【試乗記】 アウディ A5 TFSI 110kW

 2025年2月に発売された、

アウディの新型A5試乗してきた

 いろいろな予定が逼迫しており、試乗してからこの試乗記をアップするまでに、随分と時間がかかってしまった。(-_-;

試乗記のアップを楽しみに待たれていた読者の方には、長らくお待たせしてしまい申し訳なかったが、まぁなんせ「すきま時間」で書いてる片手間ブログなので、こんなユルい感じで運営していること、何卒ご容赦頂きたい。(^^;

 ところで、

近年のアウディは、車名の命名ルールが迷走している。

今回の新型A5もその影響を受けている。

 昨年、アウディは新しい命名ルールとして、

・偶数は電動化モデル
・奇数は内燃機関モデル

というルールを発表した。
(その後、今年になってまた命名ルールが変更になっているが)

これに伴い、従来の「A4」はフルモデルチェンジに伴い「A5」と名前を変えた。

よって、

新型A5と言っているが、

これはA4の後継モデルである。

 と、前置きしたものの、

実は車名なんかどうでもいい。(^o^)
(ただし、クラウンは除く)

新しく登場した新型車が、私が次期愛車候補にしたいぐらいの良いクルマなのかどうか、それが重要、いや、それだけが重要だ。(^^)

 さて、

新型A5の実力や如何に! (^_^)

以下に率直なインプレッションを述べさせて頂く。

試乗車の概要

年式 2025年式
走行距離 150km
車名 A5
グレード TFSI 110kW
駆動方式 FF
トランスミッション 7速AT
装着タイヤ グッドイヤー
EAGLE F1(235/45R18)
型式 3BA-FU20
排気量 2.0リッター(ターボ)
最高出力 150ps/3900-6000rpm
最大トルク 28.6kgf・m/1400-3600rpm
全長 4835mm
全幅 1860mm
全高 1435mm
車両重量 1770kg
(オプションによる+20kg込み)
車両本体価格 599万円(税込)
+23万円(advancedパッケージ)
+36万円(MMI experience pro)
+13万円(MMI パッセンジャーディスプレイ)
試乗日 2025年3月10日

試乗インプレッション

1.走りの性能・・・★★★★☆

 発進挙動、ブレーキフィールに少しケチがついたのが残念なところだが、パワーフィールに関しては、事前に(ショボい)スペックを確認していて期待値が低かったこともあってか、3つ★評価ながら好印象だった。(^_^)

ってゆーか、むしろ逆に、

「こんなにショボいスペックでも、
 高級感のある走りが実現できるんだな。」

と、感心させられた。(^^;

(1)発進挙動・・・★★★☆☆

 まずは発進。

ブレーキをリリースするとユルリと上品に動き出す。

そして、

アクセルをゆっくり踏んでみると、、、

ん?

少し踏んだぐらいでは全く反応しない。(^o^;

どうやらアクセルペダルの踏み始めの部分で、

遊びの領域がやや広いようだ。

もう少し遊びの領域を少なくしたほうが

より自然な発進ができると思うので、

ここは少し残念なところ。(-_-)

まぁすぐに慣れて対応できるレベルなので、大きな問題ではないけどね。

 そこからさらにアクセルを踏んでいくと、じわりと加速を開始。

うん、

高級車らしい、繊細でなめらかな発進挙動だ。(^_^)

タイヤが転がる感触がまったりしていて、その感触には、特別濃いわけではないが重厚感も感じられる。

過敏な反応、飛び出し感などといった安っぽい挙動は皆無だ。(^_^)

 このクルマ、そこそこ重い割にはエンジンスペックがだいぶショボいので、そのショボさを隠すためにアクセルの踏み始めの部分の特性を過敏にセッティングしてたりしないか、そんな心配を少ししていたのだが、心配無用だった。(^o^)

(2)加速フィール・・・★★★★☆

 発進後、中速域までの加速では、アクセルペダルの踏み具合に対して繊細かつリニアに反応し、イメージ通りにスムーズに加速していく。

平坦な道での中速域からの加速も、レスポンスよく加速してくれる。

 まぁここまでは当たり前。(^o^)

心配なのは、

急坂での急加速が出来るのかどうかだ。

 というわけで、

急坂でアクセルを踏み込んでみたところ、意外にも普通に加速するので驚いた。(^o^;

しかも、

スゴく頑張ってる感じではなく、まるで余裕すらあるかのようなフィーリングで加速していくのだ。(^^;

まさかあのショボいエンジンスペックで、こんなにゆとりを感じさせる加速フィールを実現できるとはね、恐れ入りました。(^_^;

 ところで、

本来であれば、急加速させた時に、十分な加速が得られるエンジンの回転数をチェックするつもりだったのだが、チェックするのを忘れた。(^o^;

ってゆーか、

チェックする必要がなかったのだ。

なぜなら、アクセルを踏み込むとレスポンスよく加速し始めて、しかもその時のエンジン音が「静か」だったから。(^^;

