2022年2月に、
新型Cクラスへの追加導入が発表されたグレード、
「C 180 アバンギャルド」に試乗してきた。
●新型Cクラスに待望のC180が追加導入! (2022/02/23)
新型Cクラス自体は2021年7月にフルモデルチェンジされたのだが、当初は一番安いグレードの「C 200 アバンギャルド」でも税込みで654万円(当初のMP202201モデルの価格)もするということで、マイルドハイブリッド化されたこともあってCクラスとしてはかなり高額な価格設定だった。
コミコミ約700万円が買える限界ラインの私としては厳しい価格帯。(^^;
そこで、
どうせ後から追加導入されるであろう、より安価な「C 180」を待っていたわけだが、その「C 180」の試乗車が6月後半になってようやく準備されたということで、新型Cクラス登場から約1年待っての試乗となったわけだ。(^_^)
しかし、
この「C 180」も決して安くはない。
税込みで599万円という、廉価グレードにありがちな価格設定ではあるものの、ゆーても約600万円だ。(^o^;
「C 200」よりも動力性能は劣り、
装備も一部省かれている。
それでも、
その走りに価格なりの魅力があるのであれば、「C 200」よりも約50万円安く買える「C 180」を選ぶ意味はある。
それを試乗で確かめたいというわけだ。(^_^)
お金持ちの方にしてみれば、
「たった50万円ぐらいの差で、
いちいちパワーのない装備も省かれた
セコいグレード買うなよ。(^_^; 」
という人もいるだろう。
だが、超絶貧乏人の私にとっては、
この価格帯での50万円の差は重いのである。(^^;
というわけで、
あからさまに狙った価格設定の廉価グレード「C 180」であるが、その走りは紛れもない新型Cクラスであり、選ばれる価値のあるグレードなのかどうか?
以下に率直なインプレッションを述べさせて頂く。
目次
試乗車の概要
年式 | 2022年式 |
走行距離 | 570km |
車名 | Cクラス |
グレード | C 180 アバンギャルド |
駆動方式 | FR |
トランスミッション | 9速AT |
装着タイヤ | ブリヂストン TURANZA T005(225/50R17) |
型式 | 5AA-206041C |
排気量 | 1.5リッター(ターボ) |
最高出力 (エンジン) |
170ps/5500-6100rpm |
最大トルク (エンジン) |
25.5kgf・m/1800-4000rpm |
最高出力 (モーター) |
20ps |
最大トルク (モーター) |
21.2kgf・m |
全長 | 4755mm |
全幅 | 1820mm |
全高 | 1435mm |
車両重量 | 1650kg |
車両本体価格 | 599万円(税込) |
試乗日 | 2022年6月29日 |
|
試乗インプレッション
1.走りの性能・・・★★★☆☆
悪くはないけど、ちょっと物足りないね。(^^;
すごく上品で穏やかな感触なのだが、総合的な印象としてアクセルワークに対する反応が穏やかすぎるせいか、走りに爽快感がない。
価格を考えると、
もうちょっと元気よく走ってほしい。
ちょっとトルクが足りないのかな?
