お待たせしました!
新型ハリアーの試乗記がようやく書き上がりました!
遅くなってすみません。(^^;
外出を伴う、必然的に拘束時間が長くなる仕事が多くてね(儲からないけど)、なかなか記事を書くためのまとまった時間が取れなかったのだ。
コツコツ書いてたのだが、気付けば試乗してから1週間も経ってしまった。(^^;
と、
そんないつもと同じ言い訳はさておき、(^o^)
今回の新型ハリアーは、事前の書類審査では非常に好印象だったので、
「これは有力な次期愛車候補になるかも!」
という、大いなる期待を持っての試乗の運びとなった。(^_^)
特に今回の試乗車は、
私の本命グレードであるガソリン車の「G」だけに、極めて重要度の高い試乗。
それだけに、特に注意深くしっかりとチェックしたつもりだ。
さて、新型ハリアーのガソリン車。
その出来栄えは、私の次期愛車候補として日本車劣勢の状況をくつがえし、最有力候補に名乗りをあげることが出来るのだろうか?
以下に率直なインプレッションを述べさせて頂く。
目次
試乗車の概要
年式 | 2020年式 |
走行距離 | 150km |
車名 | ハリアー |
グレード | G(ガソリン) |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | CVT |
装着タイヤ | ダンロップ GRANDTREK PT30(225/60R18) |
型式 | 6BA-MXUA80-ANXGB |
排気量 | 2.0リッター(自然吸気) |
最高出力 | 171ps/6600rpm |
最大トルク | 21.1kgf・m/4800rpm |
全長 | 4740mm |
全幅 | 1855mm |
全高 | 1660mm |
車両重量 | 1570kg |
車両本体価格 | 341万円(税込) |
試乗日 | 2020年7月22日 |
|
試乗インプレッション
1.走りの性能・・・★★★☆☆
まぁ悪くはないんだけどねぇ、、、ただ、総合的にはちょっと残念な印象が強く残ったかなぁ。。。(^^;
「少なくともRAV4と同じぐらいのパワー感では走ってくれるだろう」などと勝手に予想してただけに、動力性能に関してはちょっと予想外の結果という感じ。(-_-)
(1)発進挙動・・・★★★☆☆
ブレーキをリリースした直後の動き出しは、なめらかでスッキリとした上品な感触。
アクセルを踏んでからの反応も過敏ではなく、自然な反応で問題なし。
まぁそこはおよそ事前の予想通りやね。(^_^)
ただ欲を言えば、タイヤの転がり始めの感触に、もう少し重厚感があってもよかったかなぁ、という気もするが、まぁそのへんは「RAV4と明確にキャラクターを分けている」と、前向きに解釈するとしよう。
しかし!
残念な挙動が1つだけ。。。(-_-;
発進時、特に急加速させようとしているわけでもないのにエンジンの回転数が不自然に高く、そのエンジン音が結構はっきり聞こえるレベルで車内に入ってくることがある。。。(-_-;
アクセルの踏み具合にもよるので、発進のたびにそうなるわけではないのだが、試乗中にそういったシーンが何度かあった。(-_-)
発進の際の、車体の挙動自体はなめらかで良いのだが、そういったエンジン音も含めたフィーリングがイマイチだ。
特に私は、加速感とリンクしない不自然なエンジン音を嫌う。
街乗りSUVということで、ストップ&ゴーが多いシーンでの使用が主となるだけに、これは痛いね。(-_-;
ちなみにこのクルマ、わざわざ発進用にギヤが追加されている「Direct Shift-CVT」が採用されている。
RAV4にも同じCVTが使われているが、RAV4に試乗した際は、発進時に不自然なエンジンの回転上昇を感じることはなかっただけに、今回の新型ハリアーでこのような評価になるとは思ってもみなかった。(-_-)
まぁ車体の挙動には「Direct Shift-CVT」のメリットが生きているのかもしれないが、発進時に不自然なエンジンの回転上昇を感じさせてしまったら、あんまり意味ない気がするのだが。。。(^^;
【試乗記】 トヨタ RAV4 X
(2)加速フィール・・・★★★☆☆
発進後から中速域までの加速は、アクセルの踏み具合に対してリニアでスムーズ。
中速域からアクセルを踏み込んだ際のレスポンスも悪くないというか、純粋なガソリン車としてはレスポンスは早いほうだと思う。
先述した、発進時の加速での不自然なエンジンの回転上昇さえなければ4つ★をつけたいところなのだが。。。(-_-;
(3)パワーフィール・・・★★☆☆☆
いつもの上りの急坂でアクセルを踏み込んでみた。
残念ながら、加速力は完全に物足りない。
まぁこの車体に2リッターのNAエンジンということで、パンチが無いのは当然としても、4千回転あたりまで回してもあまり加速がのってこない。(-_-;
やんわりとは加速するのだが、4千回転前後ぐらいからのエンジン回転上昇に伴う加速の伸びがイマイチ。
これは正直、意外な結果だった。
というのも、
今回試乗した新型ハリアーのガソリン車が搭載するエンジンは、RAV4に搭載されているエンジンと同じであり、パワーもトルクも全く同じ。
しかも、私が試乗したRAV4の車重と、今回試乗した新型ハリアーの車重も全く同じ。
にもかかわらず、RAV4に試乗した際は十分な加速力があると感じたから。
パワーフィールに関するこの意外な印象の違いを、隣に乗っている営業マンさんに率直に伝えたところ、
「4WDと2WDの違いが大きいのではないかと思います」
とのこと。
確かに、私が試乗したRAV4は4WDだったのに対し、今回の新型ハリアーは2WD(FF)だ。
路面に駆動力を伝えるうえで4WDのほうが有利であり、それがアクセルを踏み込んだ際の加速感の違いを生んでいる、ということか。
なるほど、それはあるかもしれない、いや、きっとそうなのだろう。
しかし、
かと言って、じゃあ新型ハリアーで4WDを選んだりしたら、それはそれで車重がさらに重くなる(ついでに価格も高くなる)ので、新型ハリアーの4WDがRAV4の4WDで感じたようなパワーフィールを感じさせてくれるかどうかは、正直ビミョーな気がする。(^_^;
あっ、ちなみにドライブモードでスポーツモードも試してみたのだが、アクセルの踏み込みに対して加速の立ち上がり少し鋭くなる程度で、絶対的なパワーがアップするわけではないため、やはり上り坂でのパワーフィールが物足りないという印象に変わりはなかった。(-_-)
というわけで、RAV4では3つ★をつけたパワーフィールだが、新型ハリアーでは2つ★といったところ。
【試乗記】 トヨタ RAV4 X
(4)ハンドリング・・・★★★☆☆
クイックでもなければダルくもない、街乗りSUVとして適切な特性。
ロールはそれなりにはするけど、急ハンドルを切っても恐さを感じるほどの極端なロールはしないので、まぁ問題ない。
ただ、少し攻め気味にカーブを曲がると、意外とすぐにタイヤが鳴く。(^_^;
試乗コースにあるS字の切り返しを試したところ、切り返しの際に結構はっきりとタイヤが鳴いたので、少々驚いた。
「えっ、この程度で鳴いちゃうの?」
って。(^o^;
車体自体は、想定の範囲内のアンダーステアでちゃんと曲がってくれたので、街乗り走行で大きな問題はまず生じないだろう。
でも、あれぐらいでタイヤが鳴いてるようでは、山道で攻めるのはちょっと厳しそうやね。(^^;
(5)ステアフィール・・・★★★★☆
スッキリとしたなめらかな操舵感。
そのフィーリングはハリアーのキャラクターとよくマッチしているし、それでいて軽すぎない、ちゃんと手応えのあるステアフィールだ。
普段スポーティーなクルマに乗っている人からすると、路面からのインフォメーションがやや薄味で物足りないと感じるかもしれないが、これもまたハリアーのキャラクターを考えれば適切と言える範囲内だろう。
必要なインフォメーションは伝えてくるのだが、あまり「くどくない」というか、押しつけがましくないというか、控えめに「お知らせ」してくれる感じが絶妙に上品だ。(^o^)
(6)ブレーキフィール・・・★★★★☆
うん、いいね!
