ホンダが欠陥ハイブリッドをしれっと廃止へ

 ホンダの主力コンパクトカー「フィット」

 フィットは今年フルモデルチェンジ予定。

10月の東京モーターショーで公開されるという。

 現行型のフィットと言えば、ハイブリッドシステム(i-DCD)で組み合わされる7速DCT絡みで、発売直後からリコールを連発したことが記憶に新しい。

 後発で発売されたヴェゼルも同じシステムを搭載していたことから、フィットと同様、デビュー直後にリコールという船出となり、そのリコール内容と対処方法には私も以前にブログで苦言を呈した。(-_-)

 私としては、現行型フィットが搭載するハイブリッドシステム「i-DCD」欠陥システムだと思っているが、新型フィットでは別のハイブリッドシステムに変更され、どうやらi-DCDは廃止されるようだ。

(参考)
●ホンダが3つあるハイブリッドの2つを廃止との報道!
https://www.webcartop.jp/2019/08/415694

 というわけで、今回の記事では、私が「i-DCD」を欠陥だと思う理由を述べると共に、新型フィットを含め、今後のホンダのハイブリッドについて思うところを述べたいと思う。

1.私はなぜ「i-DCD」を欠陥だと思うのか

(1)「アクセルを踏んでも進まない」のが正常!?

 一部のBBSで以前に話題となった、i-DCDに関する「早わかりガイド」の話を、皆さんはご存知だろうか?

その「早わかりガイド」には、実に驚くべき事実が書かれている。

これがその一部だ。
  ↓

どう?

ビックリするやろ? (^o^;

 私はクルマの専門家ではないのでこれを見て驚いたのだが、i-DCDと組み合わされるデュアルクラッチトランスミッション(DCT)には、ホンダに限らず一般的にこのような性質があるのだろうか?

この早わかりガイドを見る限りでは、システム特性上の避けようのない現象であるかのように書かれているが、「アクセルを踏んでも進まないことがあってもそれが正常」というのは、どうにも受け入れがたい話だ。

 だって、トランスミッションの形式にはいろいろあれど、一般のユーザーは基本的に「マニュアル」か「オートマチック」かの区別しかしていない。

教習所だってそうジャン。

「AT限定」はあっても、トルコンAT、CVT、DCTを区別したりはしておらず、運転免許的にはどれもAT限定免許で乗車可能なAT車であることに変わりはない。

 であれば、アクセルを踏んだら確実に進まなければダメだと思うのだ。

 早わかりガイドに書かれている文言、

「基本はマニュアルトランスミッションなので、」

という前置きが言い訳がましいが、基本はMTながら、ギヤの噛み合わせに関しては自動化したのがDCTではないのか?

アクセルを戻して踏み直ししないと進まないというのは、私には欠陥に思えてならない。

いや、欠陥としか思えない。(-_-)

(2)いまだに見つかる7速DCTの問題

 「i-DCD」では、今もなお7速DCTが絡む問題が見つかっており、7月にも下記のようなサービスキャンペーンが発表されている。

 長々と書いてあるが、要するに、

変速制御プログラムが不適切なため、1速ギヤのハブが磨耗すると停車後に発進できなくなる恐れがある

ということ。

 発進できなくなる恐れがあるような問題をサービスキャンペーンでの対応で済ませてしまうあたり、

「もはやDCT絡みでリコールは出せない!」

という、悪い意味でのホンダの決意が垣間見える。(^_^;

 不具合の内容欄の最後に書かれている、

「尚、パワースイッチの操作により発進は可能です」

という一文は、この不具合をリコールではなくサービスキャンペーンで済ませるために絞り出した、苦しい言い訳にしか見えない。

 発進できなくなった時、どこの誰が、

「あっ、発進できない!?
 よし、パワースイッチを押そう!」

ってなるねん、そんな奴おらんやろ。(^O^)

パワースイッチって、そういう時のための装備じゃないよね。(^^;

(3)とにかく「噛み合わない」1速ギヤ

 フィットのデビュー当初から連発しているリコールや、上記のサービスキャンペーンの内容を見れば分かるように、i-DCDと組み合わされる7速DCTは、ことごとく1速ギヤが噛み合わない。(^o^;

