日産にまつわる、ゴーン逃亡劇以上の衝撃

 日本の自動車メーカー、日産

だが、日本市場軽視のため、近年ちっともまともな新型車を出していないことは、このブログをご覧の皆様ならご周知の通りだろう。

 しかし!

ここ約1年ほどの間で、日産ほど日本中を騒がせ、そして驚かせた自動車メーカーは他にないだろう。

 そしてここ数日では、日産の元会長、ゴーン被告のレバノンへの逃亡劇が連日ニュースとなった。

 確かに、日本の司法に打撃を与える一大事であり、一般のニュースとしては大きなニュースなのかもしれない。

だが、私に言わせれば、日産に関しては、ゴーン被告の逃亡劇なんかより、もっと衝撃のニュースが他にある。(-_-)

 というわけで、

今回の記事では、日産にまつわる衝撃ニュースの数々を取り上げたいと思う。

 ゴーン逃亡なんて、少なくとも私にとってはちっちゃいニュースだよ。

ってゆーか、あんな奴、どこへ行こうが死のうが生きようが、別にもうどうでもいいし。(^o^;

 では以下、日産の衝撃ニュースの数々について、私の思ったこと感じたことをコメントします。

心臓の弱い方は読むのをお控え下さい。(^_^;

1.日産にまつわるニュースの一覧

 もったいぶるのはやめて、一気にいくよ! (^_^)

日産にまつわる、ここ約1年ほどのニュースは以下の通りだ。

2018.11.19 ゴーン逮捕

2019.03.06 ゴーン、変装して保釈も目力が強すぎて速攻でバレる

2019.03.28 新型デイズを発表

2019.07.16 新型と称してビッグマイナーチェンジのスカイラインを発表

2019.09.04 新型ジュークを発表、ただし欧州で

2019.11.12 新型デイズ、RJCカーオブザイヤーを受賞

2019.11.12 クソ装備「プロパイロット2.0」、RJCテクノロジーオブザイヤーを受賞

2019.12.01 内田氏が新社長に就任

2019.12.06 スカイラインが日本カーオブザイヤーのイノベーション部門賞を受賞

2019.12.23 「シーマ」と「フーガ」の仕様向上を発表

2019.12.29 ゴーン、国外へ逃亡

 どうよ?

こうやって見ると、ゴーンの国外逃亡なんて、ちっちゃいニュースだと思わない? (^_^;

 では以下、上記の日産関連トピックの中から、私が衝撃を受けたものを取り上げてコメントしていくとしよう。

●衝撃その1

 まずはこのトピック。

2019.07.16 新型と称してビッグマイナーチェンジのスカイラインを発表

 これに関しては下記リンクの過去記事で取り上げた通り。

 ニセ新型スカイラインについては、上記リンクの記事でさんざんボロクソに言わせてもらったので、ここでは割愛する。

とにかく、私にとっては衝撃のニュースだった。(-_-)

●衝撃その2

 そして2つめの衝撃はコレ。

2019.11.12 新型デイズ、RJCカーオブザイヤーを受賞

 ちなみに新型デイズは、日産主導で三菱と共同開発された軽自動車。

それがまさかのRJCカーオブザイヤー受賞。

 授賞理由、

「新開発のプラットフォーム、
 パワートレインの採用により、
 優れた居住性、積載性を実現するとともに、
 走行性能、環境性能も向上。
 また、軽自動車では初めて先進運転支援システム
 「プロパイロット」(三菱名「マイパイロット」)
 を搭載することでドライバーの負担を軽減し、
 軽自動車の活用領域を大きく広げた。

 大きく広げた、わけねーだろバーカ。(-_-;

あんなクソ装備で軽自動車の活用領域が広がるわけがない。

その理由込みでの大賞受賞なら、授賞理由がそもそも間違いというものだ。

もはや「ムリヤリ選んだ感」しか感じないが、まぁ逆に言えば、他の日本車が不甲斐なかったということかもしれない。(-_-)

