました。
> 特にノートオーラの評価が高いです。
そのようですね。
ってゆーか、
オーラが出てなかったら、素のノートでは日本カーオブザイヤーは獲れなかっただろうと思います。
> 辛口さんは試乗しませんか。
はい、ノートオーラには試乗する気はありません。
今の日産には、商品(クルマ)が良いかどうかを論じる以前の問題があるため、今後一切、日産車には試乗しません。
メッセージフォームから問い合わせを頂いたこともありますし、私の「ノートオーラ」の試乗記を読んでみたいという需要はあるのだろうとは思うんですけどね。(^^;
全体的にいい車だけどダサいのだけはどうしようもないね
トヨタはなんで…って思うようなダサい車ばっか…
辛口系おやじ(管理人)です。
> 全体的にいい車だけどダサいのだけはどうしようもないね
アクアに限った話ではないですけど、クルマ自体の出来はいいのにダサいクルマって、なんかもったいないですよね。(^_^;
でも、それでも売れるんだから、やはり「カッコいい」とか「カワイイ」などと感じて、買ってる人も多くいらっしゃるのだろうと思います。
人の好みがこのように千差万別に分かれるというのは、本当に不思議だし、人間という生物の神秘を感じずにいられません。(^^;
> トヨタはなんで…って思うようなダサい車ばっか…
基本的に、多くのトヨタ車に共通して採用されているキーンルックと呼ばれる顔のデザイン、これがちょっとね。。。
だいぶ見慣れたけど、まだ好きにはなれないです。(^^;
内容で気になった部分があるのですが
>その加速フィールが終始一貫しているわけではないところが、実に惜しいところで。。。(-_-;
これって始動直後のタイミングだけとかでしょうかね?
もしそれが常時みられるのであれば微妙な感がしますね。。。
辛口系おやじ(管理人)です。
> これって始動直後のタイミングだけとかでしょうかね?
いえ、違います。
> もしそれが常時みられるのであれば微妙な感がしますね。。。
モーター駆動ではなく、エンジンが回っている時に不規則に発生します。
分かりやすく例えると、
エアコンのコンプレッサーがOFFの状態で加速させている時に、コンプレッサーがONになった瞬間に加速が鈍るという現象。
今のまともなクルマではあまり感じなくなりましたが、それでも軽自動車とか比較的非力なクルマでは分かりやすく感じますよね。
それとよく似た感じだと思います。
恐らく、エンジンによるパワーを走りに振り分けるか充電に振り分けるか、そのへんのパワーバランスがエネルギーフローの制御で変わるんじゃないでしょうか。
いろいろと読ませていただきました。
この記事のアクアに結構ダメ出ししておりましたが、考えてもらいたいのが「本当」の辛口なら車に全然興味ない人目線でダメ出しするべきです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
でも、車好きからすると本当に共感できる!
辛口系おやじ(管理人)です。
最近いろいろ仕事絡みで立て込んでまして、ブログの管理してる暇なかったモンで、返信遅くなりました。(^^;
> この記事のアクアに結構ダメ出ししておりましたが、
えっ!?
いやいや、今回のアクアに関しては、粗大ごみレベルだった初代アクアに比べれば、かなり誉めてると思いますよ。(^o^;
> 「本当」の辛口なら
> 車に全然興味ない人目線でダメ出しするべきです。
そんな目線、ムリですよ。(^o^;
ってゆーか、そんな目線のブログ記事なんか書いても意味ないんですよ。
だって、クルマに全然興味ない人は、クルマのブログなんか読まないんですから。(^o^)
> でも、車好きからすると本当に共感できる!
ありがとうございます。
共感を求めて試乗記を書いているわけではないですが、それでも共感して頂けたり、参考になったと言って頂けるのはうれしいものです。(^_^)