こんなに1速ギヤの噛み合わせに不安を抱えているAT車を、私はいまだかつて見たことがない。

この状態では、広義のAT車として不完全な出来栄えとしか言えないと思う。

2.i-DCDをあきらめたホンダ

(1)新型フィットは「i-MMD」を採用

 私は以前から、7速DCTを含むi-DCDは根本的に欠陥だと思っていたので、

「ヴェゼルのハイブリッドにはフルモデルチェンジまで手を出してはいけない!」

と確信していた。

 しかし、どうやらフルモデルチェンジでは、i-DCDの心配をすることはなくなりそうだ。

 というのも、新型フィットはi-DCDではなく、「i-MMD」のハイブリッドシステムに変更されるらしいから。

(参考)
●ホンダ 新型「フィット」は2モーターHV搭載!
https://kakakumag.com/car/?id=14201

 「i-MMD」はインサイトやアコードに採用されているハイブリッドシステムだが、新型フィットには小型車用に新開発されたi-MMDが搭載される予定とのこと。

(2)つまり「i-DCDは失敗だった」ということ

 ホンダは「i-DCD」を、コンパクトクラスに最適な1モーターハイブリッドシステムとして開発した。

しかし新型フィットでは、小型化やコスト面で有利なはずの1モーターのi-DCDではなく、2モーターで高コストのi-MMDを採用するとはどういうことか?

 私としては、

「やっぱりi-DCDは失敗だったんだな」

と判断する。

 もちろん、ホンダとしては「失敗」とは認めず、他の理由を持ち出すだろう。

しかし、わざわざ小型車に最適と考えて、i-MMDとは別にi-DCDというハイブリッドシステムを開発したにもかかわらず、ホンダの小型車代表とも言えるフィットの新型でi-DCDを採用しないとなると、これはもう、失敗だったというしかないと思う。

 ホンダとしては7速DCTとの組み合わせで、レスポンスやダイレクト感に優れた走りで「スポーツ」をアピールし、差別化を図ろうとしたのかもしれないが、結局これがマズかった。

そもそもコンパクトクラスに採用するにはDCT自体が高コストだし、ただでさえ複雑なのにハイブリッド制御との協調までしないといけないとなると、技術的なハードルが高いのだろう。

 そして結局はリコール連発。

根本的に全てが解決する様子もなく、言い訳がましい「早わかりガイド」を出したり、不誠実なサービスキャンペーンがいまだに続くというありさま。

開発者にとってはもはや悪夢でしかなく、次期型でも同じシステムを採用しようなどという気持ちは、とうの昔にエンジニアの頭からは消え去っていたに違いない。(^o^)

(3)過渡期の宿命

 i-DCDがフィットに初採用された頃、ホンダのハイブリッドは過渡期を迎えていた。

ホンダの従来のハイブリッドシステム「IMA」から脱却し、次世代ハイブリッドに向けて新たな一歩を踏み出した、まさに大変革の時だった。

そういう意味では、試行錯誤の段階であったとも言える。

 i-DCDより先行してアコードに搭載されたi-MMDも、最初はエンジン音の高まりと加速感がリンクせず、そのフィーリングはヒドかった。

 その後にフィットに搭載されたi-DCDも、わざわざ7速DCTを組み合わせた割には、私としては特に優位性を感じるようなフィーリングではなかった。

 その後、i-MMDは着実に改良が進んだ。

まだまだ改善の余地はあると感じるが、少なくともi-DCDのように根本的なところでのつまづきがないので、改良に期待が持てる。

 一方のi-DCDは、致命的なリコール連発で、改良どころの話ではない。

まともに動くようにするので精一杯(それすら出来てないが)だ。

 ここまで差がつけば、i-DCDをどうにか改良することを考えるより、システムをi-MMDに絞って低コスト化を図ったほうが良いと考えるのが自然な流れだろう。

 気の毒だが、フィットをはじめとするi-DCD搭載車を買われた人は、ホンダの今後のハイブリッド・電動化開発の方向性を定めるための「人柱」にされた、といったところかと。(-_-)

しかし、それもまた、進化を続ける自動車文化の中で、避けようのないことだと思う。

3.今後のホンダハイブリッドに期待!