 悪いけど、正直なところ、新型デイズがRJCカーオブザイヤーを受賞したニュースをネットで見た時、

「こんな普通の軽自動車が賞レースの頂点とは。。。
 日本車、いよいよヤバいな。。。(-_-;」

と思ったものだ。

 確かに、MAZDA3には私も「完成度」という点で不満があった。

しかしそれにしても、いくらなんでもMAZDA3が新型デイズごときに負けるとは、あまりにも意外すぎた。(MAZDA3の得票順位は4位だった)

そういう意味で、RJCカーオブザイヤーに新型デイズが選ばれたことは、私にとって大きな衝撃だった。

と、記事にしようと思っていたのだが、当時は忙しくて書けなかったので、ここであらためて言わせてもらった。(^o^;

 もしMAZDA3が普通の完成度で登場していたのなら、順当にMAZDA3で決まっていたのかもしれないけどね。(^^;

 ちなみに新型デイズ日本カーオブザイヤー(JCOTY)では10台中で9位の得票だったので、JCOTYでの評価では全く勝負になっていないことをあらためてお伝えしておこう、あしからず。(-_-)

●衝撃その3

 3つめの衝撃はコレ。

2019.11.12 クソ装備「プロパイロット2.0」、RJCテクノロジーオブザイヤーを受賞

 何が衝撃って、

「実際には全く使い物にならないけど、中途半端でもやったモン勝ち大袈裟でも言ったモン勝ち、みたいなクソ装備でも賞を取れるのか?!」

という衝撃だよ。(^_^;

 そう言えば、「プロパイロット」も以前にRJCテクノロジーオブザイヤーを受賞してたな。

まさか、バージョンが上がって、やれることがビミョーに高度になるたびに、今後も毎回受賞するのだろうか? (^o^;

 時期尚早とはまさにこの事だろう。

もちろん、自動運転の実現に向かう過程での、技術的な1つの通過点としては分かるよ。

でも、このレベルで装備しても使い物にならないような技術に対して、いちいち「賞」を与えるというのはどうだろう?

完璧になるまで賞を与えるなとは言わないけど、せめてもうちょっと使えるレベルに到達してから賞を与えるべきだと思う。

現状、宣伝用のパフォーマンスで使うぐらいしか、使い道がないだろう。

 手放し運転という、見た目のインパクトに惑わされるド素人が賞を与えているとしか思えない。

こんなモンに賞を与えないと、他に該当するような新しい技術が無いというのであれば、

「今年のRJCテクノロジーオブザイヤーは、該当なし」

で別にいいじゃねーか。(-_-)

●衝撃その4

 そして4つめ。

3つめと同じような感じだが、コレ。(^^;

2019.12.06 スカイラインが日本カーオブザイヤーのイノベーション部門賞を受賞

 これに関しても、下記の過去記事で言わせてもらった。

 要するに、これもやっぱり「プロパイロット2.0」を持ち上げて賞を与えているところが気に食わない。(-_-)

 えっ?

なんでそこまで、スカイラインの手放し運転(ハンズオフ)が気に食わないのかって?

その問いに答えると、同じ話の繰り返しになってしまうので、じゃあ今回はちょっと違う話を盛り込もうか。

知ってる?

「プロパイロット2.0」ってさ、NissanConnect(日産コネクト)ってゆうサービスの、

プロパイロットプラン

ってのを契約しないと利用できないんだぜ。

コレ、NissanConnectのFAQページの一部ね。(^^)
  ↓

 でね、その「プロパイロットプラン」ってのが、もちろん無料、ではないんだな。(^o^)

いくらかかると思う?

