スバル、トヨタ式ハイブリッド初採用を発表

 2024年10月17日、スバルはe-BOXERの次世代ハイブリッドシステム、「ストロングハイブリッド」を発表した。

 12月にはこのハイブリッドシステム初採用となる「クロストレック」の発表を予定しているとのことで、10月17日から先行予約受付を開始しているらしい。

(参考)
●SUBARU ストロングハイブリッドを発表
https://www.subaru.co.jp/news/2024_10_17_132911/

 当ブログをご覧のマニアックな皆さんならご存知かとは思うが、今回発表されたハイブリッドシステムは、トヨタのハイブリッドシステムをベースとしたものだ

もちろん、

スバルのニュースリリースの文面にはトヨタの影など微塵もなく、

「走りの愉しさと環境性能を高い次元で両立させた、
 SUBARUとして新たに開発した
 次世代のハイブリッドシステムです。」

と、まるでスバルが一から開発したシステムであるかのように書かれているわけだが。(^o^)

 というわけで、

今回発表された、スバルのストロングハイブリッドについて私はどう思うのか、以下でそのへんをチョイとお話させて頂くとしよう。(^_^)

1.実質、スバル初のハイブリッド

 まず、今回のストロングハイブリッドは、スバル初のハイブリッドシステムと言っても過言ではないと、私は思っている。

 えっ?

とっくの昔にハイブリッド車はラインナップされてるって?

あぁ、あの、

実態はほぼほぼマイルドハイブリッドで、しかもなぜか普通のガソリン車より加速の悪いクソハイブリッド、初代e-BOXERのことか?

あれはハッキリ言って、量産車に搭載するレベルのハイブリッドシステムじゃないよ、まさに実験車レベルの出来の悪さ。(^o^)

ゴミ同然だった初期モデルもその後は徐々に改良が進んで、近年は多少マシになってるけどね。

それでも純ガソリン車のほうが全然いいからね、ムダに高いだけのポンコツハイブリッドであることに変わりはないよ。(^^;

ゴミ同然だった初期e-BOXER

改良が進んだe-BOXER

 そんなわけで、

今回のストロングハイブリッドこそが、

実質的にはスバル初のハイブリッドである。

これが私の認識だ。

2.「スバルらしさ」はあるのか?

 私は今回のストロングハイブリッドを「実質、スバル初のハイブリッド」と申し上げたが、これは、私としてはかなりリップサービスをしたつもりの表現だ。

なぜなら、

ハイブリッドシステムのベースは、冒頭でも申し上げた通り、トヨタのハイブリッドシステム(THS)だから。

つまり、

スバルが一から開発したわけではないのだ。

 なので厳密に言えば、現時点では、スバルにはまともなハイブリッドシステムを一から開発する技術はない、ということ。

あればトヨタのシステムなんて使わず、自前で開発したほうがいいに決まってんだから、それをしないということは、ハイブリッドに関するそれだけの技術を持っていないということだ。

 だが、

私にとって、そんなことはどうでもいい事だ。

機械式腕時計で例えてみよう。

機械式腕時計マニアの中には、自社でムーブメントから一貫生産している「マニュファクチュール」にこだわる人も多いが、私はそこにはこだわらない。

たとえ他社から供給を受けたムーブメントを使っていても、それを上手く料理して、出来上がった時計の精度が良く、そのメーカーならではの魅力が表現されているならばそれで良い。

 つまり、

トヨタのハイブリッドシステムを使っていても、それを上手く料理して、走りの良い、スバルならではの魅力が表現されたクルマに仕上がっているならばそれで良い、というのが私の考えだ。(^_^)

 果たして、

トヨタのハイブリッドシステムを使いつつ、そこに「スバルらしさ」を盛り込めているのかどうか。

そこはぜひ期待したいところだ。

 えっ?

「同じシステムなら、
 同じような感じになるんじゃないの?」

ってか?

それはどうか分からないよ。

だって、

トヨタのハイブリッドシステム(THS)って、同じトヨタのクルマでさえ、搭載される車種によって印象が変わるモン。(^^)

ましてや今回は、スバルのエンジンとのコンビネーションになるわけだからね。

トヨタのハイブリッド車とは、明確に印象の異なる走りのクルマになってもおかしくはないだろう。(^_^)

 とにかく、

これまでスバル車のハイブリッドには、初代e-BOXERというポンコツハイブリッドしか存在しなかったため、

「ハイブリッド車におけるスバルらしさ」

という観点での確立したイメージが無い。

 だからこそ、

今回のストロングハイブリッドによって、

どのような走りを実現しているのか?