 新型フィットにi-MMDを採用するということは、今後フルモデルチェンジされるi-DCD搭載車は、全てi-MMDに変更されると考えていいはずだ。

つまり、ホンダとしては迷いは無くなったと言えるだろう。

 こうなれば、開発リソースをi-MMDに集中できるし、数的なボリュームも見込めるため低コスト化も進むと考えられる。

単に低燃費を狙ったハイブリッドではなく、ホンダがi-MMDに名付けている正式名称「SPORT HYBRID i-MMD」の名の通り、本来のホンダらしいスポーツを感じられるフィーリングのハイブリッドシステムに近づいていくことだろう。(^_^)

 えっ、現状のi-MMD?

現状はまだまだ中途半端で全然だよ。

インサイトの試乗記を見て頂ければ分かるように。(^^;

 まぁでも、i-DCDを捨ててi-MMDに集中すれば、改良は加速していくんじゃないかな。(^_^)

 新型フィットへのi-MMD採用は、今後のホンダハイブリッドの進化に期待が持てるトピックだと思う。

ぜひ、「脱! N-BOX屋さん!」を目指して頑張って頂きたい。(^_^)




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コメント

  1. G4AWD-GK7-B より:

    辛口というより嫌味ブログですね。
    スバルもCVTは他メーカーのこといえる立場でないと思いますが、
    アクセル踏んでも前にでないとかインプレッサも日常茶飯事。
    ギッコンバッタンに悩んでいるスバル乗りは多いいですよ。

    辛口さんのG4はたまたま滑らかだったり、そう感じたりするのかもしれませんが
    それゆえ一方的にスバルのCVTは欠陥だと決めつけられたら良い気はしないでしょ?
    FIT乗ってる方も全然欠陥だと思ってない人もいるのですよ。

    新ブログからの辛口さんは辛口じゃなくていろんなものがただ気に食わない、
    嫌味言ってやろうさんになったとかんじます。
    常磐道で煽り暴力していた野郎がブログで文字暴力してるのと変わらないですよ。

  2. 匿名 より:

    辛口さんは、別にスバル車全てが良いとは言っていないと思いますよ。
    確か、XVのマイルドハイブリッドについては、かなり厳しく書かれていたと思います。
    あくまで個人の見解として書かれているので、気にいらなければ読まなければ良いかと思います。
    全てが自分と同じ意見の人などいないと思いますし、まあ一つの考え方として捉えた方がいいと思っています。

  3. ボケ老人 より:

    嫌味❓

    どこの文章でそう思われたのでしょうか?

    辛口と言うより私が思うに、率直で真実に迫ろうとするコメントで、特定のメーカーに拘らず、個々の車について本当のことを知りたい人にとって、とても参考になっていると思います。

    批判しているように取られるかもしれませんが、かなり詳しく調べ、試乗し、知識と体感で評価する姿勢は素晴らしい限りですね!

    車に関するブログで参考になり拝読させていただいているのは、【新 辛口クルマ批評】と【タッチ みんカラ】です。

    切り口は違いますが、ストイックに車に関してメッセージなさっておられます。
    どちらも素晴らしいですね^_^

  4. 辛口系おやじ より:

    辛口系おやじ(管理人)です。

    皆さんコメントありがとうございます。(^_^)

    ホンダの7速DCTを含むハイブリッドシステムi-DCD、これについては、記事中にリンクを張った記事、

    「フィット&ヴェゼルのリコール内容がヤバすぎる件」

    で以前から苦言を呈している通り、私は新ブログに移転する前から否定的な立場をとっており、決して新ブログに移転してから「嫌味言ってやろうさん」になったわけではありません。(^^;

    私のブログは私の考えをストレートに表現することを重視しているため、その表現には他者に対する気遣いや思いやりが欠けていることは否めません。

    申し訳ないですが、そこは「そういうブログだ」と割り切って読んで頂くしかなく、辛辣な表現により心を乱されたくないという方は、当ブログは読まれないことをオススメします。