第一印象は、「最近のブレーキにしては効き始めが穏やかだ」、ということ。
制動力が緩やかに立ち上がってリニアに効く、私好みのブレーキフィールだ。
マツダのブレーキフィールも私好みなのだが、マツダのブレーキよりはこっちのほうが制動力の立ち上がりが早い。
コントロールの繊細さではマツダのブレーキのほうがマニアックなコントロールが可能だと思うが、一般の街乗り用SUVのブレーキとしては、この新型ハリアーのブレーキフィールのほうが好まれるかもしれない。
マツダのブレーキは制動力の立ち上がりが緩やかすぎて弱いと感じる人も多くいらっしゃるようなので。(^^;
ってゆーか、
最近のトヨタ車、ハイブリッド車も含めて、ブレーキフィールがどんどん良くなってきてるね。
トヨタが掲げる「もっといいクルマづくり」は、こういう地味なところにも着実に成果となって表れてきている、といったところだろう。(^_^)
2.乗り心地・・・★★★☆☆
これまた悪くはないんだけどねぇ。。。(^_^;
新型ハリアーにはコンフォート方向での乗り心地に期待していただけに、ちょっと事前の期待値が高すぎたかなぁ。(^^;
どっしりとした感じはあるのだが、SUVらしい重厚感というのとはまた違う。
アイポイントは高いけど、乗り味としては普通のセダン等に近い感触。
走り始めてからしばらくして、
「この感じ、確か前にもあったぞ」
と思った。
あれだ、CX-5の2.5リッターNAの乗り味と似た感触だ。(^o^)
ただ正直、乗り心地の仕上がりというか、「完成度」という観点ではCX-5のほうが上だったと思う。
後発の新型ハリアー様には申し訳ないが、ちょっとこの乗り心地に関しては早めに改良を加えたほうがいいかな、という気がする。
底力というか、秘めたポテンシャルは高いと思うので、そこをもっとうまく引き出してあげないと、ちょっともったいないかな。(^^;
(1)スポーツ性・・・★☆☆☆☆
まぁ明らかに「スポーティーなクルマではない」ことは言うまでもないが、乗り心地の感触は穏やかながらちゃんと路面との接地感が感じられて、安心感がある。
タイヤはすぐに鳴いちゃうし、サスペンションも「攻める」のは正直しんどいかもしれないが、ハンドリング自体は悪くないので、多少ハイペースで乗り回すぐらいなら十分対応できるだろう。
ただ、そういう走りをしようという気持ちにさせないクルマだと思う。(^^;
(2)コンフォート性・・・★★★☆☆
私が新型ハリアーに求める乗り心地はコンフォート性の高さ。
なのだが、これが乗ってみると意外と大したことないという。。。(^_^;
いや、荒れた路面を通過する際の当たりは柔らかい感触で、足回りもよく動いてくれてるのは分かる。
だが、その割にはややボディの上下動が大きくて、思ってたより「よく揺れるなぁ」というのが率直な印象だ。(-_-)
一般的には「乗り心地が良い」と言ってもらえる感触の乗り味なのかもしれないが、私としては、あれだけ足回りをよく動かしているのであれば、ボディの上下動はもう少し抑えて欲しかったかな、と。
装備表を見ると、「ばね上制振制御」が標準装備されているようだが、 イマイチ効いてる感じがしない。(^^;
まぁ路面の荒れ具合とか、そこを通過する際の速度によって印象は変わってくるのだろうとは思うけどね。
でも、ハリアーのキャラクターである「街乗りSUV」ということを考えれば、私が試乗で試した速度(約40km/h)の領域では、もっと揺れを抑えて欲しい。
あっ、勘違いしないでね。
別に「乗り心地が悪い」と言ってるんじゃないよ。
そこは「新型ハリアーであるならば・・・」ということで、期待値が高かったがゆえに厳しい評価になってしまうかな、というだけで。(^^;
実際、伝わってくる感触はなめらかだし、ショックもマイルドに抑えられてるし、ボディの振動も非常によく抑えられてるし、普通以上に「いいクルマ」っぽい乗り心地だからね。
4つ★まではあと一歩だが、3つ★としては上位と言っていいと思う。
3.静粛性・・・★★★★☆
まぁ走り始めてしまえば静かなクルマやね。
ただ最初に指摘した通り、発進時に不自然にエンジンの回転数が高くなることがチョイチョイあるため、そのたびに、
「別に信号ダッシュしてるわけでもないのに、こんなにエンジン音が聞こえるほど回らんでもええやろ!」
と言いたくなるので、そこが静粛性に対してマイナスイメージだ。(-_-)
一方、ロードノイズはよく抑えられている。
荒れた路面を通過した際に足回りで発生する音の侵入も、よく抑えられてるね。
エンジン音の侵入は発進時こそ気にはなるものの、意識的にエンジンを回した時のサウンドはほどよい侵入の仕方で、遮音し過ぎず、でもウルサイ感じでもなく、普通に考えると良いバランスだと思う。
ただ、新型ハリアーのキャラクターを考えると、どうせならエンジン音も、もうちょっと頑張って遮音したほうが、より高級感が出て良かったかもしれない。
4.エンジン音の音質・・・★★★☆☆
まぁ素晴らしいとまでは言わないまでも、がさつな感じは一切しないし、 チープな感じもしない、カドの取れた上品なサウンドだ。
スポーティーなサウンドではないので、その点でも新型ハリアーのキャラクターには合っていると言えるだろう。
ただ、良くも悪くもあまり個性的なサウンドではないので、わざわざ聞きたくなるようなサウンドでもないかな、と。(^^;
5.居住性・・・★★★★☆
広さに不満はないし、ドライバーにとっても同乗者にとっても快適な空間に仕上がっていると思う。
ただ、後席のヘッドレストのデフォルトの位置が、RAV4より少し低いかな?と感じたので、そこはちょっと意外だったかな。(^^;
(1)運転席・・・★★★★☆
いいね!
