第41回 2020-2021 日本カーオブザイヤー(JCOTY)が決定した。
2位以下をぶっちぎる得票数を得て頂点に輝いたのは、、、
スバル レヴォーグ
だった。
2位以下の得点は以下の通り。
各賞は以下の通り。
プジョー 208/e-208
●デザインカーオブザイヤー
マツダ MX-30
●テクノロジーカーオブザイヤー
アウディ e-tron Sportback
●パフォーマンスカーオブザイヤー
BMW ALPINA B3
●K CAR オブザイヤー
日産 ルークス
三菱 eKクロス スペース/eKスペース
私はこれらのクルマ全てに試乗したわけではないので、この結果の妥当性についてコメントする資格はないのだが、まぁ普通に考えてほぼ妥当な結果(軽自動車は相手にしてないので度外視して)だなぁという気がする。(^^;
というわけで、
この結果に対する私見を少々述べさせて頂くとしよう。(^_^)
1.分かりやすく進化したレヴォーグ
私が明日(12月11日)に試乗を予定しているレヴォーグが日本カーオブザイヤーを受賞!
とりあえず、
昨年に引き続き、今年も「日本」カーオブザイヤーの座を外車に奪われずに済んで、良かった良かった。(^o^)
新型レヴォーグの特徴的なトピックとしては、
・新開発の1.8リッターターボ
・SGPで高められた(であろう)走りの質感
・センターディスプレイやメーターパネルも先進的に進化(?)
・世間的には注目度の高い「アイサイトX」の採用
など、総合的に見て進化の度合いが分かりやすい形で見えるので、そういう意味では頂点に輝いたのも分かる気がするというか、高く評価されるための有利な条件が揃っていたと言えるだろう。
とはいえ、
その進化は中身を伴うものなのか?
いくらトピック的なインパクトが大きくても、「良いクルマ」の条件としては、実際に乗って走らせてみてどう感じるかがクルマにとって最も重要なことだと私は考えている。
新型レヴォーグが、本当に日本カーオブザイヤーを受賞するにふさわしいクルマなのかどうか、明日(12月11日)、私が試乗してしっかり確かめてこようと思う。(^_^)
2.さすがのプジョー「208」
私の試乗記で総評4つ★という高評価を獲得したプジョー「208」が、インポートカーオブザイヤーの座に輝いた。
得点的には4位ということで、上位3台との得点差も大きいのだが、とりあえず外車の中では最高評価。(^_^)
プジョーの208は、私的にはフィットやヤリスよりも上の評価を受けるべきクルマのように思っているが、ヤリスに関しては確かにあのクラスにしてあの走りなら高く評価されても不思議はないとも思うので、納得がいかないというほどの意外性はない。
3.フィットがヤリスに勝利!
発売前からライバルとして扱われることの多かった「フィット」と「ヤリス」。
私的には、フィットを好む客層とヤリスを好む客層はバッティングしないような気がしているのだが、まぁ世間的には注目の対決なのだろう。
新型フィットと新型ヤリスを見て思うこと
結果は僅差ながらフィットが勝利。
フィットは試乗してないのでよく分からないが、ヤリスより高い評価を得ているわけだから、きっと掲げたコンセプトと実際の出来栄えに違和感のない、良いクルマなのだろう。
と信じたい。(^o^;
4.日産のキックスが順当に最下位
日産のキックスが最下位の10位。
当たり前すぎてワロタ。(^o^)
キックスに票を入れた選考委員はほとんどおらず、入った票も、ポツポツと小さな得点が入ったのみだ。(^o^)
以前、私が下記の参考記事でキックスの実情に関する悲しい事実を書かせて頂いたのだが、当然ながらその悲しい事実を知る選考委員たちからは厳しい評価を突きつけられることになったわけだ。(^_^)
「キックス」を発表した日産が絶望的な件
ってゆーか、、、
最下位とは言っても、多数のノミネート車の中から「10ベストカー」入りしているわけだから、私的にはその時点ですでにおかしいと思っている。
大人の事情で、カーオブザイヤーには絶対にできないまでも、せめて10ベストカーに日産車を1台は入れろという、無言の圧力があったのではないかと思わずにいられない。(^_^;
5.最後に
マツダのMX-30がデザインカーオブザイヤーというのもまぁ分かるし、外車ではプジョー208が高い評価を得ていること、日産キックスが最下位など、全体的に概ね妥当な順位で決着しているんじゃないかなと感じる。
なので、
私としては今年の日本カーオブザイヤーの評価は、まぁまぁ信用できる結果だと思う。
ただ、、、
全体的に信用できる結果なんじゃないかと思うだけに、こうなると俄然、私のレヴォーグに対する期待はますます高まってしまう。(^o^;
が!