あとは「タイヤ」の特性が、このクルマが持つ性能に対してどうなのかな、ってところやね。(^^;
(1)発進挙動・・・★★★★☆
まずは発進。
アクセルを軽く踏むとパーキングブレーキが自動で解除され、ジワッといい感触で動き出す。
信号待ちなどで、フットブレーキを踏んで止まっている状態からの発進も同様の印象だ。
ちなみに今回のCクラスは、全車にマイルドハイブリッドが採用されているのだが、その制御は極めてさりげなく、言われなければマイルドハイブリッドと気付かないぐらい、自然で上品な発進挙動が実現されている。
動き出しの穏やかさと、タイヤが転がった瞬間に感じる重厚で滑らかなその感触は、まさに高級車の感触だ。(^_^)
ただ、、、
ちょっと物足りなさを感じる部分もある。
というのも、
マイルドハイブリッドは見事なまでに「黒子」として活躍しているのは、自然な発進挙動という点では良いのだが、いかんせん、
「黒子すぎる!」
かな、と。(^o^;
モーターのアシストがさりげな過ぎて、このクルマがマイルドハイブリッド車であることを全くと言っていいほど感じないのだ。(^^;
なので、
「もう少しぐらい、モーターが存在感を
アピールしてくれてもいいのにな。」
と感じたのが正直なところだ。(^^;
じゃあマイルドハイブリッドは意味ないのかと言えば、そうでもない。
発進時、エンジン単体での発進に比べれば、モーターのおかげで回転数をあまり上げなくても発進できるので、静かで上品な、高級車らしい発進をするうえでマイルドハイブリッドの働きがさりげなく効いている。
つまり、
モーターによるプラスアルファの余裕や力強さを感じさせるのではなく、あくまでもエンジン車の不得意な部分をさりげなくアシストし、自身は存在を主張せず「黒子」に徹する、そういうセッティング。
まぁでも、
「そもそもマイルドハイブリッドってそういうもの」
という意見もあるだろうとは思うが。(^^;
(2)加速フィール・・・★★★☆☆
発進後、中速域までの加速で感じたのは、アクセルの踏み込みに対して加速のつき方が非常に穏やかだということ。
なるべく低い回転数を維持しようとする制御が強めで、ちょっとアクセルを踏んだぐらいではエンジンはあまり反応せず、ゆえにイメージするよりも穏やかな加速となる。
高級車らしい落ち着いた走りを表現するうえで適した特性なのかもしれないが、少し物足りない感じがした。
もう少しアクセルの踏み込み具合に対して分かりやすい、リニアな伸びのある加速感が欲しいところ。
そういう走りをしたい場合は、
ドライブモード(ダイナミックセレクト)を
スポーツモードにして下さい、
ということだろうか。
でも、エンジン切ったら元に戻るからね、やっぱデフォルトのモードでそれなりに走ってもらわないと。(^_^;
中速域からの加速も穏やか。
レスポンスは早いのだが、加速フィールはガソリン車そのもので、モーターのアシストはほとんど感じない。
発進時に感じたのと同様、エンジンが苦手な最初のレスポンスの部分でほんの少しモーターの力を借りているだけで、加速はほぼエンジンのみが活躍している印象だ。
そんな感じなので、
急坂で急加速させようとすると、アクセルを踏んだ瞬間にモーターが反応するので、確かにレスポンスは早い。
のだが、、、
モーターではぜんぜん力が足りないため、明確な加速はほとんど感じられず、結局エンジンのレスポンスを待つことになる。
でもこのエンジンのレスポンスがね、
けっこう遅いのよ。(^_^;
そんなわけで、
通常の走行であれば、モーターがレスポンスの部分でエンジンをうまくフォローし、シームレスで滑らかな加速をしてくれるのだろうと思うのだが、少し過激な加速をさせようとすると破綻するんだよね。(^^;
なのでこのクルマは、
まったり走らせないと良さが出ないね。(^^;
スポーツモードは試さなかった。
ってゆーより、試せなかった。
試乗コースの終盤で試そうと思ってたのだが、
なぜか珍しく帰りの道が混んでいたので。(-_-;
(3)パワーフィール・・・★★★☆☆
いつもの急坂で急加速を試してみた。
加速フィールの項目でも触れた通り、レスポンスはモーターのおかげで早いのだが、力が弱いので、アクセルを踏んだ瞬間の加速感は乏しい。
遅れてエンジンによる加速が始まるわけだが、低回転域ではトルクが足りないのか、なかなか加速できない。
でも、3500回転を越えたあたりから急激に力強さが増し、そこからは十分な加速をしてくれた。
つまり、しっかり回せば急坂でも加速できるので、私的にはパワーはこれぐらいでもOKなのだが、正直、物足りないという印象が残った。
物足りない印象が残ったのはなぜなのか?