だから、

比較的低い回転数で十分な加速が得られていたのか、それとも、けっこう回転数は上がってんだけど静かなので気にならなかっただけなのか、どっちなのか分からない。(^o^;

でも、

そんなのどっちでもいい。

とにかく、急坂でも涼しげに加速していくそのフィーリングは、高級車らしい加速フィールと言っていい。

4つ★の上位、といったところ。

 5つ★まであと一歩届かなかったのは、アクセルワークに対する加速のダイレクト感、加速レスポンスは十分に良いのだが、現行型BMW3シリーズと比べると一歩譲るかなぁ、と。(^^;

(参考)
【試乗記】 BMW 320i M Sport (2019/03/29)

 まぁでも、3シリーズとのスペックの差を考えたら、コイツのスペックでここまでやってるのはスゴいと思う。(^^;

(3)パワーフィール・・・★★★☆☆

 いつもの急坂でアクセルを踏み込んで、急加速させてみた。

当然ながら、スペックがスペックなのでパンチのある加速ではないが、これがなかなか、スペックから想像する以上にしっかり加速してくれる。(^^;

 このクルマ、重いオプションを装備していることもあって、我が愛車ボルボS60より約100kgぐらい重い。

なのに、そんなにアクセルを深く踏み込まなくても、必要十分以上のパワーを感じさせてくれるのだ。(^^;

 その意外な好印象の要因としては、レスポンスの良さと、低回転(1400回転)から最大トルクを出せるエンジン特性が、体感に効いているのだと思う。

そしてもう1つ、

大きな要因だと思うのが、

「エンジン音の遮音性の高さ」だ。

アクセルを踏み込んでも、車内に侵入してくるエンジン音がとても静かなため、スペックからして頑張ってないはずはないんだけど、「頑張ってる感」を伝えてこないのだ。(^o^)

だから、加速フィールの項目でも述べた通り、エンジンが何千回転まで回ってるのかが気にならない、気にするまでもない、そんな感じなのだ。

 そんなわけで、

余裕などあるはずはないのだが、体感的にはまだ余裕があるかのようなパワーフィール。

試乗する前は、パワーフィールは2つ★ぐらいになるんじゃないかと思ってたのに、これはうれしい誤算だった。(^_^)

(4)ハンドリング・・・★★★★☆?

 同日に試乗したインプレッサの試乗記でも書いた通り、いつもハンドリング性能を試すS字カーブが、道路工事によってS字ではないカーブに様態が変えられてしまったため、4つ★レベルと断言できないため、評価に「?」をつけさせて頂いた。(^^;

 そんな不十分な試乗環境ではあったが、普通にカーブを曲がったり、交差点を曲がったり、直進してる最中にハンドルを少しだけ左右に素早く振ってみたりと、試せる範囲で出来るだけハンドリング性能をチェックしてみた。

その感触からすると、恐らく4つ★はつけられるレベルだと思う。

クイックでもなければダルくもない、違和感のない特性。

だけど微妙なハンドル操作に対しても、遅れず繊細に反応する。

 コーナリングの際、ロールは感じないわけではないが比較的よく抑えられていて、タイヤのグリップ感も伝わってくるので、安心感がある。

あまり攻めてないのでどこまで攻められるか分からないが、よほど過激なことをしない限り、それなりにスポーティーな走行にも対応できるハンドリング性能だと思う。

(5)ステアフィール・・・★★★★☆

 いいね。(^_^)

ステアリングの触感もいいし、ハンドルを切った時に伝わってくる手応えも雑味がなく、とても滑らかで質感の良い感触だ。

路面からのインフォメーションは、いわゆるスポーティーというほどの濃さはないけど、ちゃんと伝わってくる。

 ドライブモードをスポーツに切り換えると、少しドシッとした手応えになる。

それでも、やりすぎ感のない節度のあるステアフィールで、万人向けの域を脱するほど大袈裟なフィーリングではない。

 総じて、クルマのキャラクターとよくマッチしているステアフィールだと思う。

つまり、

特にスポーティーと感じさせるほどのキャラの濃さはないものの、スポーティーな走りを楽しむうえで物足りなさを感じさせるほど希薄なフィーリングでもない。

コンフォートな走りを楽しむうえで、その気分を阻害するような要素はなく、むしろ身が詰まった感じの密度感のあるステアフィールは、ちょっとした高級感を感じさせてくれる。

(6)ブレーキフィール・・・★★★☆☆

 これはちょっと残念! (-_-;

ブレーキの踏み始めの部分で、遊びが少ないかな。(^^;

ブレーキペダルを少し踏んだだけで制動力が立ち上がる。

ただ、

ペダルの踏み加減に対してリニアに制動力が高まるので、ブレーキが効き始めてからのフィーリングはいい感じなのだが、制動力の立ち上がりがやや過敏気味だ。(^_^;

