【試乗記】 レクサス UX200 “F SPORT”

 昨年、2018年の11月27日に、レクサスの新規車種「レクサス UX」が発売された。

 UXは、レクサスのSUVラインナップの中で最も小型で安価なモデル。

昨年の年末、忙しい中、時間を見つけてはコツコツと書類選考を進めていたのだが、これがヒジョーに難航した。(-_-;

というのも、UXの情報をいろいろ見る限り、期待してたほど良く見えなかったからだ。(-_-)

 忙しくて時間があまり無い中、

「無理に時間を作ってまでして、わざわざ試乗する価値あるかなぁ・・・」

と。(^o^;

 なので正直、書類選考で落とす寸前のところまでいったのだが、そこで踏みとどまった。

「いや待て、レクサスやぞ。
 新しいプラットフォームを採用してるし、NAの4気筒2.0リッターエンジンは新開発。」

「それに、いかにレクサスSUV軍団の中では底辺のモデルとはいえ、昨今の厳しいSUV戦線にこのタイミングで投じられる新規モデルが、『高級車レクサス』として恥ずかしい出来栄えであるはずがない!

 そういった、「願い」にも近いような期待を込めて、本来であれば書類選考で落とされていたであろうこのクルマ、「レクサス UX」試乗することになったわけだ。(^_^)

 さぁ果たして、レクサス UXは、私が期待するレベルに達しているのだろうか?

以下に率直なインプレッションを述べさせて頂く。

が、UXをすでに買った人は、くれぐれも以下の試乗記は読まれない事をオススメします。(^^;

試乗車の概要

年式 2018年式
走行距離 未確認
車名 UX
グレード UX200 “F SPORT”
駆動方式 FF
トランスミッション CVT
装着タイヤ ブリヂストン
TURANZA T005A(225/50RF18)
型式 6BA-MZAA10-AWXBB
排気量 2.0リッター(自然吸気)
最高出力 174ps/6600rpm
最大トルク 21.3kgf・m/4000-5200rpm
全長 4495mm
全幅 1840mm
全高 1540mm
車両重量 1490kg
車両本体価格 443万円(税込)
試乗日 2019年1月6日

レクサスUXのすべて (モーターファン別冊 ニューモデル速報)

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試乗インプレッション

1.走りの性能・・・★★★☆☆

 総合的に言うと、 想像してたよりはいいね!(^_^)

さすがは新しいプラットフォームを採用した 「レクサス車」だけあって、全体的な走りの感触に「いいクルマ感」がある。

新開発2.0リッターNAエンジンの出来栄えも、素晴らしいとまでは言わないが欠点は無い。
決してハイパフォーマンスなエンジンではないのだが、レスポンスも悪くないし、力強さも十分だ。

 でも何が一番良かったかって言うと、トランスミッション、これが良かった!

しかしコイツ(UX)のトランスミッションはCVT。

「CVT」と言えば、クルマ好きからは「けなされる」ことはあっても「褒められる」ことはまず無い、というのがクルマ界の実情だ。

実際、最近のCVTは昔に比べれば格段に良くなっているが、やはり走行シーンによっては不自然な回転上昇などの現象が顔を見せることがある。
それは比較的優れたCVTを搭載する私の愛車、インプレッサとて例外ではない。

 しかし!

レクサス UXのCVTは一味違う!

カローラ スポーツのCVTで時折感じたような、発進時の不自然な回転上昇などは、レクサス UXでは皆無!

同じトヨタのCVTでも、やはり安物と高物ではえらい違いである。(^^;

少なくとも、街中での試乗においてはあらゆるシーンで自然なフィーリングだった。

まぁ山道などでもっと負荷をかけたらどうなるかわからないが、とにかく、私がこれまでに試乗したガソリン車のCVTの中では、これは最も自然なフィーリングのCVTと言っていい。

 今までは、

「CVTに関しては現時点ではスバルのCVTが最も優れている」

と思っていたが、ついにトヨタ(レクサス)がトップに躍り出た、と言って間違いないだろう。

スバル車オーナーとしては悔しいところだが。(^_^;