シートがパワーシートなだけでなくステアリングも電動調整なので、ドライビングポジションを容易かつ繊細に任意の位置に調整できる。(^_^)
シートのホールド感も適度だし、内装の触れるところは柔らかく仕上げられてるし、居心地のいい空間に仕上がってるね。(^_^)
(2)後席・・・★★★★☆
広っ! (^o^;
運転席を私(身長180cm)のドライビングポジションに合わせた状態で後席に乗り込んでみると、ヒザ前と運転席シートとの間は、拳を縦に2つ分も余裕があった。
後席の頭上は、拳を縦に1個半ぐらいの余裕があり、これも十分と言っていいだろう。
私がこだわる後席ヘッドレストの高さは、やや低めではあるものの、引っ張り上げなくても何とか頭を支えてくれる位置にある。
ハリアー様ほどのクルマであれば、そこはもうちょっと頑張って、ヘッドレストの位置をもう少しだけ高くしてもらいたいところではあるのだが、まぁそこは及第点としよう。
6.内装質感・・・★★★★☆
さすが、全体的な質感は高いね! (^_^)
まずダッシュボードだが、当然ながらのソフトパッド、、、かと思いきや、ちょっと違う。(^^;
ダッシュボードの手前のほうの一部分だけがソフトパッドで、少し向こう側から奥まではカチコチの樹脂になっている。
手がほとんど触れることがない部分はコストダウンしてしまおうという、何とも手の込んだ驚きのセコ技が炸裂だ! (^o^;
以前のトヨタ車と言えば、「見えないところでコストダウンする」などと言われたものだが、このように見えるところでコストダウンする技を使ってきたあたり、ある意味これはトヨタの進化と言えるのかもしれない。(^o^)
でも、あからさまに手抜きというか、コストダウンの意図が見えるのはそこぐらいのモンで、あとはよく頑張ってる。
特にドアの内張りはデザインも凝ってるし、全面的に合成皮革が張られていて質感は高い。
しかも、後席ドアの内張りも、前席ドアと同様に手抜きなしの合成皮革張りになっているのだから大したモンだ。
センターコンソールボックスも合成皮革巻きになってるし、カップホルダーのメッキ加飾もアクセントになっており、シフト周りのパネルも質感は高い。
インパネの操作パネルは、使い勝手はともかくとして、スッキリした見た目ながらここも質感は高い。
(ただしこれは、オプションのナビ+JBLプレミアムサウンドシステムが装備されている場合の評価)
ファブリックと合成皮革のコンビで仕上げられたシートの質感も、合成皮革を使用している部分が多いこともあって、パッと見の質感が高い。
なんせクルマに乗り込もうとした瞬間、
「あれ?
この試乗車、レザーパッケージじゃないですよね?」
と思わず確認してしまったぐらいだから。(^o^;
先述した通り、ダッシュボードが頑張り切れていないのは惜しいところだが、通常ほとんど触れることのない部分での手抜きというかコストダウンだけに、気付かない人もいるかもしれないね。(^o^)
まぁ5つ★をつけるにはそこも含めてまだまだもう一頑張りしてもらわないといけないが、とはいえ、この内装全体の質感の高さは、新型ハリアーの大きな武器と言っていいだろう。
7.装備・・・★★★★☆
ヘッドライトはもちろんLED。
先行車および対向車が眩しくないようにLEDの配光範囲を制御し、ハイビームを積極的に使う「アダプティブハイビームシステム」も標準装備。
運転席は当然ながらのパワーシートだが、残念ながらポジションメモリーは付いていない。
ってゆーか、ポジションメモリーどころか、なんと助手席はマニュアル調整というセコさ!
341万円もするクルマのシートが、助手席とはいえマニュアル調整とは。。。
グレードが「レザーパッケージ」だと、ポジションメモリーも付くし助手席もパワーシートになるのだが、高級感が売りの新型ハリアーとしては、
「Gグレードでもせめて助手席はパワーシートを標準装備にすべきだったんじゃないの!?」
と言いたくなるね。(^_^;
その一方、ステアリングは、オートチルトアウェイ&リターン機能付きの電動調整。
これはうれしいというか、逆にこれは350万円前後クラスのクルマで電動調整式というのは稀なので、頑張ったところだと思う。
そして、今回の新型ハリアーで注目の装備と言えば、やはり、前後方録画のドライブレコーダー機能の付いたデジタルインナーミラーだろう。
今や設置が必須となりつつある前後方録画のドライブレコーダーだが、特に最近は先進安全装備の関係で、設置するドライブレコーダーが安全装備の誤作動を引き起こさないかどうかというところも気にしないといけなくなってきている。
それだけに、激安の中国製ドライブレコーダーを付けるのも恐いため、後付けドライブレコーダーにかかる費用はけっこう痛い出費になる。
それを考えると、ドライブレコーダーを後付けする必要がないのは出費の面でありがたいし、また、余計な装置を付けなくてよいので見た目にもスマートだ。(^_^)
ここで、デジタルインナーミラーの使い勝手について少し触れておくと、私的には普通のミラーのほうがいいかな、と思う。(^^;
というのも、普通のミラーで後方を確認する際は「遠く」を見る感覚でミラーを覗くのだが、デジタルインナーミラーの場合、「そこに表示されている映像」を見ることになるので、「近く」を見る感覚でミラーを覗かないと、「焦点」が合わないのだ。(^o^;
だから、いつもの感覚でミラーを見ると、瞬時には焦点が合わずボヤけてしまうので、いちいちミラーに表示されている「映像」に焦点を合わさないといけないため、「チラ見」が出来ないのだ。(^^;
つまり、本来ならミラーを覗いた瞬間に後方の状況が確認できるはずのところが、「映像を見る」ための余計な時間がかかってしまう、これは非常に危険だ。(-_-)
そもそも、通常の走行で前方を見ている時は、比較的遠くに視点があるのに、インナーミラーを見る時に急に「すぐ目の前」に焦点を合わせるとなると、焦点距離の移動量が大きすぎるのだ。
私ぐらいならまだ慣れればどうにかなるかもしれないが、ジジィとかババァとか、ド老眼の連中なんて、インナーミラーにすぐに焦点を合わせることなんか出来ないんじゃないだろうか?
