ついに待望の新型ヴェゼルが発売になった。
●新型「VEZEL」を発売
https://www.honda.co.jp/news/2021/4210422-vezel.html
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とりあえず、
価格、諸元表、主要装備表をざっと確認した時点で、
まず書類選考は突破。(^_^)
さらに踏み込んで、
メーカーオプションの価格などもチェックし、
私が求めるレベルの状態に仕上げた場合、
一体どれぐらいの価格になるのかを確認した。
というのも、
ヴェゼルクラスの車種の場合、
特にオプションの確認は重要。
なぜなら、
車両本体は安くても、自分が最低限、
「この装備は欲しい!」
というオプションを付けると、
意外と高額になってしまう場合があるからだ。(^_^;
ホビージャパン 1/43 ホンダ ヴェゼル (2021) プレミアムサンライトホワイト・パール ミニカー 価格:4,780円 |
というわけで、今回の記事では、
私が選んだグレードはどれなのか?
そして、必須のメーカーオプションを含めると、
総額いくらになるのか?
などについて軽くお知らせしようと思う。
特にメーカーオプションの価格は、ヴェゼルのサイトを見ても載ってなかったため、ディーラーに電話して確認したので、新型ヴェゼルの購入を検討されている方は参考にして頂ければと思う。
そうそう、
あと、試乗の予定についても軽くお知らせしておく。(^^)
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目次
1.新型ヴェゼルのグレード構成
まず、新型ヴェゼルのグレード構成は以下の通り。
最上級グレードの「e:HEV PLaY」だけがFFのみで、4WDは設定されていない。
●ガソリン車
・G(FF) 227万9200円
・G(4WD) 249万9200円
●ハイブリッド車
・e:HEV X(FF) 265万8700円
・e:HEV X(4WD) 287万8700円
・e:HEV Z(FF) 289万8500円
・e:HEV Z(4WD) 311万8500円
・e:HEV PLaY(FF) 329万8900円
(1)飾りの存在、ガソリン車
まずガソリン車は、FFと4WDが用意されてはいるものの、グレードとしては「G」という1グレード構成のガソリン車。
装備もあちこち省かれた廉価グレードなので、もはや「飾り」の存在と言っていいが、新型ヴェゼルのエントリー価格を安く見せるためには欠かせない存在である。(^o^)
まぁこんなグレードを買う人はほぼいないだろうけど、
「新型ヴェゼルを買ったよ!」
という事実だけが重要で、中身はどうでもいいという人にとってはありがたい存在かもね。(^^;
(2)廉価グレード「e:HEV X」
ガソリン車の「G」と実質的にほぼ同レベルの装備内容で、動力だけがハイブリッドになったのが「e:HEV X」。
つまりハイブリッド車の廉価グレードだ。
でも、
ハイブリッドゆえに、廉価グレードとは言っても価格はそこそこするからね。
その割にはステアリングも本革巻じゃないし、随所で質感に影響する分かりやすい箇所でコストダウンされているので、これを選ぶ人はあんまりいないんじゃないかと。(^_^;
まぁ250万円ぐらいだったら、かなり心を揺さぶられる人も増えるだろうけどね。(^o^)
(3)パワーシートの設定が無い!
全グレードの装備を確認していて気付いたのが、パワーシートの設定が無いこと。
オプションですら用意されていない。
シートは最初に位置を合わせると、それ以降はほとんど調整することがないという人も多いだろうから、このクラスのクルマのユーザーでは、あまり気にしない人も多いのかもしれない。
その割には、パワーシートにするとけっこう重くなるので、燃費にも悪影響ということで、そこは完全に割り切ったのかもね。
ドライビングポジションを細かく調整できるので、個人的にはパワーシートは欲しかったけど、まぁクラスがクラスだし、そこはあきらめるとしよう。(-_-)
(4)最上位グレードが最上位じゃない!?