 止まり際のコントロールは、踏力の微妙な変化に繊細に反応してくれるので問題なし。

 ブレーキペダルの踏み応えはカチッとした感触で、その感触は個人的には安心感があって好きなのだが、ちょっとブレーキペダルのストローク量が少ないかな、と思う。

もうちょっとストローク量があったほうが、踏力に対する制動力の変化が緩やかになるので、コントロールしやすいと思うので、高級車らしい落ち着いた走りをさせるうえではそのほうがいいと思う。(-_-)

 というわけで、

ブレーキペダルの踏み始めの部分での遊びの少なさも含め、もうちょっと全体的にブレーキペダルのストロークを大きめにとって、制動力の変化を緩やかにしたほうがいい。

とはいえ、踏み応えがフニャフニャで、ストロークしすぎて頼りないブレーキよりは全然マシだけどね。(^o^;

2.乗り心地・・・★★★★★

 アウディと言えばクワトロのイメージが強いし、実際、メーカーとしてもクワトロモデルこそがグレードラインナップの中心と考えていることは、カタログを見ていても分かる。

 しかし、

今回の試乗車はFFモデル。

それだけに、「価格を抑えるために用意された手抜きのモデル」だったりしないか、そこが心配なところだったのだが、走らせてみて安心した。

 手抜き感など、一切ない乗り心地。(^o^)

スポーティーとコンフォートが見事に調和している。

 ただ、

正直、インパクトはさほど強くない。(^^;

例えば、

スバルの「WRX S4」みたいに、あくまでもスポーティーなキャラクターを際立たせつつコンフォートを調和させた乗り心地のほうが、インパクトは強い。

(参考)
【試乗記】 スバル WRX S4 GT-H EX (2022/03/14)

 でもこのクルマの場合、

スポーティーとコンフォート、

どちらかを際立たせている感じがしないのだ。

 それゆえ、

決してインパクトは強くないのだが、オプション(タイヤ、スポーツサス)によってスポーティーテイストのアクセントをプラスした感じ。

高級車、そして「アウディ A5」という車種としては、このバランスの取り方はちょうどいいと思う。(^_^)

(1)スポーツ性・・・★★★★☆

 今回の試乗車は、advancedパッケージのオプションを装備していたので、タイヤサイズや扁平率が、標準装着タイヤ(205/60R17)とはかなり異なるタイヤ(235/45R18)を履いている状態。

 さらに、

advancedパッケージには

「Sスポーツサスペンション」も含まれている。

 なので、

「ムダに硬いだけの乗り心地だったらイヤだな」

と思っていたのだが、

これがとてもよくチューニングされている。(^_^)

 しっかりした感触の足回りではあるものの、

決して硬いとは感じない。

 むしろ、

荒れた路面を走らせた際も、タイヤが路面をベタッと捕らえ続けている感じで接地感が薄れず、衝撃もうまくいなしている。

バタつかず、ボディの姿勢変動も抑えが効いており、ドシッと落ち着いた印象の走りは、いかにも「いいクルマ」といった感じの、密度の詰まった感触で好印象。

これなら「上質なスポーティー」を楽しめそうだ。(^_^)

(2)コンフォート性・・・★★★★☆

 基本的にはスポーティーな乗り心地が魅力なのだが、一方で、これがなかなか、コンフォート方向でもレベルが高い。(^_^;

昔ながらの高級車のようなフワッとした感触は一切ないが、衝撃を受けとめた時の感触がとても心地良いのだ。

なので、

決して衝撃を消しているわけではないので、インフォメーションとして路面の状況は伝わってくるんだけど、「当たり」が柔らかいと言うか、サスペンションが路面の凹凸をうまくいなしているのがよく分かるんだよね。

 つまり、

インフォメーションは消されてないので安心感もありつつ、サスペンションが衝撃を丸めながらボディの姿勢変動を抑える様子が乗ってて感じ取れるのだ。

 そういった、気持ちのよい調和の取れた挙動を、通常の街乗り走行でも味わうことができる。

それはまさに、

コンフォート(心地良い)と言うべき乗り心地だ。

3.静粛性・・・★★★★☆

 パワーフィールの項目でも少し触れたが、エンジン音の遮音性が非常に高い。

なので、エンジンを回しても、遠くで回ってる感じのエンジン音がやんわりと聞こえるだけ。

足回りで発する雑音の侵入も少なく、バタつきによる振動などもほとんどないため、基本的には非常に静かなクルマだと思う。

 ただ、、、

静かであるがゆえに、ロードノイズは目立つ印象。

 タイヤがオプションのタイヤなので、標準装備のタイヤよりもタイヤ幅が広くなってるし、しかもスポーツタイヤなので、まぁそこはある程度は仕方ないのかも。(-_-)

 私的には、

「もしこのクルマを買うのであれば、
 タイヤ交換時期を待たず、
 早めにコンフォートタイヤに履き替えたい。」

そう思わせるぐらいのロードノイズだったが、それでもトータルの静粛性としては4つ★は余裕で与えていいレベル。

言い方を換えれば、もう少しロードノイズが抑えられていれば5つ★をつけられたと思うだけに惜しい。(^^;

