2024年11月にフルモデルチェンジで発売された、
BMWの新型1シリーズに試乗した。
1シリーズと言えば、先々代に試乗したことがある。
エントリーモデルながら、ちゃんとBMWの価値、魅力が盛り込まれていたことを覚えている。(^_^)
しかし、
FFとなった先代1シリーズには試乗していない。
よって、
FFのBMWに試乗するのは、今回が初めてだ。
私は駆動方式へのこだわりはないので、FRだろうがFFだろうが、実際に乗って走らせてみて、その挙動が良ければそれでいい。
あとはやはりトータルとして、「BMW」の名に恥じない、「走り」を楽しめるクルマであるかどうか、というところは重視するポイントだ。(^_^)
はたして、
今回の新型1シリーズには、私が求める「BMWとしての価値」があったのかどうか。
以下に率直なインプレッションを述べさせて頂く。
目次
試乗車の概要
年式 | 2024年式 |
走行距離 | 未確認 |
車名 | 1シリーズ |
グレード | 120 M Sport |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | 7速DCT |
装着タイヤ | マキシス(MAXXIS) PREMITRA HP6(225/45R18) |
型式 | 3AA-82GE15 |
排気量 | 1.5リッター(ターボ) |
最高出力 (エンジン) |
156ps/5000rpm |
最大トルク (エンジン) |
24.5kgf・m/1500-4400rpm |
最高出力 (モーター) |
20ps/5500rpm |
最大トルク (モーター) |
5.6kgf・m/0-2000rpm |
全長 | 4370mm |
全幅 | 1800mm |
全高 | 1450mm |
車両重量 | 1460kg |
車両本体価格 | 498万円(税込) +20万6000円(ハイラインパッケージ) +31万3000円(テクノロジーパッケージ) |
試乗日 | 2024年12月3日 |
試乗インプレッション
1.走りの性能・・・★★★☆☆
ドライブモードをノーマル(PERSONAL)のままで走らせる限りでは、ただのまともなフツーのクルマ、という印象の走り。
だからクルマとして悪くはない。
でも、
「BMW」としては物足りない。(-_-)
私的には、このクルマで「BMW」の走りを楽しむためには、ドライブモードをスポーツモードにすることが必須だ。
(1)発進挙動・・・★★★☆☆
まずは発進挙動からチェック。
エントリーモデルとはいえBMW。
価格も約500万円となれば、それなりに「いいクルマ感」のある発進挙動を期待したいよね。(^_^)
だが、、、
正直、それほどでもなかった。(^o^;
いや、悪くはないよ。
マイルドハイブリッドのモーターアシストのせいで、やや軽々しい動き出しだが、アクセルの踏み始めで過敏な飛び出し感があるわけではない。
そこからアクセルを踏み増ししていくと、モーターのアシストが支配的な領域とエンジンが支配的な領域とで、多少リニア感が崩れる部分もあるが、特に問題にするほどの不自然さではない。
ただ、
「BMW」ともなれば、タイヤ、シートを通じて伝わってくる感触に、もうちょっと高級感のある感触が欲しかったというのが正直なところ。(^^;
タイヤが転がった瞬間の感触に、重厚で「ヌルッ」とした感触が欲しかったのだが、予想してた以上にスッキリした軽快な感触だった。
言っちゃ悪いけど、500万円するクルマの感触ではないな、と。(^^;
このへんは、履いていたタイヤが変なメーカー(マキシス)だったことが、「質感」という面で多少影響してるのかもしれない。(^^;
でも、
1つ、これは良かったと思うのは、
アイドリングストップをOFFにできること! (^o^)
マイルドハイブリッド車はアイドリングストップをOFFにできないことも多いが、アイドリングストップは発進時のフィーリングを著しく悪化させるだけに、OFFできるようにしてあるのは素晴らしい配慮だ。(^_^)
(2)加速フィール・・・★★★☆☆
結論から言うね。
超フツー。(^o^;
そう、悪くはないんだよ、悪くは。
ただ、「BMW」としては物足りない。(^_^;
まず、
発進後、中速域までの加速は、アクセルの踏み込みに対して軽快な加速。
モーターのアシストが効いているからだろう。
そして、中速域からの加速。
加速のつき方はリニアなんだけど、この領域ではモーターの存在感はほとんどなく、モーターのアシストが支配的に効いていた領域で感じていた加速力からすると、やや穏やかな加速フィールとなる。
そんなわけで、
イメージしていたよりも加速が穏やかだったので、もう少し強い加速をさせてみようと、平地での中速域からアクセルを深めに踏んでみた。
すると、
アクセルの踏み具合がビミョーに中途半端だったのか、簡単にはシフトダウンさせずに引っ張ろうとする感じで、加速のキレが悪い。
まぁでも、さらにアクセルを踏み込むと、それなりに強く加速はしてくれたのだが、モーターがアシストしてる感じはしなくて、BMWにしてはかったるい加速フィールだ。
ただし!
ドライブモードをスポーツモードにすると、
その印象は一変する。
アクセルワークに対するレスポンスが素早く、それでいて、ビミョーな踏み加減に対してリニアかつ繊細な加速フィール!
アクセルをグーッと踏み増していくと、イメージ通りに加速感が強まる感触は実に気持ちよく、
「これやこれ!
俺がBMWに求めてる走りは!
なんや!
