昨年(2018年)の12月14日、新型インサイトが発売された。
さっそく試乗したので、ここに試乗記をアップさせて頂くとする。(^_^)
ところで、新型インサイトについては、私としては一応チェック(書類選考)はしようと思っていたものの、正直あまり期待はしていなかった。
恐らく書類選考で落選となり、試乗しない可能性が高いだろうな、と。
と言うのも、「インサイト」と言えば、私の中で「デザインがカッコ悪い!」というイメージが強かったから。
実際、初代インサイトなんて、ダサすぎて直視できたモンじゃなかった。(^o^)
2代目でだいぶマシにはなったが、メリハリのない旧プリウス的なフォルムに近いデザインは、私の好みとは程遠く、全く魅力を感じなかった。
それだけじゃない。
ハイブリッドで価格も抑えて・・・、というのが、インサイトが背負う使命。
それゆえ、2代目インサイトの内装なんてヒドかった。(^o^;
結局、販売面でプリウスには全く対抗できず、さらにはホンダのハイブリッドが新時代に突入したこともあり、もはや競争力ゼロのハイブリッドシステムを搭載した2代目インサイトは、2014年に生産終了。
そんなわけで、「インサイト」はホンダのハイブリッド「敗北の歴史」を象徴する車種として、その生涯を終えたはずだった。
しかし!
懲りもせず、そのインサイトの3代目が出たのだ! (^O^)
それが今回発売された新型インサイトなわけだが、今までの流れから言って、期待などできるはずがない。(^o^;
はずだったのだが、、、
いいジャン!
今回のインサイト! (^o^)
いや、これはもはや「インサイト」ではない。
インサイトは、確かに2014年に死んだのだ。
今回の新型インサイトに、先代の面影は全く無い。
そもそも価格帯のベースが100万円以上も上がっている時点で、全くの別物だろう。(^o^;
新しく開発したクルマに、昔あったクルマと同じ名前を付けた、というだけのこと。
競馬でもたまにそういうのあるよね。
昔いた馬の名前と、全く同じ名前の馬がまた走ってることが。(^o^;
そんな感じかな。(^o^)
しかし、ここで1つ疑問が。
見た目も値段も、あまりにも先代とは違い過ぎる別物なだけに、一体どういうコンセプトで開発されたクルマなのか?
ホンダの公式ニュースリリースを見ると、
「シンプルで時代に流されない、本質的な魅力を備えたクルマ」
を目指して開発されたミドルセダン、らしい。
うーーーん、抽象的すぎるボヤけた目標なので、結局どんなクルマなのかわからない。(^o^;
そこで、営業マンさんに、「新型インサイトはどういうクルマなのか」を少しお伺いしてみたところ、要約すると以下のようなクルマだという。
- セダンとしてのデザイン、特にサイドビューの美しさにはこだわっている
- インテリアの上質感
- 「走り」というよりは、静かで落ち着いた大人のセダン
なるほど、確かに新型インサイトのサイドビュー、カッコいいと思う。
「インテリアの上質感」とか、「静か」とか、これは期待を抱かずにはいられない! (^^)
そんなわけで、「インサイト」という名前ゆえに、あまり期待してなかったのが一転、期待を込めて試乗することになったというわけだ。(^_^)
全くの別物として生まれ変わった新型インサイトは、私の次期愛車候補になり得る出来栄えなのかどうか。
以下に率直なインプレッションを述べさせて頂く。
目次
試乗車の概要
年式 | 2018年式 |
走行距離 | 未確認 |
車名 | インサイト |
グレード | EX・BLACK STYLE |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | CVT |
装着タイヤ | ブリヂストン TURANZA ER33(215/50R17) |
型式 | 6AA-ZE4 |
排気量 | 1.5リッター(自然吸気) |
最高出力 (エンジン) |
109ps/6000rpm |
最大トルク (エンジン) |
13.7kgf・m/5000rpm |
最高出力 (モーター) |
131ps/4000-8000rpm |
最大トルク (モーター) |
27.2kgf・m/0-3000rpm |
全長 | 4675mm |
全幅 | 1820mm |
全高 | 1410mm |
車両重量 | 1390kg |
車両本体価格 | 362万8800円(税込) |
試乗日 | 2019年1月28日 |
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試乗インプレッション
1.走りの性能・・・★★☆☆☆
これは、、、何ともビミョー。。。(^o^;
いや、悪いわけではないよ。
ただ、期待してたのとはちょっと違うかなぁ、と。(^^;
この走りの印象を一言で表すとすれば、「インパクトが薄い」って感じかな。
実は試乗開始時、ドライブモードがエコモードになっていたのだが、それを知らずに走り始めた。
にもかかわらず、出足から重ったるさを感じない軽快な加速をしてくれたので、「さすがハイブリッドだなぁ」と思っていたら、隣の営業マンさんが、
「いま、エコモードになってます。」
とおっしゃるではないか!(^o^)
「エコでこれなら、ノーマルにしたら結構キレのある走りになりそうだな!」
と、期待を込めてドライブモードをノーマルモードにしてみた。
が、、、、
期待に反し、エコモードとあんまり変わらない。(^_^;
もちろん、もっと活発なアクセルワークで走らせたら違いも顕著に現れるだろうとは思うが、少なくとも平地を通常の加速のさせ方でゆっくりと走らせている限り、特に軽快さがアップしたようには感じなかったのだ。
このドライブモードの味付け、「なるべくエコモードで走りたい」という人にとってはありがたい味付けのさじ加減なんだろうと思うのだが、私のように「エコモードは使わない」という人間にとっては、ちょっと期待外れという感じ。
何が期待外れかと言うと、つまり、ノーマルモードではもうちょっと明確にエコモードとの走りの差を感じさせてほしかったなぁ、、、というのが率直な感想だ。(-_-)
ちなみにスポーツモードにすると、アクセルの踏み込みに対して明らかに加速のつき方が鋭くなり、さらに軽快でトルクフルな走りになった。
これがノーマルモードならよかったのに、、、って感じ。(^o^;
(1)発進挙動・・・★★★★☆
動き出した瞬間、ハイブリッドならではの静けさをキープしたまま、なめらかな感触で走り出したのは好印象。