    先のコメントで匿名さんも書かれている通り、全てが自分と同じ意見の人などいないですから、

    「この記事には同意できるけど、この記事は納得いかん!」

    ということもあるかと思います。

    ですが、私は誰が読んでも当たり障りのないように配慮して記事を書くつもりはありません。

    申し訳ないですが、そこは割り切ってご覧頂ければと思います。(^_^;

  5. ぼの より:

    メーカーとして『失敗してしまった』と思っても、信頼して購入頂いたお客様に対してお詫び(返金等)はできません。

    だから、次に良いものを創り出してお返しするしかないですね。

    今はHONDAも苦しい時期ですが、数々の旋風を起こした企業として頑張ってもらいたいです。

  6. 匿名 より:

    ゴルフ7乗りですがこちらの乾式7速DSGは仕様上見られる現象として進まなくなることはないです(当然ですが)。今30000kmなんですが、25000kmで少しジャダーが出始めてクラッチ交換してもらいましたがそれ以外はノントラブルです。

    ただ、どうやらフィットと同じシェフラー社製っぽくて、実際に過去に大規模リコールやってますね。

    VWのばあいは奇数ギアだか偶数ギアが機能しなくなったり何をしても動かなくなるっていう致命的なトラブルだったと思います。
    ただリコール後はこういったトラブルは収束しているっぽいです。

    現行のゴルフ7.5でもしつこくDSG使ってますし8でも使うみたいなので一応、改良されてるんでしょうね。個人的には最近の多段ATでも十分ダイレクト感ありますし、DSGが逆にトルコンっぽいフィールになってきてる気がするので、無用にドキドキ感を強いられるDSGはやめて欲しいところです。
    壊れた時の修理代半端ないですし

  7. 匿名 より:

    辛口さんはスイスポには興味ないですか??

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      スイスポ、興味ありますよ。

      ぜひ乗ってみたくて、昨年はレンタカーを探しまくってたんですが、見つかりませんでした。(^^;

      単なる足グルマではなく、趣味性の高いクルマですからね。
      かと言ってプレミアムカーというわけでもないので、なかなかレンタカー屋さんが取り扱うには難しい車種なのかもしれません。

      ちっとも見つからないので、レンタカーを探すのはあきらめて、今年に入ってからは探してません。
      探してる時間がことごとくムダになってしまうので。(^o^;

      大阪近郊で、スイスポを車種指定で借りられるレンタカー屋をもしご存知でしたら、お教え頂けるとありがたいです。

      あれば乗ってみたいです。(^_^)

  8. 匿名 より:

    最近のレジェンドもDCT方式のハイブリッドだけど大丈夫なのかな…

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      今さらながら返信します。(^^;

      レジェンドのハイブリッドは、おっしゃる通り7速DCTを組み合わせた3モーターのハイブリッド(SH-AWD)ですね。

      今回の記事の元ネタになった報道では、ハイブリッドを一本化するという話なので、7速DCTも含めたSH-AWDは廃止されるんじゃないですかね?

      まぁ元ネタの記事では、「SH-AWDはスポーツカーや高級車用として残すのではないか」という可能性についても言及されていますが、私としてはこれも時間の問題で、フェードアウトするように廃止へと向かうんじゃないかと思ってます。

      だって、NSXとレジェンドしか採用してないハイブリッドなんて、開発効率も採算性も悪すぎませんか? (^_^;

      ってゆーか、NSXは「こんなのもつくれるんだぜ!」というアピールのために、採算度外視でスーパーカー向けの専用開発が継続される可能性はある気もしますが、レジェンドなんて、次期モデルが出るのかどうか自体が怪しいと私は思ってます。

      デカくなりすぎたし、高くなりすぎた。
      でも、そのボディサイズ、価格帯で、他メーカーの同クラス車と勝負できるほどのネームバリューもブランド力も無い。

      この状況では、次期モデルを出しても勝算のカケラもないです。

      なので、レジェンドが今のクラスで行こうとするならば、現行モデル限りで再び終幕となるのが自然な流れ。

      あるとすれば、今よりもサイズを小さくして、価格帯もワンランク落とし、ハイブリッドも3モーターはやめて、一本化される2モーターハイブリッド(i-MMD)を搭載し、クラウンあたりと同クラスで勝負するしかないでしょう。