それどころか、「老眼鏡をかけないと見えない!」という連中がいてもおかしくない。(^_^;
クルマの運転中の安全確認は、コンマ何秒の一瞬で確認しないといけないシーンが随所にある。
デジタルインナーミラーの映像は、普通のミラーを覗いた時の焦点距離と同じ焦点距離で映像が見えるように細工(たとえばヘッドアップディスプレイの表示みたいに)するなど、さらなる進化が必要ではないだろうか? (-_-)
エアコンは「ナノイーX」付きの左右独立フルオートエアコン。
前から思ってたのだが、ナノイーXとかプラズマクラスターとかがクルマのエアコンに付き始めた当初は付いてることがうれしかったりしたのだが、実際に所有してみると付いてても効果を実感することができないので、これってあんまり意味ないよなぁ、と。(^o^;
特に私の場合、効果を実感している「ドクターデオ(Dr.DEO)プレミアム」を常に車内に置いているため、それで十分かな、というところもあるので。(^^)
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車内消臭のおすすめ品、俺様認定に追加!
まぁナノイーXもプラズマクラスターも、付いてないより付いてるほうが良いのかもしれないが、正直、これにコストをかけるなら、その分、違う装備にコストを回してほしい気がするのは私だけだろうか? (^^;
そして、私が何気に良さ気に思ってるのは、「イルミネーテッドエントリーシステム」と、クリアブルーの「室内イルミネーション」。
私は夜間に走行することが多いので、夜間の走行をいい感じに演出してくれる装備はありがたい。
特に内装の質感の高さが売りの新型ハリアーとなれば、この装備はなお生きるしね。(^_^)
そして、私が欲しいと思っている後方に対する安全支援装備「ブラインドスポットモニター」は、例によって例のごとくオプション扱い。
相変わらずトヨタ車の先進安全支援装備は、標準装備のままでは弱い。
あとはブレーキホールド付きの電動パーキングブレーキや、車速感応式オートドアロック、雨滴感応式オートワイパー、バックガイドモニターなど、このクラスのクルマであれば標準装備しておいてほしい装備は大体ついている。
フルセグのテレビはオプションだが、私は車内で音楽は聴いてもテレビをつけることはほぼないため、まぁそこは別にどうでもいいかな、と。(^^)
ちなみに、
平成に生まれた、クルマ史上まれに見る間抜けなクソ装備「アイドリングストップ」は、最近のトヨタ車の流れに乗り、新型ハリアーでも装備されていない。(^_^)
いよいよ完全抹殺に向かってるね、アイドリングストップ。(^o^)
8.オーディオ音質・・・★★★☆☆
今回の試乗車は、標準のディスプレイオーディオが付いている、と予想していたのだが、これが違った! (^^;
なんと、オプションのナビ+JBLプレミアムサウンドシステムが装着されていたのだ! (-_-;
JBLは「Z」グレードでは標準装備なので、今度「Z」の試乗をする際に確認できるから、今回の「G」ではディスプレイオーディオの音質チェックをしたかったのだが。。。(-_-)
などと言っても、オプションが付けられているのだからしょうがない。
とにかく、「JBLプレミアムサウンドシステム」の音質をチェックしてみた。
これがまた、予想外に大したことない。(^_^;
このオプションの追加で車重が10kg重くなるというから、きっと音質にこだわった電源やアンプで重くなっているのだろうと思っていただけに、まさかの3つ★評価だ。(^o^;
音の特徴を言えば、明らかに低音が強いな。
偏差値の低そうな奴らが好みそうな感じの音、と言ったら分かるだろうか? (^o^)
まぁ低音が強くても、高音もしっかりクリアに出て、キレがあってキレイに伸びてくれれば問題ないのだが、高音が期待するほどにはクリアに出ていないというか、キレがイマイチで、ややボヤけてるというか。。。(^^;
いや、普通に聴いてみて、悪い音ではないんだけど、オプションのプレミアムオーディオとしては完全に期待外れかなぁ、と。
悪いけど、これやったら私のインプレッサに付けているダイヤトーンサウンドナビの、設定をイジった状態のほうがキレイに高音が出てますわ。(^o^;
ちなみに、音質の設定は特にイジらなかったので、設定を変えれば私好みの音質に合わせられるのかどうかは分からない。
経験上、ショボいオーディオだと音質調整すると余計に音がヒドくなることがあったりするが、「JBLプレミアムサウンドシステム」やからね、それなりに調整できるんじゃないかなと勝手に推測する。(^o^)
9.デザイン・・・★★★★☆
エクステリアもインテリアも、私好みの雰囲気だ。(^_^)
高級感もあるし、リアル高級車には手の届かない「庶民向け街乗り高級SUV」として、理想に近い1つの方向性を確立したかのようにも感じる。
動力性能うんぬんはそれほど気にしないので、このデザインだけで新型ハリアーを選ぶという人も大勢いるんじゃないかなと思うね。(^_^)
(1)エクステリア・・・★★★★☆
画像で見ている時から、先代よりエレガントな雰囲気が増してカッコいいと思っていたが、実物を見ても裏切られることはなかった。(^_^)
エクステリアのデザインに関する印象は、下記リンクの参考記事で言及しているので、そちらを参照して頂きたい。
新型ハリアー発売!書類選考と試乗について
まぎれもない、パッと見でSUVと分かるデザインでありながら、RAV4みたいなガチガチの無骨な感じは一切なくて、エレガントで高級感の漂う佇まいは新型ハリアーの大きな魅力の1つだ。(^_^)
まぁ欲を言えば、リアのデザインはもうちょっと何かアクセントが欲しいというか、ちょっとエクステリアデザイン全体の中においてリアだけが平凡というか、主張が弱い気はするのだが、まぁ悪くはないと思うので、そこは良しとしよう。(^^;
(2)インテリア・・・★★★★☆
スッキリしてて、シンプルなデザイン。
特に今回の試乗車は、オプションの
「T-Connect SDナビゲーションシステム+JBLプレミアムサウンドシステム」
が付けられていたためエアコンの操作部もそれに伴ってタッチパネルになっており、余計にスッキリした感じになっていた。(^o^;
(上記オプションを付けない場合は、エアコン操作部は一般的なダイヤル式になるようだ)
運転席に座ってまず思ったのが、ドアの内張りのデザインがなかなか個性的だなぁということ。
しかもそのドアの内張りは質感も高く、デザインと質感の両方でアピールしてくる。
でね、何がいいって、この内装、色が選べるのだが、「ブラウン」を選択するとよりデザインが際立っていい感じ! (^o^)
今回の試乗車は残念ながら「ブラック」の内装で、まぁいわゆる最も「無難」な内装だったのだが、私が新型ハリアーを買うとしたら、内装は絶対に「ブラウン」にするね。(^_^)
10.コストパフォーマンス・・・★★☆☆☆
下記リンクの記事の中で、私は、
「意外と高くない!」
と書いた。
新型ハリアー発売!書類選考と試乗について
世間一般でも、今回の新型ハリアーの価格設定については、先代と比べると実質的に値下げされているとも言えるぐらい、戦略的な価格設定と感じている人も多いのではないだろうか?