発進に関しては、ハイブリッドはメリット大きいよね。
これに慣れてしまうと、ガソリン車の発進は騒がしく感じるだろうな。(^^;
(2)加速フィール・・・★★★☆☆
あくまでもノーマルモードでの評価なんだが、「もうちょっとトルク出してくれてもいいんじゃない?」という感じ。
いや、普通に違和感なくアクセルの踏み込み量に対してリニアに加速してくれるし、ハイブリッドだけにレスポンスもいいし、それはそれでOKなんだけどね。
特にアクセルワークに対する加速のリニア感に関しては、かなり自然なフィーリングに仕上がっている。
ただ、先にも触れた通り、エコモードでの加速感とノーマルモードでの加速感にあまり差が無いので、ノーマルモードでは、もう少しトルクを分かりやすく立ち上げてほしいなぁ、と。(-_-)
つまり、中途半端に燃費を気にしてノーマルモード時の性能を絞りすぎたのか、先日試乗したレクサス UXのような「気持ち良さ」を感じさせるところまで至ってない。
スポーツモードでの挙動からして、潜在的なポテンシャルはあると思うだけに、ちょっともったいないことしてるな、という感じ。
(3)パワーフィール・・・★★☆☆☆
いつもの急坂でアクセルを踏み込んでみた。
ハイブリッドゆえにレスポンス自体は良いのだが、加速力は弱い。
ジワジワっと速度が上がっていく感じで、パンチは全くない。
まぁ通常の走行における普通の加速なら問題なくこなしてくれるので、私としては許容できないほどのパワー不足というわけではないが。
でも、せっかくハイブリッドなんだから、もう少しトルク感の感じられる加速を見せてほしかったなぁというのが正直な感想だ。(-_-)
これなら正直、我がインプレッサのほうがやや上かな、という気がする。
(4)ハンドリング・・・★★☆☆☆
ちょっとダルめ、だね。
普通に走ってるだけなら気にはならないが、素早くステアリングを切ったり切り返したりすると、やや反応が遅いかな、という感じ。
シビックのハンドリングはもっとシャキッ!としてたので、キャラがカブらないよう、あえてそういう穏やかなキャラクターを与えているのかもしれない。
まぁ落ち着いた走りをするうえでは、これぐらいのほうがいいのかもね。
(5)ステアフィール・・・★★★☆☆
特にこれといった印象が残らないステアフィール。
という表現をすると悪く聞こえるかもしれないが、逆に言うと不自然な感触を感じることもない、万人向けのフィーリングとも言える。
インフォメーションが希薄というほど無ではなく、ウルサイほど常に細かく何かを伝えてくるわけでもなく、操舵感に特別「重い」とか「軽い」と言った印象を感じる瞬間もなく、いろんな意味で「普通」のド真ん中という感じ。
なんせ「普通」だけに、どう伝えればいいかは難しいし、このフィーリングを好きか嫌いかと聞かれても答えるのが難しいね。(^o^;
まぁ少なくとも、スポーティーな感触ではない。
かと言って、先日乗ったレクサス UXみたいな上質感も感じない。
でも、ドライバーの意図をクルマに伝える装置としての働きはきっちりとこなしており、違和感は一切感じさせないので、悪くない。
でも、なんだろ?
ハンドリング特性も関わってるとは思うのだが、「意味もなくアテもなく、コイツで走りたくなる」とか、「いつまでも走っていたくなる」とか、そういう気持ちにさせるようなステアフィールじゃないんだよなぁ。(^_^;
一言で表せば、「キャラが薄い」、ってところかと。
(6)ブレーキフィール・・・★★★★☆
ブレーキのフィールはいい感じ。
ハイブリッドなのに、全く違和感は感じなかった。
慣れを必要としない自然なフィーリングで、微妙なブレーキコントロールをすることができるのでカックンにもなりにくい。(^_^)
ブレーキフィールに関しては、トヨタのハイブリッドよりもうまく特性を味付け出来てるんじゃないだろうか。
2.乗り心地・・・★★☆☆☆
これは正直ガッカリだ。。。(-_-)
走り出してすぐに「硬い!」と感じた。
その硬さというのも、スポーティーな硬さとはちょっと違っていて、単にサスペンションのストロークが少ないという感じがして、車体が上下に揺さぶられる。
つまり、路面の凸凹をうまく「いなせてない」という感じがするのだ。(-_-)
なので、それほど荒れてるわけでもない路面でも、やたらとゴツゴツした感触を伝えてくる。
これならシビックのほうが乗り心地が良かったと思うだけに、この乗り心地は全く意外だった。
(1)スポーツ性・・・★★★☆☆
先にも触れたが、硬いんだけど、スポーティーという感じの乗り心地でもない。
硬くてもさ、ビル足のレヴォーグみたいに、路面からの衝撃を一発でパン!と受け止めて、車体を路面に素早く追従させる感じだと気持ちいいのだが、なんか衝撃の食らい方が少々だらしないというか、何て言ったらいいのかな、パン!としてないのだ。(^_^;
なので、決してスポーティーな足回りとしての出来栄えは良くはないのだが、その硬めな感触ゆえに、あえてどちらかと言えばスポーティー方向なのかな、といったところかと。
でも、正直、どこを目指したのかよくわからない乗り心地だと思う。(^^;
(2)コンフォート性・・・★★☆☆☆
普通に走ってるだけでゴツゴツした感触があるので、お世辞でもコンフォートとはとても言えない。
ただ、ゴツゴツと言ってもカドのあるショックではないので、まぁ2つ★ぐらいはあげてもいいかな、と。
3.静粛性・・・★★★★☆
さすがはハイブリッド、静かやね。(^_^)
加速時にエンジンをそこそこ回しても、がさつなエンジン音がするわけでもなく、かと言ってエモーショナルなエンジンサウンドを聴かせるわけでもなく、とにかくなるべく静かに振舞おうという感じの味付けかな。
エンジン音の遮音性と比べるとロードノイズはやや気になるかもしれないが、一般的にはまぁまぁよく抑えられているほうではないかと。
あと、低速時に歩行者にクルマの存在を知らせる接近音は、車内では全く聞こえなかった。
(聞こえていたのかもしれないが、気になるような音ではなかった、ということかもしれない)
そういう意味では、低速時だけなら新型クラウンのハイブリッドより静か、と言えるね。(^o^)
と、単純に「静粛性」、つまり、「静かなのか?」と聞かれたら、静かなクルマと言っていいと思う。
が、、、
これまた、「上質感」のある静かさとはちょっと違うんだよな。(^_^;
なんて言うか、いわゆる「いいクルマ」ってさ、静かは静かでも無音じゃなくて、何となく「いいクルマに乗ってる感じのする静かさ」ってあるでしょ?(わかるかな?)