      まぁそれでも普通に考えて惨敗は目に見えてますが。(^o^;

      レジェンドは恐らく現行型の改良で当分引っ張るだろうと思います。

      でも、N-BOX屋さんとして名を馳せてしまった現在のホンダは、私から見れば以前よりもブランド力は落ちたイメージですし、もはや高級車市場でレジェンドに競争力を持たせるだけのブランド力は無いです。

      そして、ブランド力は落とすのは簡単ですが、上げるのは非常に難しいので、レジェンドを高級車として売れる(勝負できる)状態まで持っていくのは、今後も当分は難しいと思います。(-_-)

      どうせブランド力も落ちたことだし、どうせ頑張って開発しても売れない車種の相手をいつまでもしてるよりは、Nシリーズなどの売れる車種で不動の地位をキープし続けることにパワーを回したほうが効率いいですからね。

      次期レジェンドの開発なんかしてる場合じゃないと思います。(^^;

      でも薄利多売って疲れる割に儲からないし、人気はいつまでも続くわけではないので、そのうちまた、「利益率の高いクルマを売れるメーカーにならなければ!」となってくるでしょう。

      そして今のマツダみたいに、「ブランド力の向上」とかに力を入れ始めることになるわけですね。

      しかしそんなことをしてる間に世の中のニーズも変化してくるし、、、、などなど、少し考えただけでも今後どうなっていくのか、ホンダのみならず、激動の自動車業界の行方が楽しみですね。(^_^)

  9. 匿名 より:

    i-DCDは、欠陥だと私も思います。おっしゃる通り、アクセルを踏んでも進まないというのはAT限定免許て運転出来る車にはあってはならないことですよね。せめて、1回のリコールて全て解決してほしかったです。次期フィットはi-MMD搭載ということで仕上がりが楽しみです。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      はい、欠陥としか言いようがないと思います。

      リコール出しまくりのあげく、リコールで対応すべきと思われるような不具合をサービスキャンペーンで対応。

      そして結局は、次期モデルでは同じシステムをあきらめて、別のシステムに変更。

      これはもう完全に、ホンダの黒歴史確定と言えるでしょう。(^^;

  10. マイカーは6EGS より:

    唐突にすみません。
    半クラッチがイメージ出来ない方ですとロボットMT(ここで言うDCT)を運転すると発進時のギクシャク感が発現しやすくなるでしょう。アクセルをスイッチのオンオフ感覚で運転する方達です。同時にクラッチ板のすり減りも早いと予測出来ます。ロボットMTはMTの延長線上にある技術であり、昨今の日本人ユーザーには使いづらいといえるかもしれません。
    ホンダ社もロボットMTが苦手な1〜2速の領域をモーターに担当させ、高いギヤの範囲を燃費効率の良いそして安定しているロボットMTに任せたかったようですが協調制御が難しく断念されたのですかね?
    湿式ロボットMTは滑らかな発進をする(シェフラー社、ゲトラグ社?)ようですが、冷却オイルの使用量が多く、そのため重量も重く、燃費とコストに負担が大きいようで、フィットクラスでは採用が難しいのかもしれないですね。
    渋滞が少ない郊外都市にお住まいの方々には合っているかもしれませんね。
    乱筆乱文失礼致しました。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      まぁフィットクラスの価格帯でDCTを使うこと自体に無理があったと思います。
      DCT自体がコスト高なので、他のところでコストダウンしないといけないとなると、ネガに対するシステム的なケアが十分しきれないのかもしれません。

      ホンダも無理があることが分かったからこそ、廃止するんだと思います。

      ナンボ金かけてもいいなら上手いことつくるだろうとは思いますが、フィットクラスとなるとね。(^_^;

      ホンダにとってはこれからのハイブリッド車をつくっていく上での技術の過渡期だっただけに、失敗もやむを得ないかと。

      でも、今後はi-MMDに集中して技術を高め、より良いハイブリッド車を開発してほしいと思います。(^_^)

  11. 野村泰弘 より:

    なかなか鋭い意見だと思います。私は現在、2台目のフォルクスワーゲン・ジェッタ20T(平19年式・DSG)とここに上がっている旧フィットのセダン版のグレイス(令元年・DCT)に、いずれも中古で購入して乗っています。中古で購入したので、それまでのリコール処理や改善歴はわかりませんが、1台目のジェッタではまだ走行が18,000㌔でしたが低速走行中アクセルに違和感があり、変速が行われず力が抜けることがありました(13万キロ走行したところでルーフ布が垂れてきたために2台目を購入)、走行距離が伸びてからは自然にアクセルワークが身に付いたのかそういうことは感じられなくなりました。走行70,000キロで購入した2台目ではそのような兆候はありませんでした。DSGのメリットは、ターボラグが結構あり、ぬるっとした変速で、ダイレクト感というより燃費が良くなることだと感じています。グレイスは馴染むまでには若干時間がかかりますが、アクセルを一瞬抜く等、アクセルワークで乗りこなしています。ギクシャク感は相当あります。2台はハイブリッドとターボの違いがありますが、ターボはまだしも、ハイブリッドに合わせるのは、モーターアシストが入るので、DCTの設定は難しいのだろうと感じています。3年前、現行レジェンドの試乗車に乗りましたが、そのときは違和感はなかったです。以上。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      ジェッタのDSGとグレイスのDCTですか。

      頂いたコメントを拝見するに、アクセルワークによって違和感が現れやすい構造なのかもしれませんね。

      でも、かなりDCTを乗り回されているようで、徐々にアクセルワークのコツをつかまれているようですね。(^o^)

       
      まぁそんな感じで、元々が制御の難しい構造だと思うだけに、やっぱりフィットクラスでDCT、しかもハイブリッドとなると、限られた厳しいコスト制限の中できっちり仕上げるのは難しかったのだろうと思わずにいられないです。

       
      現行レジェンドのSH-AWDは、安物のi-DCDと違ってコストかけてるんで、フィットみたいなことがあったら大恥かくことになりますから、モーター3つも積んでますし、そこは上手いことやってるんでしょう。(^_^)

      まぁでも、結局はコストがかかりすぎるからか、SH-AWDも現行限りで消えることになりましたけどね。(^_^;

  12. 匿名 より:

    本名を記入するものだと思っていました。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      たまにいらっしゃいます、そういう方。

      でも、別に本名だろうが匿名だろうが、何でもいいですよ。(^^)

  13. のんき より:

    なるほどと感じるところが少なくありませんので、コメントは控えめにしたいと思いますが、これからもちょくちょく拝見させていただきます。
    付記 ホンダは出した車種が売れなければ早々に見捨ててマイナーチェンジにも力を入れないという癖があります。トヨタとの大きな違いでしょう。平成16年に出たばかりのレジェンドを購入し、それがSH-AWDでしたが、初期のものはアシスト量が小さく、効果を引き出そうと次第にフェイントをつけて山道を走るようになっていました。スポーティに割り切れず高級車らしくロールがあったのでサスは3度交換しましたが。これを使い切るレジェンドユーザーがどれだけいるのだろうかとふと思いました。コストのかかる装置で、重量も相当重くなり、3500㏄・300馬力がそれで食われて、出足のトルクが意外に細く、速度が乗るまではそれだけのパワーがあるものとは感じられませんでした。マイナーチェンジでより体感できるものに変わったと思いますが。技術的な問題もあったかもしれないです。付ける車種を間違えなければもっと売れて顧客からのフィードバックでもっと熟成が進んだかもしれないですね。残念です。とはいっても、購入したら好きになるもので、このレジェンドには7年で20万キロ乗りました。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      > なるほどと感じるところが少なくありませんので、
      > コメントは控えめにしたいと思いますが、
      > これからもちょくちょく拝見させていただきます。

      ありがとうございます。(^_^)

      独断と偏見に満ちた、私の自己満ブログみたいなモンなので、お気に召されるような記事ばかりではないと思いますが、よろしくお願いします。(^^;

       

      > ホンダは出した車種が売れなければ早々に見捨てて
      > マイナーチェンジにも力を入れないという癖があります。

      それは嫌な癖ですね。(^o^)

      でも逆に、「力を入れてないつもりはないんだけど結果としてショボい改良しか出来てないだけ」、とかだったら、それはそれでもっと悲しいですけどね。(^o^)

       

      > スポーティに割り切れず高級車らしく
      > ロールがあったのでサスは3度交換しましたが。

      それスゴいですね!

