買ってから気付く、インプレッサの意外な良いところ

 先日の記事、

「インプレッサの、ここがイケてない!」

では、買ってから気付いたインプレッサのイケてないところについて書かせて頂いた。

 今回はその逆。

買わないとなかなか気付けない、インプレッサの意外な良いところについて書かせて頂こうと思う。

つまり、「買ってから気付いた、思いがけず良いところ」、についてだ。(^_^)

 でもなぁ、こう言っちゃうと、みんな期待してしまうだろうから、この記事読んだらシラけるかもなぁ。。。(^^;

 まぁいいや。(^o^)

以下、とにかく私が感じたままを書かせてもらうとしよう。

クラスを超えた装備!

 インプレッサには失礼ながら、私が「意外に良い」と感じたところは、装備である。

どんな装備を意外に良いと思ったのか、まずは以下に箇条書きにしてみよう。(^_^)

  1. パワーウインドウが上等
  2. ウェルカムライティングが上等
  3. ブルーシャワーライトが付いている

 以上。(^o^)

 えっ?

少なすぎるって?

いやいや、そんなことはないよ。

「意外なところ」なわけだから、1つあるだけでも十分ありがたいのであって、しかもそれが3つもあるのだから、むしろ素晴らしいと言っていいだろう。(^_^)

 では、それぞれについて詳細をお伝えしていくとしよう。

1. パワーウインドウが上等

 インプレッサは、スバルのヒエラルキーにおける底辺の車種。

よって、装備も底辺なりの内容である。

はずなのだが、納車後いきなり「パワーウインドウ」に驚かされた。

 あっ、パワーウインドウのスイッチにメッキの加飾が付いているとか、そんな最初から分かりきってるような話ではないよ。(^o^)

 まぁこの動画を見てくれたまえ。(^ー^)

 お分かりになっただろうか?

ウインドウが完全に閉まる直前と、ウインドウが全開になる直前に、ウインドウの開閉速度がゆっくりになっていることに。(^_^)

 主要装備表の記載で言えば、「速度制御機能付」と書かれている部分の機能だ。

 これにはちょっとビックリしたね。

いや、ちょっと高級なクルマには、以前からこういう機能は付いてたけど、まさかインプレッサのような底辺クラスのクルマでこの機能が付いているとは、全く予想していなかった。(^^;

 えっ?

閉まる瞬間と開く瞬間にゆっくりになろうがなるまいが、どうでもいいって?

それを言っちゃあおしまいだよ。(^o^)

そういう、一見「どうでもいい」ところに一手間加えられるかどうかで、おもてなし感とかプレミアム感というのがアップするものなのだ。(^_^)

 本来、インプレッサのクラスであれば、ここまでの機能は求められない。

にもかかわらず、こういった機能が付いている。

だからこそ「意外」であり、そこは高く評価したいと思うわけだ。(^_^)

2. ウェルカムライティングが上等

 これに関しては、すでに、

「意外!インプレッサのウェルカムライティングが!」

という記事で取り上げたので、上記リンクの記事を参照して頂きたい。

 よってここでは詳細については割愛するが、簡単に言うと、

「キーレスアクセスのアクセスキーを持ってクルマに近づくだけで、ウェルカムライティングが自動的に点灯する」

そんな機能が付いているということ。

 よくあるウェルカムライティングの機能としては、キーを操作して解錠しないとウェルカムライティングが点灯しないのだが、インプレッサのウェルカムライティングはキーを持って近づくだけで自動で点灯するところが「上等」なのだ。(^_^)

3. ブルーシャワーライトが付いている

 これ、以前にコメント欄でどなたかも書いておられたが、なんとインプレッサという底辺クラスにもかかわらず、「ブルーシャワーライト」が付いているのだ!

 「オーバーヘッドコンソールライト」と言ったりもするこの装備は、夜間にほんのりとシフト回りを照らしてくれる装備

明らかにパッ!と照らしているわけではなく、あくまでもさりげなく照らしているだけなので、言われないと気付かない人も多いと思う。

だが、この装備があると無いとでは、個人的にはえらい違いだと思っている。

この装備が付いてるクルマに乗っていると、あまりにもさりげないので気付かないのだが、逆にこの装備が無いクルマに乗って夜間に走ると、手元がメチャクチャ暗いことに気付く。

そして、この装備のありがたさに気付くのだ。(^o^)

 プレミアム感、とまで言うと大袈裟かもしれないが、シフト回りがほんのり照らされているだけで質感はグッとアップする

この装備も、本来はインプレッサクラスのクルマには付いてることを期待できない装備。

それだけに、納車されてから初の夜間走行時に気付いた時は驚いたし、うれしい誤算だった。(^_^)

 ただ、、、

ちょっと気になったのは、この「ブルーシャワーライト」という装備、B型以降の主要装備表には記載があるのだが、初期型(A型)の装備表には記載が無かった

●B型の主要装備表より

●A型の主要装備表より

 B型が出た時のニュースリリース資料には、ブルーシャワーライトの追加などは書かれていなかったので、単に記載が無かっただけで、A型の時からこの装備はあったのだろうか?