恐らく、ちょっとアクセルを踏んだぐらいでは簡単にはシフトダウンしないので、けっこうガッツリ踏んでやらないといけないため、自分のイメージと実際の挙動にギャップがあったからだろう。(-_-)
そもそもトルクに余裕ないんだから、アクセルワークに対しもう少し反応よくシフトダウンして、加速を開始するまでのタイムラグをもっと抑えてほしい。
このへんの特性は、体感的な加速性能の印象に関わる部分なので、パワーが足りる足りないの問題だけじゃないんだよね。(^^;
このへんはドライブモードによって、挙動のキャラを明確に分けて、割り切ってるのかもしれないね。
試してないから分かんないけど。(^^;
(4)ハンドリング・・・★★★★☆
ハンドル操作をした際、イメージに対してクルマの動きに違和感がなく、街乗りセダンとして扱いやすい特性。
ビミョーなハンドル操作にもちゃんと反応してくれる繊細さを持ちつつも、決してクイックなわけではない。
なので、
第一印象としてはスポーティーという印象ではなかったのだが、思い切ってS字カーブに速めの速度で突っ込んでみた。
すると、イメージが一転!
ハンドルを切った瞬間にスパッ!とキレのある動きで反応し向きを変え、素早い切り返しにもピタッとついてきて軽々と曲がってくれた。
驚いたのは、ロールをほとんど感じさせず、フラットな感じでスルッと曲がったこと。
体感としては、WRX S4よりもロールが少なく、「あっさりと曲がってる」感じがしたのは実に意外だった。(^o^;
【試乗記】 スバル WRX S4 GT-H EX (2022/03/14)
ではなぜ5つ★ではないのか?
実はね、S字カーブの切り返しで、
タイヤが鳴いたから。。。(^_^;
これにはちょっと驚いたね。
だって、
コーナリング中の感触はフラットで、すごくあっさり軽々と曲がっているように感じさせているのに、タイヤはグリップの限界を知らせてきているわけだから。(-_-;
つまり、
コーナリング時にクルマ(タイヤ)にかかっている負荷を感じにくく、少し攻めるとフィーリングと挙動がリンクしなくなってしまうのだ。
これは危ない運転をさせないために、
わざと早くタイヤを鳴かせているのか?
それとも、
単にタイヤがイケてないのか?
あるいは、
タイヤ特性と足回りセッティングのマッチングが悪いのか?
新車装着タイヤだから、タイヤの特性はクルマの特性とのマッチングを考慮して、メーカーが狙っている性能をしっかり出せるように作られているはずなのだが。。。(-_-;
そうそう、タイヤ鳴きと言えば、
以前にも別のクルマに試乗した際に、
問題として取り上げたことがある。
「MAZDA3」だ。
【試乗記】 マツダ MAZDA3 ファストバック 20S PROACTIVE Touring Selection (2019/09/09)
上記MAZDA3の試乗記をご覧頂ければ分かるが、
当時のMAZDA3が履いていたタイヤも、今回のC180が履いているのと同じく「TURANZA(トランザ)」だった。
「T005」と「T005A」という違いはあるが、まぁおよそ基本的には似たようなモンだろう。
これはただの偶然なのだろうか? (^_^;
そんなわけで、
基本的には優れたハンドリングなのだが、クルマ自体が持っているポテンシャルを発揮するには、現在の新車装着タイヤ「TURANZA(トランザ)」は力不足ではないかと。(-_-)
あるいは逆に考えて、
タイヤのグリップを引き出すような足回りのセッティングになっていない、とも言えるのかな、と。
これじゃあ何のために、わざわざ新車装着タイヤをタイヤメーカーに特注して作らせてるのか分かんないよね。(^^;
(5)ステアフィール・・・★★★★☆
操舵感は軽めだけどちゃんと手応えがある上質なステアフィール。
ムダな振動は伝わってこないけど、必要なインフォメーションはちゃんと伝えてくる。
ただ、インフォメーションの濃度は薄めなので、スポーティーなステアフィールを求めている人にはやや物足りないかもしれない。
しかし、
コンフォートな街乗りセダンとしては、まさに絶妙ではないだろうか。
感じ取ろうとすれば感じ取れるけど、押し付けがましくないというか、アピールの強い伝え方ではないので、すごくリラックスして乗れるのだ。(^_^)
あと、やはり少し残念なのは、ハンドリングの項目でも触れたが、大して攻めてないというか、手応えとしては余裕を感じているのに、タイヤがすぐに鳴いてしまうところ。
大抵のまともなクルマの場合、タイヤのグリップ感はステアフィールで感じ取れる。
しかし、この「C 180」はそれが感じ取りにくい。
あまりにフラットな姿勢で旋回するためか、タイヤの「踏ん張り感」を感じ取りにくいのだろうか?