      なかなかいないですよ、いくら納得いかないからと言っても、サスを3度交換する人は。(^o^;

      ってゆーか、3度どころか、1度でも交換する人はほとんどいないですからね。

      サスを交換するぐらいなら、クルマごと買い替える人が大多数だと思うので。(^o^;

      7年で20万キロも走られるとのことなので、のんきさんにとってはサス交換はけっこう普通のことというか、サス交換に踏み切るハードルが普通の人よりは低いのかもしれませんね。(^_^)

       

      あと、おっしゃるように、魅力のあるシステム・技術が使われたクルマでも、売れなければ熟成が進みにくいというのはありますよね。

      コストが問題だと言っても、なんだかんだで「売れれば」解決する問題だったりすることもありますからね。(^^;

      まぁそれはホンダに限らず他のメーカーでもあることだとは思いますが、そういう意味では「売れる」トヨタは、売れるがゆえの好循環が生じていて、それが今の勢いにつながってるようにも感じます。

  14. カムラン検事 より:

    ん?サービスキャンペーンで対応すると誠意がない?

    発生件数によってサービスキャンペーンかリコールかは決まるんで、誠意と関係ないですよ。

    誠意が無いってのは日産みたいなのを言うんです。ホンダは充分対応してます。

    そんな日産に乗ってます。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      > ん?
      > サービスキャンペーンで対応すると誠意がない?

      ん?

      「誠意」とは書いてないです。

      誠意というのとは、ちょっとニュアンスが違います。

       

      「停車後に発進できなくなるおそれがあります」

      という部分、スゴく恐くないですか?

      だって、停まった場所によっては、発進できなくなったら命に関わる大問題でしょう。(^_^;

      ここだけ見たら、リコール級の不具合だと思います。

      ただ、「パワースイッチの操作により発進は可能です」という逃げの一文があるから、リコールを免れているだけではないでしょうか?

      でも、発進できなくなってパニクった人が、冷静にパワースイッチなんか操作しますか?って話で、それを考えたら、これをサービスキャンペーンで対応するのって、メーカーとして「誠実」な対応とは言えないのでは?

      というのが私の意見です。

       

      > 発生件数によって
      > サービスキャンペーンかリコールかは決まるんで、
      > 誠意と関係ないですよ。

      それはあまりにも論外なデタラメです。
      発生件数の問題などではありません。

      国交省のURLを以下に記載しましたので、
      よく読んで理解して下さい。

      (参考)
      ●自動車のリコール制度について
      https://www.mlit.go.jp/jidosha/carinf/rcl/report.html

       

  15. 匿名 より:

    実際に乗ってもいないのに良く此処まで書けたもんだと感心してるw
    悪評の伝聞を集めただけの妄想を「辛口」とは聞いて呆れる。
    初期のi-MMDの件にしても古臭い感覚で評価してるに過ぎないという感想。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      > 実際に乗ってもいないのに
      > 良く此処まで書けたもんだと感心してるw

      一応、乗ってはいますよ。

      (参考)
      【試乗記】 ホンダ ヴェゼル HYBRID X

       

      ただ、こういうのって、乗ってから言えとか、そういう問題でもないんですよ。

      というのも、

      製品には製造バラツキがあって、問題の生じる車両もあれば生じない車両もある。

      ユーザーによって走行距離がぜんぜん違うし、日常でどんな走行シーンが多いか(ストップ&ゴーが多いか少ないか、とか)によって、不具合が発生しやすい場合と発生しにくい場合があったり。

      それに、

      そもそも試乗レベルで簡単に不具合が発生するほどヒドかったら、そんなの発売前に気付いてると思います。

      でもね、

      実際にリコールしなければならないぐらい重要な不具合をいくつも抱えているシステムであることは、別に私が妄想を語っているのではなく、紛れもない事実なんです。

       

      より良い物をつくっていくためには、失敗はいさぎよく失敗と認める、それは大切なことだと私は思います。

       

      > 初期のi-MMDの件にしても古臭い感覚で
      > 評価してるに過ぎないという感想。

      新しい感覚で評価すると「絶賛」になるんですか?