ホンキ出したらデキるやんけ!」
と、その豹変ぶりに驚かされた。(^o^;
というわけで、
スポーツモードなら余裕で4つ★なのだが、ここでの評価はノーマルモードでのフィーリングを基準としているので、そうなるとせいぜい3つ★といったところだ。(-_-)
ってゆーか、
スポーツモードの特性をノーマルモードにすればいいのに。。。(-_-;
小排気量の3気筒ターボだし、そもそもそんなに余裕のあるスペックではないのだから、ノーマルモードで変に手加減し過ぎないでもらいたい。(-_-)
私がこのクルマを買ったとしたら、
絶対に常にスポーツモードで使うね。
なお、
トランスミッションは7速DCTだが、DCTが苦手とする渋滞でのノロノロ運転でも、ギクシャクした挙動はなく、全く問題なかった。
そこは、マイルドハイブリッドがサポートしてくれているおかげなのかもしれない。
(3)パワーフィール・・・★★★☆☆
結論から言うね。
これまたフツー。(^o^;
いつもの急坂でアクセルを踏み込んでみた。
しかし、
平地での加速フィールの印象そのままに、なかなか加速してくれない。
踏み込んだ瞬間の加速レスポンスも悪いので、マイルドハイブリッドのモーターがアシストしてくれてる感じもしない。
そこからさらにアクセルを踏み増しすると、徐々に加速して力強く急坂を上ってくれた。
そんなわけで、
急坂でも加速するだけのパワーはあるのだが、ドライブモードがノーマルモード(PERSONAL)だと、かなりアクセルを深く踏み込む必要がある。
つまり、少々踏み込んだぐらいでは、なかなかホンキを出してくれないのだ。(^^;
これ、ノーマルモード(PERSONAL)のシフト制御が、走りが売りのBMWにしてはエコに寄り過ぎなんだと思う。(-_-)
このクルマに限らず、最近のクルマは燃費性能を気にしてか、ノーマルモードではなかなかホンキ出してくれないね。(^_^;
その点、ホンダの「シビック e:HEV」は、ノーマルモードでも簡単にホンキ出してくれるので、気持ちいいよね。(^_^)
【試乗記】 ホンダ シビック e:HEV (2022/08/03)
ちなみに、
ドライブモードをスポーツモードにした状態でも、同じいつもの急坂で急加速をさせてみた。
アクセルを踏み込むと、鋭いレスポンスで反応し、即座に力強く加速してくれた。
ノーマルモード(PERSONAL)とぜんぜんちゃうやないか。(^o^;
エンジンの回転数は3千回転から4千回転の間ぐらいだったので、そんなにメチャクチャ頑張らせたわけではない。
それでもあの急坂で急加速ができるのだから、潜在能力的には余裕のある加速性能を持っていると言える。
それだけに、
手加減しすぎのノーマルモード(PERSONAL)が実に残念だ。(-_-)
(4)ハンドリング・・・★★★★☆
特別クイックな感じはなく、ステアリング操作に対して違和感のない応答性と挙動を示す。
微妙なステアリング操作にも繊細に反応してくれるので、狙ったラインを容易にトレースできる。
街中で普通に走らせている分には特にスポーティーという感じはしないが、扱いやすい標準的なハンドリング特性という感じ。
一方、いつものS字カーブに速めの速度で突っ込んで急ハンドルを切ってみると、ロールもよく抑えられていて、イメージ通りにスパッと曲がる。
その後の切り返しでもグラつくことなく、しっかり踏ん張って狙った通りに曲がってくれた。
FFだが、街乗りの試乗レベルでは、FRのBMWと比べて特にハンドリングの違いを感じることもなかった。
変なメーカー(マキシス)のタイヤ履いてるし、ちょっと不安だったのだが、そこはさすがにBMWの認証タイヤだけあって、タイヤの基本性能はしっかりしているようだ。(^_^)
そんなわけで、
普通に走らせていると、
「1シリーズなんだし、
もうちょっとスポーティーな特性でもいいのでは?」
と感じるのだが、いざスポーツ性が求められるシーンになるとスポーティーな挙動できっちり曲がる、そんな感じ。
スポーティーをアピールはしないが、攻めてみるとちゃんとスポーティー、といったところだ。
(5)ステアフィール・・・★★★☆☆
ムダな振動が伝わってこないスッキリしたステアフィール。
乗用車として悪くはないのだが、BMW、1シリーズということを考えると「あっさり」し過ぎていて、正直、期待値には届いてないというか、物足りない。(^^;
チャチなフィーリングではないのが救いだが、あまりドシッとした感触がなく、「いいクルマ」に乗ってる感じがしないし、接地感もやや薄めで路面からのインフォメーションも薄めなんだよね。(^^;
そのため、コーナリングでのタイヤのグリップ感もやや分かりにくい、けど、いざ曲がってみるとサラリと曲がる、みたいな。
スポーティーな性格のクルマなんだから、もうちょっと濃いめのインフォメーションが欲しかったなぁ、と。(-_-)
このへんは、変なメーカー(マキシス)のタイヤが影響してる可能性もあるね。(^^;
タイヤとしての基本性能はしっかりしてるけど、「質感」を演出するには力不足なタイヤなのかもね。
(6)ブレーキフィール・・・★★★★☆
これは自然。
ブレーキタッチの感触も良く、制動力の立ち上がりも繊細かつリニア。
止まり際の微妙なコントロールもしやすい。
マイルドハイブリッドということで、不自然さがないか心配していたが、全く問題なかった。(^_^)