不安感なく限界までタイヤのグリップを引き出せるんだけど、徐々にグリップの限界に近づいていく、その過程を感じ取りにくい、そんな感じだ。
なので、
スポーティーさを求めるならば、もうちょっとボディをロールさせてもいいから、タイヤが踏ん張っている感触をもう少しリニアに、ステアフィールという形で伝えてきてほしいところ。
でも、
コンフォートを求めるなら、
これはこれでアリなのだろう。
フラットで不安感のないコーナリング。
安心・安全な走行のために、早めにタイヤを鳴かせることによって、本当の限界よりも余裕をもって早めに限界が近いことを知らせてくれる、と。
限界までは、あまり余計なことをステアフィールとして伝えない、ということだろうか。(^o^;
まぁでも、
ちょっと極端な気がしなくもないが、個性的だし、素性は悪くないから、タイヤさえ替えれば面白いかもね。(^_^)
こういう感触、少なくとも私が今までに試乗してきたクルマには無かったから。
(6)ブレーキフィール・・・★★☆☆☆
これはいかん!
何がダメって、
まずはペダルを踏んだ時の踏みごたえ。
驚くほどフニャッフニャだ。(^o^;
安物じゃあるまいし、
フィールの質感がショボ過ぎるぜ!
次に何がダメって、リニア感。
踏み始めのところの遊びの領域がけっこう大きく、ちょっと踏んだぐらいでは利かないのだが、あるポイントまで踏み込むと急峻に制動力が立ち上がる。
まぁ簡単に言うと、
急に利きすぎる!
ってこと。(^^;
もっと踏み始めから緩やか且つリニアに制動力が立ち上がってほしい。
走りの穏やかさとのマッチングを考えても、こんなに急峻に制動力を立ち上げる必要性がどこにあるのか、と言いたくなる。(-_-)
あるいは、
狙ってやってると言うよりは、単なるマイルドハイブリッド化による弊害が出ているだけなのかもしれない。
でも、もしそうだとしたら、
随分と「手抜き仕上げ」だなぁと思わざるを得ない。
私がテストドライバーだったら、
こんなフィーリングでOKは出せないね。
走りゃいいだけの軽自動車なら話は別だけど。(^o^)
というわけで、
この安物みたいなフィーリングのブレーキは、「高級車メルセデス・ベンツ」様としては今後の改良で絶対に改良すべきポイントではあると思うが、利きそのものが悪いわけじゃないし、慣れれば対応できる範疇ではあるので、まぁ2つ★ぐらいは付けてもいいかな、といったところだ。
2.乗り心地・・・★★★★☆
先代Cクラスと比べると、かなりスポーツ性は薄まったと言っていい。
揺れが少なく、感触的に明らかにコンフォートな乗り味。
だからといってフワフワした感じは一切なく、締まった硬質な印象も皆無。
コンフォートセダンとして高いレベルの乗り心地だ。
欲を言えば、もうちょっとロールを許容するようなセッティングのほうが、全体としてのバランスは良かったんじゃないかなぁ、という感じ。(^^;
(1)スポーツ性・・・★★☆☆☆
基本的にコンフォート寄りの乗り味だが、ハンドリングの項目でも触れた通り、コーナリングでのフラットで俊敏な動きからして、本来はスポーティーな走りにも対応できる足回りだと思う。
それでいて、締め上げたわけでもないサスペンションは、感触的にはコンフォートでありながらもスポーツ性を両立したセッティングと言える。
ただ、フラット過ぎるせいかコーナリングでタイヤのグリップ状況を感じ取りにくいので、少し攻めたスポーティーな走行をするには恐さがあると言うか、慣れが必要かもしれない。
なので、