年間で、24,200円。(^O^;

 あんな使い物にならないクソ装備を使うために、年間24,200円を毎年払わないといけないって。。。(^_^;

こんなの払うバカいるのかよ。(^O^)

ってゆーか、ここまでくると、マジでやってるのか笑いを取ろうとしてるのか分からなくなってくる。

 と、

このように、笑いのネタにしかならない実質使えないクソ装備、「プロパイロット2.0」を搭載していることを理由に、ニセ新型スカイラインがイノベーション部門賞を受賞、と。

これを笑激、いや、衝撃と言わずして何というのか。(^o^)

●衝撃その5

 そしてラストの衝撃はコレ。

2019.12.23 「シーマ」と「フーガ」の仕様向上を発表

 これにはホント驚いたね。(^o^;

 というのも、

つい2ヶ月ほど前に、

「シーマは2019年内で生産終了」

というネタを記事で書いたばかりだったから。

 もちろん、情報元が日産の公式なアナウンスではなかったので、あくまでも「可能性」としての話ではあった。

しかし、ネット上で目にした数々の記事を読んだ印象を言えば、シーマはほぼ生産終了で間違いないだろう、ぐらいの感触だったのだ。

 それが一転、仕様向上して発売、と。(^o^;

仕様向上、つまり、先進安全装備を含む標準装備を拡充する、一部改良やね。

 まだそんな誤魔化しで現行型を売り続けるつもりとは。(-_-;

今のところ、ゴーンが去っても、やってることは以前と変わってないな。

 変わったところと言えば、スカイラインと同じく、インフィニティのエンブレムが再び日産エンブレムに逆戻りしたぐらいか。

 ホント、ことごとく、ろくなことしないな。(^_^;

まぁスカイラインと違って、シーマとフーガに関しては「Vモーショングリル」に変更されなかったことだけは、せめてもの救いか。(^o^;

2.あとがき

 いかがだっただろうか?

以上で述べた衝撃の数々に比べれば、ゴーン逃亡など、大したニュースではないだろう。

「まぁ金持ってるし、あちこちに言うこと聞く奴がいるだろうから、逃亡しても別に不思議はないよな

ってなモンで。(^o^)

 とにかく日産は、

「ゴーンがいなくなってからの日産、良くなったね!」

と言われるように、日本市場での存在感を示してほしいものだ。

変なCMで笑いを取るのは、ボチボチほどほどにして下さい。(^^;




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コメント

  1. ADSV より:

    残念ながら今の日本人中心の経営陣が純粋に経営能力という点でゴーンを上回っている様には思えません。
    カーオブザイヤーはもはや日本のモノづくりはすごいを喧伝する場になっているようにしか思えません。無理やり日本車にスポットを当てようと賞を増設したような印象です。
    基本となる走る、曲がる、止まるは輸入車に押されっぱなしだし。日本車もその部分は進化している事は認めますが、日本車が進化するということは輸入車も待ってはくれず進化しているということだと思います。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      ゴーンの経営手腕は、当時の日産を立て直す上では確かに必要だったと思うし、犠牲も多く出したけどその功績は確かなものだったと思います。

      ただ、長く天下を取りすぎた。
      それゆえに会社の私物化に至ってしまった感じがします。

      ゴーンのおかげで日産は持ちこたえた。
      その功績が大きすぎたがために、他の役員がゴーンに対して何も言えなくなった、遠慮してしまったのではないかな。。。(-_-;

       
      カーオブザイヤーに関しては、残念ながら、外車を混ぜるとどうしても外車に押されてしまうと思います。

      実際にいろいろ試乗していると、外車は乗り手にインパクトを与えるのが上手いです。

      日本車も進歩してますが、外車にはそれ以上のペースで逃げられている感じがするのは否めません。(-_-)

      なので、おっしゃる通り、そんな状況下で何とか日本車にスポットを当てようとすると、どうしてもムリヤリ感が出てしまうのかな、と。(-_-)