とにかく、このCVTが走りの好印象に貢献しているのは間違いない。

(1)発進挙動・・・★★★★☆

 CVTでこの発進挙動は素晴らしいね!
まるで多段ATみたいに自然な発進挙動だ。

我が愛車インプレッサもCVTとしては驚くほどに自然でダイレクト感のある発進ができるのだが、レクサス UXはそれ以上によく出来ている。

何がよく出来てるかって言うと、まぁダイレクト感では我がインプレッサもそう負けてはいないのだが、レクサス UXのほうが「挙動が繊細」なのだ。

 インプレッサの場合、ゆっくりと発進させることも出来るには出来るのだが、アクセルの踏み始めの部分での踏み込み量に対して、加速のつき方がやや急峻なので、ジワジワと加速させるのがあまり得意ではない。

それは一方で、発進時の空転感を少なくし、ダイレクト感を出すための工夫を感じる部分でもあるのだが。

 一方、レクサス UXの場合は、アクセルの踏み始めの部分での踏み込み量に対して、加速のつき方が緩やかで、より繊細な加速のコントロールが可能なのだ。

つまり、アクセル操作に対するクルマの挙動に、より明確にリニア感が感じられる。そこがスゴい。

 このCVTの繊細さには感心し、隣に乗っている営業マンさんと話していたところ、

「このクルマのCVTは、発進用に通常の歯車のギヤが追加されてるんです」

とのこと。

そう言えば、ちょっと前にトヨタがそんなCVTを開発したというニュースを見たことがあったが、それがレクサス UXに採用されていたとは。(^^;

私は試乗前にはあまりそのクルマのことを深くは調べないこともあって(プラシーボ効果をなるべく無くすため)、CVTということぐらいは事前の書類審査で知っていたものの、そのCVTが発進用ギヤを追加したCVTということは、営業マンさんから聞かされるまで知らなかった。(^o^;

逆に言えば、だからこそプラシーボでも何でもなく、このクルマの発進挙動はCVT車としては非常に優秀と言えるだろう。

(2)加速フィール・・・★★★★☆

 発進挙動のリニア感のみならず、発進後から中速域までの加速のリニア感についてもCVTらしからぬ繊細さとリニア感が持続。

もはやCVTであることのネガは、少なくとも街乗りレベルの走行では全く感じられないと言っても過言ではない出来栄えだ。

まさに、「高級車レクサス」としてふさわしい、上品な加速フィールだと思う。

 我がインプレッサのCVT「リニアトロニック」も、かなり頑張ってリニア感を出しているのだが、比較的強めの加速をさせる際にはリニア感をうまく出せているものの、緩やかな加速をさせる際には、その加速のさせ具合によって少々ギクシャクする場面もある。

 それに対してレクサス UXのCVTは、発進から中速域に至るまでの加速のさせ具合の加減に関わらず、常にリニア感が確保されている感じだ。

もちろん、短い試乗時間内でしか試せていないだけに、本当に「常にリニア感が確保」されているとは完全には言い切れない。

しかし、出来るだけCVTにとっては厳しい、「意地悪」な加速のさせ方を試してみたつもりなのだが、コイツのCVTはギクシャクするような場面を一度も見せなかった。

 アクセルの踏み込みに対する加速レスポンスも悪くない。

一般的なNAのガソリン車としては普通と呼べる範疇のレスポンスだ。

一般的なCVTでよくありがちな、回転数だけが上がって加速がついてこない、いわゆるラバーバンドフィール的なものは感じなかった。

(3)パワーフィール・・・★★★☆☆

 定番試乗コースの急坂で、急加速を試してみたのだが、まぁスペックなりのパワーフィールといったところ。

大したパワーは無いのだが、4千回転以上回してやれば、急坂でも十分に加速してくれる。

まぁパンチは無いけど、私が求めるレベルはクリアしており、特に不満はない。

(4)ハンドリング・・・★★★★☆

 これまた意外といいね!
急なロールがよく抑えられていて、急ハンドルを切ってもグラつかないでちゃんとボディが遅れずに追従してくれる。

クイックな特性ではなく、むしろおっとりした感じでありながら、本気でステアリングを切った時にはキレのある動きをしてくれるので、安心感がある。

まぁSUVタイプとはいえ車高はそれほど高くないので、CX-5ほどの意外性は無いのだけど、SUVタイプでこの身のこなしであれば上等と言えるだろう。

このハンドリングなら、そこそこスポーティーな走行も楽しめそうだ。(^_^)

