2025年12月に発売された、新型RAV4。
書類選考が難航していたのだが、
今月に入ってようやく結論が出て、
書類選考を突破した。(^o^;
というわけで、
さっそく試乗してきた。(^_^)
元々はセダン好きの私だが、セダンのモデルが次々と生産終了となって姿を消していく世の中の流れもあり、もう随分と前からセダン以外のタイプも次期愛車候補として検討してきた。
が、、、
いまだにセダン以外のモデルが愛車になったことがない。(^o^;
そして今回の新型RAV4。
言うまでもなくセダンではなく、SUVのモデルだ。
しかし、
私が好む街乗りSUVではなく、オフロード走行もしっかり考慮されているガチ系のSUV。
なので正直、
デザイン的には好みではない。(-_-)
セダン以外のモデルが私の愛車に選ばれたことがないのに、SUV、しかも好みの方向性とは異なるガチ系のSUVに試乗する意味があるのか?
どうせ選ばれないに決まってるのではないか?
そんなことを思いながら書類選考をしていた。(^o^;
そんな微妙な感じだったので、恐らく、
好みの新型車が次々とたくさん出てくる状況なら、
新型RAV4は書類選考で落としていただろう。(-_-)
しかし、
とにかく近年は好みに合う新型車がほとんど出てこない状況であり、次の乗り替え(来年の夏)に向けて、このままではまさに「乗り替え難民」になりそうな雰囲気が漂っている今日この頃。。。(-_-;
そんなわけで、
恐らくダメだろうとは思いつつも、乗ってみたら感動レベルの出来栄えであることを期待して、新型RAV4に試乗することにしたのだ。
さて、
新型RAV4は、私に「欲しい!」と思わせるぐらいの出来栄えだったのかどうか。
以下に率直なインプレッションを述べさせて頂く。
目次
試乗車の概要
| 年式 | 2026年式 |
| 走行距離 | 480km |
| 車名 | RAV4 |
| グレード | Adventure |
| 駆動方式 | 4WD |
| トランスミッション | CVT |
| 装着タイヤ | トーヨータイヤ OPEN COUNTRY A/T Ⅲ(245/65R17)※ |
| 型式 | 6AA-AXAN64-ANXVB |
| 排気量 | 2.5リッター(自然吸気) |
| 最高出力 (エンジン) |
186ps/6000rpm |
| 最大トルク (エンジン) |
22.5kgf・m/3600-5200rpm |
| 最高出力 (フロントモーター) |
136ps |
| 最大トルク (フロントモーター) |
21.2kgf・m |
| 最高出力 (リヤモーター) |
54ps |
| 最大トルク (リヤモーター) |
12.3kgf・m |
| 全長 | 4620mm |
| 全幅 | 1880mm |
| 全高 | 1680mm |
| 車両重量 | 1710kg |
| 車両本体価格 | 450万円(税込) (オプション代含まず) |
| 試乗日 | 2026年5月13日 |
※ 試乗車には外装のカスタマイズパーツが装着されており、タイヤも標準装備のタイヤとは異なるサイズのタイヤが装着されていた。(オプション価格不明)
試乗インプレッション
1.走りの性能・・・★★★☆☆
まぁ普通に走らせている限り悪くはないよ。
いや、悪くないどころか、走りにおいて明確な欠点はないので、一般的にはむしろ良い走りのクルマと言っていいのかも。
ただ、各項目の★の数を見て頂ければ分かるように、全てにおいて及第点レベルであり、普通に街中を走らせているだけで楽しめるような、秀でたポイントが無い。
オフロードを走らせたら印象も変わるのかもしれないが。(-_-)
(1)発進挙動・・・★★★☆☆
エンジン始動後、まずはシフトをドライブに入れた。