そういう「雰囲気」がないんだよね。(^_^;
その雰囲気を生み出すために、このクルマに欠けているものは何なのか?
そのへんはまさにフィーリングの問題なので、明確に何が欠けているからなのかは、私にはわからない。
そんなわけで、せっかくハイブリッド車らしい静粛性を実現してはいるのだが、そこにあまり魅力を感じないというか、これまた「キャラが薄い」という感じがするのだ。(-_-;
4.エンジン音の音質・・・★★★☆☆
エモーショナルなサウンドではないけれど、がさつ感は無いし、悪くない音質だ。
だが、基本的にはエンジンサウンドはなるべく聞かせない方向での味付けなので、その音質について論じるのは、このクルマに関してはあまり意味が無いかと。
5.居住性・・・★★★☆☆
まぁフツーかな。
狭くもないし、広くもない。
スペース的な話だけすれば、私としては前席も後席も特に不満は無い。
ただ、、、これまたどこを目指したのか、よく分からないという。。。(^_^;
(1)運転席・・・★★★☆☆
まず乗り込んで真っ先に思ったのが、「着座位置、低っ!」。(^o^)
思わず前愛車の、「BMW 420i グランクーペ Mスポーツ」を思い出したよ。
もちろん、シートの高さ調整で高くすることも出来るのだが、一般的なセダンと比べると基本の着座位置が低いと感じる。
スポーティーなキャラクターのセダンを思わせるシートポジションだと感じたのだが、ここまでにさんざん語ってきた通り、このクルマ、決してスポーティーなキャラクターのクルマではない。(-_-)
パワーシート標準装備で、ステアリングのテレスコ調整も自分のドラポジに細かく調整できたので、居住性としての基本はOKなのだが、
「こんなに低く座らせておいて、なぜあのハンドリング、あの乗り心地なのだろう。。。」
と思わずにはいられなかった。(^o^;
(2)後席・・・★★★☆☆
運転席を私のドライビングポジションに合わせた状態で、後席に乗り込んでみた。
すると、ヒザ前には拳を縦に1個半ぐらいのスペース、頭上には手のひらが1枚ギリギリ入るかどうか、というぐらいのスペースがあった。
まぁスペース的には合格点と言っていいだろう。
あと、後席のヘッドレストも、やや低めではあるもののデフォルトの高さのままで頭を支えてくれる位置にあったので、ここは良しとしよう。
6.内装質感・・・★★★☆☆
ここも、、、良いとまでは言えない感じのビミョーな質感。(^o^;
最近の流行りに従い、インパネの助手席側にはステッチを入れたりしているが、全体的に「華」がない。
色使いが単調でメリハリがなく、随所の加飾も物足りない。
そのため、せっかく頑張っている部分は目立たず、逆に視線が行きやすい部分の多くがプラスチッキーなので、悪い所ばかりが目立ってしまう感じ。
見せ方がヘタクソというか、結果として、実際以上に質感が低く見えてしまっている気がする。(-_-)
具体的に言うと、エアコン操作部のマット仕上げのスイッチは、目立つ部分に陣取っているだけにもっと質感を高めてほしかった。
シフト周りのコンソールも、一部メッキの加飾が入っているものの大部分が樹脂のため、質感を低く感じさせてしまっていると感じる。
さらにはドアの内張り上部も、前席ドアはソフトパッドが使われているものの、後席はカチコチのプラスチック。
パワーウインドウスイッチ周辺も加飾が無くプラスチッキーで、上級セダンとしては物足りなさを感じてしまう。
もっと細かいことを言えば、標準装備の「Hondaインターナビ」。
画面の左上に「Gathers」というロゴが入っているのが邪魔すぎる!