 ただ、「F SPORT」だからといって、特にスポーツ性が強化されているとか、そういった印象は少なくとも街乗りレベルの試乗では全く感じなかった。
山道とかのワインディングでもっと飛ばせば、多少違いを感じられるのかもしれないが。(^^;

(5)ステアフィール・・・★★★☆☆

 うーーーん、お上品! (^o^)

「高級車レクサス」らしい、フリクション感のない、なめらかなステアフィール。

本革巻ステアリングの手触りの良さも相まって、いかにも「いいクルマ」感のある感触だ。

操舵感が少々「軽すぎる」感じもするが、それは恐らく、私は少し重めのステアフィールが好みなので、そう感じるだけだろう。(^^;

でもやっぱ、もうちょっと手応えが欲しいかな。

まぁインフォメーションはそれなりにあるし、悪いわけではないのだが、スポーツのイメージとはかなり対極にあるステアフィール。

せめて「F SPORT」のグレードに関しては、もう少しどっしり感があった方がいいんじゃないかと思うのだが。

(6)ブレーキフィール・・・★★★☆☆

 まぁ普通かな。

よくある最近のクルマのブレーキ、といった感じで、特筆するようなことは何も無い。

過敏に効き過ぎるでもなく、カックンになりやすくもなく、躾のよいブレーキだ。

2.乗り心地・・・★★★☆☆(ただしAVSオプション装備車)

 普通。(^o^)

だが、走り始めた瞬間、期待してたよりは硬めの印象だなと感じた。

荒れた路面では、ショックはしっかりと丸められてはいるものの、ちょっとコツコツとくる感じかな。

車体の上下動もやや大きめに感じるね。

もう少し足を動かして上下動を抑え込んでほしい気もするが、跳ねるような感じはなくて、路面への追従性は良い。

 ただ、、、なんかちょっと中途半端かな、と。(-_-)

「F SPORT」というグレードを考えれば、もうちょっと明確に乗り味にキャラ付けがあってもいいのかな、という気がする。

「乗り心地いいね!」と感心するほどでもなく、スポーツと言うほどスポーティーな感触でもない。

 試乗車はオプションのAVSが装備されていたのだが、今回の試乗では特にモードを変えて試したりはしていない。

モードを変えれば、もうちょっとキャラのある乗り味が楽しめたのかもしれない。

ただ、せっかくのオプションなのだから、モードを変えなくてもメリットを明確に感じられるフィーリングが欲しいところだ。

(1)スポーツ性・・・★★★☆☆

 「F SPORT」ということで、もうちょっとスポーティーな乗り味なのかなと思っていたが、意外とそうでもない。

レクサスのWebサイトを見ると、「“F SPORT”専用チューニングを施した足回り」という記述があるが、その割には個性のない乗り味だ。

なので、どっちかと言うと、そういった乗り味の個性よりは、見た目重視のスポーツなのかな、と。

良いように解釈すれば、

「下品な乗り味にならないよう、レクサスらしい上品なフィーリングをキープしつつ、スポーツ走行にも対応できる足回りを備えた」

という感じだろうか。

うん、そういうことにしておこう。(^^)

(2)コンフォート性・・・★★★☆☆

 基本的に硬めの印象だけにコンフォートといった感触の乗り味ではないが、雑なショックは伝えてこないので、そういう意味では一般的には「乗り心地が良い」と呼べる域の乗り味と言っていいだろう。