今となっては確かめようもないので、もしA型にお乗りの方がおられたら、情報お寄せ頂ければありがたい。

まぁそれはともかく、現在発売されているC型の主要装備表にもブルーシャワーライトの記載はあるので、これからインプレッサを買う人は心配ご無用だ。(^_^)

おまけ

 以上、インプレッサの意外な良いところについてご紹介させて頂いたわけだが、ここで「おまけ」を1つ紹介しよう。

わざわざ取り上げるほどには、大きな意外性も重要性も無いのだが、納車の際に営業マンさんからインプレッサのマニュアル類を手渡された時に思ったこと。

マニュアルのケースカバーが意外とまとも

ってこと。(^o^)

 私の知る限り、底辺クラスのクルマのマニュアルケースカバーって、

「ツルツルのビニールカバーで、特に冬になると妙に固くなって、形も徐々に波打った感じになって、そのままクセがついて固まるし、端っこはヒビ割れしてくるし、汚れも付きやすくてだんだんみすぼらしくなってくるし、、、」

みたいな、これでもかというくらい質の悪いカバーが使われているイメージしかなかった。(^o^;

 ところがインプレッサのマニュアルケースカバーは違った。

もちろん、別に高級な素材が使われてるわけじゃないし、簡素な物であることには違いない。

 だが、ちゃんと縁取りもされてるし、社名ロゴの型押しまでされていて、なかなかちゃんとしたケースカバーだと思う。

クルマとは関係のない部分とはいえ、「おまけ」として、ちょっとうれしい部分。(^_^)

他にも良いところは一杯!しかも伸びしろもある!

 期待して読まれた方は拍子抜けしたかもしれないが、以上が、インプレッサ購入後に私が気付いた「意外な良いところ」だ。

この記事を読まれた方の中には、

「イケてないところはあんなにたくさんあったのに、イケてるところはなんでこんなに少ないんだ!」

と、気を悪くされた方もおられるかもしれない。(^^;

 だが、申し上げている通り、今回の記事で取り上げたのは「意外な良いところ」であり、買う前から良いと分かっている部分については取り上げていない。

つまり、良いところはたくさんあることが分かっている上で、さらにプラスアルファとして買ってから気付いた良いところを取り上げたわけだ。

 えっ?

買う前から分かってる良いところも教えてくれって?

じゃあ軽く箇条書きにしようか。(^ー^)

  1. しなやかさとなめらかさとスポーティーさがハイレベルに調和している
  2. 軽快なのに重厚さも感じられる乗り味
  3. CVTの割にはダイレクト感のある加速性能
  4. 総合的に静粛性が高く、ロードノイズも比較的よく抑えられている
  5. クイック気味だけど過敏ではなく、意のままに操れるハンドリング特性
  6. ズシッとした手ごたえとインフォメーションの濃いステアフィール
  7. このクラスにしては頑張っていると感じる内装の質感

 まぁざっくりこんな感じだよ。(^_^)

見てもらうと分かるように、ほとんどが「走りの質感」に関わる部分。

いかにインプレッサが、このクラスらしからぬ走りの質感を実現しているか、ということの証だ。

 そしてこのインプレッサのさらにスゴいところは、まだ伸びしろがあるというところだ

 すでにクラスを超えた走りの質感を実現しているのだが、乗ってると何となく分かるんだよね、

「これは、、、まだまだもっと良くなるな。」

ってね。(^_^)

 私が着目したのはインプレッサのエンジン音

先代に比べればガサつな感じはかなり改善されているし、そのままでもこのクラスのクルマとしては決して悪くないのだが、エンジン音に関してはまだ伸びしろがあると見た。

なお、エンジン音の改善については、改善のための取り組みを実行し、ただいま経過観察中だ。

結果が出るまではまだしばらく時間がかかるが、また結果が出た際には記事にして紹介しようと思う。(^_^)

あっ、エンジン音の改善に伸びしろがあると言っても、さすがにBMWレベルのサウンドに仕上げるのは無理なので、あまり過度に期待しないで下さい。(^^;

 というわけで、乗れば乗るほどに「良いクルマだなぁ」と感心させられるインプレッサ

当ブログの記事を通じて、少しでも多くの人にこのクルマの良さが伝わればうれしく思う。




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コメント

  1. 匿名 より:

    A型乗りですが、左右のスポットマップランプの間に小さなブルーライトが付いています。
    2年近く乗っていて、今まで気付きませんでした。とても参考になります。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      情報お寄せ頂き、ありがとうございます。

      そうですか、やはりA型にもブルーシャワーライトは付いてるんですね。

      けっこうありがたい重要な装備なのに、装備表に記載していないとは、何と奥ゆかしい。(^o^)

      途中で気付いて、B型からは載せるようにしたのかもしれませんね。(^^)

  2. 2.0iSスポーツ乗り より:

    以前、シャワーライトについてコメントした者です。
    当たり前のように標準化されて備わってくる機能はカタログに記載されなくなる事がたまにありますが、今回は逆ですしA型カタログは記載モレかもですね。