最上位グレードの「e:HEV PLaY」は、当然ながら装備が一番充実していて、下位のグレードに付いている装備は全部付いている上に、さらに最上位だけに与えられる装備もプラスで付いている。
と思いきや、、、
最上位グレードの装備が
意外とショボい! (・o・;
例を挙げると、
フルLEDヘッドライトのレベリング機構が、
「e:HEV Z」ではオートレベリングなのに、
「e:HEV PLaY」 は廉価グレードと同様のマニュアルレベリングだ。
他にも、
LEDアクティブコーナリングライトが付いてない。
(「e:HEV Z」には標準装備)
エアコンは左右独立エアコンではない。
(「e:HEV Z」は左右独立エアコン)
トノカバーが付いていない。
(「e:HEV Z」はトノカバー標準装備)
ワイパーが雨滴検知式ではない。
(「e:HEV Z」は雨滴検知式)
以上の点で装備が劣っており、「e:HEV PLaY」は必ずしも最上位グレードとは呼べない状態になっている。
だが、私的には、
これはこれでアリかな、
と思っている。
というのも、
「e:HEV Z」には「e:HEV Z」としての個性(充実装備)を持たせている。
「e:HEV PLaY」には「e:HEV PLaY」専用の装備を与えることで、「e:HEV PLaY」としての個性を持たせている。その分、一部の装備はコストダウンして、価格を出来るだけ抑える、と。
それでいいと思うのだ。
つまり、
旧来的なグレードの見方をすると、「e:HEV PLaY」は最上位グレードと考えたくなるのだが、どれが上とか下とかじゃなくて、「e:HEV PLaY」は「e:HEV PLaY」なんだ、という価値観。
なので、
そもそも「グレード」という考え方が古いのかもしれない。
あくまでも「タイプ」であり、
「グレード」ではない、と。
これはこれからのクルマの装備として、ある意味、あるべき姿というか、好ましい傾向として受け止めたいね。(^_^)
2.私が選ぶグレードはこれだ!
それでは、詳細な書類選考の結果、私が次期愛車候補として選んだグレードをお教えしよう。
私が選んだグレードは、、、
e:HEV Z(FF)
です! (^_^)
えっ?
そうだろうと思ったって?
そうなんよ、新型ヴェゼルの各グレードの内容をチェックしてみると、まぁ普通に選んだらほとんどの人は「e:HEV Z」を選ぶと思うんよね。(^_^;
まぁ「e:HEV PLaY」のほうが見た目で個性的というか、特別な存在感はあるんだけど、価格は300万円を軽く超える329万8900円と、ほぼ330万円だ。
やっぱちょっと高いよね。(^_^;
部分的には「e:HEV Z」よりも装備が落ちるにもかかわらず、「e:HEV Z」よりも40万円以上も高いとなると、「e:HEV PLaY」専用装備による見た目の特別感に大きな魅力を感じる人じゃないと、なかなか「e:HEV PLaY」を選ぶ気にはなれないんじゃないかと。(^^;
私の場合、「e:HEV Z」の見た目でも全然OKなので、価格差を考えると「e:HEV Z」が一番ムダ無く、新型ヴェゼルの世界観を楽しめるかな、と思う。(^_^)
3.メーカーオプションの価格
しかしちょっと待った!
「e:HEV Z」にはナビが装備されておらず、
オプションを付けない状態だと
こんな感じになってしまう。
なので、
ナビをオプションで追加しなければならない。
もちろん、
見栄えを考慮すれば当然メーカーオプションで
「Honda CONNECTディスプレー+ETC」
を付けることが必須となるわけだ。
(1)「Honda CONNECTディスプレー+ETC」の価格
この「Honda CONNECTディスプレー+ETC」のメーカーオプション価格はいくらなのか?