3.静粛性・・・★★★★☆

 結論から言うと、素晴らしい静粛性だ。

エンジン音、ロードノイズを含む足回りから発する雑音など、全体的な遮音が優れている。

それによって得られる車内の雰囲気は、「さすが高級車レクサス!」といったところ。

 だが、4つ★としては上位レベルながら、5つ★まであと一歩、といったところ。

あと一歩、何が足りなかったのかと言うと、急加速などでそこそこの回転数までエンジンを回した時の静粛性が、少し足りなかったかな、と。

ただし、グレードが「F SPORT」なので、意識的に回した時のエンジン音がそれなりに聞こえるのは、むしろポジティブに捉えるべきかもしれない。

と思いながらレクサスのWebサイトで「F SPORT」のページを見ていたら、

「エンジン等の状態に応じたサウンドを奏でるアクティブサウンドコントロール[ASC]などを設定しました」

という記述があった。

なんかわざとらしい音がするなぁと思ったら、ASCで作った調整音を流しとったんかい!ってゆう。(^o^;

4.エンジン音の音質・・・★★★★☆

 新開発のエンジンということで、洗練度の低いサウンドが聞こえてくるのではないかと心配していたが、少なくとも車内に透過してくるエンジン音には雑味がなく、上質な印象のエンジン音だ。(^_^)

チープな感じもなく、意識的にエンジンを回した時にはそれなりにスポーティーなサウンドを聴かせてくれる。

個人的にはもう少し重厚感のある音のほうが好みなのだが、カジュアル色の強いレクサス UXのキャラクターを考えれば、このスッキリしたエンジンサウンドは合っているんじゃないかと思う。

 ただ、、、
先にも少し触れたが、今回試乗したグレード「F SPORT」には、アクティブサウンドコントロール(ASC)という装備が付いている。

そのためなのか、そこそこの回転数までエンジンをブン回した時には、少々「わざとらしく良い音」が耳に届く。(^o^;

まぁ悪い音じゃないので別に良いのだが、ASCが付いてないグレードだったらどんな音がするのか、そこが気になるところ。

なぜなら、私の希望グレードは「F SPORT」ではないからだ。(^^;

5.居住性・・・★★☆☆☆

 まぁ広くはないので、総合的な印象としては2つ★。

基本的に後席は軽視されているクルマだと感じる。

(1)運転席・・・★★★☆☆

 まぁ許容レベルではあるけど、良いとまでは言えない。

シートは当然パワーシートで、ステアリングもチルト&テレスコが電動調整なので、ドライビングポジションが細かく設定できるところは良い。

ただ、テレスコの調整範囲が少々足りない感じ。

まぁ日本車のテレスコ調整ではよくありがちなことなので、レクサス UXが特別悪いわけではないのだが、もう少し手前までステアリングを引けるようにしてもらいたい。

 「F SPORT」専用のシートは、しっかりしたホールド感はあるものの窮屈な感じはない。

ヤリ過ぎ感のない、適度なスポーツシートだと思う。

(2)後席・・・★★☆☆☆

 運転席を私のドラポジに合わせた状態で後席に乗り込むと、ヒザ前の余裕は拳を横に1つ分ぐらい。

イマドキのクルマとしては決して広いとは言えないスペースだ。

ただし、頭上に関しては横にした拳1つ分ぐらいの余裕があるので、上下方向のスペースは比較的余裕があると感じられる。

残念なのはヘッドレストのデフォルトの位置が低いこと。

引っ張り上げないと頭を支えてくれない。

6.内装質感・・・★★★☆☆

 うーーーん、、、ダッシュボードやドアの内張りなど、一応は許容レベルの素材感ではあるのだが、「レクサス」としては物足りなさを感じる。

今回の試乗車には、オプションの本革シート(F SPORT専用)が付いていたのだが、その優位性をもかき消してしまうほどの物足りなさだ。(^o^;

 特にパッと見の印象としては、インパネのエアコン操作部のスイッチ周辺、このあたりの見栄えがショボい。

スイッチの素材感や加飾が明らかに物足りない。

その影響で、全体が何となくプラスチッキーに感じられてしまう。

目立つ部分だけに、ここはもうちょっとこだわってほしかったなぁ、と。(-_-)

 さらに残念なのは、ドアの内張りが、後席はプラスチックになってしまっているところ。

そこは「高級車レクサス」の意地で、前席と同じレベルでまとめてくれよと思う。

これじゃあ、やってることがインプレッサなどの大衆車と変わらないじゃないか。(^_^;