それがこれからのスバルの、

「ハイブリッド車におけるスバルらしさ」

のイメージを形成していくかもしれないだけに、

そこは大注目ポイントなのである。(^_^)

3.意外な排気量

 今回のストロングハイブリッド発表と共に、このハイブリッドシステムを採用したクロストレックの発売が12月に予定されていること、そして、スペックの一部情報も明かされているが、その情報を見て意外に思ったことがある。

組み合わされるエンジンの排気量が、

2.5リッター

なのだ。(^^;

 プリウスでも1.8リッターか2リッターだし、そもそも日本仕様のクロストレックに採用されているエンジンは2リッターだ。

なのに、

なぜ2.5リッターエンジンと組み合わせたのか?

誰もが抱くであろうこの疑問の答えが、

広島スバル福山店のブログに掲載されていた。

下記のような理由らしい。

「ストロングハイブリッドシステム化による
 システムの重量増をカバーするだけでなく、
 最も効率的な排気量とする為に採用しました。
 また、加速時や高速巡行時の
 エンジン回転数の上昇を抑制し、
 騒音を低減すべく、
 2.5Lエンジンを採用しています。」

(参考)
●【徹底解説】クロストレック ストロングハイブリッドモデルをご紹介します!
https://www.hiroshima-subaru.co.jp/archives/blog08/43108

 うーーーん。。。(^_^;

「効率的」というのはウソではないんだろうけど、

言い方を換えると、

「2リッターでは力不足なんで、
 2.5リッターにしました。」

ってことだよね。(^^;

 「加速時や高速巡行時のエンジン回転数の上昇を抑制し、騒音を低減すべく、」という部分に関しても、以前インプレッサG4の2リッター純ガソリン車に乗っていた私から言わせれば、別に2リッターでもそんなに回転数上げないといけないわけじゃないし、エンジンの騒音がウルサイわけでもないし。(-_-)

さらなる余裕と静粛性を追求した、というのであれば、それこそもっと上位車種でやってくれよって話。

SUVエントリーモデルのクロストレックでやる話じゃないでしょ、と。(-_-)

 ついでに言わせてもらうと、燃料タンクの容量が63リッターというのも多すぎると思う。

燃費が良くなったんだったらタンクの容量が少なくても航続距離は保てるんだから、もっと少なくていいジャン。

満タン入れたら重くなって燃費は悪くなるし、そんなに距離乗らない人だったら、ガソリンがなかなか減らなくてガソリンが古くなってしまうかもしれない。

「ワンタンク1000kmを超える航続距離」

をアピールしてるみたいだけど、ユーザーが求めてるのはそこじゃないだろうと言いたくなる。(-_-)

 スバルにしてみれば、

「まぁ排気量は大きいけど、
 現行の2リッターモデルよりも
 燃費は良くなるから、別にいいでしょ。」

って考えなのかもしれんけど、でも、2.5リッターエンジンは2リッターエンジンより高コストだよね?

当然それって、車両価格に影響するよね?

じゃあ燃費が良くなったことによって浮いたガソリン代で、高額になった車両価格との差額をペイするためには、どれくらいの距離を乗らないといけないのか?

明確な車両価格が公開されてないので何とも言えないが、恐らくは、「燃費がいい」という理由で購入を検討するには、あまりにも高額な価格設定になるような気がして仕方がない。(^^;

4.試乗について

 私は、トヨタのハイブリッドシステムが使われる最初のモデルは、次期フォレスターになるんじゃないかと思っていた。

であれば、

愛車候補の対象外(デザイン、イメージ的に)ということで、試乗は考えてなかったのだが、クロストレックとなれば話は変わってくる。

まさかこんな中途半端なタイミングでクロストレックに載せてくるとは思ってなかったからね。(^o^;

 現行のクロストレックは、

私の愛車候補の検討対象車種。

なので、

今回のストロングハイブリッド搭載モデルもまた、私の次期愛車候補の1つとして検討することになる

 ただ、、、

試乗するかどうかとなると、

まずは書類選考を突破しなければならない。(^o^;