新型ヴェゼルのWebサイトを見ても、どこにも載ってなかったのでディーラーに電話して確認したところ、
22万円
とのこと。
そうすると、
「e:HEV Z(FF)」にメーカーオプションの「Honda CONNECTディスプレー+ETC」の金額をプラスすると、
311万8500円
となる。(-_-)
まぁそれでも「e:HEV PLaY(FF)」と比べたら18万円以上安いので、まぁメーカーオプション込みの価格で考えても、「e:HEV Z(FF)」が一番リーズナブルかな、と思う。
●Honda CONNECTディスプレー対応のテレビキット
HTV424 データシステム テレビキット 切替タイプ ホンダ車純正カーナビ用
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(2)「Honda CONNECTディスプレー+ETC」+「マルチビューカメラシステム」+「プレミアムオーディオ」の価格
メーカーオプションにはもう1つの組み合わせがあって、
・Honda CONNECTディスプレー+ETC
・マルチビューカメラシステム
・プレミアムオーディオ
をセットで付けるというバージョンだ。
その3つのメーカーオプションの合計価格は、
34万7600円
とのこと。
ということは、
「マルチビューカメラシステム」と「プレミアムオーディオ」で12万7600円か、まぁそんなに高いわけじゃないね。
でも、標準のオーディオの音を聴いてみて特に許容できないほどヒドくないのであれば、私的には別にプレミアムオーディオでなくてもいいかな、と。
マルチビューカメラも、あれば便利は便利だけど、無くても別にどうってことないしね。
まぁカネが余ってれば付けてもいいと思えるのだろうけど、カネ無いからね、私。(^o^;
4.プジョー208がベンチマーク
さて、私の次期愛車候補として貴重な日本車の登場ということで、新型ヴェゼルの試乗で良い評価がつくかどうか楽しみなのだが、評価に際しては先に試乗済みの「プジョー 208」がベンチマークになるかな、と。
というのも、
価格帯がほぼガチンコだから。(^o^;
こう言うと、
「新型ヴェゼルはSUVなんだから、
ベンチマークにするなら、
せめて『プジョー 2008』では?」
と思う人もいらっしゃるだろう。
まぁ本来であればそうなんだけどね。
ただ、「プジョー 2008」は私の次期愛車候補に入っていないし、試乗もしていないので、私の中では「プジョー 208」と比較することになるだろうと。(^_^;
プジョー208の走りは良かったからね。(^_^)
新型ヴェゼルの走りはプジョー208を超えられるのか?
あるいは、走り以外の部分で、何か私に感動を与えてくれるのか?
実に楽しみである。(^_^)
5.試乗予定について
一応、もうディーラーとは連絡を取っている。
すでに試乗車は準備されているらしく、
その試乗車のグレードも、
私が希望している「e:HEV Z(FF)」とのことだ。(^_^)
で、
いつ試乗するのか?
についてだが、
大阪は4月25日から緊急事態宣言中。(-_-)
ディーラーは営業しているのだが、
私のほうが忙しくて時間がなく、夏のクルマ乗り替えの資金を集めるべく、ゴールデンウィークも働きまくりであります。(^o^;
緊急事態宣言中だからと言って、家でおとなしくしていてもカネは入ってこないですからね。
コロナ蔓延も緊急事態なのかもしれないが、私に言わせれば、私の財布の中身のほうがよほど緊急事態である。(^o^)
まぁそんなわけで、
うまく仕事の合間を見つけないといけないので、
まだ試乗する日は確定していない。
ただ、
5月の上旬
のどこかでは試乗する時間を作れるだろうと思うので、新型ヴェゼルの試乗記を楽しみにされている読者の方がおられましたら、しばしお待ち頂きたく。(^^;
【追記】2021.5.14
その後、新型ヴェゼルに試乗しました!