4.エンジン音の音質・・・★★★★☆

 とても上質なエンジン音。

雑味がなく、スッキリした粒の滑らかなサウンドだ。

 ただ、、、

わざわざ聞きたくなるようなサウンドかと言えば、そういうサウンドではない。(^^;

あくまでも、

聞こえても不快感のないサウンド

という感じ。

 個人的には、もっと野太いスポーティーなサウンドのほうが好みだし、このクルマには合ってると思うのだが。。。(^^;

 ってゆーか、

このクルマ、静粛性が高くてエンジン音はかなり遮音されていることもあり、恐らく、メーカーとしてはエンジン音に楽しませる要素を盛り込むのではなく、「エンジン音はなるべく聞かせない」ようにしているんだと思う。

 というわけで、

価格や「アウディ」ということを考えると、エンジン音に楽しめる要素がないというのは、正直なところ少々物足りない。(-_-)

だが、

まぁ普通のクルマよりは明らかに上質な音だし、高級車のエンジン音としても及第点は十分クリアしてると思うので、音質の評価としては4つ★は与えていいだろう。

5.居住性・・・★★★★☆

 広さは思ってたよりもやや狭い感じだが、快適性は高い。

ゆったりでもなくタイトでもなく、すごく普通なんだけど、居心地の良い空間だ。

(1)運転席・・・★★★★☆

 当然ながらパワーシートなので、細かくシート位置を調整できたし、ステアリングのチルト&テレスコ調整の可動範囲も広く、希望のドライビングポジションに合わせるうえで、何ら問題はなかった。

 ただ、

若干だが、メーターパネルの表示の一部(右上と左上)が、ステアリングで隠れてしまった。

ドラポジを少し変えれば対処できる程度なので大きな問題ではないが、メーターパネルの右上と左上の表示領域は、もう少しステアリングとの位置関係を考えて見直したほうがいいかな。(^^;

 まぁでも、シートの座り心地も良く、アクセル、ブレーキのペダル位置も違和感がなかったので、快適にリラックスした状態で乗ることができた。

(2)後席・・・★★★★☆

 運転席を自分(身長180cm)のドライビングポジションに合わせた状態で、後席に乗り込んでみた。

すると、

ヒザ前には拳を縦に1つ分、

頭上には拳を横に1つ分の

余裕があった。

 頭上のスペースの余裕は、予想してたより広めなのに対し、ヒザ前は意外と余裕が少ないなぁと思った。

FFで全長4800mm以上となれば、イマドキの新型車ならもう少しヒザ前のスペースは広いだろうと思っていたのだが。(^^;

 でも、

ヘッドレストは引っ張り上げなくてもちゃんと頭を支えてくれるし、座面の高さもちょうどいい感じ。

どっちかと言うとスポーティーなクルマだから、ホールド感はもう少しあったほうがいいんじゃないかとは思ったが、まぁガチのスポーツじゃないしそんなに揺れるクルマでもないので、そこは許容範囲。(^_^)

 というわけで、

イマドキのクルマの後席としては決して広くはないのだが、総じて快適性は高い。

6.内装質感・・・★★★★☆(ただしオプション装着車)

 いい感じやね。(^_^)

以前のアウディの内装は質感がイマイチで、あまり良い印象がなかったのだが、今回の新型A5の内装は見た目の質感がかなり良くなっている。

 ただ、

触ってみると、そうでもない部分も。。。(^^;

 ドアの内張りやダッシュボードなど、一応ソフトパッドだと思うのだが、これの触感が思ったよりちょっと硬めでイマイチ。(-_-)

ドア内張りの上部にはステッチが入ってるので、ひょっとしてソフトパッド(樹脂)じゃなくて合成皮革か何かなのかな?

そのへんよく分からないのだが、見た目はともかく、触感は普通の一般的なソフトパッドに比べると少し硬いような気がする。

 それに、

後席のドアの内張り上部も同じような仕上げになってるのだが、前席の内張りと比べると、何となくやや硬い感じがするのは気のせいだろうか。(^^;

 あと、

これはadvancedパッケージに含まれる装備のようだが、センターコンソールがグロスブラック仕上げになっている。(標準ではマットブラック)

まぁ悪くはないのだが、高級車としては、こういった内装パネルは部分的に使うのは良いのだが、あまり面積が広いと少しチープな感じもするね。(^^;

大衆車がやると質感向上につながることでも、高級車でそれをやると、それが逆にチープに見えたりチャラく見えたりすることもあるから、もうちょっと別の方法で質感を高めてほしかった気もする。(^_^;

 グローブボックスは、フタはもちろんダンパー付きで、内側にはちゃんと起毛処理が施されている。

フタの開閉の感触も、高級感までは感じないものの、まぁ悪くはない感触だ。

 そして、

アウディと言えば、以前はウインカーレバーの操作フィールが摩擦感たっぷりで安っぽいのが気になったのだが、今回はそんなに悪い操作フィールではなかった。(^_^)

他のスイッチ類の操作フィールも以前よりはマシになっていたが、まだ高級車としては物足りない、ややチープな操作フィールのスイッチもあるけどね。(^^;

 ただ、

シフトレバー、と言っていいのかな?