      それもまたおかしな話です。

      古臭い感覚で評価しようが新しい感覚で評価しようが、実際に走らせてみて良いと感じるかどうか、それが全てです。

      「なんかイケてない感じだけど、これが新感覚、
       これからの時代のクルマの走行感覚なんだな!」

      などと、変な納得は一切しません。(^^;

       

  16. GK より:

    はじめまして
    フィット3のガソリン車乗ってもう10年ほどになります
    これといってトラブルも無く最初の3年ほどで細かいサービスキャンペーンが
    いくつかあったぐらいでしょうか
    ハイブリット仕様のフィット3は本当に悲惨でしたね
    当時、致命的リコール連発でディーラーのスタッフは本当に頭を抱えていましたよ
    ディーラーだってホンダから車買って販売してる販社なんですから
    ガソリン車買って本当に良かったです
    それからホンダ車で有名なもうひとつの黒歴史と言うとバモスのヘッドガスケットの欠陥ですね
    うちの家族がバモスに乗っておりまして数年前にガスケット破れました
    またその時の対応もなんだかなあでありまして、車検の時にサービスキャンペーンの
    該当車だったのに見逃してそのままほったらかしにされておりました
    なので無償で修理はしてくれたものの、抗議してやっと無償対応でしたね
    要は抗議も何もしていないユーザーや中古車の場合は有償修理です(10万ほどします)
    ほとんどのユーザーが高額修理などするはずもなく廃車でしょうね
    バモスは販売台数も販売年数もロングランで相当の台数があったはずですが
    絶対にリコールしませんでしたね

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      > フィット3のガソリン車乗って
      > もう10年ほどになります

      「長く乗る派」なんですね。(^_^)

       

      > これといってトラブルも無く
      > 最初の3年ほどで
      > 細かいサービスキャンペーンが
      > いくつかあったぐらいでしょうか

      まぁガソリン車なら問題ないですね。(^_^)

       

      > ハイブリット仕様のフィット3は
      > 本当に悲惨でしたね

      はい。

      完全な欠陥品をごまかしながら使おうという、
      メーカーとしてあるまじき作戦だったので、
      そりゃもう悲惨としか言いようがないです。

      ディーラーのメカニックは
      指示通りの作業をするのみですが、
      いくら指示通りに対処したところで
      ごまかしてるだけですから、
      根本的には直らないですからね。(^^;

       

      > 当時、致命的リコール連発で
      > ディーラーのスタッフは
      > 本当に頭を抱えていましたよ

      私思うんですけど、
      あんなあからさまな「ごまかし」でしかない
      リコールやサービスキャンペーンの内容に対して、

      「そんな対策では
       根本的な解決にならんやろ!
       客から直接文句言われる
       我々の事も考えろや!
       コストかかるのは分かるけど、
       ちゃんとした根本対策を指示してくれ!」

      って、
      ディーラーの店長はメーカーに
      強く言うべきだと思いますよ。

      それぐらいヒドい、
      とんでもない「ごまかし」対策でしたから。(-_-)

       

      > それからホンダ車で有名な
      > もうひとつの黒歴史と言うと
      > バモスのヘッドガスケットの欠陥ですね

      それは私の興味の対象外のクルマなので、
      全く知りませんでした。(^o^;

       

      > 無償で修理はしてくれたものの、
      > 抗議してやっと無償対応でしたね

      ちゃんとサービスキャンペーンのことを
      知っていたからこそですね。

       

      > 要は抗議も何もしていないユーザーや
      > 中古車の場合は有償修理です
      > (10万ほどします)

      情弱でそんなこと知らない人は大損ですね。(^^;

       

      > ほとんどのユーザーが高額修理など
      > するはずもなく廃車でしょうね

      そのほうが買い替えてくれるので、
      メーカーにとってもディーラーにとっても
      都合がいいのでしょう。(^o^)