そして、パーキングブレーキのスイッチに視線を落とす私に、隣の営業マンさんが言った。
「これでもうパーキング(ブレーキ)は
解除されてますんで。」
それならばと私、
そっとフットブレーキをリリースし、いざ発進。
すると、、、
「グググッ・・・」
結構なボリュームで、ブレーキの摩擦音が聞こえてきた。
発進のたびに毎回聞こえるというわけではないのだが、試乗中、かなりの頻度でこのブレーキの摩擦音が聞こえてきたのがややウザかった。(-_-)
このブレーキの摩擦音、クリープが強いと起こりがちの現象。
だが、そんなにクリープが強いとは感じなかったので、ブレーキパッドの特性によるものなのか、ブレーキ制御の特性によるものなのか、単にまだ車両が新しいゆえにパッドが馴染んでないからなのか、理由は分からない。
多少ならさほど気にならないものの、ここまでの発生頻度とボリュームとなると、減点材料にせざるを得ない。(-_-)
動き出しでタイヤが転がった瞬間の滑らかな感触や、路面タッチのしっとり感は、驚くような高級感があるわけではないが、意外にもいい感じ。
「意外にも」というのは、オフロードへの対応も配慮されたオプションのタイヤを履いているので、もっとゴツゴツ・ゴロゴロした感触があるんじゃないかと予想していたからだ。
見た目に反して、オンロードでも快適に走れるタイヤのようだ。(^_^)
アクセルの特性は、アクセルペダルの踏み始めの部分に特に不自然な遊びもなく、急な飛び出し感もなかったのでいい感じ。
そんなわけで、
およそよろしいのだが、ブレーキをほどいた時のムダにハッキリ耳障りな摩擦音だけが残念だ。
(2)加速フィール・・・★★★☆☆
発進後、中速域までの加速は、アクセルの踏み加減に対してリニアでスムーズな加速。
特にエンジンが存在を主張することなく、静かになめらかに加速していく。
中速域から強めの加速をさせても、よほどアクセルをしっかり踏み込まない限りは、エンジンは比較的おとなしく回っている印象。
それでもちゃんと十分に加速するので、街乗りのほとんどの加速シーンで静かに加速できると思う。
なので、
普通に走らせている限りでは、まぁ感動するような気持ち良さは無いにしても、4つ★ぐらいは与えてもいい加速フィール。
なのだが、、、
いつもの上りの急坂で、アクセルをグッと深く踏み込んで急加速を試してみると、、、
「ブオオオオォォォーーーッッ・・・!!」
出た!!
トヨタのハイブリッドの一番の弱点! (^o^;
ある程度の強さの加速までは、エンジンはなるべく頑張らないで静かに加速するのだが、あるレベルを超えた強さの加速をさせようとすると、急にエンジンが本気を出し始めて、エンジン音を盛大に響かせる。(-_-;
こうなると、
音と加速感がリンクせず、リニア感が崩壊するし、その音がまた低質なエンジン雑音なので、フィーリングは一気に悪化する。
しかも、
低質なエンジン音が盛大な割には、加速は大したことない。
いや、急坂でもちゃんとしっかり加速はしてくれるよ。
だから加速力に不足があるわけではない。
でも、そこまでエンジンが頑張って低質な騒音を立てるんだったら、もうちょっと加速に余裕のある力感が欲しいなぁと感じるのだ。(-_-)
(3)パワーフィール・・・★★★☆☆
あらゆるシーンでパワー不足は感じない。
ただ、
いつもの急坂で急加速させた時の感触は、必要十分以上のパワーフィールではあったものの、なんせエンジンがアホみたいにデカい音を立てて頑張るので、余裕のあるパワーフィールという感じではなかった。
このクルマは、あまりアクセルを深く踏み込むようなメリハリの強い走りをさせずに、普通にまったりと走らせたほうが数倍「いいクルマ」に感じられる、そんなクルマだ。
(4)ハンドリング・・・★★★??
