【試乗記】 ホンダ CR-V e:HEV RS

 2026年2月に日本で発売となった、

ホンダの新型CR-V試乗した。

 実はこのクルマ、

ベースとなっているモデルは、海外ではすでに2022年に発売されているモデル。

当初は日本で売る予定がなかったモデルなのだが、SUVニーズの高まりに対応し、今頃になって日本仕様を出してきた。

そういう意味では、純粋な新型ではない。(-_-)

 海外で先行して売られていたクルマが、何年か経ってから日本で売られることはよくあることで珍しくはないのだが、正直、「今さらかよ!」って思うよね。(^_^;

 でも近年は、私の次期愛車候補になるような新型車の登場が非常に少なくなっているため、こういう「ニセ新型車」も新型車の1つとして試乗していかないと、ホントに選択肢が少ないんだよね。(^^;

 さて、

そのニセ新型車「CR-V」は、私の次期愛車候補となり得る出来栄えのクルマだったのか?

以下に率直なインプレッションを述べさせて頂く。

試乗車の概要

年式 2026年式
走行距離 50km
車名 CR-V
グレード e:HEV RS
駆動方式 FF
トランスミッション CVT
装着タイヤ ミシュラン
LATITUDE Sport 3(235/55R19)
型式 6AA-RS5
排気量 2.0リッター(自然吸気)
最高出力
(エンジン)
148ps/6100rpm
最大トルク
(エンジン)
18.7kgf・m/4500rpm
最高出力
(モーター)
184ps/5000-8000rpm
最大トルク
(モーター)
34.2kgf・m/0-2000rpm
全長 4700mm
全幅 1865mm
全高 1680mm
車両重量 1750kg
車両本体価格 512万2700円(税込)
試乗日 2026年3月23日
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試乗インプレッション

1.走りの性能・・・★★★☆☆

 動力性能も不足はないし、乗り心地もいいし、ハンドリングもいいんだけど、なんか走らせてて「楽しい」という感じがしないんだよね。

気分が盛り上がらないというか、優等生的な走りだと思うんだけど、普通に走ってるだけで楽しいと思わせるような「何か」が無い。

 スポーティーな走行を楽しもうという気分にさせるほどエモーショナルではない。

かと言って、高級車的な走りを味わえるほど走りの質感が高いわけでもない。

でも、足として使うにはかなり上等。

全体的には、そんな走りの印象だ。

(1)発進挙動・・・★★★★☆

 うーーーん、、、まぁいいんじゃないかな。(^_^;

と、

いきなりビミョーな表現で申し訳ないが、そのような表現になったのは、発進してタイヤが転がった瞬間の感触が、私の期待値に届いてなかったからだ。(^^;

 ブレーキをほどいて動き出した瞬間、サラッとした雑味のない感触でタイヤが転がり、アクセルを踏んでも急な飛び出し感はなく、自然な発進挙動。

なので、「挙動」としては何ら問題のない、よく躾けられた発進挙動なので、4つ★は与えていいレベルだ。

 ただ、、、

タイヤが転がった瞬間に、「おっ!」と思わせる感触が無いんだよね。(-_-)

先述した通り、雑味のない感触でそれなりに上質感はあるのだが、「高級感」という所までは及ばないのだ。

ヴェゼルやZR-Vよりも大きくて重いクルマなので、もっとヌルッとしたなめらかな感触とか、重厚感みたいな感触があるんじゃないかと期待していたのだが、そういった感触を感じることはできなかった。

 そんなわけで、

評価としては4つ★なのだが、印象としては少しネガティブな印象が残った。(-_-)

(2)加速フィール・・・★★★☆☆

 うーーーん、、、これまた悪くはないんだけどねぇ。(^_^;

と、

発進挙動に続いてまたしてもビミョーな表現になってしまった。(^o^;

 発進後、

中速域までの加速や、中速域からの加速はリニアで上品な加速。

それはまぁいいとしよう。

でもね、、、

なんかね、気持ち良さというか、爽快感というか、アクセルワークに対する車速の伸び感が、何となく物足りないのだ。

絶対的な加速力が足りないわけではないのだが、イメージするよりもアクセルを踏まないと、求めているような加速が得られない感じ。

こちらの期待としては、もっとグイグイ走ってほしいというか。。。(-_-;