このロゴが無ければいくらかマシになるのに、このロゴがあるがために、せっかくの専用デザインナビがまるで後付けディーラーオプションナビであるかのように見えてしまう。
まぁ初めてホンダ車に触れる人には分からないかもしれないが、ホンダ車と少なからず関わりを持ったことのある人なら、「Gathers」を知らない人はいないだろうし。(^^;
そんなわけで、質感がそこまで悪いわけではないが、じゃあ良いかと言われたら良くもないという、これまた中途半端な感じ。
悪いけど、部分的にはともかく、全体的に見れば、我がインプレッサの内装の方がいくらか質感マシだと思うぞ。オーナーの欲目かもしれないが。(^o^;
7.装備・・・★★★★☆
装備も正直ちょっと残念な部分はあるのだが、全体的にはそれなりに装備は充実している。
じゃあ私のこだわる部分について、ちょっと見ていくとしよう。
まず、前席パワーシートは標準装備。
まぁ360万円以上するクルマやから、当たり前やね。(^o^)
ただ、助手席が4ウェイなのは少し残念なところではあるが。
ヘッドライトは当然ながらLED。
オートハイビーム機能も、ホンダセンシングの機能の一部として標準装備だ。
しかし、出来れば単なるオートハイビームではなく、マツダのALHみたいに照射範囲の制御を行う機能が欲しかったところではあるが、まぁそこは欲を言えばの話なので、オートハイビームだけでも良しとしておこう。
後方に対する安全支援装備「ブラインドスポットインフォメーション」も標準装備。
ついでに、居眠り運転や不注意運転を検知して、音や振動で注意喚起してくれる「ドライバー注意力モニター」も標準装備だ。
上級セダンならもはや必須の自動防眩ルームミラーや雨滴検知式ワイパー、車速連動オートドアロックも標準装備。
運転席、助手席ともにシートヒーターも標準装備されている。
オーディオも統合された、「Hondaインターナビ」が標準装備。
モニターは8インチワイドディスプレイで、3ビュー切り替え式のリヤワイドカメラの映像もここに映し出される。
私には必須装備のBluetooth対応ハンズフリー電話も当然ながら標準装備。
スピーカーは8スピーカーが標準装備されており、地デジチューナーも当たり前のごとく統合して標準装備されている。
ちなみに、オーディオはインサイトに最適化したチューニングで、音にもこだわっているという。
とまぁ、特別面白い装備があるわけではないのだが、基本的なところはほぼほぼ抑えているという感じの装備内容、といったところだ。
8.オーディオ音質・・・-----
今回はチェックしなかった。
理由は「総評」の項目で後述する。
9.デザイン・・・★★★☆☆
外観は、個人的には好きな感じのデザイン。
ただ、セダンのフォルムとして美しいと思う一方で、インテリアが弱いなぁという感じは否めない。(-_-)
(1)エクステリア・・・★★★★☆
ボンネットにあまり傾斜をつけず、水平基調でシュッ!とした感じのサイドビューがいいね。(^_^)
フロントビューも水平基調でワイドなグリルが、ワイド&ローな印象を強くしている。
標準装備されたトランクスポイラーも大袈裟でなく、さりげないアクセントになっている。
基本的には近年のセダンデザインのトレンドに乗せたデザイン、といった感じのため、強烈な個性みたいなのは無い。
だが、奇抜な部分が無い分、全体として完成度が高いデザインだと思う。
(2)インテリア・・・★★☆☆☆
質感がイマイチだから余計にそう感じるのかもしれないが、とにかく随所が地味だ。(^_^;
まず色使いが単調でメリハリがない。
センターコンソールのドリンクホルダーは、コンソールサイドが壁になるため、背の低い缶などは手に取りにくそうだ。
センターコンソールボックスのヒジ置き部分は高さが低く、上質感・高級感に欠けるデザイン。
ドア内張りのパネルも、特に加飾パネルがあるわけでもなく、スイッチ周辺の加飾も無いため、まったくアクセントに欠ける見栄えだ。
シフトがスイッチ式になっており、先進的な感じに見せてはいるが、シフトの左側に陣取っているスマホ置き場がムダすぎる。
スマホなんて、運転中に手に取るべき物ではないのだから、その置き場はもっと奥まったところとか、目立たない場所でいいのでは?
スマホ置き場をこんなメインの場所に持ってきてしまったがために、デザインを表現する上でのスペースを損していると感じるし、樹脂部分の面積が大きくなるせいで質感の印象を落とす原因にもなっていると思う。
というわけで、別にパッと見でうわっ!と思うような悪いデザインではないのだが、かと言って良い所を探そうとすると、特に良い所があるわけでもないなぁという感じ。
イマドキの新型車としては、何とも薄味なインテリアだなぁというのが、正直な印象だ。(^_^;
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10.コストパフォーマンス・・・★☆☆☆☆
このパフォーマンスと総合的な完成度を考えると、とてもコスパが良いとは言えない。
正直、外観のデザインぐらいしか褒めるところがないだけに、これで300万円超えはない。
ましてや300万円超えどころか、余裕で350万円超えとなると、もはやふざけてるとしか思えない。
やはり「軽」ばかりつくっていると、開発に携わる技術者の感性もレベルが下がってくるのだろうか?
11.総評・・・★☆☆☆☆
いやぁ、もったいない!
せっかくエクステリアはイケてる感じなのに、実際の中身はいろいろとイケてない。(^_^;
まず全体的なことを先に言おう。
このクルマの価格、約363万円。
ちょっと昔なら、日本車でこの価格なら高級車。
今となっては高級車という価格帯ではないが、まぁいわゆる「ちょっといいクルマ」、「上級セダン」といったところだろう。
となれば、やはりそれなりの感触を期待するわけだが、静粛性の項目でも少し触れた通り、なんかこのクルマに乗ってても「ちょっといいクルマ」に乗ってる感じがしないんだよね。(^_^;
そして何より残念なのは、「どういうキャラを目指したのかが分からない出来栄え」というところ。
もちろん、開発者としては新型インサイトをどういうクルマに仕上げるのか、ビジョンを持って開発されたのだろうとは思う。
しかし、いろんな部分を分担していろんな人が開発を進めていく中で、果たしてその着地点のビジョンは明確であり、統一されていたのだろうか?