微妙なステアリング操作にも繊細に反応するし、素早いステアリング操作にもほとんど遅れることなくシュッ!と反応してくれる。
ただ、、、
試乗した時間帯が悪かったようで道が混んでおり、途中で試乗コースを変更したため、コーナリング性能を試すことができなかった。(-_-)
交差点を曲がる時のロール等の挙動から察するに、恐らく4つ★は与えられるレベルのハンドリングなのではないかと思うのだが。。。(^^;
(5)ステアフィール・・・★★★☆☆
うーーーん、、、悪くはないんだけどねぇ。。。(-_-;
まず、
ステアリングを握った瞬間に思ったのは、ちょっとステアリングが細いということ。
RAV4、しかも「Adventure」というグレードのキャラクターを考えれば、ステアリングはむしろ少し太めにすべきじゃないかと思うのだが。。。(-_-)
ステアリングの触感も、一応は本革巻きステアリングなんだけど、あまり良い手触りではないと感じた。
ちょっと革が薄っぺらい感じというか、質感がイマイチ。
操舵感は重すぎず軽すぎずで、滑らかな感触。
万人向けの手応えだと思う。
ただ、
オプションのタイヤがゴツくてエアボリュームが大きいせいなのか、荒れた路面を通過しても、路面からのインフォメーションはほとんど伝わってこなかった。
なので正直、
走らせていても楽しくないんだよね。(^_^;
ほら、ショボいクルマから「いいクルマ」に乗り換えた時って、クルマを走らせた瞬間や、ハンドルを切った瞬間に感じる、「いいクルマならではの感触」ってあるジャン。
単に重いとか軽いとか滑らかとかっていう言葉では表せない、何気ない手応えの中に潜む「いいクルマのステアリングを握っている」という感触。
このクルマのステアフィールにはそういうのが無い。
優等生的な上質なステアフィール、と言えるのかもしれないが、街乗りで楽しめるステアフィールではないね。
(6)ブレーキフィール・・・★★★☆☆
ブレーキペダルの踏み応えは、以前のトヨタのハイブリッド車でありがちだったフニャフニャ感もなく、特に不自然な感じはしなかったのでOK。
ただ、ブレーキペダルの踏み始めの部分で、制動力の立ち上がりが急峻。
少し踏んだだけで、鋭く制動力が立ち上がる。(^_^;
まぁ慣れの問題なんだろうけど、もうちょっと繊細なコントロールがしやすいように、制動力の立ち上がりを緩やかにしてもらいたい。
そこから先の制動力はリニアに効くので、初期制動の立ち上がりの部分にさえ気をつければコントロールしやすい特性になっており、停車する際の止まり際のブレーキコントロールでも、カックンにならないように止まることができた。
というわけで、
まぁ初期制動の過敏さは改善してもらいたいところだが、回生ブレーキの挙動など、ハイブリッドゆえに懸念される不自然な減速感などは感じなかったので、全体的なフィーリングとしては、ガソリン車との違いを感じないぐらい自然なフィーリングになっている。
なので、
かろうじて4つ★を与えてもいいかなぁ、と思ったのだが、発進挙動のところで書いた通り、ブレーキをほどいた時に鳴るグググッという摩擦音が耳障りなので、ここは3つ★評価とさせて頂く。
2.乗り心地・・・★★★★☆
スポーティーな走りは楽しめないが、おとなしく走っていれば快適なクルマ。
面白味はないけど、意外なくらいにコンフォート性の高い乗り心地だ。
(1)スポーツ性・・・★☆☆☆☆
スポーティーとは全く対角にある乗り心地。
重厚というほどの密度感はないものの、そこそこ重厚感のある走行フィールと、タイヤのゴツさからして、スポーティーに走らせてもそれなりに対応できるとは思う。
ただ、
足回りからのインフォメーションが希薄で、クルマとの対話があまり出来ない感じなので、このクルマで攻めた走りをしようという気分にならない。
(2)コンフォート性・・・★★★★☆
フワフワしているわけじゃないが、路面へのタッチが滑らかで、ほとんどショックを伝えてこない安楽な乗り心地。
荒れた路面を通過しても、あまり体を揺すられることもなく、とてもフラットな感じでサラっと駆け抜けていく。
そんな感じなので、走り全体として、ロール方向(左右)の揺れだけじゃなくボディの上下動もよく抑えられていると感じる。