2.乗り心地・・・★★★☆☆
「スポーティー」って難しいよね。
スポーティーにもいろいあって、同じ「スポーティーなクルマ」と言っても、どこまでやるか、その幅が広すぎるから。(^^;
そして、
ユーザーが求めるスポーティーも、人それぞれ理想像が違う。
だから今回の1シリーズも、これはこれで「絶妙だ!」と感じる人もいるのだろう。
ただ私にとっては、今回の1シリーズの乗り心地は、スポーツ方向にやや振り過ぎだと感じるので、期待していた乗り心地とは違うという印象。(-_-)
(1)スポーツ性・・・★★★★☆
締まった感触の足回り、と言えば聞こえはマイルドだが、第一印象を率直に言うと、硬い。(^^;
サスペンションのストローク感が少なく、路面の変化に素早くボディーが追従している分、荒れた路面を走行する際にはボディーが上下左右にかなり揺さぶられる。
これはまぁ、このクルマのキャラクターを考えれば多少は仕方ないのかもしれないが、ダンピングが甘く、やや突っ張った感じがして、上質感のあるスポーティーとは言い難い。
スポーツ寄りのスポーティー、って感じかな。
でも、その挙動からはボディの剛性感も感じ取れるし、むしろこれぐらいのスポーティーさが好きだという人もいるだろう。
私としては、「理想のスポーティー」は、
現行の「スバル WRX S4」。
「スポーツ」はともかく、
「スポーティー」は快適性を犠牲にしてはいけない。
いや、
犠牲にしていると「感じさせてはいけない」、
そう思うのだ。
【試乗記】 スバル WRX S4 GT-H EX (2022/03/14)
(2)コンフォート性・・・★★☆☆☆
足回りは硬いけど、荒れた路面を通過する際のショックは丸められているので、助手席に乗ってる同乗者が落ち着かず疲れてしまうほどの硬さではない。
でも、
乗り心地が良いか悪いかの二択で聞かれたら、
正直、乗り心地は悪いと思う。(^^;
ガチなスポーツカーならこれぐらいでもむしろ乗り心地が良いほうかもしれないし、「走りに行く」なら、これでもまぁ良いと思う。
だが、日常の足として使うには、姿勢変動が大きいし、ボディの動きもやや急峻気味だし、ホールド感がほとんどない後席の乗員はちょっと疲れそうというか、快適性が低そうな気がするね。(-_-)
1シリーズ、しかもただの「なんちゃってスポーツ」のグレード「M Sport」なんだから、もうちょっと快適性に配慮したセッティングにすればいいのに。。。(-_-)
3.静粛性・・・★★★★☆
走り出してまず思ったのが、ロードノイズが静か!
変なメーカー(マキシス)のタイヤのくせに、なかなかやるじゃねーか! (^o^)
そして、エンジン音も静か!
急加速などでわざとアクセルを深く踏み込まない限り、通常の加速で普通に走らせてる程度では、エンジン音はほとんど聞こえない。
ただ、
現行3シリーズに試乗した際は、通常走行の加速シーンでも、耳を澄ませば野太い重厚なサウンドを聴くことができたのに対し、今回の1シリーズでは、そういったサウンドがあまり聞こえない感じ。
【試乗記】 BMW 320i M Sport (2019/03/29)
なので、
確かに静かなんだけど、これは果たして、エンジンが魅力のはずの「BMW」としては、良いのか悪いのか。。。(^o^;)
荒れた路面を通過した際に足回りで発生する音の侵入も、比較的よく抑えられていると思う。
風切り音や周囲からの雑音の侵入も、特に気になることはなかった。
唯一、エアコンの風の音はちょっと目立ったかな、という程度だ。
というわけで、
総じて、静かなクルマと言っていい。
ただ、
乗り心地でスポーティーアピールが過ぎる割には、エンジンサウンドはまったく主張してこないというのは、ミスマッチな特性だなぁと思ってしまう。(^^;
それに、
単に「静か」なだけで、高級感の漂う静かさではないため、そこもBMWとしては物足りない感じがする。
4.エンジン音の音質・・・★★★☆☆
急加速時のエンジン音を、期待して聴いてみた。
うーーーん、、、
正直、良い音とは言えないね。(^^;
音の「粒の粗さ」が目立つ感じで、BMWのエンジン音としては滑らかさがなく、残念なサウンドだ。
ただ、
エンジン音そのものの音質は、3気筒にしては野太い感じで、決してチャチなサウンドではない。
わざわざ聴きたくなるようなサウンドではないけど、聞こえていても不快なサウンドではない、そんな感じ。
というわけで、
「BMW」だと思うと残念なのだが、そういう特別な意識をしなければ、特に悪い音質ではないので、まぁ3つ★が妥当な評価だろう。
5.居住性・・・★★★☆☆
後席はイマイチなので総合的には3つ★だが、基本、一人か二人乗車なら、何ら問題はない。
(1)運転席・・・★★★★☆
パワーシートで好みのポジションに細かく合わせることができるし、ステアリングのテレスコ調整の可動範囲も十分。
なので、ドライビングポジションは希望のポジションにきっちり合わせることができた。(^_^)
試乗車はハイラインパッケージ装着車だったため、シートはオプションのシートだったのだが、とりあえずオプションのシートに関しては座り心地も良かった。
窮屈でもなければ、ホールド感が過剰というわけでもなく、ちょうどいい感じ。
標準のシートだったら座り心地が多少変わるのかもしれないが、まぁ評価の★の数に影響するほどの差はないと考えておくことにする。(^^;