まぁステアリングの革の質感や、「F SPORT」専用の本革シート(オプション)の質感は良いとしても、全体の印象としては3つ★どまりかと。

7.装備・・・★★★★☆

 まぁ「高級車レクサス」ですから、SUV底辺モデルとはいえ、装備はそれなりに充実してますよ。(^_^)

じゃあちょっと基本的なところから、軽く見ていくとしようか。(^_^)

 まず、ヘッドライトはもちろんLEDで、オートマチックハイビームも付いてます。

が、出来ればここは、ただのオートマチックハイビームではなく、LEDの点灯制御で細かく照射範囲をコントロールする、アダプティブハイビームシステムを付けてほしかったところ。

 運転席&助手席ともに8Wayのパワーシートが標準装備なのは当然として、乗り降りする際に、運転席が自動でスライドして乗り降りしやすくしてくれる「パワーイージーアクセスシステム」も標準装備されている。

手動調整式が多くありがちなステアリングのチルト&テレスコ調整も、電動調整式だ。

このへんは、このクルマが「高級車」であることを感じさせてくれる、さりげない部分と言えるだろう。(^_^)

 あっ、言うまでもないけど、自動防眩ルームミラーとか当たり前ね。

ちなみにドアミラーも自動防眩ッス。(^_^)

オートライトや雨滴感知式オートワイパーは言わずもがな。

ここんところ寒いので、ステアリングヒーター標準装備もありがたいね。

そして、今や当たり前の、ブレーキホールド機能付きの電動パーキングブレーキは、もはやスイッチノブは存在せず、パーキングブレーキをかける、かけないは、完全に自動化されている。

 このクラスでは当然だが、ナビ&オーディオ&地デジチューナーはもちろん標準装備。

あと、意外といまだに大衆車には付いてないことも多い、車速感応式のオートドアロックも当然ながら標準装備だ。

 というわけで、高級車として、まぁそれなりに納得できるレベルの装備内容にはなっているのだが、安全装備の「ブラインドスポットモニター」、いわゆる左右の後方から接近してくる車両を検知して知らせてくれる装備、これがオプション扱いというのは何ともセコい。(-_-)

あと、必要か必要でないかはともかくとして、カラーヘッドアップディスプレイもオプション扱いというのは、価格帯から考えればセコい話だ。(^_^;

他に「目玉装備」的なものがあるわけでもないので、まぁ4つ★は与えられるレベルではあるものの、このクルマが「レクサス」であるがゆえの物足りなさを感じてしまうのも事実だ。

8.オーディオ音質・・・-----

 試乗車には、オプションのマークレビンソンのオーディオが付いていたのだが、今回はチェックしなかった。

クルマの価格的に、マークレビンソンのオーディオをオプションで付けてまでして買うことは、私としてはあり得ない。

なので、標準のオーディオがダメだったら、その時点で愛車候補からは消えることになるため、UXに関してはオプションのオーディオの音質をチェックすることに意味がないのだ。(^^;

9.デザイン・・・★★☆☆☆

 総合的に言って、「華」が足りないかなぁ。。。(-_-;

冒頭で、試乗するかどうか迷っている理由として、

「期待してたほど良く見えなかったから」

と書いたのは、まさにデザインの部分の話。

エクステリア、インテリア、せめてどちらかに明確な魅力があれば・・・、というところだが、そのいずれも物足りないため、総合的にも2つ★どまりといったところだ。

(1)エクステリア・・・★★☆☆☆

 コンパクトすぎるのだろうか、SUVらしさが薄い。

もはやコンパクトハッチバックに近い印象だが、デザインそのものが悪いわけではない。

ただ、インパクトというか華というか、そういうのが足りないな、と。

良い意味でも悪い意味でも、「意外性」というか、冒険したところが無いんだよな。(^_^;

新しさをアピールする何らかのアクセントがほしかったんだが・・・。

(2)インテリア・・・★★☆☆☆

 内装質感の項目でも書いた通り、なんかレクサスにしては質感もパッとしないし、それ以前に、色使いや素材の使い分け、デザインが全体的に地味なんだよな。(^_^;