そういう疑問を持たざるを得ない出来栄えなのだ。
スポーティーを目指したのなら、ハンドリングがダルめなところがミスマッチだし、エンジンサウンドに楽しみも無いし、乗り心地もスポーティーな硬さとは少し違う。
コンフォートを目指したのなら、乗り心地はゴツゴツした感触があり明らかに硬い。
仮に、これがフルモデルチェンジによる熟成不足によるものだとしても、あちこちがミスマッチだらけのため、どこを目指した熟成不足なのかすら分からないのだ。(^_^;
結局、「新型インサイト」として登場したものの、実態としては全くの新規車種ということだろう。
このチグハグ感のある全体の出来栄えは、まさに新規車種ゆえの洗練度の低さと言えるのではないだろうか。
まぁ恐らくだが、シビックはスポーティー方向なので、インサイトはコンフォート方向に振るつもりだったのかな、と。
シビックは内装ショボかったので、内装も頑張って、落ち着いた大人のコンフォートセダンにするつもりだったのかな、と。
でも、その内装の頑張りも中途半端だし、トランクにはトランクスポイラーなどというスポーティーアイテムが標準装備(廉価グレードのLXには付いてないが)されてたりするんだな。(^^;
つまり、このクルマをどういう風に使ったとしても、値段の割には満足度は低いんじゃないかと感じるのだ。
なんせ試乗を終えて帰る際、自分の愛車(インプレッサ G4)に乗って走り始めた瞬間に、
「あっ、やっぱこっち(インプレッサ)のほうがぜんぜん走りの質感高いし、乗ってて楽しいし気持ちいいわ。(^o^)」
と思ったからね。
お値段的には今回試乗した新型インサイトのほうがかなり高いんだけど。(^_^;
ちなみに今回、オーディオの音質チェックはあえてしなかったのだが、それは試乗の最中に、
「これ、無いな。。。」
と思ったから。
要するに、オーディオの音質の良し悪し以前の問題で、このクルマを次期愛車に選ぶことはまず無い、という判断だ。
まぁそんなわけで、日本車としてはそこそこいい値段のする新型インサイト。
先代とは似ても似つかないイケてるエクステリアに加え、上質感を高めてきた(値段も高めてきた)ということで、期待して試乗したわけだが、納得のいく出来栄えではなかった。
このクルマならではの特に優れたところ、というのが見つけられず、この値段払ってでも欲しい!と思わせる部分が無いため、ここは厳しいながら1つ★評価とさせて頂く。(-_-)
コメント
ハイブリッドは家族も乗っていて更には試乗したこともありますが、スバルを除く国産ハイブリッドに共通するのはエンジンのパワー・トルクを抑えて、ある程度パワー・トルクがあるモーターでアシストすることにより低燃費を実現している。モーターのアシストが無くなると加速が悪くなりいきなり頭打ち感が顔を出すというものでした。
これはホンダだけではなくトヨタや日産も同じでトヨタなどはホンダや日産以上にその排気量でのパワー・トルクを抑えており顕著に出ました。
因みに今まで運転したハイブリッドはNX、CT、クラウン(現行)、XV(先代)、プリウス(2代目、3代目)、アクア、エクストレイル、フィットです。
辛口系おやじ(管理人)です。
ホンダのハイブリッドに関してですが、実はインサイトに搭載されているハイブリッドシステムはちょっと違うんです。
エンジン駆動をモーターがアシストするのではなく、エンジンは発電用モーターを回すための役割に徹して、走行自体は走行用モーターで走ってるんです。
(ただし高速巡航時はエンジン直結の走行となり、逆にモーターは走行に介さない)
そのため、このシステムが初めて搭載されたアコードでは、エンジン音の高まりと加速感に違和感がメチャクチャあったのですが、その点に関してはインサイトはかなり熟成が進んでいて、自然なフィーリングでした。
(参考)
【試乗記】 ホンダ アコード ハイブリッド EX
ただ、負荷の大きい急加速時には、期待するほどパワー感がなかっただけで。(^o^;
久々の総評1つ★評価となってしまいましたが、ハイブリッドシステムの進化は感じられる走りでした。
もう少しノーマルモードでしっかりと性能を出してくれたら、もうちょっと印象は良かったかもしれません。(^^;
やっぱりホンダ車は内装が弱いんですね…
ホンダの現行車種で内装が魅力的な車ってない気がします。
現行レジェンドでさえも価格ほどの内装では無いと思います。
長年、上質や高級とは無縁のミニバンや軽に注力してたツケが来ましたね。
恐らく今どきの内装の演出の仕方が分からないのでしょう。他社に完全に置いてきぼりを食らっていますね。
辛口系おやじ(管理人)です。
はい、正直、あの値段であの内装で、よく「上質」をアピールできたな、と思いますね。
ホンダ基準では、あれは上質なんでしょうね。
でも、おっしゃる通り、そろそろその基準を改めないと、マジで他社との差が顕著になってくるでしょうね。(^^;
いつも楽しく読ませて頂いています。私もインプレッサG4に乗っています。
総評★1つとは、残念な結果ですね。スポーティなシビックに対してコンフォートなインサイトというイメージだったのですが。
辛口系おやじ(管理人)です。
G4乗りですか、お仲間ですね。(^_^)
インサイトは、やはり公式ニュースリリースに書かれていた、
「シンプルで時代に流されない、本質的な魅力を備えたクルマ」
というコンセプトが、あまりにも曖昧すぎたと思いますね。(^_^;
ホンダはいつものことながらコンフォート寄りの味付けに関しては弱い気がしますね。乗り心地にしても内装にしても…
辛口系おやじ(管理人)です。
まぁ本来スポーティーなイメージで売ってたメーカーですからね。
でも、スポーティーでもないし、着地点が見えないまま発売された感が強い出来栄えです。
読んでないですが、それでも巷の試乗記や雑誌などには、お褒めのコメントが書かれてるんでしょうなぁ。
もう試乗記も書き終わったことだし、人様の試乗記もちょっと検索して読んでみようかな。(^o^)
しかし、あれを褒めなきゃいけない仕事って、ツライだろうな。
私にはモータージャーナリスト的な仕事は、絶対できないな。
まぁそんなのになれる素養も無いので、いらぬ心配ですが。(^o^;
これならカムリを選ぶかな
てか目次でいきなり総評☆1が見えてガックリ
辛口系おやじ(管理人)です。
確かに、カムリのほうが全然レベル高いですね。
目次で評価の★の数が見えてしまうことに関しては、確かに読む前にネタバレ的な感じになってしまうため、私もどうしようかなぁとは一瞬思ったんですけどね。