(2)後席・・・★★☆☆☆
運転席を自分(身長180cm)のドライビングポジションに合わせた状態で、後席に乗り込んでみた。
すると、
ヒザ前には拳を縦に1個分、
頭上には手のひら1.5~2枚分
の余裕があった。
イマドキのクルマにしては狭いと思う。
特に頭上の余裕は、このボディ形状の割には意外と少ないなぁと感じたね。(-_-)
なお、
後席ヘッドレストは、やはり引っ張り上げないと頭を支えてくれない。
後席シートはほとんどホールド感がない。
このクルマ、荒れた路面を通過する際の姿勢変動が大きめなので、このホールド感だと、後席の乗員はちょっと疲れるかもね。(-_-)
6.内装質感・・・★★☆☆☆
まずダッシュボードやドアの内張り上部はソフトパッド。
ドアの内張りおよびヒジ置きの部分は合成皮革。
なお、ドアの内張りに関しては、後席ドアの内張りも前席と同様にソフトパッドと合成皮革になっていたので、そこはちゃんとしてる。(^_^)
センターコンソールボックスのヒジ置き部分は、合成皮革っぽいんだけど、あまりクッション性がなく、ちょっと硬い。
もうちょっと柔らかくしてほしかったね。(^_^;
インパネは最近のクルマ業界の流れに合わせて、物理スイッチが無い。
我が愛車ボルボS60に乗っていてもいつも思うのだが、やはりせめてエアコンの操作系ぐらいは物理スイッチを残してもらいたい。(-_-)
シフト周りも最近の流れに合わせた感じで、シフトレバーが無く、小さなツマミ型のシフトレバーになった。
こうなると質感の面でマイナスかと思いきや、1シリーズのシフト周りの質感は元々ショボかったので、新型でも大差はなく、質感のショボさに対する印象は「まぁこんなもんだろう」という感じで驚きはない。
シフト周りで特にショボいと思ったのは、エンジンスタートのスイッチ。
このスイッチの操作フィールがめちゃくちゃチャチぃ!
ストロークが少なく、ややシャープなフィーリングの操作感。
エンジンをかける瞬間って、ワクワクする瞬間のはずなんだが、エンジンスタートスイッチを押した瞬間に気分が萎えるという、実に残念な質感のスイッチが採用されている。
グローブボックスのフタは、一応ダンパーはついてるけど、開閉の感触はあまり良くない。
内部も起毛処理などはされておらず、プラスチックむき出し。
まぁエントリーモデルだし、このへんは手の抜きどころというか、コストダウンの基本、といったところだろうか。
今回、シートはオプションのシートだったのだが、オプションだからといって別に質感が高いというほどのものでもない。
オプションシートじゃなくても、Mスポーツの標準装備シートは定番のアルカンターラなので、質感は悪くない、はず。(^o^;
と、
以上のような感じなら、通常は3つ★評価をつけるところだが、残念ながら今回は2つ★評価とした。
それはなぜか?
これを見よ!
どうよ、コレ。。。(-_-;
ドアのトリムの隙間から、向こう側の鉄板が見えちゃってるジャン。(-_-;
たまたま助手席側だけトリムの取り付けミスなのかなと思って運転席側も見てみたら、運転席側も同じだった。。。(-_-;
パーツの寸法間違いやバラつきなどの、設計および製造上の何らかのミスによって隙間が広くなってしまったのか?
それとも、
「エントリーモデルだし、これで十分。」
とでも思っているのか?
これはいくら何でも、ちょっとヒドすぎるだろ。(-_-;
200万円あったら余裕で買える安物の営業車じゃあるまいし。(-_-)
ちなみに普通はこんな感じ。
というわけで、
ドアの隙間からドアの鉄板が見えるという、いまだかつて私が気になったことがない部分が目についてしまった。
なので、評価は2つ★。
2つ★としては上位だが、さすがにこんな手抜き感を見せつけられては、3つ★はつけられないね。(-_-)
7.装備・・・★★★☆☆
ヘッドライトは、
・アダプティブLEDヘッドライト。
・ハイビームアシスタント
・BMWセレクティブビーム
の複合的な作動により、前走車や対向車の幻惑を自動で避けつつ照射範囲をコントロールしてくれる。
10.7インチのタッチパネルディスプレイと共に、ナビはもちろん標準装備。
オーディオは6スピーカーの名もなきオーディオが標準装備だが、好みの音楽ファイルを再生させようと思ったら、なんとUSBのインタフェースはなくなっていて、ブルートゥースでスマホをつながないといけないようだ。(-_-)
営業マンさんも知らなかったようで、USBメモリを渡しても再生できず、「おかしいなぁ」となって、調べてもらったらそういうことらしく。。。(-_-;
まぁね、今はみんなスマホで音楽聴くから、何でもかんでもスマホ経由になっちゃうよね。(^^;
昼に試乗したから分からないのだが、アンビエントライトはいろんな所が光るらしいので、昼間はショボく見えるインテリアも、夜にはイルミネーションで幻想的な雰囲気を演出してくれるようだ。(^_^)
安全支援は、「ドライビング・アシスト・プラス」が標準装備。
側後方への警戒をサポートしてくれる「レーン・チェンジ・ウォーニング」も標準で含まれており、これは良いところ。(^_^)
あとはこの価格帯なら付いてて当然の、
・自動防眩ルームミラー&ドアミラー
・雨滴感知オートワイパー
・ETC
・シートヒーター
・リヤビューカメラ
なども標準装備。
あっ、
シートはもちろんパワーシートね。(^_^)
えっ?