いや、

レバーと言うとちょっと違うね。

センターコンソールの面から飛び出してなくて、埋め込まれたようなシフトセレクター。

このシフトセレクターの操作フィールはなかなかいい感じ。(^_^)

少なくとも、最近よくありがちな「ツマミ」になっているタイプのシフトレバーよりも、こっちのほうが私は好みだ。(^_^)

 なのだが、、、

これ、操作する時に指がシフトセレクター部の窪みを探す感じになるから、指先がセンターコンソールの面に近づく機会が多くなる。

となると、

グロスブラック仕上げの面に、小さなキズがいっぱいついてしまうような気がしてならない。(-_-;

それを考えると、やはりシフトセレクターは、センターコンソール面に指先を近づけさせないような構造の物にしたほうが良いと思うのは私だけだろうか。(^^;

 ちなみに今回の試乗車は、オプション装備の「MMI パッセンジャーディスプレイ」が装備されていたこともあり、インパネの質感はとてもいい感じに見えた。

 ただ、

助手席前のディスプレイなんて、ドライバーにとってはムダに近いというか、ムダなので、わざわざオプションで付けたいかと言われたら私的にはノーだ。

ゆえに、「MMI パッセンジャーディスプレイ」が無かったら、インパネ全体がどんな質感に見えるのかはちょっと気になるところ。(^^;

 というわけで、

細かいことをチェックすると、ちょっと気になる部分もあるのだが、シートの質感も含め、とりあえずドアを開けた時のパッと見の質感は良い。

まぁ4つ★は余裕で与えていいだろう。

7.装備・・・★★★★☆

 まずヘッドライトは、今となってはこのクラスなら当然とも言えるマトリクスLEDヘッドライトが標準装備。

説明するまでもないが、対向車や先行車を検知して、マトリクスの点灯制御によりハイビームの照射を自動で調整してくれるヘッドライトだ。

 シートは当然ながらパワーシート。

運転席はポジションメモリー付きだ。

これまた当たり前だが、前席シートヒータも標準装備。

ただし、

残念ながらステアリングヒーターはオプションだ。

 でもナビは標準装備だぜ! (^ー^)

今の世の中には、ナビ機能を使うには毎月お金を払わないと使えないクルマもあるようだが、その点このクルマは大丈夫だ、ずっと無料で使えるよ! (^o^)

って、

まぁこれも本来なら当たり前のことなんだけどね。(^^;

でもこれからの時代、それが当たり前じゃなくなっていく流れも生まれつつあるようなので、一応ね。(^o^;

 今回の試乗車には、オプションのオーディオ、

「Bang & Olufsen 3Dプレミアムサウンドシステム」

という、

16スピーカーのオーディオが装備されていたが、

標準装備のオーディオは、

「アウディサウンドシステム」

という10スピーカーのオーディオとなる。

 エアコンは、後席も独立して温度調整できる「3ゾーンオートマチックエアコンディショナー」を標準装備。

ほぼ1人乗車の私にはあまり重要ではない装備だが、でも後席で温度設定ができるようになっていると、それだけで後席の質感が良く見えたりするので、標準で付いてるならそれはそれでうれしい。(^_^)

 最近は装備しているクルマが多くなった「サラウンドビューカメラ」も標準装備。

 安全装備は、私が重視している側後方に対する安全支援、「アウディサイドアシスト」も標準装備だ。(^_^)

 ルームミラーとドアミラーは自動防眩。

「ルームミラーが自動防眩か手動かなんてどうでもいいジャン」、という人もいるかもしれないが、私は「自動防眩」であることをまぁまぁ重視している。

だって、

手動防眩のルームミラーってさ、

下にタブが付いてるジャン。

アレって見た目スマートじゃないし、ダサいモン。(^^;

 今回の試乗車は価格をギリ600万円未満に抑えたFFの廉価グレードだったし、装備に不安があったのだが、以上の通り、充実とは言わないまでも、まぁまぁの標準装備内容といったところ。

なので、特にオプションを追加していない素の状態だとしても、4つ★は与えていいだろう。

ただ、

標準の状態では特に目新しい装備があるわけではないので、そういう意味では、必要か不要かではなく、「目新しさ」をプラスするために「MMIパッセンジャーディスプレイ」のオプションを装備したほうが、何となく満足度は高いのかもしれない。(^^;

8.オーディオ音質・・・-----

 先述した通り、

今回の試乗車にはオプションのオーディオ、

「Bang & Olufsen 3Dプレミアムサウンドシステム」

が装備されていたが、私が買うとしたらこのオプションは付けないので(金銭的理由)、あえて音質のチェックはしなかった。

だって、

聴いてみてメッチャ良かったら、

欲しくなるかもしれないジャン。(^^;

 でも、欲しくなっても、この価格帯になるとオーディオのオプションなんか付けてる場合じゃないというか、私の支払い能力に余裕がないからね。(^o^;

欲しくなったらツラいだけだから。(^^;

 「せっかくなんだから音質チェックしてくれよ」という意見もあるとは思うが、すみません、あくまでも「私が購入するクルマとしてふさわしいクルマかどうか」をチェックするために試乗しているにすぎないので、私にとって意味のないことはどうでもいいモンで、何卒ご容赦下さい。(^^;

9.デザイン・・・★★★★★

 見た目のカッコ良さと、ドアを開けてもその雰囲気を壊さないインテリアのデザイン。

まさに、デザインで選びたくなるクルマだ。(^_^)

注文のつく部分が全くないわけではないが、良い部分は際立ち、大きな欠点はない。

(1)エクステリア・・・★★★★★

 これはカッコいい!