一般的に言って、とても快適な乗り心地と言っていいと思う。
ただ、
快適で雑味の少ないサラっとした乗り心地は、万人向けで良いとは思うのだが、個人的にはもっとヌルっとした感触のほうが高級感があって好みなので、楽しめる乗り心地の良さとは違う感じ。
確かに乗り心地はいいんだけど、あくまでも「普通にいいクルマ」という感じの乗り心地であり、「上等なクルマ」に乗ってる感じがしないのが惜しいところ。
3.静粛性・・・★★★★☆
よほど強い加速をさせない限りはエンジンも静かに回っていて、通常の走行では終始静かな印象。
特に驚いたのがロードノイズ。
オフロード対応のオプションタイヤを履いているので、きっとロードノイズがやかましいのだろうと予測していたのだが、見事に裏切られた。
ロードノイズ、意外にもかなり静かです。(^o^;
ハイブリッド車に乗るとチョイチョイ気になる、ハイブリッド車特有の、「ピィーーー・・・」という高周波音も聞こえなかったし、静粛性はかなり優秀だ。(^_^)
逆に静かすぎて、重厚感とか高級感が薄められてしまっているのかも。
ほら、いいクルマって、何となく漂う走行ノイズに「雰囲気」があったりするでしょ。(^o^)
だけどこのクルマにはそういう「雰囲気」は無いから、静かなんだけど、高級車の静かさとはちょっと違う。
まぁでも、単純に静かさを評価するなら、5つ★レベルじゃないかなと思うぐらい静か。
なんだけど、、、
強い加速をさせようとするとエンジンが頑張って、急に馬鹿デカい騒音を立てるので、それを加味すると5つ★は付けられない。
ブレーキをほどいた時の摩擦音も含めて考えると、総合的な静粛性の評価としては4つ★が妥当であろう。
ってゆーか、
通常はとても静かなだけに、エンジンが頑張った時のやかましさとのギャップが超激しい。(^^;
なので、
このクルマの静粛性を生かして快適に移動するためには、いかにエンジンを頑張らせないで走るかが重要だ。(^_^;
4.エンジン音の音質・・・★★☆☆☆
普通に走らせている時はあまり聞こえないが、強い加速をさせた際に回転数が上がると、とたんに低質なエンジン音が響き渡る。
乾いた感じの、単なる雑音レベルのエンジンサウンド。
ただ、音にトゲがあるわけじゃないので、メチャクチャ荒いサウンドというわけではないのだが、出来るだけ聞きたくないサウンドであることだけは確かだ。(-_-)
トヨタのハイブリッド車のエンジン音は、昔に比べると近年はマシになってきていたのだが、ここへ来て、現行プリウスあたりからまたヒドくなった気がするのは私だけだろうか?(-_-;
5.居住性・・・★★★☆☆
運転席がとても残念だが、まぁ多くの日本人にとっては大きな問題ではないかもしれないので、居住性の総合的な評価としては3つ★が妥当かな。(-_-)
(1)運転席・・・★★☆☆☆
狭っ!これはアカン! (-_-;
何がどう狭いのかと言うと、
ヒザ周りが絶望的に狭い! (*o*)
ステアリングの軸部分の底部が出っ張っており、ヒザとステアリングの軸との間に空間の余裕がない。
そのため、
私のドライビングポジションに合わせようとすると、ステアリングの軸の部分がヒザの上あたりに当たる。(-_-)
仕方がないので、
シートを下げて脚が伸びるようにして、ヒザがステアリングの軸に当たらないようにした。
そのままだとステアリングが遠すぎるので、テレスコ調整でステアリングを体に近づけた。
そうやって何とかドライビングポジションを合わせたのだが、私の理想よりは脚が伸び気味のポジションとなり、やや不満の残るドライビングポジションとなってしまった。(-_-)
そして、
センターコンソール前方の両サイドも横に張り出しているため、ちょうどヒザが当たる部分が運転席側に出っ張っているので、股をあまり開くことが出来ない。
なので、
とにかくヒザ周りがメチャクチャ窮屈なのだ。
こんなにヒザ周りが窮屈に感じた運転席は、私のこれまでの試乗経験でも、ちょっと記憶にないくらいだ。(-_-)
いや、分かってる。
中学3年の時に「脚長コンテスト」で優勝した私の脚が長過ぎるから狭いだけであり、多くの日本人、特に昭和生まれのおっさん連中であれば、何ら問題にならないのかもしれない。(-_-)