下記リンクの記事が試乗インプレッションです。
興味のある方はどうぞご覧下さい。
コメント
こんにちは
Zとプレイはまさしく上下ではなく、タイプ違いといった感じのグレード分けですね。
アルファのジュリアも当初は価格的にヴェローチェがスーパーより上のグレードなんだと思っていたら「内容的に内装を重視するか走りを重視するかの違いであって、上下というよりはタイプ違いですね。」と営業の人に説明されたのを思い出しました。
あとマツダのMX-30も、グレードというよりは好みのタイプで選ぶ感覚ですよね。
これからはこういうラインナップの時代なのかもしれません。
しかし昨今は各社Bセグメントにシートヒーターやステアリングヒーターに続いて次々と採用するクルマが増えてるパワーシートですが、意外と装備充実の高商品力なイメージのあったヴェゼルには全グレードとも無しとは…
辛口系おやじ(管理人)です。
> Zとプレイはまさしく上下ではなく、
> タイプ違いといった感じのグレード分けですね。
そうなんですよ。
これまでクルマの装備って、上位グレードは下位グレードの上位互換というか、下位グレードが持っている装備は全て持っていることが前提で、そこに上位グレードならではの装備が追加されるというのが通常でした。
なので、新型ヴェゼルの装備表を見て、これまでに無い新鮮な気持ちになりました。(^o^)
ホンダは以前から、車種によってそういう装備の設定をしていたのかどうか知りませんが、少なくとも私の愛車候補になるような車種では、どれも上位互換の装備内容というのが当たり前だったので。(^o^;
> アルファのジュリアも当初は価格的に
> ヴェローチェがスーパーより上のグレードなんだ
> と思っていたら・・・
確かにジュリアは内装の質感に関する部分でヴェローチェとスーパーで逆転している部分がありましたね。
でもまぁ、トータルで見れば新型ヴェゼルほどの逆転現象は無かったですが。
> マツダのMX-30も、グレードというよりは
> 好みのタイプで選ぶ感覚ですよね。
確かにMX-30のグレード構成は他の車種と違いますね。
好みのタイプというか、なんか、「自分で装備を選ぶ」というか、「自分仕様のMX-30」に仕上げるというか。
ベース車両があって、それにどういう装備のパッケージをプラスするかを選ぶ、という感じなんですよね。(^_^)
まぁこれも今までのグレード選びとはちょっと違う感覚ではありますが、ベースに対して装備のパッケージを足していく感じなので、装備としては上位互換になりますね。
> これからはこういうラインナップの時代なのかもしれません。
そうですね。
昔は下位グレードの車両に上位グレードのエンブレムを付けて「エンブレムチューン」みたいなことをしているアホがいましたが、もうどっちが上とか下とかじゃなく、「タイプ」、すなわち、それぞれの特徴・個性でグレード選び、いや、タイプ選びをする時代になっていくのかもしれませんね。(^_^)
> パワーシートですが、意外と装備充実の
> 高商品力なイメージのあったヴェゼルには
> 全グレードとも無しとは…
はい、そこは私的にはちょっと残念でした。
まぁハイブリッドであの価格帯だと、ちょっと厳しいのかもしれませんね。(^^;
最近の新型車は、オプションが「セット販売」している事が多いですが、オプションを単品で選ばせないこの傾向は止めて欲しいです。
辛口系おやじ(管理人)です。
確かに、セットオプション多いですよね。(^^;
しかも、全然関係ない装備がセットになっていて、
「なぜそこがセットになる!?」
と言いたくなるような組み合わせだったりするんですよね。(^o^;
まぁいろいろ事情はあるんでしょうけど、恐らくは個別にすると選んでもらえないような装備でも、強力な人気装備とセットにすることによって付けてもらえるので、そこそこまとまったオプション代を稼げるというのもあるんでしょう。
それに、必ずセットでしか売れないオプションなので、パーツの仕入れの数を合わせられるし、数量も多くできるので、仕入れをコストダウンできるというのもありそうですし。
そういったパーツのコストとか、生産工程での効率とか、生産工程でのミスの発生率とか、いろいろトータルで考えると、メーカーにとっても消費者にとっても、セットオプションのほうがお互いにメリットがあるということだろうと思います。
たぶん個別オプションにすると、オプションの価格も上がるとか、ヘタしたら車両本体価格にも影響するかも。(^^;