サイドビューがとても美しい。

クーペライクな流れるようなルーフラインを持つ一方で、ドアにはエッジの効いた力強いソリッドなキャラクターラインがある。

この、一見ケンカしそうな、相反する印象のデザインエッセンスが、実に見事に調和している。

 リヤも直線基調な感じで、ワイド感があっていい感じ。

 しかし、

フロントフェイスはちょっとロアグリルの形状がダサいのが残念で、正直カッコいいとは言えないのだが、まぁ及第点はクリアしている。(^^;

 あと、

ドアハンドルが新しい。

出っ張りのないフラッシュドアハンドルになっていて、ハンドルの裏側にあるスイッチを押して引くことによってドアが開く。

つまり、ドアハンドル自体は動かない。

機械式でロックを外すのではなく電気仕掛けでロックを外すわけだが、デザイン的にはスッキリするものの、何かちょっと手応え的に物足りないね。(^^;

というのも、

ドアハンドルを引いた時の感触って、高級感とか質感を感じる部分の1つでもあるので、それが感じられなくなったのは、良いのか悪いのか。。。

先進的と言えば先進的なのかもしれないけど。(^_^;

 ところで、

実は私、実物を見るまで、今回の新型A5は

「セダン」だと思っていた。(^^;

でも、

トランクを開けてみたら、

ハッチバックだった。(^o^;

まぁ言ってみれば、

従来で言うところの「A5スポーツバック」やね。(^^;

 今回の新型A5は、命名ルールの変更により「A5」となっているものの、従来のA4の後継モデルと聞いていた。

実際、アウディのプレスリリースでも、

「このモデルシリーズはAudi A4を引き継ぐ新しいモデルシリーズです」

と明記されている。

だからてっきりセダンだと思っていたのだ。(^o^;

 でも私から見れば、これはどう見ても「A5スポーツバック」であり、A4というモデルは単純に消滅したようにしか見えない。(^^;

 メーカーとしては、歴史のある「A4を廃止した」というふうに世間から見られたくなかったから、「A4を引き継ぐモデル」という体裁を取ったのかな?

まぁ早い話、単純にセダンのラインナップを減らしたかったんだろうね、あんまり売れないから。(^o^;

 というわけで、

今回の新型A5は、

A5スポーツバックとA4が統合されたモデル、

というのがその実態だ。

でも、とてもカッコいいモデルが存続されたことは実に喜ばしい。

ガチのA4後継セダンだったら、ここまでカッコ良くはならなかっただろうし。(^^;

フロントフェイスには少しケチがつくが、トータルで見れば5つ★を与えていいレベルだと思う。(^_^)

(2)インテリア・・・★★★★☆

 インテリアもいいね!

先進的な雰囲気で、近年のモデルでは大袈裟になりすぎ感のあるインパネのディスプレイも、十分なサイズを確保しつつインテリアの中に溶け込むデザインで、とても上品なまとめ方だ。

以前のモデルよりも、高級車としての雰囲気が増したと思う。

 ドライブモードセレクトやアイドリングストップの物理スイッチを残してくれているのも好感が持てる。

ただ、

ドライブモードセレクトのスイッチは手元から遠い場所にあり、押すたびにモードが変わっていくというわずらわしい選択方式。

あるいは、

ドライブモードセレクトのスイッチを1回押すとディスプレイに各ドライブモードのボタンが表示されるので、それをタッチしてモードを選ぶという方式。

いずれにしても、モード切り換えが少々面倒だ。(^^;

どうせならもっと切り換えやすいドライブモードセレクトスイッチを、独立してドライバーに近い所に配置してほしかった。

 さらにケチをつけるとすれば、内装質感の項目でも少し触れたが、グロスブラック仕上げのセンターコンソール。

インテリアの中で、ここだけが全体の雰囲気に対して少し浮き気味というか、逆に高級感を少し下げてしまってるように感じた。

だって、大衆車が質感を向上させる手段で、こういうのよくやりがちだから。(^^;

 と、

ネガティブに感じる部分が無いわけではないが、トータルで見て良いデザインというか、私好みのデザインだ。(^_^)

10.コストパフォーマンス・・・★★☆☆☆

 高い!