しかし、今回実際に乗ってみて、事前の印象とは違い、
「この動力性能や完成度で、341万円は正直高いな。」
と思った。(^_^;
これに341万円も出すくらいなら、マツダのCX-5で2.5リッターターボのグレード「25T L Package(約342万円)」を選んだほうが総合的な満足度は高いかなと思う。
まぁでも、CX-5は前回のフルモデルチェンジ(2017年2月)が地味だったから、次のフルモデルチェンジがそう遠くない時期に行われるような雰囲気(噂)だけに、いま選ぶにはちょっと遅いとは思うんだけどね。(^^;
でも、単純にCX-5の「25T L Package(約342万円)」と比べてしまうと、今回試乗した新型ハリアーの「G」は、明らかにコスパ悪いなぁと感じてしまうね。(-_-)
11.総評・・・★★☆☆☆
率直に言って、「これは無しやな」、というのが結論。(^^;
まず一番に残念なのは動力性能。
せめてRAV4と同じくらいのパワーフィールが欲しかった。
価格によっちゃあ許容できる範囲ではあるのだが、341万円出すとなると許容できない。
また、発進時のエンジン回転数が不自然に上がってしまうシーンがチョイチョイあるのも印象悪いね。
なんせ高級感が売りの新型ハリアーやからね。
その雰囲気をブチ壊してしまうような挙動は、印象として大きなマイナスポイントだ。(-_-)
ってゆーか、
そもそもの話、わざわざ発進用ギヤを搭載した「Direct Shift-CVT」を採用してるのに、なぜ発進であんなに不自然に回転数が上がるのか?
これも恐らく、動力性能の不足が要因にあるのではないだろうか?
あんまり回転数上げなくても加速できるなら上げないに越したことないし、メーカーだってわざわざムダに回転数上げてガソリンを消費するようなセッティングにするはずがない。
つまり、せっかくの「Direct Shift-CVT」も、動力性能に多少の余裕がないことには、その良さが生きないということなのだろう。
結局、
高級感漂う新型ハリアーらしい走りの雰囲気を演出するには、2.0リッターNAエンジンでは明らかに力不足と結論付けるしかないかと。。。(-_-)
あとは、乗り心地の完成度が、期待してたほど高くはなかったのも残念なところ。
当たりも柔らかいし足回りもよく動いてるのだが、その割にボディの動きの抑えが効いていない。
以上が、私が「これは無しやな」と結論付けるに至った主な理由だ。
もっとどうでもいいところがショボいのなら我慢できるのだが、私が上に挙げた理由って、新型ハリアーらしい高級感を味わう上で重要な部分であるだけに、総評としては厳しい評価にせざるを得ない。(-_-)
だが、内外装のデザインもいいし、質感も高いし、装備もいい!
そこは確かに、新型ハリアーを選ぶ上での大きな魅力であることは間違いない。
つまり、
「積極的に選ばれる理由のあるクルマ」
ではあると思う。
私的には「なし」という判断なので、総評は1つ★という評価にしたほうが明快で分かりやすいかもしれないが、確かな価値を持つクルマに対しそれはあまりにも失礼な評価だと思うので、ここは2つ★という評価とさせて頂く。
というわけで、
新型ハリアーに関しては、少なくともガソリン車は次期愛車候補から脱落。
今度ハイブリッドにも試乗するけど、ハイブリッドは候補に残ってくれるかな?
最近、日本車の有力候補が少ないので、何とかハイブリッドに望みをつなげたいね。(^^;
●新型ハリアーの納期最新情報と速攻入手方法(2021/02/10)
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コメント
パワー感のなさは、rav4の時はレンタカーだったので一人乗車で、今回は営業が同席していたことも影響あるのではないでしょうか。
ガソリン残量とあわせて100キロ近く違うこともありえますので。スペック的に余裕がないのは確かですね、ターボがなくなったのは価格を抑えるためかも?でもあの内装で300万は十分すごいと思いますね、見た目もかっこいいですし、ハリアーブランドですし、かなり売れるんじゃないですか。
辛口系おやじ(管理人)です。
そうですね、営業マンさんの体重もプラスされてますモンね、それも印象の悪化に加担しているのは確かですね。(^o^)
でもあのパワー感の違いは、過去の経験から言っても、乗員が一人増えたことの影響だけでは説明がつかない差でしたね。
ちなみに今回の新型ハリアーの試乗車のガソリン残量はチェックしてませんでしたが、RAV4の時はレンタカーでしたので満タン出発の満タン返却ですからね、燃料の重さではむしろRAV4試乗時のほうが多少は重かったはずです。
でもこれ、おっしゃる通り、売れると思います。(^^;
普通に街乗りで走る分には特に大きな問題はないわけですし、あのデザインと質感を求める人にとっては、2リッターのNAでも全然構わないのだろうと思いますしね。(^_^;
前の記事でデジタルインナーミラーの事を書いた者です
焦点っていう感覚で見ると確かに・・・って思いますね
あとは液晶自体ももう少し進化して視野角や寿命問題をクリアしてもらわないと標準装備化ってなると微妙感がでますね。
(5年とかで劣化して映らない、ドット欠け、滲み等がでて交換ってなると費用が馬鹿にならなさそう)
パワーに関してはNAだとまぁ予想通り余裕代が不足してるんでしょうね
特にハリアーを乗るのであれば余裕をもった運転スタイルになるでしょうし。
CVTの挙動とか揺れに関してはマイナーチェンジ待ちってとこでしょうか?
パワー不足とCVT(+エンジン)の挙動、揺れが課題だとスタイル、内装が良くても購入したいとは思えない所です。。。
このあたりがハイブリッドだとどう変わるかは気になるのでハイブリッドの試乗記も期待しております!
辛口系おやじ(管理人)です。
はい、デジタルインナーミラーはまだまだこれから、ですね。
現状ではメインで使うにはいろんな意味で洗練されてません。(^^;
パワーに関しては、私は「クルマ好き」と呼ばれる人間の中においてはそれほどパワーを求めるほうではないのですが、そんな私でも明確に物足りないと感じましたからね。
価格が100万円近く安ければ(250万円前後ぐらいなら)これぐらいでも許容しますけど、341万円出してアレはないですわ。(^o^;
CVTの挙動は問題ありません。
問題なのはCVTではなく、発進用ギヤを使用する発進時の挙動だけです。
これも動力性能不足が起因していると推測されるので、動力性能不足を前提として発進制御を改良すれば、これは何とかなると思います。
ただそうすると、発進は今よりも「まったり」になると思いますが。(^o^;
現状、あまり細かい挙動の質感を考慮せず、たぶんRAV4とかと同じような制御をほぼそのまま流用してるんじゃないですかね? (^_^;
ボディの上下動の揺れに関しては、ダンパーとサスのセッティングが街乗りの速度域において最適とは言えない状態なのではないかと感じます。
これはマイナーチェンジを待たずとも、やる気があれば年次改良で改良できるレベルではないですかね。
やる気があれば、ですが。(^o^)
おっしゃるように、このような課題がある状態では、いくらデザインや内装が良くても、私も購入したいとは思わないです。(^^;
ハイブリッドは動力性能もガラッと変わるでしょうし、バッテリーによる車重の違いや重心の違いもありますので、高評価になることを願っています。
ハイブリッドの試乗記もお楽しみに! (^_^)
マイナーチェンジと書いてしまいましたが年次改良が正しいですね!