 ちなみに、

ドライブモードをスポーツモードにすると、まぁ当たり前だが、アクセルワークに対してレスポンスが敏感になる。

それでも過敏というほどのレスポンスではなく、むしろちょうどいい感じ。(^_^)

レスポンスだけでなく、加速力もノーマルモードより力強く感じられるし、エンジンがムダに高回転で回るような感じもしない。

なので、

スポーツモードでは全体的な加速フィールが良くなるし、ノーマルモードよりもバランスが良いと思う。

なので、

このクルマに関しては、スポーツモードの味付けをノーマルモードにすべきだと思った。(^^;

 ちなみにこのクルマ、

車両重量がシビックより約300kgぐらい重く、

ZR-Vと比べても約200kgぐらい重い。

まぁ言ってみれば、シビックやZR-Vにアップライトピアノを積んで走ってるようなものだ。(^o^)

シビックやZR-Vと比べるとパワーとトルクのスペックは若干高いものの、その車両重量の重さゆえに、シビックやZR-Vよりも加速フィールが劣ってしまうのだろうか?

もしそうなら、ドライブモードがノーマルモードの時に手加減している場合ではないだろう。

ノーマルで本気を出してもらいたいね。(^_^;

 というわけで、

挙動そのものの躾は悪くないのだが、気持ちの良い加速フィールかと言われたら、それほどのものでもなく、いわゆるフツーって感じ。

(3)パワーフィール・・・★★★☆☆

 いつもの急坂でアクセルを踏み込んでみた。

すると、

アクセルを踏み込んでも、すぐに急加速できるほどの鋭い加速レスポンスではなく、じわっと加速力が増していく感じ。

なので、アクセルを踏み込んだ瞬間は、ちょっと重苦しさを感じさせる挙動を見せる。

最終的には力強い加速フィールが得られるので、絶対的な加速力が足りないわけではないのだが、体感的なパワーフィールとしては3つ★レベルかな。(^_^;

 ZR-Vの試乗評価でもパワーフィールには3つ★を付けたが、絶対的なパワーフィールは同等レベルであるものの、アクセルを踏み込んだ瞬間の加速レスポンスはCR-Vのほうが鈍いので、同じ3つ★でもZR-Vよりは少し劣る印象だ。
 

 ちなみに、

スポーツモードにすればいくらか加速レスポンスが早く鋭くなるのだが、それでも「普通」の域を超えるものではないので、先述した通り、やはりこのクルマはスポーツモードの味付けをノーマルモードにすべきだと思うね。(^_^;

(4)ハンドリング・・・★★★★☆

 うん、いい感じ。

クイックでもなくダルくもなく、違和感のない特性。

微妙なハンドル操作にもイメージ通りに反応してくれるので、扱いやすい特性だと思う。

 試乗コースに以前あったS字カーブが、道路工事によって形状が変わってしまいヘアピンカーブになってしまったので、ハンドルの切り返しでの挙動がチェックできなかったのだが、とりあえずヘアピンカーブを速めの速度で曲がってみた感じでは、ハンドリングは良い印象だ。

 タイヤが路面を捉える感触もよく伝わってくるし、ロールもジワッとする感じで、ある程度までロールした所でしっかりと踏ん張って、ピタッと抑えが効いている感じ。

まぁZR-Vと比べると車高が高い分、若干ロールは大きめに感じる(実際のロール量というより体感的なものかもしれないが)ので、チャキチャキしたスポーティーなハンドリングという感じではないのだが、不安感なく、ほぼイメージ通りのラインで曲がることができた。

ここで「ほぼイメージ通り」としたのは、アンダーステアはZR-Vと比べると少し出やすい感じがしたからなのだが、それでも想定の範囲内であり、怖さを感じさせるような挙動はなかったので、この種のクルマでは問題視するような話ではない。

 そんな感じなので、ワインディングをチャキチャキ、キビキビと走るようなクルマではないと思うが、ステアリング操作に対する応答性と挙動は、スポーティーな走行にもそれなりに対応できるハンドリングだと思う。