しかし平成世代になると、足とかやたらデカい奴、多いジャン。
だって、親戚の子の靴とか見たら、ビックリするぐらいデカいモン! (^o^;
だから私ほどではないにしても、ムダに脚の長い奴も、昭和世代に比べると多いと思うのだ。
そんなムダに脚の長い奴らからしたら、このRAV4の運転席のヒザ周りは、きっと窮屈に感じられるはずだ。
でも、それ以外は問題ない
頭上はもちろん狭くないし、シートの座り心地もいい感じ。
というわけで、
ドライビングポジションを理想の位置に合わせられないくらいヒザ周りが狭かったので、1つ★評価にしてやろうかと思ったが、まぁ私の脚が長過ぎるということで、一般的には2つ★ぐらいが妥当な評価かと。(-_-)
(2)後席・・・★★★★☆
運転席を私のドライビングポジションに合わせた状態で後席に乗り込んでみた。
すると、
ヒザ前は、拳を縦に1個半、
頭上も、拳を縦に1個半
の余裕があった。
運転席のポジションは、運転席の居住性の欄で書いた通り、ヒザ周りが狭かったため、本来私が合わせたかったポジションよりも後ろに引いている。
なので、
本来のドライビングポジションに合わせられていたなら、後席のヒザ前の余裕は、拳を縦に2個半ぐらいの余裕があったはずなんだよね。(-_-;
まぁでも、
いずれにしても広さは十分だと感じた。
ホールド感に関しては、ガチSUVなんだし、後席にももっとホールド感があったほうがいいと思うのだが、まぁ街乗りで乗る限りはあまり揺れないクルマなので、大きな問題ではない。
ヘッドレストはデフォルトの位置で頭をしっかり支えてくれる位置にあったので、これは素晴らしい。(^_^)
6.内装質感・・・★★☆☆☆
ウソだろ、、、450万円のクルマの内装がこのレベル!?
とにかく悲しいほど随所がプラスチッキー。
まず、この価格帯のクルマで、ダッシュボードがカチコチのプラスチックなのは驚き。(-_-)
さらにはセンターコンソールのシフト周りもプラスチックだ。
唯一の救いは、シフトレバーが古典的なちゃんとしたシフトレバーだったこと。
ほら、最近のクルマって、従来タイプのシフトレバーがなくなって、ショボいツマミ型とかボタン型のシフトスイッチになっているのがトレンドだが、このクルマのシフトレバーは従来タイプで、操作感もしっかりしており質感は良い。
しかし、、、
私が買うとしたら選ぶことになるであろう「Z ハイブリッド」では、シフトレバーがツマミ型のシフトスイッチになってしまうようなので、その唯一の救いもなくなってしまう。(-_-)
前席ドアの内張り上部は一応ソフトパッドだが、それもやや硬めのソフトパッドだ。
後席ドアの内張り上部も、カチコチよりは若干柔らかいような気がするけど、前席よりもさらに硬い感触で、もはやソフトパッドと呼べる域ではない。
スイッチ類は表面テカテカのプラスチックで、質感はかなりショボい。
ついでに言うと、グローブボックスの内側もテカテカのプラスチックで、起毛処理はされていない。
一番よく触れる部分である本革巻きステアリングの質感も、「ステアフィール」の項目で書いた通り、あまり質感は良くないと感じる。
よく手の触れる部分としてはインナードアハンドルもそうだが、これがまた質感の演出ゼロで激烈にショボい。
というわけで、
高級感とか上質感とかを語るレベルの内装ではなく、まさに「普通以下」の質感レベル、というのが率直な印象だ。
このクルマのキャラクターは、ハリアーみたいな街乗りSUVではなく、ガチ系のSUVなので、内装の質感に関しては最初からあまり期待はしていなかったのだが、それにしてもここまでショボいとは思っていなかった。(^^;
7.装備・・・★★★☆☆
値段の割には装備はショボい。
まず私が一番残念に思ったのは、ヘッドライトのハイビーム自動制御が、単純なロービーム/ハイビーム切り換えの「オートマチックハイビーム」なこと。
イマドキの新型でこの価格帯なら、最低でも「アダプティブハイビームシステム」を標準装備にしてほしかった。
まぁ私がRAV4を買うとしたら選ぶであろうグレードの「Z ハイブリッド」なら、アダプティブハイビームシステムが標準装備になるからどうでもいいのだが、「Z ハイブリッド」の場合、値段は+40万円高くなるんだよね。。。(^_^;