当たり前だって?
まぁそう言うな。
当たり前じゃないことがあったから言ってんだよ。(^^;
【試乗記】 BMW X1 xDrive20i xLine (2016/01/20)
8.オーディオ音質・・・-----
今回の試乗車には、
12スピーカーのオプションのオーディオ、
「HiFiスピーカー・システム harman/kardon」
が装備されていたのだが、
音質をチェックすることができなかった。
というのも、
音質チェック用の音源が入ったUSBメモリーが使えなかったから。(-_-;
以前はUSBの音源も再生できたのだが、新型ではUSBのインタフェースが単なる給電用になってしまったらしく、USBメモリー内の音源ファイルは再生できなくなったのだとか。(-_-;
どうやらこれからはついに、スマホをBluetoothで接続して音質チェックしないといけなくなるようだ。(-_-)
まぁどうせ、私がこのクルマを買うとしたらオプションはつけないので、オプションのオーディオの音質なんかどうでもいいんだけどね。(^o^)
9.デザイン・・・★★☆☆☆
カッコ良くはない。
だが、最悪というほど悪くはない。
デザインだけでこのクルマを選ぼうとは全く思わないが、デザイン以外の部分が気に入れば買うのもアリかな、という程度。
ベースグレードの「120」だったらアウトだけど、
「Mスポーツ」ならかろうじて許容範囲
といったところだ。
(1)エクステリア・・・★★☆☆☆
先代からダサくなったフロントのデザインだが、新型もやはりダサい。(^^;
だが、先代よりはマシになった。
「斜め」のデザインを取り入れた新しいキドニーグリルも、正直カッコ悪いと思うが、「Mスポーツ」だとグリルの色がブラックになるので、案外目立たないのが良いところ。(^^)
サイドビューも、先代よりはずんぐりむっくり感が和らいだと感じる。
まぁカッコいいとはとても言えないが。(^^;
リヤのデザインに関しては、精悍な感じでメリハリがあり、目新しさには欠けるものの、個人的には好きな感じのデザインだ。(^_^)
しかし、
全体として見たとき、特に斬新さを感じるデザインではないので、もっと攻めてもいいのになぁと思わなくもない。
まぁ最近のBMWは攻め方を間違える傾向があるので、これぐらいでいいのかもしれない。(^_^;
(2)インテリア・・・★★☆☆☆
スッキリしてるんだけどね、でも、フツーっちゃあフツーなんだよね。(^_^;
シフト周りとかさ、シフトレバーを無くす最近のクルマの流行りに乗ってるだけで、小さなツマミのようなシフトスイッチをつけるとか、「どこかで見た感」しかないと言うか、他社とやってることがほぼ変わらない。
このタイミングでのフルモデルチェンジなら、もうちょっと目新しい感じのデザインに挑戦してほしかったね。
以前のシフトレバーみたいに、シフトレバーを見ればBMWとすぐに分かるくらいの「個性」がほしい。(-_-)
10.コストパフォーマンス・・・★☆☆☆☆
クルマの出来から考えると明らかに高い、高すぎる。
エントリーモデルとはいえ、一応「BMW」なのだから、走りが楽しいとか、走りの質感が良いとか、造りがしっかりしてるとか、高級ブランドなりの「さすが!」と思わせる部分があるべき。
だが、、、
ノーマルモードの走りはピリッとしないし、そのくせ乗り心地はスポーツに寄り過ぎだし、内装はドアトリムの隙間からドアの鉄板が見えるという雑な造りだし。。。(-_-;
そしてタイヤを見れば、思わず誰もが
「どこのメーカーやねん!」
と突っ込まずにはいられないぐらいの変なメーカーのタイヤを採用してまでコストダウン。
これに500万出せって?