ただ、当ブログの試乗記は、「私の愛車選びのための備忘録」としての役割が主たる役割であるため、試乗記を読み返す際のユーザビリティを優先した結果、
「むしろ目次で各項目の評価結果を一覧できたほうが便利だ」
と考え、そのようにしています。
読者優先ではなく、自分優先という当ブログ試乗記の特徴の1つでもありまして、何卒ご容赦下さい。(^^;
インサイトの立ち位置自体が中途半端と感じていましたが、実際にそうなんですね。
シビックセダンも当初、気になっていましたが、インテリアがイマイチだし、
私が今興味があるのは、マツダ3(アクセラ)です。
G4も気にいっているんですが、発売になったら試乗してみたいです。
辛口系おやじ(管理人)です。
確かに、アコードがいらっしゃるため、立ち位置の設定が難しいですよね。
シビックはある意味で割り切れるだけの特徴がありますが、新型インサイトにはそれが無いです。
次期アクセラは我々ユーザーのみならず、クルマ業界全体、この業界に携わる方々から見ても興味深い存在だろうと思います。
ってゆーか、次期アクセラに興味ない業界関係者がいるとしたら、恐らく自分の関わってるメーカーの信者的な人というか、そもそも他社のクルマには全く興味がないという人だけじゃないかな?と思うくらい、次期アクセラはクルマ業界にとって大きなインパクトだと思いますね。
試乗できる日が楽しみですね。(^_^)
363万となると後期アテンザの25SLパッケージより高いですもんね・・
アテンザの方が明らかにコスパがいい・・というか良すぎる
というわけで
後期アテンザの試乗レビューはいかがでしょうか?
前期型を購入されたとはいえ、試乗する価値は十分にあると思います
個人的に、あれは価格破壊といってもいいレベルの出来だと思いました
辛口系おやじ(管理人)です。
後期アテンザ、劇的に進化しているという話はよく見聞きしますね。(^_^)
ですが、モデルサイクル的に考えると、後期型アテンザは、私としては次期愛車候補の対象外となります。
そのため、試乗は予定しておりません。
次期愛車の候補になり得ないクルマ、もしくは、次期愛車の検討材料にもならないクルマへの試乗は、お手数をおかけするディーラーの営業マンさんにも申し訳ないですし、私としても時間のムダになってしまいます。
後期型のレンタカーが見つかれば乗れないこともないのですが、後期型指定で探すのはかなり手間がかかりそうですし、いろいろと予定がある中で、あえて時間を割いてまでして後期型アテンザに乗ることは考えていません。
というわけで、すみませんが後期型アテンザの試乗はできませんが、何卒ご容赦、ご理解賜りたく存じます。(^^;
車種を絞ったMAZDAと対照的に、ホンダは前社長の車種拡大路線の悪影響から脱し切れていない印象ですね。
自分は今はもう新型MAZDA3しか目に入りません、先ずあのデザインで魅入られ、先ごろからチラホラ出始めた試乗レビュー見て、もう脳内ケンシロウに「お前はもう買っている。」と言われている様な状態です。
オートサロン行きそびれたんで、一日有給もらって大阪までオートメッセに行って実車確かめてくる予定です。片道7時間の日帰りで翌日仕事は相当ヤヴァいですが、ディーラーから「3月頃から先行予約で、先行予約は幾らか値引きある」と聞いたので。
去年1.5XDアクセラを買ったばかりなので家族から大顰蹙買う予定ですが。
辛口系おやじ(管理人)です。
MAZDA3(アクセラ)、確かに今年の大注目新型車ですよね。(^_^)
試乗を待たずに、先行予約で買われるんですか?
だとしたら、なかなかの大冒険ですねぇ、私にはマネできません。(^o^;
でも、他のクルマが目に入らないぐらい他の選択肢があり得ないのなら、試乗なしで買うのもアリなのかもしれませんね。(^_^)
普通は自分も試乗なしで予約とかしませんが、今回のMAZDA3に関しては①大試乗会で全車種試乗した印象②所有していたアテンザXDとアクセラ15XDの経験③現在複数出ている試乗レビューから得られる新型シャシーへの評価④Skyactiv-X以外のパワートレーンは殆ど変わっていない事などを総合的に判断して、例外的に「試乗なしで予約しても良いかな」という結論に至りました。
大試乗会でまる一日中試乗した際は、チェックポイントにオレ様さんのレビューを参考にさせてもらって非常に助かりました。(特にガソリンの2.0に関して)
自分の候補は、2.0Gマイルドハイブリッド、1.8XD、Skyactiv-Xの三種ですが、最後の「X」だけが全くの「謎」ですね(価格も含めて)
辛口系おやじ(管理人)です。
なるほど、かなり念入りにチェックしてこられたんですね。
> 最後の「X」だけが全くの「謎」ですね(価格も含めて)
そうそう、そこなんですよねぇ、気になるところは。
他のパワートレインはともかくとして、「X」を試乗せずに買えるかどうか、となると、かなり冒険だと思うんですよね。(^_^;
他のパワートレインのグレードであれば、大ハズレはまずないだろうとは思うんですが、「X」だけは分からないですね。
先行予約でのグレード選びでは、そこは悩みどころですね。(^o^;
「X」に関しては全く情報が無いのですが、あまり心配はしておりません。
先述した大試乗会の際に、まる一日試乗していたため、同乗役のディーラーの方々と多少親しくなりちょっとした裏話を聞かせていただいたんですが、彼らも以前研修の様な形で「2.2XD」の開発段階の試作車に乗らされたそうなんですが、その時点では「こんなもん売り物になるのか?」というぐらい獰猛な暴れ馬だったそうで、それがCX-5にて見事に商品化された実績を考えると、「X」に関しても商品化して出す以上は仕上げは十分に出来ているだろうと思うからです。
ましてや、2.2XDの後釜に来るグレードですし。
あと懸念されていた、リアサスのトーションビームへの変更の件ですが、これもやはり単なるコストカットではなく新規開発された特殊なトーションを採用しているそうです。そこら辺の詳しい事情に関しては池田直渡さんというメカニック系の方の試乗記がネットにUPされているので大変参考になりました。
乗り心地を徹底する為に、タイヤも複数社に競合させて新規開発させたらしく、池田さん曰く「新型MAZDA3に関しては、メーカー推奨の専用タイヤ以外を装着した場合、恐らく乗り心地が毀損されるだろう。」とのことです。
トヨタと比べると国産車はダメダメだな
元トヨタ車乗りですが、確かにトヨタを選べばあまり間違いはないかと思いますが、楽しくも何ともないという感じです。
スバルオタか?