やはり、レクサス内のヒエラルキーを考えると、上位モデルの優位性を保たなければならないため、かなり手加減せざるを得なかったのだろうか。

確かに単調なラインが少なく、そういった意味では凝ったデザインと言えるのかもしれないが、色使いや加飾が地味なせいで、全体が単調に見えてしまう。

ひとことで言えば、見せ方がヘタクソ、ってところかな。

レクサスUXのすべて (モーターファン別冊 ニューモデル速報)

10.総評・・・★★☆☆☆

 少なくとも「F SPORT」は無し、かな。(^_^;

確かに新開発の2.0リッターエンジンは良い出来栄えで、CVTもなかなか手の込んだ好フィーリングなCVTだけに、走りを楽しむクルマとしての素性は良いものを持っている。

ただ、乗り心地は「F SPORT」のせいなのか、ややコツコツ感のある硬めな印象。

しかも「F SPORT」専用装備のせいで価格も高くなるため、「F SPORT」専用装備を求めているわけではない私にとっては、「F SPORT」は明らかにムダに高い。

 まぁ私が狙うとしたら、「version C」のグレードかな、と。

「version C」なら乗り心地がどれぐらい良くなるのか、その乗り心地しだいでは、レクサス UXもあり得ない選択肢ではないかも。

ただ、デザイン的な魅力が弱いというところを補おうと思ったら、その乗り心地がよほど良くなければ、私の次期愛車候補には残れないだろうけど。(^^;

 というわけで、デザイン的な魅力が弱くてムダに高いということで、私的には「F SPORT」は無しだが、クルマとしてはよく出来ており、1つ★にするのは厳しすぎる。

なので、総評としては2つ★とさせて頂くとしよう。

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コメント

  1. 匿名 より:

    いつも楽しみに見させてもらってます!
    結局ESは試乗されないんですか?

    • 辛口系おやじ 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      レクサス ESへの試乗ですが、以前の記事、

      「レクサス ES 新型発売も、書類選考で速攻落選・・・」

      の最後に書いた通り、レンタカーを利用しての試乗を検討しており、その際に動画も撮影する予定でおります。

      が、、、年末、そして年始にも、プレミアムクラス(レクサス)を取り扱うレンタカー屋にコンタクトを取っているものの、まだ今のところ新型ESが導入されている店舗が無い状況です。(-_-;

      一応、あるレンタカー屋さんからは、「恐らく夏頃、7~8月あたりには入ってくると思う」という回答があったので、遅くとも今年の秋までにはレンタカー試乗できると思います。

      ただ、それだとだいぶ先の話になってしまうので、もうちょっと早く乗れる所は無いかどうか引き続き調査中、というのが現状でございます。(^^;

      絶対に乗りますよ、レクサス ES。

      私のクルマ人生に、さりげなく大きな影響を与えたレクサス ES。

      乗らずに人生終われませんから。(^o^)

      (参考)
      「俺様とレクサスES、その意外な関係性」

  2. 幸ロ系男子(菅埋人) より:

    新開発のCVT、海外ではカローラにも採用されてるんですよねぇ。日本でも低価格帯の車に本気に取り組んで欲しいですわ。

    • 辛口系おやじ 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      > 新開発のCVT、海外ではカローラにも採用されてるんですよねぇ。

      そうそう、そうでしたね。

      だから、「日本で発売されるカローラ スポーツにも載せてくるだろう」という期待をしていたのに、フタを開けてみれば「違うジャン!」ってゆう。(^o^)

      でも、あのCVTたぶん結構コストかかると思うんで、日本であれを載せたら価格帯が「カローラ」ではなくなってしまいますよね、たぶん。(^o^;

      それを低価格帯をキープしたままでやってほしい、とおっしゃってるんだと思いますが、まぁあれだけコストに厳しい企業ですから、無理でしょうね。(^^;

  3. トヨタだけ より:

    マツダのCX-5を凌駕する走行性能と内外装の高質感は、国産SUVではライバル不在です。
    日本車はトヨタ、レクサス以外は輸入車とはもはや勝負になりませんね。