高いッスよ、アウディさん! (^^;

いいクルマなんだから高くて当たり前、適正価格だと言われればそうなのかもしれないけど、実際に買うとなったら、600万円を余裕で超えるからね。(^_^;

 というのも、

599万円というプライスは、

あくまでもノーオプションの状態の話。

 ディーラーの営業マンに聞いたら、

ディーラーが見込みで発注している車両は、

少なくとも、

・advancedパッケージ(税込 23万円)
・S lineパッケージ(税込 44万円)

のどちらかは付けて発注しているらしく、まったくの素の状態の車両が希望であれば、受注生産になるので納期がだいぶかかるとのこと。(-_-)

 しかも、

「advancedパッケージ」や「S lineパッケージ」だけでは、今回メーカーが推している装備「MMIパッセンジャーディスプレイ」が付かないので、さらにオプションが追加されている車両がほとんどだと言う。(-_-;

つまり、

599万円に追加されるオプション代は少なくとも50万円前後となり、実質、トータルで650万円前後ということになるわけだ。(-_-;

 これぐらいの価格帯になってくると、こっちが要求するレベルもやはり高くなってしまう。

妥協はほとんど許されない。

それを考えると、ここまでの評価で指摘したいくつかのネガティブな部分は、車両価格が安ければ問題にならない程度の話だが、この価格帯では問題になってくる。(-_-)

 いいクルマではあると思うしデザインもカッコいいのだが、総合的に見れば、コスパ的には2つ★がいいところかな、と。(^^;

でも、もし今回の試乗車が装着していたオプションを込みで599万円なら3つ★をつけてもいいと思うので、2つ★としては上位と言っていいかと。

11.総評・・・★★★☆☆

 ええクルマやね!

これは欲しくなるよ! (^_^)

 何がいいって、

まず、断然カッコいいよね。(^o^)

カッコいいクルマって、ちょっと無理してでも欲しくなるぐらい、訴求ポイントとしてウエイトが大きいからね。(^o^;

 そして、

FFの廉価グレードとあなどるなかれ。

心配していた動力性能も問題なし。

それどころか、パワーがあるわけではないのに、とても気持ちのよい加速フィール。

エントリーグレードであっても手抜き感は感じられないどころか、静粛性なども含め、ちゃんと高級車らしい雰囲気を楽しめるように仕上げられている。

 細かいネガはあるにしても、トータルで見てクルマとしてのレベルの高さは間違いないものがあり、総評としては3つ★は与えていいレベルだ。

 ってゆーか、

このクルマに試乗する直前に、「スバル インプレッサ」に試乗したのだが、ギャップがスゴいね。(^^;

まぁこっちは値段がインプレッサの2倍なので、比較したらいけないというか、比較しても意味がないのだが、やっぱり「ついでに」作ったクルマと、ちゃんと作ったクルマの差は歴然としたものがあるね。(^_^;

 今回、価格的には厳しい価格帯であることは承知のうえで、総評4つ★に届くことを期待して試乗したわけだが、結果的には4つ★には及ばなかった。(-_-)

私が指摘した細かいネガが無ければ、間違いなく4つ★レベルだったと思うだけに、実に惜しかったと思う。

 まぁでも、多くの人にとっては私の指摘したネガなど大したネガではないと思うので、そこが気にならないのであれば、このクルマは「買い」だと思う。(^_^)




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80万円の損を免れた、リアルな私の体験談

 

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コメント

  1. 中辛 より:

    本業が繁盛されているようで何よりですね
    超絶貧乏ネタが無くなっていくのかと思うと寂しいですが
    引き続き辛口レポートを楽しみにしています

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      > 本業が繁盛されているようで何よりですね

      いえ、忙しいだけで、単価の安い仕事ですわ。(^^;

      安定してるのはありがたいんですが、低空飛行で安定しているので儲かりません。(^o^;

      賃上げや初任給アップなどの、景気のいい話が聞こえてきますが、私には無縁の話ですわ。(^^;

       

      > 超絶貧乏ネタが無くなっていくのかと思うと
      > 寂しいですが

      昨年のトライアルで負けない方法を見つけたので、今年はギャンブルでそれなりに稼ぐ予定ですが、まだまだ元手が少ないので、儲かってもしれてます。(^o^;

      なので、

      とりあえず今年いっぱいは超絶貧乏のままか、ノーマル貧乏に昇格かの、どちらかだと思います。(^o^)

       

      > 引き続き辛口レポートを楽しみにしています

      はい。

      ターゲットになりそうな新型車が出たら、厳しい目でチェックします。(^_^)

       

      ちなみに、

      BMWの2シリーズグランクーペの試乗車が、ディーラーの営業マンさんの話では「恐らく4月の上旬には入ってくると思う」とのことなので、次の試乗はそれになりそうです。(^_^)

       

  2. ししとー より:

    コスパ2、総合3は予想通りですが、絶賛に近い内容で驚いています。
    ハッキリしたネガは高いことぐらい(それが大問題なんだけど)。
    ここ数年の値上がり(外車はもちろん国産車も)は厳しいし、今後も値上がりすることはほぼ間違いない。それを考慮すると、星4つ獲得はもはや不可能に近い気がします。
    3シリーズ、508、308、S4、シビック(マイナー前)に今乗っても星4を獲得できないかもしれません。
    星3(星4弱)も視野に入れないとクルマ難民から抜けられないかも?と危惧しています。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      > コスパ2、総合3は予想通りですが、
      > 絶賛に近い内容で驚いています。