コメントを書いてた時に年次改良というフレーズが頭に出てこなくてマイナーと書いてしまいました。
動力性能不足に関してはどうしようもないので改良されたとしても辛口さんの購入枠には入れることはなさそうですが。。。。
ところで回転が上がるというのは踏んだ直後のタイミングなのでしょうか?それとも動き始めてからなのでしょうか?
動き始めてからのタイミングであれば発進ギアからの切り替え部分に課題があるかなぁと
辛口系おやじ(管理人)です。
そうですね、通常の年次改良レベルではどうにもなりませんね。
ビッグマイナーチェンジレベルで、エンジンが変わらないことにはどうしようもないですからね。(^^;
発進時のエンジン回転の話ですが、「アクセルを踏んだ直後のタイミング」です。
発進ギヤからベルト駆動への切り換わりの部分は、私には全く分かりませんでしたし、見事にシームレスにつながっていると思います。
試乗記を見ていますと、内装やデザインなどは高評価ですが、走行性能が全て足を引っ張っているような印象を見受けました。評価が以前書かれたA5 sportbackとは対照的にも見えました。あれは走行性能以外は評価があまり高くありませんでしたが、反対に走行性能に関してはまれに見るような高評価をされておりました。
吹き上がるけれど加速が伴わないのはトヨタに多いような気がします。先日現行のクラウンハイブリッドに乗りましたが、吹き上がるけど加速が伴いませんでした。
これってTNGAですよね?以外だったのはこれまで高評価を保ってきたTNGAの乗り心地の評価が思いのほか低評価だった事です。
国産車だとUX250hが愛車候補として一応キープになった以外は尽く惨敗。愛車候補以外では高評価が出るという何とも側から見ていて噛み合わない状況が続いているとも思えます。何気に国産ヤバいのかとも思ってしまいます。やはり輸入車の直噴ターボを知ってしまうとNAではどうしても非力さを感じてしまうものでしょうか。今では1.0Lから3.0Lクラスで趣味性の高い車を除いてNAをフルモデルチェンジや新型車導入でも積極的に使い続けるのは日本メーカーくらいというレア状態になってきましたからね。
辛口系おやじ(管理人)です。
そうですね、走行に関する部分が、今回はだいぶ期待ハズレでしたね。(^_^;
あっちが良ければこっちが悪いで、なかなか、すべてを兼ね備えたクルマというのは無いものです。
まぁ「金」に糸目をつけなければ話は別ですが、私が買える範囲内で探すとなるとね。(^^;
現行クラウンのハイブリッドに乗られたんですね。
そうなんです、あいつ、ハイブリッドのくせになぜかレスポンスがイマイチで、パワーの底力も中途半端なので、吹け上がりと加速感のマッチングが悪いんですよね。(^_^;
でもなぜか、カムリのハイブリッドは好感触なんですよ。
不思議なモンです。(^o^;
ちなみに今回の新型ハリアーの乗り心地ですが、決して感触そのものが悪いわけではないですし、ムダな振動も少ないので、TNGAのポテンシャルは確かに持っていると思うんですよね。
ただ、サスとかダンパーとか、その周辺に関連する部分のチューニングが、イマイチTNGAの良さを引き出せてないな、と感じた次第です。
改良しだいで、劇的に改善する余地を残していると思います。
しかしおっしゃるように、またしても期待の日本車が沈没ということで、なかなか日本車の中から総評4つ★レベルの有力候補が出てこないですね。(^_^;
私は決してパワーを求めるほうではないので、NAでは物足りないということでもないですし、実際、RAV4レベルであればOKと思ってるぐらいです。
ただ、確かに今ではターボでも低回転・低速域から挙動がすごく良くなっているので、あえてNAにこだわる理由もなくなりつつありますし、ターボを積極的に採用してもらったほうが満足度は高いかもしれません。(^^;
思ったよりも低評価でびっくりです。
TNGAの剛性が高すぎて、うまくまとめられなかったのか気になるところです。
スバルが車種を整理され、辛口さんが酷評されたe-boxer採用車種がもしかしたら増えるかもな状況の中、ますます国産車の選びが難しくなりますね(^_^;)
辛口系おやじ(管理人)です。
私もビックリです。(^o^;
まさかこんな結末になるとは、予想もしてませんでした。
「ガソリン車でも全然イケることが分かったけど、一応、ハイブリッドにも試乗します。」
という締めくくりになると思ってたのに、有力候補になるどころか、キープ候補にすら入らないとは。(^o^;
スバルもB4が消滅し、クソe-BOXERがラインナップ全体に侵略してくるとなると、この先が心配です。(^^;
フォレスターのデジタルインナーミラーを使用した経験があります。
デジタルインナーミラーはあくまで後ろに荷物を満載にした時の補助機能ですね。
遠近感はつかみづらいしカメラが汚れたら見えづらくなるし、ルームミラーに取って代わるようなものとはとても思えずちょっとガッカリでした。
ミラーレス車ってのもこんな感じだったら怖くて乗れないですね。
フォレスターよりはるかに高い341万円とのことですけど、文面を見る限りフォレスターの方がコスパは良さそう(e-BOXERは知らないけど)。このクラスはやっぱ2.5Lか2.0L+ターボが最低ラインなんでしょうかね。
辛口系おやじ(管理人)です。
確かに、現状のデジタルインナーミラーのレベルでは、補助機能としてサブで使うのが正しい使い方のように私も思います。(^^;
フォレスターとはキャラが異なるだけに比較が難しいですが、新型ハリアー(ガソリン車)の現状の出来栄えでは、コスパでフォレスターより劣る可能性が高いですね。
(「可能性が高い」というのは、私はフォレスターに乗ったことがないので、フォレスターの出来栄えが分からないので断言ができないため)
おっしゃるように、2.5リッターか2リッターターボなら、問題はなかったでしょうね。(^_^;
辛口様、こんばんは^^
ハリアー試乗記楽しみに待っておりました!