 要するにざっくり言うと、

デザイン、装備、価格を公式Webサイトで確認し、

「この内容、価格であれば、
 試乗の結果しだいでは愛車候補に成り得る。」

と判断されたクルマのみ、

試乗のフェーズへと駒を進めることができるのだ。

 というわけで、

試乗するかどうかについては、

公式に詳細な情報が公開されてからの判断となる

ただ、予想される価格帯から考えて、試乗へと駒を進めるのは、ちょっと難しいんじゃないかなぁ、という気はしている。(^^;

5.最後に

 一部のネット記事では、「燃費の悪いスバル車」という弱点を払拭するハイブリッドの登場、的な視点の記事が散見されるが、私は正直、今回のストロングハイブリッドを搭載した車種・グレードは、ほとんど売れないだろうと思っている

 その理由として、

2.5リッターエンジンとの組み合わせ、

まずはこれがダメ

 スバルの弱点、燃費の悪さ。

燃費を気にする客は、何も地球環境のために燃費を抑えたいと思っているわけではない。

単に月々のガソリン代を抑えたい、

つまり「お金を節約したい」のだ。

そういった客からすれば、今回のストロングハイブリッドの車両価格が、純ガソリン車や初代e-BOXERと比べて高過ぎては意味がないのである。

せめて、

「ガソリン代の浮いた分で、
 車両価格の差をペイすることはできないけど、
 ドライバビリティとのバランスを考えたら、
 まぁ納得できる範囲内かな。」

と思える程度の価格でなければ。

 もちろん、

ハイパフォーマンスなグレードとして、排気量の大きいハイブリッドモデルがあってもいいんだよ。

でもその前に、

パフォーマンスは純ガソリン車とさほど大きくは変わらないけど、「燃費は圧倒的に良い」というモデルを出すのが先というか、今のスバルの客層に求められてるのはむしろそっちだろうと思うのだ。(-_-)

 ましてやクロストレックは、スバルのSUVエントリーモデル。

排気量を1.8リッターかせいぜい2リッターまでに抑えたハイブリッドでなければ、クロストレックとしては価格帯が高くなりすぎるだろう。

クロストレックの客層が、

そんな高額な価格帯について来てくれるだろうか?

ハッキリ言って、難しいと思う。(-_-)

 というわけで、

とりあえず今回は、

「トヨタのシステムを使って、
 スバルなりのハイブリッド車をつくってみました」

というだけのこと。

これじゃあ商売になるほどには売れないだろうと思うので、このハイブリッドをいかに「低燃費」「低価格」を実現する方向で調整するかが、今後は重要になってくると思う。

でも、たぶん難しいだろうね。(-_-;

 というわけで、

せっかく頑張って開発したのに、

こんなこと言って申し訳ないのだが、

もっと低排気量のエンジンとの組み合わせで、
 より低燃費のハイブリッドモデルを出せない限り、
 スバルのハイブリッドは販売の
 主力グレードになることはできないだろう。」

というのが、今回私が感じた、スバルのストロングハイブリッドに対する率直な感想だ。

 単なる直感で申し訳ないけど、やるんだったら、ホンダのe:HEVを使わせてもらったほうが、シンプルで効果も高いと思うんだが。。。(^_^;

 まぁでも、まだ一発目だからね。(^^;

これから販売の現場やユーザーの声を聞きながら、開発方針の軌道修正をしつつ、ハイブリッドモデルをブラッシュアップしていってもらいたいと思う。




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コメント

  1. 匿名 より:

    アクセラのハイブリッドを思い出しますね
    あれも悪くはなかったがマツダらしい魅力があったかというと…

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      > アクセラのハイブリッドを思い出しますね

      ありましたね。(^^;

      結局アレ一発だけに終わりましたけど。(^o^;

      (参考)
      【試乗動画】 マツダ アクセラ ハイブリッド HYBRID-S

       

      > あれも悪くはなかったが
      > マツダらしい魅力があったかというと…

      正直、残念な印象しか残ってないですね。

      アクセルペダルも、
      マツダなのに吊り下げ式でしたしね。(^_^;

       

    • 匿名 より:

      こんな話がありました
      まあ販売台数には結びつかなかったわけですが

      https://president.jp/articles/-/22041?page=2
      こうして2013年にアクセラ・ハイブリッドができたわけだが、事件はトヨタのエンジニアを迎えて行ったその完成確認試乗会のテストコースで起こった。試乗を終えたトヨタのエンジニアはテストコースの隅に集まって緊急会議を始めた。「どうしよう? ウチのクルマより良い。これ、来週の役員試乗会で絶対バレるぞ……」。トヨタにしてみれば、ハイブリッドでは世界トップのつもりだった。そのプライドが目の前で崩壊した。しかも相手は歯牙にもかけていなかったマツダである。

  2. 中辛 より:

    マツダのCX80にも言える事だけど、
    燃費そこそこ、走りもそこそこで、あんまり高くしちゃうとさ
    ランドクルーザーと勝負しなくちゃいけなくなるよ、ってことですよね
    じゃあランクルでいいじゃんってなるわけで
    どうせ売れないならもう開き直ってハイブリッドにターボエンジンつけて400馬力とかやらないとインパクト無いし、ランクルの納車待てない人のための受け皿みたいな悲しい車になっちゃうよね

    と思ったけど、そういやアイサイトがあったな
    それで差別化するか

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      > マツダのCX80にも言える事だけど、
      > 燃費そこそこ、走りもそこそこで、
      > あんまり高くしちゃうとさ
      > ランドクルーザーと勝負しなくちゃ
      > いけなくなるよ、ってことですよね

      ランクル欲しがる人は「ランクル」というブランドを求めてる人だと思うので、そこは価格帯がカブろうとも、勝負しているようで実際には勝負にならないんでしょうけどね。(^o^;

       

      > どうせ売れないならもう開き直って
      > ハイブリッドにターボエンジンつけて
      > 400馬力とかやらないとインパクト無いし、

      エンジンでそこまでやるなら、THSは逆に邪魔でしょうけどね。

      普通にエンジンのみのほうが、エンジンそのもののパフォーマンスも上げやすいし、車重も軽くて済みますし。(^o^;

      アイサイトも今となっては差別化を図れるほどのものではなくなってきてますし。(^^;

       

  3. 匿名 より:

    トヨタの子会社じゃなかったらホンダのe:HEVを使ってたってか本音では使いたかったんじゃないですかね。
    自分は一応期待してますよ。
    むしろ「単に月々のガソリン代を抑えたいだけの客層」を本当に見限る覚悟があるのならその方がよっぽど期待できます。
    けどどうせまたCMで「ピピピピピー!」とかやるんでしょうね。
    その辺の割り切りの悪さが今のスバルの地位なんだと思います。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      > トヨタの子会社じゃなかったら
      > ホンダのe:HEVを使ってたってか
      > 本音では使いたかったんじゃないですかね。

      開発メンバーの中には、そう思ってる人もいるかもしれませんね。

      THSはどうチューニングしたところで、もう底が見えてますが、e:HEVは伸び代があると思いますから。(^_^;

       

      > むしろ
      > 「単に月々のガソリン代を抑えたいだけの客層」
      > を本当に見限る覚悟があるのなら
      > その方がよっぽど期待できます。

      すでに昔の客層とはガラッと変わってますし、実際、販売の現場からは、

      「燃費さえもうちょっと良ければ・・・」

      ということで客を逃してしまうケースもある、という声があがっているということなので、そういった客を見限ってしまうわけにはいかないのでしょう。(^^;

       

      > けどどうせまたCMで「ピピピピピー!」
      > とかやるんでしょうね。

      あのCM、ホントに効果あるのかな?