タイヤさえイケていれば3つ★くらいはつけてもいいと思うのだが、なにせ標準の状態では簡単に鳴いてしまうイケてないタイヤが装着されているので、純正タイヤ装着の状態では2つ★という評価が妥当かと。(-_-)
(2)コンフォート性・・・★★★★☆
荒れた路面を通過する際には、足回りが非常によく動いて衝撃を吸収し、車体のムダな揺れを抑えている。
これがまたすごく優秀で、上下の揺れだけでなく、横揺れもかなり少なく、常にフラットな印象が強い。
間違いなく、私が試乗してきた中で最もフラットな乗り味のクルマだと言える。
さらに感心したのは、それだけ足回りがよく動いているにもかかわらず、バタつき感がほとんど無いこと。
そのため、足回りが動いていてもそれに伴うムダなボディ振動が極めて少ないため、常に上質な印象の走りを楽しむことができる。(^_^)
実にさりげなく衝撃を吸収しているので、恐らく普通に乗ってたら、道の悪いところを通っていても、道の荒れ具合に気付かないんじゃないだろうか。(^^;
動力性能的にも「まったり」した特性だし、あまり急な加速はさせず街中を穏やかに走らせると、このクルマの良さを最も分かりやすく感じられると思う。
じゃあなんで5つ★じゃないのかと言うと、5つ★にするにはちょっと挙動に「おおらかさ」が足りないかな、と。(^_^;
やっぱEクラスあたりと比べるとね、
マイルド感、みたいなのがやや劣る。
そこは、逆に「フラットすぎる」ことが裏目に出てるのかも。
ほら、
荒れた路面を通過すれば、そりゃあいくらフラットと言ったって、多少は揺れるジャン。
その時の揺れ方に少しフワッとした動きがあったほうが、分かりやすく乗り心地の良さというか、マイルド感を感じやすいんだけど、このクルマはホントにそのへんまでかなり抑え込んでるからね。(^^;
まぁでも、
だからこそ「ミニEクラス」ではなく、Cクラスとしての個性が感じられる、とも言えるわけだが。(^_^)
3.静粛性・・・★★★★☆
静かなクルマやね。
エンジンが遠くで回る感じで、遮音性は良い。
マイルドハイブリッドのおかげで、比較的エンジン音が目立ちやすい発進時も回転数を抑えて発進できるため、そのこともストップ&ゴーが多い街乗りでの静粛性向上に効いていると思う。
特に驚くべきは、足回りからの音の侵入が極めて少ないこと。
あれだけよく足が動いてるにもかかわらず、タイヤがバタつくような音がほとんど入ってこない。(^o^;
ボディ振動も少ないため、振動に伴う音の発生もよく抑えられている。
ロードノイズは、現在の我が愛車「ボルボ S60」と比べれば目立つものの、これまで私が過去に試乗してきたクルマの中では、静かなほうだと思う。
4.エンジン音の音質・・・★★★★☆
Aクラスほどわざとらしくはないが、低速、低回転域でなかなか重厚なサウンドを聴かせてくれる。
明確にスポーティーという雰囲気のサウンドでもなく、ただ出来るだけエンジン音を遮音しようとしたような無機質というか無表情なサウンドでもなく、質感の高いエンジン音だ。
なので、
ブン回した時には、エモーショナルというほど心を揺さぶられるような高揚感のあるサウンドではないのだが、それなりに気分の盛り上がるサウンドを聴かせてくれる。
サウンドにトゲがなく雑味もないので、なるべくならエンジン音なんて聞きたくないという人にとっても、不快感のないサウンドだと思う。
5.居住性・・・★★★★☆
これまた特別広いわけではないが、まぁ私的には十分な広さ。
運転席、後席ともに、クルマのキャラクターに合った居心地のいい空間になっている。