あまり期待しすぎるとハードルが上がってしまい、厳しい評価になってしまうかもしれないので、ここはとりあえず落ち着いて、気持ちをフラットに保ったまま試乗へと向かいたいと思う。(^o^;
まぁそれはともかく、
スバルさん、そして新型レヴォーグ、
受賞おめでとう! (^_^)
コメント
ぶっちゃけカーオブザイヤーより俺様様の試乗レポートの方が、信用できる。
と俺様様のプレッシャーの度合いを上げてしまってw期待しております。m(_ _)m
コメント一番乗りの方と同意です。
いよいよ明日ですねと書こうとしたら新しい書き込みにご自身で「明日」と書かれていたので オッ!と思いながら、試乗記早く見たいよ~と思っていたのですが
キチンと整理して記載するのを急ぐのは良くないので、
試乗記を上げる前に全体の雰囲気をupしていただけませんでしょうか!
(試乗記を楽しみに)続く~ みたいな感じで
早く、早く、印象だけでも教えて頂きたいです!
ディフェンダー5位に驚きです。
この前ディーラーで実車を見てデカくてカッコいいなー欲しいなーとは思っていたのですが、まさかカーオブザイヤーにランクインするとは思いもしませんでした。評価の基準が解らん笑
レヴォーグ評価されてますね。買うかどうかは別として僕も試乗したくなってきました。
いつの間にかフラッグシップ扱いされてるんですよね。
先代まではあくまでレガシィが最上位扱いだったのに。
残されたアウトバックの立場が微妙な感じがします。
最近の車体価格上昇を考えると次期アウトバックはレヴォーグより高価になるんでしょうね。
ただポジショニングとしては別格扱いになるんでしょう。走る巨艦「ランクル」のような。
そうなると「レガシー」と言うネーミングはめっちゃ合ってることになります。
スバルは当時でそこまで考え抜いて名付けしたのでしょうか?そんなこと無いですよね^^
ある意味、レガシィがレヴォーグ・WRXとしてステーションワゴン・セダンを切り離したことで、
ついにリバティ(=自由)を手に入れた・・・ってことかもしれないですね。
なんとなく、日本からは消えていきそうな気配もありますが。レガシィ(≒伝承)とはなんだったのか・・・
他が弱すぎるので、順当すぎます。
自動車本来の魅力が薄くなってきていることを痛感しました。
本来ならノミネートされている時点で良い車のはずなのに…
COTY……やる意味あるのかな?
まあ、大人の事情で毎年やるんだろうけど、個人的には数年前から全く興味がナッシングです。
8代目ゴルフが私にとっては期待薄なので、人生最後の自動車(純エンジン車)はレヴォーグになりそうです。ヴァリアントはあと4〜6年は乗る予定なので、2代目の末期か3代目レヴォーグ。
スバルさん、純ガソリン車で作ってくれるかな?
ディーラーの対応は残念な場合が確かに多いけれど、レガシィを2代乗り継いできた私。最後はスバルの4WDに戻りたいと考えています。
ぶっちゃけレヴォーグってまじかよと思ったwww
燃費も悪いし遅いじゃん
私も先日、レヴォーグ STI Sport に試乗してきました。
ステアリングから伝わってくるクルマのがっちり感、上質感は、私のインプレッサより2枚くらい上手と感じました。
ステアリングから伝わる感覚は、レヴォーグが剛、インプレッサは柔といったところです。
また、軽やかにサラリと段差をいなす乗インプレッサの乗り心地に対して、レヴォーグ STI Sportはより重厚な味わいで、ロードインフォメーションをより濃厚に伝えてくる感じですね。
直進安定性の良さも相まって、とても安心感がありました。
インプレッサはあまりとばして走る気にならない車ですが、レヴォーグの1.8L直噴ターボエンジンは全域に渡って元気で、無駄にとばしたくなりました。
シートはレヴォーグの方がよりホールドしてくれて、ランバーサポートもあり体にフィットしてくれますね。
アイサイトX関連は試していないのですが、メーター内に速度標識を表示してくれるのは良いと思いました。エアコンも物理スイッチなので馴染みやすそうです。
辛口さんのレビュー楽しみにしています。