シートは、運転席は8ウェイのパワーシートが標準装備。
しかし、助手席はマニュアル調整というセコさ。(^o^;
なのだが、
シートヒーター(快適温熱シート)が標準装備なのは当たり前としても、一番安いグレードでありながらステアリングヒーターも標準装備されているのは良いところ。(^_^)
このへんは、ガチSUV四駆というキャラクター上、雪道走行を想定しているからなのだろう。
私が重要視している安全支援装備「ブラインドスポットモニター」が標準装備になっているのも良いところ。
まぁイマドキの新型車だからね、当たり前っちゃあ当たり前なのかもしれないが。(^^;
パノラミックビューモニターも標準装備。
私はそんなに重要視していない装備なのだが、この装備を標準装備するクルマ、だいぶ増えたよね。
無いよりは、あったほうがいい装備の1つだ。(^_^)
ドライブレコーダーが標準装備なのはうれしい。(^_^)
しかも、カタログを見ると「全周囲」とある。
調べたところ、パノラミックビューモニターのカメラを使って全周囲を録画するようだ。
後付けより断然スマートだし、ドライブレコーダー機能を標準装備化する流れは、ぜひ他社の新型車にも波及してほしいね。(^_^)
ワイパーは、今回試乗したグレード「Adventure」だけが時間調整式で、雨滴感知式ではない。
こんなところまで細かくケチるとは。。。(^_^;
まぁでも、雨滴感知式に関しては、自分の感覚と合わないタイミングで作動することが多いということで嫌いな人も多いかもしれないし、そういう意味では、一般的には時間調整式でも大きな問題ではないんだろうけどね。
ただ「セコいなぁ」と思うだけで。(^o^;
ドアミラーは、ヒーター機能は付いているものの、リバース連動機能は標準では付いていないようで、オプション扱いなのは残念なところ。(-_-)
あと、ルームミラーは自動防眩。
でも、私がRAV4を買うとしたら選ぶであろうグレード「Z ハイブリッド」だと、デジタルインナーミラーになるようだ。
私はデジタルインナーミラーは焦点が合わないから嫌いなので、どっちにしてもミラーモードでしか使わないから、ルームミラーは普通の自動防眩ミラーで全然オッケー。(^_^)
と、
一番安いグレードなので、随所でセコく装備の格下げがおこなわれている印象。
まぁ3つ★評価が妥当なところだろう。
8.オーディオ音質・・・-----
今回はチェックしていない。
9.デザイン・・・★★☆☆☆
まぁ一言で言うと、
「デザインで選ぶ要素は皆無だけど、デザイン以外の部分の評価が良ければ目を瞑ってもいいかな」
と思える程度には、全体としてかろうじて及第点ギリギリのデザイン。
「特にここがいい!」と思えるような部分は無い。
(1)エクステリア・・・★★☆☆☆
カッコ悪くはないけど、特に今回試乗したグレードは「Adventure」ということで、もっともガチSUVに近いグレードであることもあって個人的なデザインの好みから外れるため、2つ★評価。
私がRAV4を買うとしたら選ぶであろうグレードの「Z ハイブリッド」であれば、少しマシになるのだが、それでも2つ★の上位か、かろうじてギリ3つ★か、ぐらいの感じかな。
やっぱりクルマのベースのキャラクターが街乗りSUVとは違うので、どうしても「ガチ感」が漂うデザインなので。(^^;
(2)インテリア・・・★★☆☆☆
直線基調のスッキリしたデザインだが、悪く言えば愛想がないというか、色気がないというか、デザインで魅せようという気概を全く感じない無骨なデザイン。
まぁガチ系のSUVなので、これはこれでキャラクターに合っているデザインなのかもしれないが、もうちょっと先進感というか、「イマドキの新型ならではの目新しさを感じられる部分があってもいいのにな」、と思う。
ちなみに、
今回試乗したグレード「Adventure」は、ステアリングとセンターコンソールボックスの一部にオレンジ加飾が施されているが、はっきり言ってオモチャっぽくなるだけで質感にもマイナスに作用するし、実にくだらない加飾だ。
10.コストパフォーマンス・・・★★☆☆☆
高い!