まぁこれも欲を言えば、今回のCクラスは明確にコンフォート寄りのキャラクターだと感じるだけに、居住性にももう少し「くつろぎ感」みたいなのがあったほうが、より満足度は高くなるんじゃないかなぁという気もする。
けど、
それじゃあ「スモールEクラス」的な感じになってしまうかもしれないし、難しいところやね。(^^;
(1)運転席・・・★★★★☆
特別ゆったりでもなく、タイトな感じもなく、なるぼど、Cクラスの立ち位置にピッタリな感じ。(^o^)
パワーシートと電動チルト&テレスコの調整域も広く、ドライビングポジションも自分に合った位置に妥協なく合わせることができた。(^_^)
シートの座り心地も良く、それでいてホールド感も適度にあるし、ペダル配置に不自然さも感じないので、居心地が良い空間であると同時に、ドライバーズシートとしてバランスの良い居住性が実現されていると思う。
(2)後席・・・★★★★☆
運転席を自分(身長180cm)のドラポジに合わせた状態で後席に乗り込んでみた。
すると、
ヒザ前には拳を縦に1個半、
頭上には拳を横に1個分
の余裕があった。
一般的に「広い」と言えるほどの余裕ではないと思うが、私的には十分なスペースだ。
私がこだわるヘッドレストの高さも、デフォルトの状態で頭を支えてくれる位置にあり、まったく問題なし。(^^)
シートの座り心地は後席もいい感じ。
ホールド感はもうちょっとあってもいいのかな、と第一印象では思ったが、先述した通りこのクルマあんまり揺れないし、乗り味がコンフォートなキャラクターなので、まぁこれぐらいでもいいと思う。(^_^)
6.内装質感・・・★★★★☆
ダッシュボードやドアの内張り上部などはソフトパッド。
メルセデスだからね、当然ながらパッと見の基本的な質感は良いですよ。
ただ、インパネやセンターコンソールには物理スイッチがなく、インパネ中央にドーンと陣取ったタッチパネルに機能が集約されているため、スイッチやダイヤル類で質感を表現できなくなったのは残念なところ。
とはいえ、これはまぁ最近のクルマの流れだし、
現時点では仕方のないところだろう。(^^;
しかし!
助手席前からタッチパネル周辺までを埋め尽くしているテカテカの加飾パネル、残念ながらコレの質感がイマイチ! (^o^;
いや、悪くはないんだよ、悪くはないんだけど、けっこうな面積を占有してる割には質感の主張が弱い。(^^;
一応は模様も入ってるし、触ってみると、単なるツルツルというわけではなく、わずかに指先に感じる模様の感触があったりして、それなりに凝ってはいると思うのだが、あまり伝わらないというか、分かりにくい。(^_^;
色目が明るいので、実際以上にチャチに見えちゃうんだよな。
もうちょっと暗い色合いにすればいい感じになる気がするのだが。(-_-;
あと、多くの人にとってはどうでもいいことかもしれないが、意外とグローブボックスの質感がショボい。
内側に起毛処理も無いし、開ける時のレバーの感触もチャチだし、閉めた時の感触もプラスチッキー。
質感的には、私が前に乗ってた「インプレッサ G4」のグローブボックスと大して変わりがない(何ならインプレッサ G4のほうがいくらかマシかも)というのは、車両価格が2.5倍近くする天下のメルセデス様のCクラスとして、いかがなものかと思わずにいられない。(^^;
というわけで、
ちょっと期待が過ぎたのかネガティブな印象も残ったものの、冷静に見てみれば全体としては十分に良い質感と言えると思う。
7.装備・・・★★★☆☆
充実装備!