実は待ちきれず私も先日「Z ガソリンFF」に試乗してきました。
感想ですが・・・まずうんうん!と全く辛口様と同意見な所が
>発進時のエンジン回転数が不自然に上がってしまうシーンがチョイチョイある
の部分です。
本当にこれが惜しいというか自分が意図した「アクセルの踏み込み量」
そして「実際の車両の加速感」そして「エンジンの回転数&音」の三つが全くリンクしないシーンが多々ありました^^;
加速感は私は街乗りの低速域しか体感できなかったのでその速度域ではそこまでのアンダーパワーは感じなかったですね・・・
それと車体の揺すられ感というのもやはり同じく感じました。
こちらはZグレードだったので18ではなく19インチでしたが同じく、さらに突き上げ感も合わさって
この部分に関してはそこまで上質感を感じられなかったのは残念でした。
私のイメージが古すぎるのかもしれませんが、自分はハリアーに抱くイメージとしては
「粛々とゆったりとのんびりと優雅にクルージング」するタイプの車と思っていたので
そのギャップもあったのかもしれません・・・
ただエクステリア&インテリアのデザインや質感は申し分ないですし
これはもうハイブリッドの方に希望を繋いでおきます
辛口系おやじ(管理人)です。
Zグレード、試乗されたんですね。(^_^)
私のインプレと共通する感想をお持ちになられた部分があるようで、隣の営業マンに話しかけられても冷静に試乗されているようですね。(^^)
いや、普通の人って、試乗でそこまで細かいことに気付ける人、実際少ないんですよ。
営業マンの案内通りに道を走らせることと、話しかけられることに答えるのに集中力を奪われて、なんかよく分からないうちに試乗が終わってしまった、ってゆう。(^o^;
私もハリアーに抱くイメージとしては、「優雅にクルージング」ですので、そのイメージを壊す挙動は、やはり許容し難いですよね。(^^;
ハイブリッド(グレードはZ)にも近いうちに試乗しますので、ハイブリッドの試乗記もどうぞお楽しみに。(^_^)
こんにちは。JBLについてのコメントを書くのを忘れていました^^;
なるほど・・・いわゆる「ドンシャリ音」のドンが強調された仕様なのですかね
設定を追い込んでバランス型に多少なり改善されればよいのですが・・・
(私が乗った試乗車にも付いていたのですが手持ちのソースを忘れてしまいラジオ音源だったのでイマイチ判らずでした(汗)
あっ、実は本日ハイブリッドモデルの試乗車が近所のディーラーに並んでいるのを発見し乗って来てしまいました^^
簡潔に言うと個人的には「やはりコチラだな・・・」でした。
ハイブリッドモデルでの辛口様的インプレッションも非常に楽しみに待っております!
辛口系おやじ(管理人)です。
はい、まさに「ドン」が明らかに目立つ音です。
偏差値の低い連中はこういう音を良い音と感じる奴らが多いみたいですので、音が「低偏差値仕様」にチューニングされているということは、新型ハリアーの客層は遠回しにバカにされてるのかもしれません。(^o^)
まぁオーディオマニアが認めるほどのものではなくても、電源もアンプもそれなりに良いモノを使ってるはずですので、音質調整の設定をイジれば何とかなるんじゃないかと思いますけどね。(^_^;
今度、ハイブリッドの「Z」に試乗する際に、音質調整を試してみようと思ってます。
ところでハイブリッド、もう試乗されたのですね。
やはりハイブリッドのほうが好印象だったとのことで、私もハイブリッドに期待したいと思います。
もちろん、完璧は求めません。
とにかく、かろうじてでもいいから、「総評4つ★」を獲得するレベルであること、ここを何とかクリアしてもらいたいです。(^_^;
何か、以前の「アクセラ1.5XD」のレビューと似た様な印象を受けました。
あの時も確か、「コンフォートにしたいのか、スポーティーにしたいのか方向性がハッキリしない」とか批判されていた記憶があります。
辛口さん的には「もう開き直ってコンフォート方向に振ってくれや!」って事なのでしょうか?
辛口系おやじ(管理人)です。
はい、新型ハリアーに関しては、私が求めてるのは「完全にコンフォートに振ったセッティング」です。
今回試乗した感触では、期待通りコンフォート方向のセッティングだったのでそこはまぁ良かったのですが、コンフォートには振ってるんだけど、その「完成度」が低かったのが残念なところでした。(-_-)
しかし、クルマの開発に携わる方々は、私なんかより専門的な見識もあって、走行テストもその道のベテランがチェックしているはずなのに、なぜこの程度の完成度で発売されてしまうのかが、私にとっては謎でしかありません。
今回の新型ハリアーに限りませんが、「こんなモン、ちょっとテスト走行すりゃあ気付くだろうが」と思うようなことが見過ごされて発売されている理由が。。。(^^;
開発工程の期限に迫られて、「もうこれでいいんじゃね?」とか、評価する側の人間はみんなの苦労を知ってるだけに理想を追求しきれないとか、うまくいってほしい気持ちが先走ってしまって、つい悪い部分が見えなく(見なく)なってしまうのか。。。
まぁその立場になってみないと分からない苦労が多々あるでしょうし、プレッシャーの連続の中で悪戦苦闘する数多くのエンジニアが生み出した1つ1つの成果が結集した成果物なわけですから、一発で目指したところを完璧に実現するのは、メチャクチャ難しいことだろうと思うんですけどね。(^^;
こんなハリアーでも島下泰久は大絶賛すること間違い無いでしょう。年末に発売されるであろう「間違いだらけのクルマ選び」シリーズで。その代わりに恐らくレヴォーグを酷評するでしょう。走りの質が云々とか燃費云々とか言って。評論家連中は相変わらずハリアーベタ褒め記事連発なのですが、今回は質感々々と言って走行性能を手放しで褒める文が少ないです。流石に評論家としての信頼をこれ以上落とす訳には行かないのか、評論家を名乗る以上プライドが許さないのかは不明ですが、とにかく走行性能を褒める表現が少ないです。
ハリアーはガソリン車がこのような結果になってしまい、ハイブリッドに望みを繋ぎますが、国産ではレヴォーグも控えています。新・辛口に移行してから初の愛車候補の国産直噴ターボ。ハリアーハイブリッドとレヴォーグで国産勢の巻き返しなるかということで楽しみにしております。レヴォーグが書類選考の段階で落選というオチになったとしたら、それはそれで仕方がないということで。
辛口系おやじ(管理人)です。
ハリアー、やっぱりベタ褒め記事が多いんですか。
私はなるべく先入観が入らないように、試乗前にはネット上の試乗記は読まないので詳しくは知らないのですが、まぁ記事のタイトルぐらいは見ますので、何となく褒める記事が多いことは分かってました。
でも、それはハリアーに限らず、大体どの新型車でも発売前と発売直後はそんな感じですよね。(^o^)
新型ハリアーに関しては、とりあえず質感を褒めとけば無難、ということなのでしょう。
走行性能を褒める表現が少ないということですが、あえて危ないところに頭突っ込まなくても他に分かりやすく褒めやすい特徴(質感の高さ)があるのだから、そこを重点的に褒めとけば間違いないし批判も受けずに済むだろう、ということかもしれませんね。
まぁそんな評論家、存在意義ゼロですけどね。(^o^)
もしハイブリッドがコケたら、次の日本車の刺客はレヴォーグですね。(^_^)
試乗以前に、書類選考で落ちたらお笑いですが、まぁそうならないよう願ってます。(^o^;
>辛口さん
新型ハリアーのガソリンモデル、おそらく☆2だなと
予想していたら案の定的中とは…
最近の国産車メーカーには、年次改良を繰り返すよりも
最初からもっと洗練されたものを出すべきだと
言いたくなります
モデル末期になってから初期型とは別の車のように
改良されても誰得なんだと思いますね
しかもそれが次のモデルになるとまた振り出しに…
トヨタはハリアーの初期型を買ってくれた45000名以上の方に
申し訳ないと思わないのかと
この分だとハイブリッドも良くて☆3つくらいだと思うので、
辛口さんには今後、愛車選びの候補として
ベンツGLA
フォルクスワーゲンT-Roc
アウディQ3(ただし海外では2年前に出たモデルですが)
の試乗レビューをぜひお願いしたいです
辛口系おやじ(管理人)です。
予想、的中されてしまいましたか。(^o^)
当の本人の私は、総評まさかの2つ★ということで、かなり意外な結果になったと思ってるのですけどね。(^o^;
ところで、おっしゃるように最初からもっと完成度の高いものを出してもらいたいのですが、これは、どうなんでしょうね?