まぁでも、これぐらいのサイズのSUVなら、スポーティーに走らせるよりも、ゆったりまったり走らせたほうが良さが出るとは思うけどね。(^_^)

(5)ステアフィール・・・★★★★☆

 軽すぎず重すぎず、まずまずの手応え。

路面からのインフォメーションも適度に伝わってくるし、それでいてムダな振動もなく、万人向けの上質なステアフィールと言っていい。

 ZR-Vに試乗した時は、時々ブルブルした振動が伝わってくるのを感じたのだが、今回のCR-Vではそのような振動は感じなかった。

それ以外は、ZR-Vと大きな違いはない。

 なので、

評価としては4つ★の優等生的なステアフィール。

特に文句をつけるようなところはない。

のだが、、、

ZR-Vの試乗記でも書いたのだが、突出する何かがあるわけじゃないんだよね。

キャラが薄いというか、優秀なんだけど面白くない奴というか、フツーに運転してるだけでなぜか楽しいと思わせるような、「何か」が足りないのだ。(^_^;

 ZR-Vよりデカくなるし値段も高くなるから、それなりの重厚感とか高級感とか、何かプラスの要素があることを期待していたのだが、どうやらそこまでこだわったクルマではないようだ。(-_-)

 というわけで、

評価としては悪くないのだが、正直、少し残念な印象が残るステアフィールだった。

(6)ブレーキフィール・・・★★★☆☆

 ブレーキフィールもまた、ZR-Vと同じく初期制動の立ち上がりが急峻気味なのが残念だが、そこから先、ブレーキペダルを踏み込んでいった際のブレーキの効き具合は、リニアで自然なフィーリングだ。

ただ、、、

ZR-Vでは気にならなかったのだが、今回のCR-Vでは、止まり際ややカックンブレーキになりやすいと感じた。

なので、

停車する際はちょっと注意が必要で、気を使う。(-_-;

 まぁ慣れの問題の範疇であり、大きな問題は無いのでギリ4つ★を付けようかと思ったんだけど、初期制動の立ち上がりと停車時のカックン、この2つのマイナス要素があると、街乗りで上質な走りを楽しむ上ではそれなりに割り引く必要があるので、ここは3つ★評価とさせて頂く。

2.乗り心地・・・★★★☆☆

 悪くない、いや、むしろ普通に評価すれば、乗り心地の良いクルマと言っていい乗り心地だと思う。

ただ、、、

率直な印象として、「オモロない」んだよね。(^^;

 基本的にはスポーティーな味付けにして、なおかつ、乗り心地の良さも両立しようとした結果、どっちも中途半端になってしまった典型みたいな乗り心地なのだ。(^o^;

 唯一、フラットライドという点では他の一般的なクルマより優秀だと感じるが、それもセッティングの詰めが甘い。

 スポーティーだけど、ハンドリングも含めてワインディングを攻めて楽しむような乗り味のキャラクターでもないし、かと言って、街乗りでまったり走らせて高級感を味わえるほどのコンフォート性もない。

ま、簡単に言えば、「中途半端」って感じかな。

明確なキャラクターを求めなければ「いいクルマ」なんだろうけど、私としてはあまり魅力を感じない乗り心地だった。

(1)スポーツ性・・・★★★☆☆

 硬いというほどではないが、路面へのタッチはやや硬質な感触。

ゴツめのスポーツタイヤを履いていることもあって、路面をビタッと捉えている感触が何となくスポーティーで、荒れた路面を通過しても足回りはバタバタせずよく追従している。

 ボディの姿勢変化もよく抑えられていて、足回りが硬質な感触の割には、低中速域でも荒れた路面を通過する際の揺すられ感は少なく、なかなかフラットな乗り味だ。

ただ、

ある程度以上に路面の凸凹がヒドくなると、フラットな乗り味が崩壊するというか、意外と上下左右に揺すられるのは惜しいところ。

 まぁでも、街乗りのほとんどのシーンでは、フラットでスポーティーな感触で走ってくれるので、街乗りで「スポーティーな感触」を上品に楽しむには、ほど良い味付けなのかもしれない。