と言いたいところだが、「C 180」は装備を削って価格をムリヤリ600万円以下に抑え込んだ、いわゆる「廉価グレード」。
何を削って価格を抑えてるかと言うと、
それはズバリ、ヘッドライト。
「C 200」以上のグレードが、
・DIGITALライト(ウルトラハイビーム付)
・アダプティブハイビームアシストプラス
・LEDコーナリングライト
を装備しているのに対し、
「C 180」には、以前の記事でも書いた通り、
・LEDハイパフォーマンスヘッドライト
という、
普通のLEDヘッドライトが装備されているだけ。
●新型Cクラスに待望のC180が追加導入! (2022/02/23)
クルマの本質とは関係のない部分とはいえ、イマドキの新型車でハイビームの自動制御が削られているとなると、装備の評価としてはかなり大きな減点対象となるため、これでは4つ★はつけられないね。(-_-)
そんな悲しい廉価グレード「C 180」ではあるが、
ステアリングは電動のチルト&テレスコピック。
こういうところはちゃんと高級車っぽい。(^^)
シートヒーター付きの前席シートは、メモリー機能付きのパワーシートが標準装備だ。
えっ?
「そんなの当たり前だろう!」
ってか?
いやいや、
それがイマドキそうでもないのよこれが。(^^;
だってAクラスなんて、新型デビュー当初は当たり前にパワーシートだったのに、今や半導体不足の影響でパワーシートが装備から外されてるからね。(^o^)
つーか、
Aクラスの話なんてここでは関係ないけど、
手動シートのメルセデスなんて、
いったい誰が買うんだろう? (^o^;
などと、
半導体不足によるAクラスの装備落ちを
他人事のように笑っている場合ではない。
というのも、
新型Cクラスの注目装備の1つだったはずの、
「リア・アクスルステアリング」
が、まさにその半導体不足の影響により、
現在のモデルでは装備表から消えている。
まぁ「リア・アクスルステアリング」はオプション設定の装備だったし、これを付けようと思ったら「AMGライン」も付けないと付けられないという厄介な設定だったから、コイツが装備表から消えたところで私には関係ないけどね。(^o^)
ナビ、オーディオ、地デジチューナーは標準装備。
しかし標準オーディオのスピーカー数が5個というのは、クルマの価格とCクラスという車格からしたらセコいなぁという気がしなくもない。(^_^;
まぁスピーカー数で音質が決まる訳じゃないから、音さえ良ければそれでいいけどね。(^^)
あと、廉価グレードながら、夜間の走行を演出する64色のアンビエントライトは削られたりしていない。
私は夜間に走行することも多いので、こういう装備は地味ながらけっこうありがたい。(^^)
自動防眩ルームミラー&ドアミラー、レインセンサー式のワイパー、リバースポジション連動のドアミラー、360°カメラシステムなど、このクラスなら当然とも言える装備は標準で付いている。
とまぁそんな感じで、基本的な装備はしっかりしてるが、私的に特に目新しさを感じるような装備は無いし、まぁフツーに3つ★評価が妥当なところだ。
パッケージオプションの「ベーシックパッケージ」を付ければ、
「AR(拡張現実)ナビゲーション」
という先進的なナビ機能が付く。
これは、公式ニュースリリースの説明を引用すると、
「車両の前面に広がる現実の景色が
ナビゲーション画面の一部に映し出され、
その進むべき道路に矢印が表示されます」
とのこと。
これが標準で付いてたら4つ★を付けてもいいのだが、オプションなので評価に加味できないのが惜しいところだ。(^^;
8.オーディオ音質・・・-----
しまった!
そうだ、メルセデスはType-Cだったんだ!