    マニュアルケースカバーはB型から立派な物に変ったのですかね?
    自分のA型のは、いわゆる安っぽいビニールのやつですよ(笑)。

    箇条書きされた良いところ、僭越ながら私の印象と同じです。
    特に挙げておられる1と2に感動して、この車を私は選んだようなもんです。
    18インチ標準タイヤとのマッチングも素晴らしいと感じました。扁平率の低いスポーツタイヤをうまく履きこなしているなと。
    まあ乗り味に関しては人それぞれの好みがあると思いますが。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      シャワーライトの件は、おっしゃる通り、単なる記載もれでしょうね。(^_^)

      ところで、驚いたのですが、な、なんと!
      同じ車種なのに、購入するディーラーによってマニュアルケースカバーが変わるんですか!?

      これは知らなかった。
      てっきり同じ車種なら、同じカバーなのかと思ってました。(^^;

      2.0iSスポーツ乗りさんのカバーは、あの典型的なビニールカバーなんですね。

      じゃあ私がお世話になってるディーラーは、どうやらたまたま「当たり」だったようです。(^^;

      インプレッサの良いところに関しての感想は、私と同じとのことで恐縮です。

      いいクルマですよね、インプレッサ。
      正直、現行型に関しては「名車」と言っていいレベルだと思います。

  3. 匿名 より:

    私もB型のG4 2.0iSに乗ってますが、マニュアルケースは安っぽいビニールのですから、ディーラーによるのではないでしょうか?

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      マニュアルケース、ビニール派が多いようですね。

      やっぱ私は単にラッキーだっただけで、多くのインプレッサユーザーはあの定番のビニールカバーなのかもしれませんね。(^_^;

      しかしクルマは進化してるのに、あのビニールのマニュアルケースだけは何年経っても進化しませんな。(^o^;

  4. 通りすがり より:

    素朴な疑問なんですが、セダン派のオレ様氏は夏冬タイヤ交換の際に車内にタイヤ積むのが面倒くさくないですか、セダンだと?
    ハッチバックやワゴンに比べて。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      私は夏タイヤとか冬タイヤとか、いちいち履きかえません。

      大阪在住だと雪が路面に積もる日なんてほとんど無い(多少降っても積もるほどではなく、すぐ解ける)ですからね。

      雪が積もったらクルマに乗らない、それが最強の事故防止です。
      だから年中、夏タイヤを履いてます。(^o^)

      だって、大阪なんて雪積もっても夏タイヤのまま走ってるクルマがウジャウジャいますから、こっちが冬タイヤ履いてちゃんと止まっても、周りのクルマが止まらないので意味ないですからね。

      追突されたら最悪だし、動けなくなったクルマで大渋滞に巻き込まれるとイヤなので、とにかく大阪で雪が積もったらクルマでは出かけない、これに限ります。(^o^)

  5. ban*** より:

    取説本等のケースについて

    今年6月に納車された愚息のレヴォーグは、あのビニル製でした。11月にG4を受け取りに行った時に、営業の方が、「今回、息子さんの時よりケースが良くなってますよ。」と言っていたので、車種に関係なく夏以降に変更になったのではないでしょうか。

  6. NC のり より:

    辛口様
    いつも楽しく拝見しています。
    すごく勉強になります。

    現在、インプレッサスポーツの
    2000cc4WD を購入するか、
    車検を通して一年後くらいに
    MAZDA3?(次期アクセラ)を購入するか、
    悩んでいます。
    (現車はロードスターNCです。)

    辛口様は、
    セダン党のように推察していますが、
    インプレッサスポーツではなく、
    G4を選択された理由を
    教えていただければと思います。

    G4かっこいいですが、
    スポーツもなかなかではないでしょうか。
    \(^-^)/

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      インプレッサスポーツか、次期アクセラかで悩んでいるとのことですね。

      とりあえず、インプレッサに関してのご質問、
      「インプレッサスポーツではなく、G4を選択した理由」
      について、回答いたします。

      G4を選んだ理由の詳細は、前ブログの下記の記事、

      「新型インプレッサ、俺様の希望グレード決定!」

      をご覧頂ければ幸いですが、結論だけ簡単に言うと、

      ・「スポーツ」にはマフラカッターが付いていない(G4では標準装備)
      ・「スポーツ」のサイドビューが「レヴォーグのショボい版」という感じに見える

      ということで、G4もカッコいいとは思わないものの、減点方式で考えた時、スポーツよりはマシかな、という結論に至りました。(^o^;

      以上お読み頂ければお分かりのように、私としてはインプレッサに「デザイン」的な魅力はあまり感じていません。
      (フロントグリルをオプション品に替えたことで、印象はかなりマシになりましたが)

      クラスの域を超えた走りの質感、そこがインプレッサの最大の魅力だと思っています。(^_^)

  7. 藤井 宏一 より:

    辛口様
    インプレッサG4のエンジン音は改善されましたか?改善されていれば是非とも聞かせてください。
    チ愛車BMW120iStyleのエンジン音と比較してどうでしょうか?同レベルであれば買い替えを検討します。