そりゃムリだ。(^o^)
11.総評・・・★★☆☆☆
いろいろ残念な部分が多いよね。(^_^;
まず、ノーマルモードの走り。
あれはBMWらしくないよ。(-_-)
でも、
スポーツモードにした時の走りは、まさにBMWらしい走りで、硬めの乗り心地ともマッチする。(^o^)
逆に言うと、ダルいノーマルモードの走りで、足回りだけスポーティーを強烈アピールされても、完全にミスマッチなのだ。(-_-)
変なメーカーのタイヤのせいかもしれないが、
走りの質感も期待値に届かない。
高級感を感じるような重厚感もなく、一般的な日本車と変わらないフツーすぎる走行フィール。
少なくとも、3シリーズに試乗した時のように、走り出した瞬間に感じる気持ち良さは、このクルマにはない。(-_-)
【試乗記】 BMW 320i M Sport (2019/03/29)
ただ、
先述した通り、私がもしこのクルマを買ったなら、常にスポーツモードで乗ることになるので、気持ち的には3つ★をつけてあげたいところ。
なので、
せめてエンジン始動時のドライブモードがスポーツモードで立ち上がるように設定できるのであれば、3つ★をつけてもいいかと思ったのだが、そのような設定は出来ないとのこと。(-_-)
さらに、
ドライブモードの切り換えも、ダイレクトに切り換えられる物理スイッチがなく、センターコンソール上の「MY MODES」というスイッチを押して、そこからさらにタッチパネルでモードを選ばないといけないというクソダルさ。(-_-)
こうなると、ここは総評2つ★が妥当な評価だろう。
というわけで、
いろいろ厳しいことも書いたが、走りに高級感はないものの、スポーツモードを使えばかなり気持ち良く走れるし、ちゃんと「BMW」の走りが楽しめる。
そこには間違いなく価値があるので、興味のある方はぜひ試乗して頂いて、価格なりの価値が感じられるかどうか、ご自身の価値観で見極めて頂きたいと思う。
コメント
久しぶりに辛口さんの試乗記が見れて嬉しいですが、車としての評価は残念な部分が多かったですね。以前、新型アコードに試乗した感想を書かせていただいた者ですが、今回のレビューを読んでいると、同じ500万円級で比べたら新型アコードの完成度の方が圧倒的に高い気がしました。乗り心地はめちゃくちゃ良くて、静粛性も高いし、改良されたハイブリッドはアクセルレスポンスも先代以上に良くなり、走りの質感は相当高かったです。アコードを単体で見ると割高な印象が強いですが、輸入車と比べると日本車はまだまだ良心的な値付けに感じてしまいます。ボディサイズが大きすぎて辛口さんの購入対象からは外れてしまうのが残念ですが、最新のホンダのeHEVの出来栄えを確認するという意味では、ぜひ一度アコードにも試乗していただけたら嬉しいです。
辛口系おやじ(管理人)です。
> 久しぶりに辛口さんの試乗記が見れて
> 嬉しいですが、車としての評価は
> 残念な部分が多かったですね。
そうですね。
やっぱり「BMW」となると、おのずと期待値も高くなるし、価格もBMWにしては安いとはいえ、500万円クラスになるとやっぱり「フツー+アルファ」を求めますしね。(^_^;
> 同じ500万円級で比べたら
> 新型アコードの完成度の方が
> 圧倒的に高い気がしました。
片や今となってはフラッグシップセダン、片やエントリーモデルでコストダウンの象徴、となると、まぁそうなるのが当然と言えば当然かもしれません。(^^;
> 乗り心地はめちゃくちゃ良くて、
> 静粛性も高いし、
> 改良されたハイブリッドは
> アクセルレスポンスも先代以上に良くなり、
> 走りの質感は相当高かったです。
ホント、
それを聞くとつくづく惜しいクルマですよ。
ボディサイズさえ許容範囲なら。。。(^^;
> 輸入車と比べると日本車はまだまだ
> 良心的な値付けに感じてしまいます。
そうですね。
でもBMWも、今回の1シリーズの価格をギリギリなから500万円におさめたのは、実は彼らなりに頑張ったつもりなんだろうと思います。
高いですけど。(^o^;
> 最新のホンダのeHEVの出来栄えを
> 確認するという意味では、
> ぜひ一度アコードにも試乗していただけたら
> 嬉しいです。
確認しても、それを搭載した新型車が出る予定がないから、確認する意味がないんですよね。(^^;
でも、
ホンダのe:HEVに関しては、以前にもどこかで書いたと思いますが、少なくとも現時点では「ハイブリッドの最適解」だと私は思っています。
仕組み的にほぼ限界に近い、改良に改良を重ねたトヨタのTHSに対し、e:HEVはまだまだ伸び代があります。
燃費は興味ないのでどうか知りませんが、走りのフィーリングや質感の面では、e:HEVはすでにTHSを超えていると感じますから。
逆に言うと、
それだけに、今のe:HEVの出来栄えを確認しても、
「私が買う頃にはもっと良くなってるに決まってるから、いま確認する意味がないのだ」
とも言えるわけです。(^o^;
でも、オーナーさんとしては、私がどう評価するのか聞いてみたいと思われる、その気持ちはよく分かりますし、光栄に思いますよ。(^_^)
今回の1シリーズはM135の評判が良いみたいですが、
価格が約700万円となると私なら迷わず3シリーズを買います
今のBMWの場合、駆け抜ける喜びを無条件で感じられるのは
700万円以上かつFRのモデルを選んだ時だけなのかもしれません
辛口系おやじ(管理人)です。
> 今回の1シリーズは
> M135の評判が良いみたいですが、
> 価格が約700万円となると私なら
> 迷わず3シリーズを買います
まぁそうなりますよね。(^o^;
現行3シリーズは素晴らしい出来栄えですからね。
私がモデルサイクルにこだわらない人なら、今からでも候補に加えたいくらいですモン。(^o^;
> 今のBMWの場合、
> 駆け抜ける喜びを無条件で感じられるのは
> 700万円以上かつFRのモデルを選んだ時だけ
> なのかもしれません
確かに今回の1シリーズは、しっかり造り込んだという感じが伝わってこないんですよね。
走りのキャラクターや質感も、開発段階で走り込んで、チューニングを追い込んだ感じがしないんです。(-_-)
「どうせエントリーモデルなんて、
いいクルマを知らない貧乏な奴らが買うんだから
テキトーでイケるっしょ? (^o^) 」
とでも思われてるのかな? (^o^;
待ってました。試乗記を思いのほか早く見られてよかったです。
やっぱり辛口さんの試乗記は面白い!