(2)コンフォート性・・・★★★☆☆

 タイヤが転がる感触がやや硬質なためコンフォートな乗り味という感じはしないのだが、先述した通り、荒れた路面を通ってもある程度以上の凸凹がない限りは、足回りがよく凸凹をいなしてくれる。

なので、乗り心地が良いと言えば良い。

だが、コンフォートと呼ぶには、もっと滑らかでヌルッとした路面タッチを求めたいところ。

RSグレードということで、そもそもコンフォート性を期待するクルマではないのだろう。

3.静粛性・・・★★★★☆

 第一印象は静かなクルマ。

アクセルを踏み込んでも、聞こえてくるエンジン音は驚くほど静かだった。

なんせ、エンジン音の音質を評価しようとして、けっこうしっかりとアクセルを踏み込んだのに、あんまりエンジン音が聞こえなくてやり直したぐらいやからね。(^o^;

 こうなると、目立つのはロードノイズ、

と思いきや、

ロードノイズも比較的静かで、荒れた路面を通過する際に足回りで発生する音の侵入もよく抑えられていた。

 試乗中、けっこう荒れた道も通ったのだが、走行に伴う振動による内装の低質音もほとんど発生せず、全く気にならなかった。

 ただ、

静かは静かなんだけど、高級感のある静かさとはちょっと違う。

言葉で説明するのは難しいんだけど、漂うノイズに重厚感がないと言うか、ノイズレベルは低いんだけど、ノイズの周波数が大衆車っぽさを感じさせると言うか。(^_^;

まぁ大衆車なんだから当たり前だろうと言われるかもしれないけど、日本車で車両本体価格が500万円オーバーとなったら、やっぱりそれなりの高級感を期待してしまうんだよね。(^^;

そういう意味では、静粛性は高いんだけど、楽しめる静粛性ではない感じ。

 さらに言わせてもらうと、

0~30km/hぐらいの低速域では気にならなかったものの、街乗りで多用する40~60km/hぐらいの中速域でアクセルを踏んでいると、

「ピーーーーーー・・・・」

という高周波音がずっと聞こえていた。

ボリューム的にはそれほど大きな音ではないのだが、これが私には、地味に耳障りに感じた。(-_-)

まぁ耳の衰えたジジィとかババァにはほぼ聞こえないだろうと思うが、若年および中年の年齢層だと恐らくはっきりと聞こえるんじゃないかと思う。

静粛性が高いがゆえにこんな小さな音でも聞こえてしまうので、あと少し、気を配ってほしかったね。

 ちなみにこの高周波音、

シビックやZR-Vに試乗した時には気にならなかったのに、なぜCR-Vでは耳障りに感じるほど気になったのか、その理由は分からない。

4.エンジン音の音質・・・★★★☆☆

 がさつ感のないキレイなサウンド。

だが、わざわざ聞きたくなるようなサウンドでもない。

 静粛性が高いのでエンジン音の存在感があまり無く、常に大人しく回ってる、そんな感じのエンジン音だ。

その存在感の無さも、装備表を見て納得。

アクティブノイズコントロールが装備されているようなので、恐らくこれが効いていたのだろう。

 基本的には街中をまったりと走らせるのがこのクルマには合ってると思うので、そういう意味では、エンジン音の存在感を消しているのは正解だと思う。

なのでこのクルマに関しては、エンジン音の音質について論じる意味は、あまり無いと思うね。(^^;

5.居住性・・・★★★★☆

 くつろげるゆったり感といい、運転のしやすさといい、居心地の良い空間となっている。

結局のところ、このクルマの一番の美点は居住性かもね。

って、こんなこと言うと、よくある「ただ広いだけの箱」みたいなクルマと同じ扱いをしてるように思われるかもしれないけど。(^^;

(1)運転席・・・★★★★☆

 ゆったりしてるね。

シートのサイズも余裕があって、RSグレードだからといって特にタイトな感じはなく、リラックスできる適度なホールド感。

座り心地もいい感じだし、ドライビングポジションも自分の望む位置にきっちり合わせることができた。

(2)後席・・・★★★★☆

 運転席を自分(身長180cm)のドライビングポジションに合わせた状態で、後席に乗り込んでみた。

すると、

ヒザ前には、拳を縦に2個半、

頭上には、拳を横に1つ分

ぐらいの余裕があった。

 ただし、

これは後席シートを最も立てた状態での話。

後席シートは手動のリクライニング機能がついており、これを使ってシートをリクライニングすれば、当然ながら頭上の余裕は大きくなる。

私にとっては、スペース的には十分な広さだ。(^_^)