最近のトヨタ車の走りの良さをわかってないな。
マークXに3.5 MTを投入したり、5リッターV8モデルもあったりする。
マツダなんてくそみたいなデイーゼルとかスバルはCVTの化石ターボとかつまらん燃費車しかない。
トヨタだけさん?
自作自演乙です(‘◇’)ゞ
あの程度のレベルで満足できるあなたが羨ましいであります。
トヨタ工作員湧いてて草
他社の技術がないと自社の看板スポーツカーすら造れないトヨタに全く魅力はございません。せいぜいプラスチックに囲まれた内装で満足してなさい。
スカイラインTI-ES、インテグラ5ドアハッチバックGSi、ストリーム、アコードハイブリッドと乗ってきて、また、父親が所有していたカローラ、サニーGSi?、オースター、はもちろんかなりの時間運転をし、友人が所有していたCRX レガシーツーリングワゴンGT、フォレスター(3年ほど前のモデルなんといったかは忘れました)にはスキーや登山時に交代運転でかなり長時間の運転をしました。また、車の購入時の試乗として、2代前のプリウス、アクア、SAI、1代前のカムリ、現行カムリWS、は何度か(無理言って高速運転も含めたものもあり)乗りました。そして、今年の2月新型インサイトを購入しました。そういう経験から書くと、このインサイトの感想は?????です。まあ、個人の思いあふれるもので、社会的な責任が伴うものではないので、どう書こうが自由です。アコードハイブリッドを5年半乗ってきて、その加速力と運転をしての楽しさは、私は超高級車など運転したこともない身ではありますが、今までのどの車より上でした。インサイトは、高速での余裕感はアコードより少し劣りますが、街中での加速は問題なく、トルクは十分だと思います。新型カムリWSより、私は好感を持ちました。他にも違和感を感じる内容がたくさんありましたが、やめておきます。お読みになった皆さんが、文面だけで車の魅力を判断されないことを心より祈ります。
辛口系おやじ(管理人)です。
> 街中での加速は問題なく、
> トルクは十分だと思います。
それはまぁ確かに、普通に走る分には十分ですね、そこは私も異論はないです。
ただ、スポーツモードの走りをノーマルモードにしてもらいたかったなぁと思います。
潜在的なポテンシャルはあるのに、燃費を気にしたのか、ノーマルモードの性能を絞りすぎだと感じました。
> 新型カムリWSより、私は好感を持ちました。
「好感」というのは、力強いという意味ではなく、フィーリング的なものでしょうか?
私もWSではないもののカムリは試乗してますが、私は力強さは明らかにカムリが上だと感じました。
フィーリング的なものは好みがあるので、そこは人によってはインサイトのほうが好みの人もいるかとは思うんですが。
ただ、私はいずれもカムリのほうが上だと感じました。
> アコードハイブリッドを5年半乗ってきて、
> その加速力と運転をしての楽しさは、
> 私は超高級車など運転したこともない身ではありますが、今までのどの車より上でした。
とのことなので、恐らく、私とは「フィーリング」面での好みが丸っきり異なるのだと思います。(^^;
(参考)
【試乗記】 ホンダ アコード ハイブリッド EX
> お読みになった皆さんが、
> 文面だけで車の魅力を判断されないことを心より祈ります。
おっしゃる通りです。
ぜひ皆さんご自身で試乗して、好みに合うクルマかどうかを確かめて頂きたいと思います。
他人の感想は、あくまでも他人の価値観と好みで見たときの感想でしかないのですから。(^_^)
なるほど、私が乗っていたアコードはLXでした。アコードには
<アクセルの踏み込み量からイメージする 回転数よりも、さらにムダに回転数が上がってるような、そんな感じの音>
というご指摘以外は、比較的高評価をいただいているように読みました。
私も、アコードに関しては、ご指摘のことプラス「トランクはもう少し広くあってほしい」以外は、私もとても気に入っていました。4人がゆったり座れ、あれだけ速く「も」走れて20Km/Lの燃費などは、T社のLという「高級車」など及びもつかない良い車だと思ってました。まあ、これも個人の感想ですが(大笑い)。そのアコードから5年経って、新しく(しかもアコードより価格帯が低い車として)登場したインサイトは、なかなかよく出来た車だと感じています。
そうそう、オーディオはアコードより良いと思いますよ。
辛口系おやじ(管理人)です。
アコード、かなり気に入っておられたんですね。
インサイトも、納車から1ヶ月経過してなお「よく出来た車」と感じておられるのでしたら、良い買い物だったのだろうと思います。
それとオーディオ、アコードより音が良いとは、なかなかのものですね。
私がインテグラに乗ってた頃(1990年代後半)のホンダ車の純正オーディオはヒドかったですが、最近は良くなってるんですね。(^_^)
加速フィール、パワーフィール。
ハンドリング、ステアフィールなど。
評価の内容がカブっていて、なのでやはり内容も同じ事を書いてます…
インテリアはプラよりも、せっかくのレザーがパイプ椅子レベルに見える…って所に質感の低さを感じますね。
パワーフィールは1.5にしてはまずまずでしょう。
エコとスポーツの住み分けができてるので私はヨシとします。
クラウンみたいなフワフワした乗り心地も嫌いなので、アレよりはヨシとします。