お忙しい中、ありがとうございました。
概ね予想通りの結果でしたが、もっとボロクソに書かれると思っていました。
私のイメージよりは良いクルマかも。
<>
ここは私の愛車ゴルフヴァリアントの数少ない弱点。
時代も構造も値段も違うので当たり前か。
<>
これはどうしようもないクソ仕様ですね。
「ノーマル→スポーツ」の切り替えの判断、操作は瞬時に行うことが多い私。
交通量が多い時(車線変更、追い越し、追い抜き、合流など)は致命傷レベル。
我が愛車はノーマルモードで必要十分な加速、スポーツモードにするとかなり強烈な加速、シフトレバーを下にグイッと押すだけで瞬時にモードを切り替えられる。まあ、これが普通なんだけど。
我が愛車は2014年モデル。
3シリーズと比べたら話にならないだろうけど、1シリーズよりは良さそう。
これからは最低でも400〜500万円は出さないと満足できる車は買えなさそう。
来年3月の11年車検を通して13、15年も通してカネを貯めるしかないかな。
先に書いたコメントは肝心な部分が消えてしまっていたので、このコメントでお願いします。
待ってました。試乗記を思いのほか早く見られてよかったです。
やっぱり辛口さんの試乗記は面白い!
お忙しい中、ありがとうございました。
概ね予想通りの結果でしたが、もっとボロクソに書かれると思っていました。
私のイメージしていたよりは良いクルマかも。
渋滞時のノロノロ運転がダラダラ続き、1〜2速を頻繁に切り替える状況は私の愛車ゴルフヴァリアントの数少ない弱点。かなりギクシャクします。
それがないのは流石!と言いたいところですが、時代、構造(マイルドハイブリッド)、価格を考えたら当たり前か。
ノーマルモードからスポーツモードに切り替えるためにタッチパネルで2回も操作!
これはどうしようもないクソ仕様ですね。
「ノーマル→スポーツ」の切り替えの判断、操作は瞬時に行うことが多い私。
交通量が多い時(車線変更、追い越し、追い抜き、合流など)は致命傷レベル。
我が愛車はノーマルモードで必要十分な加速、スポーツモードにするとかなり強烈な加速、シフトレバーを下にグイッと押すだけで瞬時にモードを切り替えられる。まあ、これが普通なんだけど。
我が愛車は2014年モデル。
3シリーズと比べたら話にならないだろうけど、1シリーズよりは良さそう。
これからは最低でも400〜500万円は出さないと満足できる車は買えなさそう。
来年3月の11年車検を通して13、15年も通してカネを貯めるしかないかな。
辛口系おやじ(管理人)です。
> やっぱり辛口さんの試乗記は面白い!
ありがとうございます。
ただ正直に書いてるだけなんですけどね。(^o^)
> 概ね予想通りの結果でしたが、
> もっとボロクソに書かれると思っていました。
> 私のイメージしていたよりは良いクルマかも。
よほどのクソカーだと思われてたんですね。(^o^)
> 渋滞時のノロノロ運転がダラダラ続き、
> 1〜2速を頻繁に切り替える状況は
> 私の愛車ゴルフヴァリアントの数少ない弱点。
> かなりギクシャクします。
DCTの宿命みたいなモンですからね。(^^;
> それがないのは流石!
> と言いたいところですが、
> 時代、構造(マイルドハイブリッド)、
> 価格を考えたら当たり前か。
たぶんマイルドハイブリッドのおかげですね。
ただそれだけのことですよ、きっと。(^o^)
> ノーマルモードからスポーツモードに
> 切り替えるために
> タッチパネルで2回も操作!
> これはどうしようもないクソ仕様ですね。
タッチパネルでの操作は1回です。
ただその前に、
センターコンソールの「MY MODES」スイッチを押さないといけないので、そのため、計2回の操作となります。
「MY MODES」スイッチを押すと、タッチパネルの画面上に3つのモードが表示されるので、そこでタッチして希望のドライブモードを選択するわけです。
センターコンソールに手をやって、次にタッチパネルに手をやる必要があるわけですから、クソダルいにもほどがあります。(-_-;
> 我が愛車は2014年モデル。
あれからもうそんなに経つんですねぇ。(^o^;
> 3シリーズと比べたら
> 話にならないだろうけど、
> 1シリーズよりは良さそう。
話にならないほどではないかもしれませんが、3シリは確かにいいですからね。(^^;
まぁししとーさんが乗られてるのは、フォルクスワーゲンの「傑作世代」ですから、新型1シリーズとは完成度のレベルがだいぶ違うと思います。(^o^;
> これからは最低でも400〜500万円は出さないと
> 満足できる車は買えなさそう。
確かに。(-_-;
日本車でも、
300万円が普通の大衆車ですからね。(^^;
> 来年3月の11年車検を通して
> 13、15年も通してカネを貯めるしかないかな。
さすがですね。
私は貧乏ゆえ、保証が切れると故障に怯える日々となり、日常生活に支障が出てしまうので、保証が切れる前に乗り替えるしか手がありません。(^o^;
久しぶりの試乗記まってました。この試乗記が更新(?)されるのは、もしかしたら来年になるかな?と思っていましたが、今年中に見れてよかったです。やっぱり新型1シリーズは、辛口さんの次期愛車の候補には入らなそうですね。
辛口系おやじ(管理人)です。
> 久しぶりの試乗記まってました。
なんせ1年以上ぶりですからね。(^o^)
> この試乗記が更新(?)されるのは、
> もしかしたら来年になるかな?