      確かにアイサイト初期には効果絶大だったでしょうけど、今となっては何のインパクトもないと思うんですけど。(^^;

       

  4. 匿名 より:

    ワンタンク1000kmは初代レヴォーグも謳ってました。
    実際に高速を100キロ定速で走ればギリギリ実現できるくらいの航続距離はありました。
    今のSGP車になってから乗り心地と引き換えに燃費がガッツリ悪くなったのです。
    なので昔を知ってるユーザーにしてみればある意味原点回帰です。
    (昔のXVがどうだったかは知りませんが)
    さすがに次期インプは63Lってことは無いんじゃないでしょうか。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      > ワンタンク1000kmは
      > 初代レヴォーグも謳ってました。

      そうなんですね、全然覚えてないですわ。(^o^;

       

      > 今のSGP車になってから乗り心地と引き換えに
      > 燃費がガッツリ悪くなったのです。

      SGPで走りの質感が良くなったとは思ってましたが、燃費性能に関しては全く気にしてなかったので、それは知りませんでした。(^^;

       

      > なので昔を知ってるユーザーにしてみれば
      > ある意味原点回帰です。

      ワンタンク1000kmって、多くのユーザーにとってはどうでもいいことのように思うんですが、そんなに重要なんですかね?

      燃費の悪さが販売のネックになっているスバル車にとって、重要なのはワンタンクで何km走るかじゃなくて、リッターあたり何km走るか、だと思うんですけどねぇ。(^_^;

       

      • 匿名 より:

        初代レヴォーグは実燃費も12~15km/L(高速なら17~20km/L)くらいだったので燃費も悪くなかったです。
        今のレヴォーグは街乗りだと8~9km/Lでワンタンク500km台がいいところ。
        ここまで変わると使い方まで変わってくるのでさすがに無視はできません。
        ただこれはあくまでレヴォーグの話。
        クロストレックユーザーがどう受け止めるかはどんなもんでしょう。
        ただライバルの存在を考えるとどうしても厳しめに考えたくもなりますね。

  5. 匿名 より:

    同じ2.5Lのハリアーの方がエンジンのスペック高いし、価格や乗り味などにもよりますけどハリアーでいいんじゃないでしょうか。勝手なイメージですがリセールもハリアーの方が良さそうですし。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      > 同じ2.5Lのハリアーの方が
      > エンジンのスペック高いし、
      > 価格や乗り味などにもよりますけど
      > ハリアーでいいんじゃないでしょうか。

      公式に価格が発表されてないので断言はできませんが、確かに、クロストレックの車格でハリアーと価格がほとんど変わらないとなれば、普通に考えると競争力が弱いですよね。

      それこそ、クロストレックならでは、スバルならではの魅力が感じられる走りでなければ。(^^;

       
      > 勝手なイメージですがリセールも
      > ハリアーの方が良さそうですし。

      まぁリセールを考えるなら、ハリアーは強いですね。

      クロストレックとハリアー、本来なら客層がカブらないはずの車種ですが、価格が近くなれば、

      「ってゆーか、ちょっと待てよ。
       値段、こんなにするんだったら、
       むしろハリアーのほうが良くね?」

      となって、リセールも圧倒的にハリアー有利となったら、ハリアーへと客が流れる可能性もありますね。(^^;

       

  6. 匿名 より:

    THSベースなのはトヨタが無償で提供してくれて開発コストを抑えられるからですかね?
    スバルユーザーにはトヨタユーザーのような燃費至上主義者はほぼいないと思うんでスバルの強みを尖らせられればいいですけど・・・。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      > THSベースなのはトヨタが無償で
      > 提供してくれて開発コストを
      > 抑えられるからですかね?

      どういう契約になっているか知らないのでそこは分かりませんが、とりあえず電動化に関してトヨタと協業するということで業務提携してしまったので、今さらホンダのe:HEVを使いたいとは言い出せない感はあるような気がします。

      正直、今の時点であれば、トヨタのTHSよりもホンダのe:HEVを使わせてもらったほうがいいと思っているエンジニアも、けっこういるんじゃないかと推察します。(^^;

       
      > スバルユーザーにはトヨタユーザーのような
      > 燃費至上主義者はほぼいないと思うんで
      > スバルの強みを尖らせられればいいですけど・・・。

      ただ、、、その「スバルの強み」をどこで差別化を図るかが、非常に厄介な課題だと思います。

      というのも、トヨタのTHSって燃費はともかく、走りに関しては好フィーリングに仕上げるのが非常に難しいというか、悪い意味で挙動のクセが強いので、「スバルらしい走り」を作り上げるのは難しいと思うからです。

      だからこそ、そこをどう上手くまとめて仕上げてくるのかが、とても気になるところなのです。(^_^)

       

  7. 匿名 より:

    大昔からみんな騙されてるけど同じレイアウトのエンジンなら排気量の大小は原価ほぼ同じでは?
    シリンダーブロックは大きめに設計して同じものを使う
    小排気量のほうはシリンダーの穴が小さいだけ
    あとはピストンコンロッドなんかの寸法が違うだけ原価の違いは金属代(アルミ?)数百円でしょう
    BMWベンツなんかはまったく同じエンジンでパワーの違いはコンピュータのマップがちゃうだけ→こんなん原価同じですやん

    もちろんそれでは排気量(またはパワー)が大きいほうを高く売れないので原価30万ぐらいの追加装備をつけて百万ぐらい高くして売るんですよ

    昔みたいにシングルカムとツインカム、4気筒と6気筒ってちゃんと違うエンジン乗ってるだけ良心的でしたね

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      > 大昔からみんな騙されてるけど
      > 同じレイアウトのエンジンなら
      > 排気量の大小は原価ほぼ同じでは?

      確かに、エンジンだけの価格を考えたら、大きな差はないのでしょうね。

      だからこそおっしゃるように、

      排気量の大きい上位グレードは、多くの場合「装備」も豪華になってたりして、グレード間にそれなりの価格差を設定してきたのでしょう。

       

      ならば、

      今回、2.5リッターエンジンと組み合わせたけれど、2リッターエンジンと組み合わせた場合とほぼ変わらないコストで実現できるのであれば、価格設定も頑張って抑えてもらえればと思うんですけど。。。

      たぶんメチャ高いんでしょうね。(^_^;

       

      まぁでも、

      ハイブリッドシステムを構成する一部としてのエンジンとなると、単純にエンジンのみの場合と同様には考えられない面もあるのかな、とは思います。

       

      • 匿名 より:

        マツダもそのあたりはかなり苦労してたようですね。
        今ほど深く協業してなかったからかTHSがブラックボックスだったようで、自社の2.0Lエンジンをプリウスの1.8Lエンジンに合わせて出力もトルクもデチューンしてたようですね。ペダルもそのせいでオルガン式に出来なかったとか。
        たしかマイナーチェンジでオルガン式ペダルやADASも採用できたようですが。

  8. 匿名 より:

    スバルは北米がメインマーケット、というかほぼ北米のみで成り立っているメーカーですので、あちらの顧客に受け入れてもらえる製品として2.5リッターが必要だったんだと思います。

    • 匿名 より:

      スバルにとっては日本市場はおまけ程度でしょうね

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      > スバルは北米がメインマーケット、
      > というかほぼ北米のみで
      > 成り立っているメーカーですので、
      > あちらの顧客に受け入れてもらえる製品として
      > 2.5リッターが必要だったんだと思います。

      確かに、北米版のクロストレックの上位グレードには2.5リッターがラインナップされているので、北米のラインナップに基準を合わせるとなると、2.5リッターを採用するのが自然なのかもしれませんね。(^^;

       

  9. 匿名 より:

    インプレッサなら燃費に全振りチューンして一般受けを狙うのはいいかも。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      > インプレッサなら燃費に全振りチューンして
      > 一般受けを狙うのはいいかも。

      インプレッサには純ガソリン車のグレードが存在するため、もしストロングハイブリッドを載せたら、クロストレック以上に下位グレードとの価格差が大きくなりますからね。

      まずストロングハイブリッドを選ぶ人はいないでしょうね。(^^;

       

      もちろん、

      普通に考えれば、インプレッサのベースはクロストレックですし、クロストレックにストロングハイブリッドが採用されるならインプレッサにも、と考えるところですよね。

      でも、私はインプレッサにはストロングハイブリッドは展開しないんじゃないかと思っています。

      純ガソリン車がラインナップから消えるか、ストロングハイブリッド搭載グレードをもっと安くつくれるようになるかしない限りは。

      だって純ガソリン車が安くて出来が良いだけに、よほど燃費スペシャルで、かつ、お買い得な価格設定でなけれぱ、ストロングハイブリッドを買う気にはなれないと思うので。(^_^;

      まぁそれはあてにならない、私の勝手な予想ですがね。(^o^;

       

  10. 匿名 より:

    2.5Lフォレスターがそれまでのシリーズと比べて別にメチャ高でもなかった(むしろその後の1.8Lターボやe-BOXERの方が高かった)ことを考えたら、2.5Lだからってだけではそんなに高くならない気もする。
    ただ税金は高くなるのでランニングコストにうるさい向きには気に入られないかもしれないが。
    それでもせいぜい年+5000円程度だから5年乗っても+25000円程度。
    ディーラーがゴリ押しするバイザーやら何やらを断れば十分ペイできるんだけどね。
    なんならコーティングを断れば10年乗ってもおつりがくるんだけどね。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      > 2.5Lだからってだけでは
      > そんなに高くならない気もする。

      だったらいいんですけどね。(^_^)

      価格は2リッターと組み合わせた場合とほぼ変わらない価格で、燃費スペシャルではなく、スバルとしてのハイブリッドの走りを表現するうえで2.5リッターが生きるというのであれば、それは歓迎したいですけどね。(^_^)

       

      > ディーラーがゴリ押しするバイザーやら
      > 何やらを断れば十分ペイできるんだけどね。

      ホント、あのクソダサ無駄装備、なんで当たり前のように買っちゃう人がいるのか、とても不思議です。(^o^;

       

      > なんならコーティングを断れば
      > 10年乗ってもおつりがくるんだけどね。

      断ればというか、ディーラーが勧めてくるコーティングなんて、断るのがマストだと思ってます。(^o^)

       

  11. 匿名 より:

    価格的には期待薄ですが、もう1年以上こちらの試乗記事を読んでないので何とか書類選考突破してほしいな~と思いました。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      > もう1年以上こちらの試乗記事を読んでないので
      > 何とか書類選考突破してほしいな~と思いました。

      そうかぁ、
      もうそんなに長い間、試乗してないんですね。(^^;

      まぁそれだけろくな新型車がないということですね。

      そういやマツダのディーラーも、
      もう長い間ご無沙汰してるなぁ。(^^;

       

  12. クローバー より:

    辛口さん、こんにちは

    家族が、やっぱりAT車があった方が良いと言って、ストロングハイブリッドのクロストレック価格表をもらってきました。私も、ホンダのハイブリッドと比べてどうなのか興味はあります。

    ・大雑把な装備
    2グレード構成の全て:AWDのみ、運転席・助手席パワーシート、LEDリアフォグランプ、11.6インチセンターインフォーメションディスプレイ、マルチビューモニター、ステアリングヒーター・フロントシートヒーター付き

    ・車両本体価格(全て約、税込み)
    ① ベーシックグレード 383万〜

    ② アイサイトXがもれなく付いてくる上級グレード:405万〜、本革シートが欲しければ421万〜、本革シート・サンルーフ両方つけると430万、さらにルーフレールをつけると435万

    というわけで、車両本体価格約383〜435万です。
    アイサイトXが付いてないベースグレードは、本革シート、サンルーフ選べません。
    アイサイトXつき上級グレードはナビ機能つき。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      > 家族が、
      > やっぱりAT車があった方が良いと言って、

      まぁ家族は、、、普通そうなりますよね。(^o^;

      だから2台持ちできる裕福な家庭でないと、
      MTを持つのは難しい。

      だからこそ、MTは「贅沢」なのです。(^_^)

       

      > ストロングハイブリッドの
      > クロストレック価格表をもらってきました。

      おおっ!これはまた、
      えらいところに目をつけるご家族ですね。(^o^;

       

      > 2グレード構成の全て:AWDのみ、
      > 運転席・助手席パワーシート、
      > LEDリアフォグランプ、
      > 11.6インチセンターインフォーメションディスプレイ、
      > マルチビューモニター、
      > ステアリングヒーター・フロントシートヒーター付き
      >
      > ① ベーシックグレード 383万〜
      > ② アイサイトXがもれなく付いてくる上級グレード:405万〜

      へぇ~~~。

      ベーシックグレードでも装備を見る限り廉価版というわけではなさそうですね。

      それでいて、価格をマイルドハイブリッドの上位グレード「Limited」と比べて約+40万円とは、スバルとしては、けっこう頑張った価格設定かもしれませんね。

      まぁ装備内容の細かいところは公式発表を待つとして、ベーシックグレードでそれなりに満足できる内容であれば、購入を検討するユーザーもそこそこいるかもしれませんね。

      400万オーバーになると、やっぱり「クロストレック」としては厳しい価格帯に突入してしまうので、私としても世間的にも、注目はほぼベーシックグレードのみ、になりそうな気がします。(^^)