      でも、マツダはスカイアクティブで、一足飛びと言っていいぐらい、激的にクルマのベースレベルが上がりました。

      スバルもSGPの導入で走りの質感が激的にアップしました。

      なので、進歩の度合いというのは、時として突然急激にアップすることがあるのも事実です。
      (もちろん、急激な進歩を遂げるまでに、地道な研究開発があってこそですが)

      今後の日本車の、急激な進歩を期待したいです。

  2. 匿名 より:

    日産は欲しいと思える車がホントになくなりましたね。90年代後半の暗黒時代に戻ったかのようなラインナップです。ゴーンは良い人間だとは決して思いませんが、あの頃の日産のオワッていた社風を変えるという意味では一定の成果を残したのではないでしょうか。しかし次代を育てるには至りませんでしたね。ゴーン後、リーダーシップを取れるトップが不在なのが、今の日産にとって最も問題なように思います。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      おっしゃる通り、ゴーンの功績は確かなものがありました。

      ゴーンがいなかったら、本当に日産は終わってたかもしれません。

      まぁ「今も終わってる」、という突っ込みがあることはともかくとして。(^o^;

      立て直した後、後継の優秀な経営者が育っていないという点に関しては、ゴーンは次代を育てるという経営者ではないですので、ある意味で当たり前です。

      ってゆーか、育たれてしまったら自分の立場が危うくなるのですから、育てるわけがありません。(^o^;

      それでも、役員は役員ですから、単なる「ゴーンの言いなりのしもべ」ではダメですよね。

      しかし、日本の自動車メーカーでありながらここまで日本市場を軽視したゴーンの経営戦略に対して、今までほったらかしにしていたのは大きな問題だと思います。

      文句を言わず従っているだけで、ゴーンに責任を押し付けながら多額の役員報酬がもらえるのですから、おとなしく言いなりになっておいたほうが得策だ、ということでしょうかね。(-_-)

      もしそうだとしたら情けない話です。

      ってゆーか、そうではないにしても、今の日産の状況を見ると、「そうだったんだろ?」と言われても仕方のない「結果」に至っていると思います。

      結局のところ、おっしゃる通り、日本人の役員に強力なリーダーシップを取れる人材がいないことが問題なのでしょうね。(-_-)

  3. 匿名 より:

    もはや日産の車に関するニュースは読み飛ばすようになりました。
    心躍るような発表はきっともう未来もないのかなと…

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      一応、ニュースレベルでは、復活に向けての立て直しの取り組みも計画されているようなので、もう少し様子を見てみましょう。

      現状は、ちょっと変なことに人と時間を使い過ぎているようにも感じますが、ゴーンもいなくなった(会社にいなくなったどころか、逃亡して日本にさえいなくなった)ことですし、今までよりは格段にリーダーシップを取りやすい状況になっているはずですので。(^_^)

  4. 匿名 より:

    現行GTRもいい加減にしてほしいですね

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      GT-Rは昔のGT-Rとは別次元のクルマになってしまってるので、もはや一般のラインナップと同じ視点では語れないものがあると思っています。

      まぁでも、騒音規制とやらで、GT-Rはそう遠くないうちに存在し続けることができなくなる、という話もありますし、このままモデルチェンジすることなく消滅の時を迎える可能性が高そうですけどね。(^^;

  5. マジカルアイ より:

    車は約3万点もの部品で構成されています。
    車が安全で高機能性を発揮するためには
    各部品の全てが正常でなければなりません。
    たとえ小さな部品でも正常に動かなければ
    致命的欠陥となることも多いです。
    さらに、部品単体としては正常でも、
    いくつかの部品が集まった集合体で
    何らかの不具合があれば、
    車としての完成度は損なわれます。

    その観点で人間社会を見てみます。
    社会を構成している人間を社会の部品とすれば、
    部品である人間が正常でない限り、
    社会が正常に動くことはありえません。
    社会を良くしようと思えば、
    まず社会を構成している人間一人一人が
    正常に動いているかを一つ一つ確認しなければ
    なりません。
    そもそも人間の本当の姿とは
    どのようなものなのでしょうか・・・