> と思っていましたが、
> 今年中に見れてよかったです。
こんな更新の少ないブログなのに、こまめにチェックして頂けて嬉しく思います。(^_^)
> やっぱり新型1シリーズは、
> 辛口さんの次期愛車の候補には入らなそうですね。
はい、総評2つ★ですからね。
3つ★なら、状況と条件しだいで補欠合格もあり得るんですが、2つ★は落選確定です。(^^;
僕は俺様さんがかつてBMW乗りということから、BMWに興味を持ちました。あの盾みたいなキドニーグリルは別だけど。
毎日楽しみにしていました。
ドアトリムの隙間、これは自分もVWに乗るようになってから驚いた事です。
妻の実家がワーゲンかアウディで、妻のクルマを買い替える時に真っ先に目につきました。
オレンジ色のクロスポロだったので隙間が目立つ事。
Bセグですし、仕方がないかとも思ったのですが、ゴルフ5も6も7も同じでした。
ゴルフにしては高品質な内装だった7もそうです。
無論コストダウンで内装がプアーになった現愛車8もです。
パサートやアルテオンまでは確かめていませんが、ここを目立たなくするにはボディ色をブラック系にするしかないかと思いました。
しかし大衆メーカーならともかく、BMWもとは…
辛口系おやじ(管理人)です。
> ドアトリムの隙間、
> これは自分もVWに乗るようになってから
> 驚いた事です。
まぁ気付いちゃうと驚くし、気になりますよね。(^o^;
> 妻の実家がワーゲンかアウディで、
> 妻のクルマを買い替える時に
> 真っ先に目につきました。
ワーゲンはともかく、さすがにアウディだったらあんなことはないのでは?
少なくとも私は過去のアウディの試乗では気付いたことないですね。
> オレンジ色のクロスポロだったので隙間が目立つ事。
それは目立ちますね。(^o^)
ってゆーか、車種とボディカラーを考えると、むしろ隙間からオレンジが見えたほうがオシャレ、という感じに受け取れるかもですね。(^o^)
> ゴルフ5も6も7も同じでした。
> ゴルフにしては高品質な内装だった7もそうです。
> 無論コストダウンで
> 内装がプアーになった現愛車8もです。
そうなんですね。
私が試乗した時は気付かなかったですね。(^^;
たぶんですけど、今回の1シリーズの隙間は、ワーゲンのそれ以上ではないかと思います。
私が試乗記に載せた写真で見るより、実物を肉眼で見た感じのほうが強烈に目立ってたので。(^o^;
> しかし大衆メーカーならともかく、BMWもとは…
まぁフォルクスワーゲンに関しては、そのまんま「大衆車」という意味ですから、ある程度は許されると思うんですけど、BMWは、、、いくらエントリーモデルでも、もうちょっと気をつかって欲しかったですね。(^^;
前サイトからの長年静寂読者です。
昭和40年代金欠族ゆえ、いちシリーズ500万に反応してしまいました。
まー国産車も高いです(そもそも30年も派遣会社に依存している日本社会の賃金構造が○鹿はさておき)が、500万で3気筒かちかちサス後席狹い鉄板見えてる、はベーぇんべーって事以外に対価価値あるのかと思ってしまいます。
買う予定の方にはごめんなさいね。
STIじゃないレヴォーグでもちょっと高いっ、が何故か良心価格に感じてしまいます。
予算的にガイシャも比較検討にあり(一度は買ってみました)夜な夜な紙ベースでの想像を肴に呑んでた事が、実は何とも贅沢な時間だったと、思い返してしまった勝手に郷愁感誘う試乗記でした。ありがとうございます。
辛口系おやじ(管理人)です。
> 前サイトからの長年静寂読者です。
それはそれは。
長年ご覧頂き、ありがとうございます。(^_^)
> 500万で3気筒かちかちサス
> 後席狹い鉄板見えてる、は
> ベーぇんべーって事以外に
> 対価価値あるのかと思ってしまいます。
スポーツモードはイケてるだけに、アレをノーマルモードにすれば、まぁそれでも高いですけど、まだ許せるかなとは思うんですけどね。(^_^;
> STIじゃないレヴォーグでもちょっと高いっ、
> が何故か良心価格に感じてしまいます。
そうですね。
日本車も高くなりましたが、相対的に見るとまだお買い得に見えるかもしれませんね。
> 予算的にガイシャも比較検討にあり
> (一度は買ってみました)
> 夜な夜な紙ベースでの想像を肴に呑んでた事が、
> 実は何とも贅沢な時間だったと、
なるほど。(^o^)
確かに、クルマは買って乗るのも楽しいけど、買う前にいろいろと情報を集めて想像を膨らませている時間もまた、楽しい時間ですからね。(^_^)