 ヘッドレストのデフォルト位置の高さは若干低いけど、引っ張り上げなくても何とか頭を支えてくれる位置にあり、許容範囲。

 シートのホールド感はあまりないのだが、街乗りでは基本的にそんなに揺れないクルマなので、さほど問題ないだろう。

いや、むしろこれぐらいのほうがくつろぎ感があって、このクルマには合っていると思う。

6.内装質感・・・★★★☆☆

 これは正直ガッカリだなぁ。(-_-)

これだったら、シビックやZR-Vのほうがいくらかマシなのでは? (^_^;

 ダッシュボードやドアの内張りはソフトパッドで、ヒジ置きの部分は合皮が張られていて柔らかく仕上げられている。

まぁここまでは当たり前として、特にガッカリしたのは、センターコンソールのシフト周りだ。

カチコチの樹脂で囲まれた島におなじみのボタン式のシフトスイッチがあり、その周りの表面は、ツヤ消しの樹脂で埋められている。

ここは目立つ部分なので、何らかの加飾が欲しかったところだ。

 グローブボックスは、開閉レバーの質感もその操作感もチャチな感じで、フタには一応ダンパーは付いているものの、内側はプラスチックむき出し。

車両価格を考えると、せめて起毛処理ぐらいはしてほしかったね。(-_-)

 さらに言わせてもらうと、後席ドアの内張りはソフトパッドではなくカチコチの樹脂で、もはや完全にZR-V以下の質感。

ヒジ置き部分だけは合皮なのがせめてもの救いだ。(-_-)

 そんなわけで、

ZR-Vよりもデカくて値段も高い割には、それなりの上級感が皆無どころかZR-V以下の質感。

まぁ違う所にコストがかかってるから、内装の質感まで差別化するに至らなかったのだろうけど、500万円オーバーでこの質感じゃあ、ガチクロカンならともかく、FFの街乗りSUVとしては訴求力が弱いよね。(^_^;

7.装備・・・★★★★☆

 今となっては当然の装備だが、フルLEDヘッドライトはハイビームの照射範囲を自動で制御してくれる「アダプティブドライビングビーム」を標準装備。

ついでにアクティブコーナリングライトも標準装備だ。

 シートはポジションメモリー付きのパワーシートが標準装備。

ドライビングポジションシステムにより、降車の際にはシートを自動で後退させてくれるし、記憶されているポジションにシートを合わせてくれる。

 もちろん、前席シートヒーターも標準装備。

ただ、4WDモデルでは後席にもシートヒーターが付くが、今回試乗したFFモデルは前席のみだ。

さらに、

ZR-Vでは標準装備だったステアリングヒーターが、このCR-VのFFモデルでは付いていないというのは残念というか、実にセコいなぁと思う。(-_-)

 車内の静粛性に貢献するアクティブノイズコントロールが標準装備。

そして、ドライブモードがスポーツモードの時にエンジン音を演出する、アクティブサウンドコントロールも標準装備されている。

 私がこだわる、側後方に対する安全支援装備ブラインドスポットインフォメーションも標準装備。

最近では当たり前になりつつある装備、マルチビューカメラシステムも標準装備だ。

 いま装備表を見て気付いたが、足回りには振幅感応型ダンパーが標準装備されているようだ。(^o^;

なるほど、あのフラットな感じはこのダンパーが効いてたのかもね。

 オーディオは12スピーカーのBOSEプレミアムサウンドシステムが標準装備。

こういう、本来ならオプションのようなオーディオが標準装備されている割には、ETCがいまだにオプションというのがもはや謎でしかないといつも思うのは私だけだろうか。(^_^;

 まぁあとは基本的な装備、

・自動防眩ルームミラー
・雨滴検知式ワイパー
・リバース連動ドアミラー
・ヒーテッドドアミラー

などは当然ながら標準装備。

 というわけで、それなりに装備は充実しているのだが、特に目新しさは無いよね。(^_^;