      また当てられてしまいましたか。(^o^)

      私はししとーさんによく当てられてしまうことに驚いています。(^o^;

       

      > ここ数年の値上がり
      > (外車はもちろん国産車も)は厳しいし、
      > 今後も値上がりすることはほぼ間違いない。

      ですね。

      まだまだ上がりそうですよね。(^^;

       

      > それを考慮すると、
      > 星4つ獲得はもはや不可能に近い気がします。

      確かに、次回からは根本的にコスパ評価を大幅に見直さないと、なかなか4つ★にたどり着くクルマが現れない状況がさらに深刻化しそうですね。(^^;

       

      > 星3(星4弱)も視野に入れないと
      > クルマ難民から抜けられないかも?
      > と危惧しています。

      ここ数年で急激に値上げの波がきているので、コスパの評価基準をかなり変えないと難しそうですね。

      でも逆に言うと、見直すのはコスパの評価基準だけでいいので、そこさえ対応すれば大丈夫だと思います。(^_^)

      ただ、、、

      私の収入が世間から取り残されているので、コスパの評価を見直したところで、私の収入をアップさせないことには、総評に4つ★が付いても買えない、という状態になってしまいますね。(^o^;

       

  3. 匿名 より:

    お疲れ様です。
    最近A5や2シリーズグランクーペ同じクーペ風セダンの新型CLAが公開されましたが、辛口さんはどう思われていますか? また、日本導入のタイミングによっては愛車候補になり得ますか? 私的には悪くはないものの、旧型の方がいいと思います。
    また、以前プジョー308マイルドハイブリッドを試乗次第候補に入れるか判断するとおっしゃっていましたが、今日同じパワーユニットであろうシトロエンC4マイルドハイブリッドが発表されました。なので、純ガソリンの308が購入できる今のうちに新型C4に試乗されると良いと思います。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      > 新型CLAが公開されましたが、
      > 辛口さんはどう思われていますか?

      残念に思ってます。

      フロントフェイスがダサすぎて。(^^;
      一瞬トヨタ車かと思いました。(^o^;

       

      > 日本導入のタイミングによっては
      > 愛車候補になり得ますか?

      あれは無理ですね、
      顔がダサすぎるので。

      グリル交換とかしても
      あれじゃあどうにもならんッス。(^^;

       

      > 以前プジョー308マイルドハイブリッドを
      > 試乗次第候補に入れるか判断すると
      > おっしゃっていましたが、
      > 今日同じパワーユニットであろう
      > シトロエンC4マイルドハイブリッドが
      > 発表されました。

      シトロエンも顔のデザインが好みでないので、
      興味ないんですよね。(^_^;

       

      > 純ガソリンの308が購入できる今のうちに
      > 新型C4に試乗されると良いと思います。

      エンジンの感触はC4でも試せる、
      って話ですね。

      私はエンジンの回転数が上がってからの動力性能は、
      あまり心配してないんです。

      それよりも私の場合、
      アクセルの踏み始めの部分での挙動など、
      ブランドごとにセッティングが異なる細かい部分を
      重視している傾向があるんです。

      C4で感じた感触はあくまでもC4の感触であり、
      308の代わりにC4に試乗しても、
      時間かけて試乗した割には参考になる部分が
      ちょっとしかない、という状態になります。

       

      なので、

      せっかくご提案頂いたのですが、
      C4への試乗は考えてません。(^^;

       

  4. ADSV より:

    読んでみますと所々で不満点はあるにしてもコスパとそれを含む総評以外では欠点が総じて少ない車という評価なのかなという印象を持ちました。
    先代のA4(FF)は極端な低評価ではなかったもののお眼鏡にかなわなかった様ですが車体を共有していたA5は走行性能を高評価なされていました。(他の部分がイマイチのため落選でしたが)
    元々走行性能に関する所以外はあからさまに手を抜くという個人的な印象があるメーカーだけに、現行A4(FF)はスペックがスペックということもあって走行性能の面でも期待薄かなと思っていたらそうでもなく、他もそれなりの評価でしたので少し意外でした。
    やはりアウディはA4からなのでしょうかね?

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      > 欠点が総じて少ない車という評価なのかな
      > という印象を持ちました。

      そうですね。

      細かいネガはありますが、街中をゆったり流すだけでも楽しめるクルマだと思うので、私好みのクルマですわ。(^o^)

       

      > 元々走行性能に関する所以外は
      > あからさまに手を抜くという
      > 個人的な印象があるメーカーだけに、

      まぁ内装に関してはあまり良い印象はなかったですが、今回は内装がだいぶ良くなったと感じます。(^_^)

       

      > やはりアウディはA4からなのでしょうかね?

      「A3」が私にとっては未知なので、そこは何とも言えないところです。(^^;