       

  13. ししとー より:

    スバルは日本(北国、雪国以外)ではオワコン、明るい未来が見えない。
    長年に渡ってスバルの屋台骨を支えてきたレガシィ(アウトバック)の終焉。
    先代インプレッサは安くて走りが良い傑作車で弱点は燃費のみ、現行モデルは燃費の悪さだけ引き継ぎ、安くなく走りはソコソコの車に成り下がった。
    レヴォーグは悪くない(燃費は悪いが走りは良い、デザインはイマイチ)が一般層の多くには刺さらない。
    どの車種もマイルドハイブリッドは中途半端、高いだけの車。
    ストロングハイブリッド(燃費が凄く良い)は作れるかもしれないが価格は高くなってしまうので、やはり人気は出ないだろう。燃費を求める人はトヨタ車を買うはず。
    加速、走りに振り切ったストロングハイブリッドは魅力的だが、やはり一般層には刺さらないはず。
    私にとってはマツダ車も厳しい。
    ガソリン2Lはスペック不足、ガソリン2.5Lは悪くないが時代に逆行しているので消える運命。ディーゼルは残念賞、ラージ軍は迷走中。
    国産車で購入に値するのは、やはりホンダ車ぐらいかな。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      鋭いご指摘、ありがとうございます。
      端的に、スバルの現状の厳しさ、その理由を指摘されていると思います。

      こんなことになっているのも、元々の弱点だった燃費性能を何とか改善しようとしてきた流れの中で、生み出された初代e-BOXER、これが全体にかなり悪影響を及ぼしていると思います。

      e-BOXERがイケてないにもかかわらず、そのe-BOXERを立てようとしてガソリン車を下位グレードに追いやったのは、決定的にマズかった。(-_-)

       

      ターボも、燃費を気にしてか、新型ではパワー、トルクを落とした。

      クルマは悪くはないが、単純に旧型よりもスペックが落ちたということで、魅力を感じなくなるユーザーもいただろうし。(-_-)

       

      > 私にとってはマツダ車も厳しい。
      > ガソリン2Lはスペック不足、
      > ガソリン2.5Lは悪くないが
      > 時代に逆行しているので消える運命。
      > ディーゼルは残念賞、ラージ軍は迷走中。

      これまた的確なご指摘で。(^^;

      マツダの厳しい現状は、最近、私が試乗に足を運んでいないことからも感じ取って頂けるかと思います。(^^;

      ラージ群は、直6ターボをガソリン車で出してくれてたら、試乗の対象になったかもしれませんが、ディーゼルではチョイ乗りの多い私には向かないし、たぶん多くのユーザーも、ディーゼルには向かない乗り方をしてる人は多いと思います。(^^;

      トルコンレスのトランスミッションもいろいろ言われてるみたいですし、まだしばらく厳しい状況は続くでしょうね。

       

  14. 匿名 より:

    スバルもマツダも日本市場をメインにすると会社が傾くだけですからね
    スバルは北米一本足、マツダは世界中手広くやってますがやはり一番は北米市場ということになるでしょう

    • 匿名 より:

      そうですね
      海外メインで商売している以上、どんな形であれ電動化は必須
      純ガソリン車なんかに構っている余裕はこの2社には無いですね

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      > スバルもマツダも
      > 日本市場をメインにすると
      > 会社が傾くだけですからね

      しょーもないクルマが売れる国ですからね。

      しょーもないクルマにシェアを奪われるので、ええクルマつくっても大して売れませんから。

      そういう意味では、しょーもないクルマも取り込みつつ、ええクルマも売るトヨタはスゴイですね。

      やはりトヨタぐらい規模的な余裕がないと、国内モデルを比較的売れるモデルに絞り込んでいくしかなくなってくるんでしょうね。(-_-)

       

      > スバルは北米一本足、マツダは世界中
      > 手広くやってますが
      > やはり一番は北米市場ということになるでしょう

      やっぱり経済の強い国でなければ、ええクルマはなかなか売れませんからね。

      結局、低迷する日本経済、これがしょーもないクルマの需要を大きくし、魅力のない市場にしてしまっているということだと思います。(-_-)