私の場合、最初は印象薄かったですが二度目の試乗は印象良かったです。
どんな車が好きかっていうのは自由なんですけど。
そもそもハイブリッドというのは、危機に陥っている地球のためのものですよね。
もう、車の加速がいいとか悪いとか言っている場合ではないのでしょう。
自動運転は歓迎していませんが、
自動運転になったら、赤信号に向けて突っ走るという無駄はなくなると思っています。
次の信号までに、1台でも2台でも抜かさないと気が済まないような、
反エコ&迷惑運転もなくなります。
そのかわり、運転の楽しみなどは消えていくことになります。
上り坂でもちゃんと加速するというようなことよりも、
交通量や次の信号が赤になるまでの時間を考えて、
到着時間があまり変わらないなら、エネルギー消費を抑えるようなプログラムで走る車も考えられるでしょう。
それでも、EVで発電がすべて?再生利用可能エネルギーになったら、
やっぱり車は加速!という時代は来るかもしれません。
でも、現状ではEVで使う電力は再生可能エネルギーではないので、
エコとは言いにくい。
ハイブリッド車も運転者によって全然燃費が変わる。
なら、どんな運転をしたいのか。
どうすれば、次世代の若者たちに涼やかな地球をプレゼントできるのか。
そういう時代ではないでしょうか。
辛口系おやじ(管理人)です。
> そもそもハイブリッドというのは、
> 危機に陥っている地球のためのものですよね。
そうなんですか?
私にはそういう感覚は微塵も無かったです。(^o^;
> 自動運転になったら、
> 赤信号に向けて突っ走るという
> 無駄はなくなると思っています。
自動運転でどこにでも行けるような未来はまだまだ先の話なので、あまり今の段階でタラレバを考えてもしょうがない気がします。(^_^;
> でも、現状ではEVで使う電力は
> 再生可能エネルギーではないので、
> エコとは言いにくい。
> ハイブリッド車も運転者によって全然燃費が変わる。
EVなんかほとんど走ってない今の段階でも再生可能エネルギーだけでは全然まかなえてないので、リアルにエコなEV社会になるには、まだまだ技術的課題の壁は高いと思います。(-_-)
> なら、どんな運転をしたいのか。
難しいですね。
良いクルマは普通に走らせてても楽しいですので、ほとんどフツーに運転してるだけだと思うのですが、たまにちょっと「攻め」たくなったりもするんですよねぇ。(^o^;
> どうすれば、次世代の若者たちに
> 涼やかな地球をプレゼントできるのか。
> そういう時代ではないでしょうか。
どうやら私とは精神のランクというか、レベルの違う、超ハイレベルな精神をお持ちの方のようですね。
すみません、私は精神のレベルが低すぎるので、
「地球なんか、
私が死ぬ瞬間まで持ちこたえてくれれば、
その後はどうなろうがどうでもいい。」
という、自己中な考えで生きてしまってます。(^^;
まぁでも、それで良くないですか?
私より上の世代の連中も、
「自分らがいい思いをして逃げ切ればそれでいい。
厄介なことは後の世代にパスすりゃいいんだよ。(^o^) 」
という考えで生きていたはずです。
年金制度なんて、その精神で作られた制度としか思えないですモン。(^o^)
ラグビーのように、爆弾を後ろから来る世代にパスしていって、その爆弾がどこで爆発するか、そんなのは知ったこっちゃない。
とりあえず、自分が持っている間に爆発しなければ、それでいいのです。
先人たちは、そうやって生きてきたのですから、自分の世代だけが後の世代のことを考えて、損な役まわりをする必要はないと思うわけです。(^_^)
環境悪化は、食糧危機を招き、戦争になる。戦争は現在でも余計にCO2を吐き出している。
政府は経済界(電力会社も含む)が困らない政策しか出せないから、省エネは言わない。むしろ、温暖化による熱中症防止のために「てきせつにエアコンを使う」しか言わない。
電力需給がひっ迫する猛暑、極寒の日にしか、省エネを言わない。
その日は東京電力エリアで5%もの省エネができている。
できるなら毎日やればいい。東電エリアの5%の電力って膨大。
SNSや5G
動画を送りは放題。
動画は、SNS関連会社のデータセンターに保管される。
動画は写真データに比べてとても大きなデータになる。
これを蓄えておくため、データセンターのコンピューター(サーバ)には、
これまた、巨大なデータがたまっていく。
問題は、
① サーバー(データをためておくコンピューター)を冷やすための電力。
② サーバーそのものの電力
③ データを中継する通信会社、回線会社の設備における電力
これがボンボンCO2を発生している。
どうする?
辛口系おやじ(管理人)です。
以前からずっと、CO2排出をご心配されているのですね。
すみません、私は全く気にしてないので、お答え致しかねるというか、お答えする資格もございません。(^_^;
とりあえず、私が死ぬ瞬間まで地球が持ちこたえればそれでいいと思っているので、あまり心配しなくてもあと数十年ぐらいはどうにかなるだろうと、楽観しています。(^_^)
とりあえず、EVがエコだとは全く思ってません。(^o^)
でも、もしEVが試乗してみて価格に見合う良いクルマだと感じたら、その場合は、エコだろうがエコじゃなかろうが、私は買います。