8.オーディオ音質・・・-----

 今回はチェックしていない。
(音源が入ったUSBメモリーを忘れた)

9.デザイン・・・★★★☆☆

 及第点ではあるけれど、デザインに魅力を感じるほどではない。

まぁ、「デザインで落選」するほどヒドくはなく、無難にまとまってるというか、まさに普通。

(1)エクステリア・・・★★★☆☆

 直線基調のスッキリしたシンプルなデザインだ。

カッコいいと言うほどではないし、特に攻めた部分があるわけじゃないのでインパクトは弱いけど、フロントフェイスはいい感じだし、全体的には悪くないと思う。

ってゆーか、

どちらかと言えば好きな部類のデザインだ。

けど、イマドキの新型としてはフツーすぎる。

まぁ冒頭に書いた通り、

そもそも新型じゃないんだけどね。(^_^;

(2)インテリア・・・★★☆☆☆

 インパネ周り、最近のホンダ車のインテリアデザインとして統一感を持たせているんだろうけど、これまたあっさりし過ぎててオモロないんだよね。(^^;

センターコンソールのシフト周りも愛想なしだし、造形、加飾ともに物足りない。

もうちょっと「新しさ」を感じさせてくれるような工夫がほしかったね。

10.コストパフォーマンス・・・★★☆☆☆

 これはアカン。

500万円オーバーなりの満足感が得られない。

この価格帯になると、やはりそれなりの質感を求めてしまうが、走りの質感も内装の質感も、私の期待に届くレベルではなかった。(-_-)

 居住空間の居心地も乗り心地も良いので、移動の手段としては上等なクルマ、いや、上等すぎるぐらいだ。

でも、そのレベルでいいんだったら、もっと安いクルマでも近いレベルのクルマはあるんじゃないかと思う。

はっきり言って割高なクルマやね。(-_-)

11.総評・・・★★☆☆☆

 結論から言うと、私の次期愛車候補にするには力不足な内容のクルマだった。(-_-)

 まず走り。

どこが悪いというほど悪いわけでもなく、ハンドリングの良さや静粛性なども含めて、基本的には無難にまとまっている。

しかし、

走りの質感も大したことないし、インパクトのある動力性能があるわけでもない。

 そして乗り心地。

スポーティーかと思いきや、第一印象ほどスポーティーに振ってるわけではなく、かと言って、コンフォートと言えるほど路面タッチがしっとりしているわけでもない。

 そして装備。

ガチの新型ではないこともあり、

特に目新しい装備が付いているわけでもない。

 つまり、

何を楽しみにこのクルマを買うのか、このクルマを買ったらどんな楽しいカーライフが待っているのか、というイメージが沸いてこないのだ。

まさに、

快適に移動するための道具、

ただそれだけ。

何が楽しいというわけではない。

クルマ好きの人にとってはインパクトの弱い、フツー過ぎるクルマというのが全体的な印象だ。

 その程度のクルマだけど、価格はいっちょ前に500万円オーバーというコスパの悪さ。

まぁどんどん新車の価格が高くなっている昨今の新車事情を考えれば、500万円オーバー程度の価格は「普通に毛が生えた程度」なのかもしれないが、私にはこの程度の内容で500万円オーバーというのは受け入れがたい。(-_-)

たとえコスパが悪くても、デザインが良ければ我慢できることもあるけど、そこまでデザインに魅力があるわけでもないしね。(^_^;

 ただ先述した通り、居住性は良いと思うし、特にこだわりが強くなければ大きな欠点もないクルマなので、ある意味、典型的な「ザ・日本車」とも言うべき存在。

居住性重視でクセのないデザインのSUVが欲しいという人にとっては、良い選択肢の1つなのかもしれない。

 ただ私は今回の試乗で、

「あえてこのクルマを選ぶ価値がどこにあるのか?」

その答えを見つけることが出来なかった。

 というわけで、

総評としては2つ★。

 悪いクルマじゃないんだけどね、

このレベルだったら、

たとえ車両本体価格があと100万円安くても

せいぜい3つ★評価だと思う。(-_-)

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