    辛口系おやじさん始めまして。
    突然のコメント失礼します。
    「人間社会を車に例える」という動画を推進しております、
    マジカルアイと申します。
    車をこよなく愛する辛口系おやじさんならこの動画のすばらしさを
    共感して頂けるのではないかと思いまして、紹介させて頂きます。
    是非一度ご覧下さい。
    https://tasuke-i.jp/

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      動画観ましたよ。

      ただ、、、すみません、共感は出来ないですね。(^_^;

      言いたい事は分かるのですが、「人間社会を車に例える」というのが、どう考えても無理があるように感じます。

       

      クルマを構成する部品には、それぞれ役割があり、どのような特性・性能が必要かが決まっています。
      求められる特性・性能を確保するために、定められた品質管理がおこなわれています。

      人間はそうはいきません。

      一元管理されているわけではなく、生産者のレベルも、バカップルからエリートカップルまで、天と地ほどの差があります。(^o^)

      たとえ障害が無いにしても、DNAレベルで潜在能力に歴然とした差を持って生まれてきます。

      でも、定められた基準をクリアした人間だけが社会を構成するわけではありません。

      生まれてきた人間には等しく人権が与えられ、社会を構成する一員に組み込まれてしまうのです。

       

      私個人の考えとしては、

      ・婚姻制度を廃止し一般人は子供を作ってはいけないようにする
      ・選ばれた人間のみを国が管理する施設に集めて、そこで繁殖・育成させる
      ・優秀な結果を残した人間のDNAを徹底的に研究し、遺伝子操作で任意の能力に長けた人間を生産する
      ・国が管理する教育機関で、それぞれの潜在能力に特化した専門教育・トレーニングをおこなう

      という風にすれば、先天的な障害をゼロにすることも出来るし、特定の能力を高めることも出来るし、人材の数もコントロールできるし、いろんな面で全体のレベルが底上げされると思ってます。
      なんなら保育所問題も一気に解決です。(^o^)

      うまくいけば、ノーベル賞を日本人が総ナメとか、純粋な日本人のDNAでもオリンピックの100m走で金メダル獲得!とかね。(^o^)

       

      でも、合理性だけで人間は動かないし、動けない。

      人間に「豊かな感情」がある限り、ムダなことがいっぱい存在してしまうのが人間社会だと思うんです。

       

      ホリエモンって、味方も多くいるだろうけど、アンチも多いですよね。(^^)

      アイツの言ってる事って、基本的には「合理性」を追求したことだと思うんです。

      だから、「確かにそうだよな」と納得して支持する者もいるんですが、「感情」として拒否反応が出てしまうというか、こんな奴とは関わりたくないと感じてしまう人も多いのだろうと思います。

      「こうしたほうがいいに決まってるのに」

      と分かりきっていることでも、感情的に、簡単には割り切れないことが世の中にはたくさんあるわけです。

      「そこに異を唱えるものを排除してしまえば良い世の中になる」などと考えないで下さいね。
      その考えが戦争を生むんだと思うので。(^^;

      結局、欠陥があろうがなかろうが、それを出来る限り個性として受け止めて、社会が受け入れていくしかない。
      でも、その「個」の存在を脅かすような犯罪行為に対しては、その程度に応じた罰を与えるという形で対処するしかない。

      それが現実であり、これは変えようとしても無理だと思うのです。

       

      クルマの部品は、どうあるべきかが決められているので、基準に合わないものは排除できます。

      でも人間は排除できない。

      基準に合わなくても使える所で使っていくしかないのです。(^_^;

       

      というわけで、せっかくご紹介頂いた「人間社会を車に例える」という動画ですが、賛同するにはあまりにも例えに無理があり過ぎると感じたしだいです。

      共感できず、申し訳ないです。(^^;