この程度のクルマが450万円!?
こんなの、ちょっと前ならガソリン車だったら300万円を切るぐらいの内容レベルでしょ。(^^;
何でもかんでも値上がりしている昨今だが、いやホント、これ、ハイブリッドであることを考慮しても、以前なら350万円前後レベルのクルマだと感じるので、直感的に100万円ぐらい高い印象だ。(^_^;
ホント、最近の新型車に試乗すると、クルマの車両価格がメチャクチャ高くなっていることを実感するよね。。。(^^;
でもまぁ、高いのはこのクルマに限らず、前回試乗したホンダのCR-Vもそうだし、最近出た新型車はどれも以前の感覚で見てしまうと明らかに高いからね。
以前の感覚なら1つ★レベルだが、現時点での新型車たちとの比較でコスパを評価すれば、2つ★は付けてもいいだろう。
11.総評・・・★☆☆☆☆
まぁ普通に走るし、一般的には悪くないクルマだと思うけど、「普通」の割には値段が高いよね。(^_^;
それでもどこかキラリと光る部分があれば、2つ★にしてもいいと思ったのだが、どこを取っても光る部分がないというか、私が街乗りで乗る限りにおいては、「特にここが良い!」という部分がない。
走りのインパクトの弱さ、価格なりの上質感が一切感じられない内装、デカいくせにヒザ周りがやたら狭い運転席、回すとやかましいエンジン、まさに、どこを切り取っても、私の価値観においては買う価値を感じることのできないクルマだ。
オフロードも走るよ、という人にとっては価値を感じられる部分もあるんだろうとは思うけどね、私はほぼ街乗りのオンロードでしか使わないので。(^^;
装備に関しては、全周囲録画可能なドライブレコーダー機能が標準装備されているのは素晴らしいのだが、イマドキのこの価格帯の新型車でアダプティブハイビームシステムが付かず、単純なロー/ハイ切り換えのオートマチックハイビームというのは、個人的には大きな残念ポイントやね。(-_-)
というわけで、
申し訳ないけど、さすがにこれは1つ★ですわ。(^_^;
でも、こんな低評価が付いてしまったクルマにもかかわらず、すでに受注停止になっているぐらい売れているらしい。(^o^;
次回の受注開始がいつになるかはまだ分からないらしいが、恐らく受注再開されたら、その生産枠もすぐになくなるというか、すでにその枠の待ち行列ができている状態だというから驚きだ。(^^;
つまり、今のうちから予約を入れて(予約の待ち行列に並ぶ)、受注が再開されしだい予約の早い者順に注文を入れる、みたいな感じらしい。
私の価値観と世間一般の価値観は、以前から隔たりがあったのだが、年々その隔たりが拡大していることを感じずにはいられないね。(^_^;
それにしても、
なかなかいい新型が現れませんな。
今後の新型車に期待。(^^;