「これで目指していたレベルに仕上がった!」
と思って出しているのか、
「まだちょっと詰めが甘いけど、工程は延ばせないし、とりあえずコレで出しといて、あとの詰めは改良のネタにしよう」
と思って確信的に中途半端な完成度で出しているのか、どっちなんでしょうね? (^_^;
ハイブリッドも、3つ★では日本車劣勢の状況を覆せないので、何とか4つ★が取れるレベルに仕上がっていることを期待します。(^^;
ちなみに、
試乗ご希望のGLAは、私の好みのデザイン及び許容レベルのデザインから逸脱してしまいましたので、実は新型はけっこう早々に書類選考落ちです。(^^;
T-Rocはまだ書類選考すら出来てませんので、どうなりますかね。(^^;
アウディQ3は、すみませんが、興味自体が無いです。(^o^;
興味が無さすぎるせいか、海外では2年前に出たというのも、記憶にないですわ。(^^;
これ、なぜか分からないんですが、私の中で、アウディのイメージとSUVが、どうにもうまく融合しないというか、
「こういうアウディが欲しいんじゃないんだよなぁ。。。」
という感じしかしないんですよね。(^_^;
なので、Q3は書類選考の対象にすらなってないです、すみません。(^_^;
ハリアー、評論家連中はこぞってべた褒め、、、、本当こいつら不要ですね。
消費者のことを全く考えてないか、評論家ぶってるだけで素人同然の輩か。
辛口系おやじ(管理人)です。
まぁ消費者のことを考えてるかと言えば、普通に「考えてない」のが当然でしょうね。(^o^;
評論家のレビューは仕事だから、デタラメになるのもしゃーないですね。
本当の事を書いてメーカーを怒らせたら、レビューしようにもクルマ貸してもらえなくなるかもしれないし。
そもそも評論家のレビューを掲載するメディアからしたら、メーカー怒らせるような評論家とは関わりたくないでしょうし。
となると、とりあえず褒めるしか生きる道がないですからね。(^o^;
まぁ評論家の方々は「そんなことない!」と否定するかもしれませんが、私はそう思ってるし、奴らのレビューはどうせほぼデタラメだと思ってるので、全く参考にしてません。(^o^)
個人的にですが、メモリ機能なしの電動パワーシートはむしろ要らないですね。背もたれなんかは手動でガコッと動かせたほうが便利な気がします。
辛口系おやじ(管理人)です。
いやぁ、メモリー機能はもちろんあったほうがいいですけど、無くてもパワーシートのほうが私はありがたいですねぇ。(^^;
背もたれも座面も、手動調整だとロックされる位置が飛び飛びで、細かく調整できないですし。
まぁ細かいドライビングポジションこだわらない、というか、こだわる必要もないクソカーなどでは手動でもいいと思うんですけどね。(^o^)
でも、「走り」や「空間」を楽しむためのクルマではドライビングポジションは重要ですし、パワーシートがあったほうがより理想に近いポジションに合わせられるし、快適性は高いと思うんですよね。(^_^)
ハリアーガソリンの出来に関しては同感です。特に乗り心地は、最近のトヨタ車の中では、下のレベルと思います。ハイブリッドG4wdは別物でしたよ、電池の重さがいいのか、後輪モーター制御がいいのか、フラットライド感がありました。段差のいなし。コーナリングの落ち着き、とても同じ車種とは思えませんでした。ちなみに同日RAV4PHVも試乗したのですが、強烈な動力性能と剛性感に驚愕しました。ハリアーハイブリッド4wdのさらに上をいく出来です。絶対シャシー。ボディーにも手を入れてるはずです。乗ったら欲しくなりますよ。ぜひ試乗してみて下さい。
辛口系おやじ(管理人)です。
ハイブリッドの四駆に乗られたんですか。
私はFFに試乗するので、FFでもおっしゃるような好感触だといいんですけどね。(^_^)
ところで、RAV4のPHV、そんなにいいんですか。
ぜひ乗ってみたいところですが、私の愛車候補の対象外なので、残念ながら試乗はできません。(^_^;
レンタカーがあれば試乗できるんですけどね。
でも、注文受付を一時停止させなければならないほどの売れ行きで、試乗車も少ないということなので、まぁレンタカーに登場することはないでしょう。(^^;
RAV4とハリアーなら、断然ハリアーの方がカッコいいと思います。しかし、私にはサイズが少し大きすぎます。ヤリスクロスは試乗しませんか。
辛口系おやじ(管理人)です。
RAV4とハリアー、キャラクターが全く異なるだけに、デザインのテイストも全然違う。
なので、どっちのデザインが好きかについては、かなり明確に好き嫌いが分かれるでしょうね。(^_^)
サイズに関しては、確かに最近はもう一回り、いや二回りぐらいコンパクトなSUVのほうが人気なのかな。
ヤリスクロスもその手のクルマのうちの1つですよね。
ただ、愛車候補になり得るかと言えば、私的にはヤリスクロスを見ても所有欲が沸いてこないので、試乗の対象には考えてませんね。(^_^;
走りよりも雰囲気!
こういう人からしたら、堪らない車なのでしょう。他のS U Vと悩む人はあまりいなさそうなのでバカ売れか?と思ってましたが予想通りでした。
予想外だったのは、走りがショボそうな事です。R A V 4がかなりの高評価だったので、「加速はそれなりだけど、重厚感や落ち着いた挙動が好感触!」になるかと思ってました。
辛口系おやじ(管理人)です。
そうですね、とりあえず止まっていればハリアーならではの「雰囲気」は味わえますからね。(^_^)
私も、動力性能はもちろんのこと、重厚感までRAV4より劣るとは思ってなかったです。(^^;
なので、新型ハリアーはガソリン車に関しては、止まっている状態、佇んでいる状態でこそ真価を発揮すると言えるかと。
動いたらいろいろボロが出ますので。(^_^;