またしてもUSBメモリのType-Cを準備するのを忘れてた。。。(-_-;
ってゆーか、
イマドキUSBメモリなんて仕事でもプライベートでも使わないし、Type-CのUSBメモリなんて買う必要性が無いんだよな。(^_^;
でも試乗車にスマホをBluetoothで接続するのは気が引けるし、やっぱ試乗時のオーディオ音質チェック用にUSBメモリを買わなしゃーないのだが、大抵のクルマはType-Aが使えるからついつい買いそびれてしまうのだ。(^o^;
まぁしゃーない。
今度「C 200」にも試乗する予定なので、その時までに必ずType-CのUSBメモリを用意して、「C 200」への試乗時に音質チェックするとしよう。(-_-)
9.デザイン・・・★★★☆☆
全体として、まぁ悪くないね。
デザインだけで「欲しい!」と思わせるほどのインパクトは無いけど、今のメルセデスらしいデザイン。
ここが特別にいいという所もないけど、ここがイヤ!という所もないので、個性的なデザインでありながら、どこから見ても欠点という欠点もない。(^_^)
(1)エクステリア・・・★★★☆☆
画像で見るとちょっと丸すぎる感があるけど、実際に見てみると悪くないね。
曲面がボリューム感を感じさせるので、実際の寸法以上に立派に見える。
見た目で選ぶというほど好みではないが、見た目でマイナス評価にするほどでもなく、まぁこんなモンでいいんじゃないかと。(^_^)
(2)インテリア・・・★★★☆☆
インパネはスイッチ類がなくなったので、質感だけでなくデザインの魅力を表現するにも、これまでとは異なる新しい見せ方が必要になってくると思っているのだが、ちょっとまだ模索中って感じのデザインに見えるね。(^^;
センターコンソール部分もそうだけど、全体的にスイッチがなくなって加飾パネルの占める面積が広くなっているので、もうちょっとパネルの見せ方を工夫してデザインを洗練させていってほしい。
今の状態だと、空きスペースを埋めているだけのパネル、みたいな感じに見えるので。
まぁでも、ドアの内張り部分、パワーシートのスイッチ周辺あたりのデザインは、洗練されたエレガントさと質感を感じさせるものがあり、このへんはメルセデスらしい美点だろう。(^_^)
10.コストパフォーマンス・・・★★☆☆☆
これは明らかに高い!
価格を抑えるためにカットされたヘッドライト系の魅力的な装備をきっぱりあきらめるだけでは済まず、走りに関しても物足りなさを感じさせられて約600万円。
純正タイヤもこのクルマの性能を引き出せていないと感じるので、タイヤの交換費用も考えたら恐ろしくコスパの悪いクルマだ。
こんなのあり得ないね。(^o^;
というわけで、
1つ★にしようかと思ったぐらいなのだが、あの乗り味、クルマが秘めているポテンシャルは高いと思うし、進化を感じられる部分があるのも確か。
なので、
かろうじて2つ★ぐらいは与えてもいいだろう。
11.総評・・・★★☆☆☆
うーん、正直もうちょっと元気よく走ってくれるんじゃないかと思っていたのだが、想像していたほどじゃなかったなぁ、って感じ。(^^;
なんかね、
まず走りに「爽快感」が足りない。
動力性能が足りなくてまともに走らないって訳じゃないんだけど、アクセルを踏み込んでいった時の伸び感とか、急加速時の加速レスポンスとか、高級車らしい「ゆとり」を感じさせるには、やはり車両重量に対してエンジンスペックが明らかに足りないんだろうな。(-_-)
もちろん、
価格がもっと安ければこれでも十分アリなんどけど、約600万円のクルマと考えると、これじゃあ精神的にストレスあるよね。(^^;
ちなみに試乗からの帰り、
自分の愛車「ボルボ S60」で帰る際、
走り出した瞬間に、
「あっ、
コイツ(S60)のほうが全然いいわ。(^o^) 」
と思ったからね。
重厚感、爽快感のある加速など、悪いけど完全に私のS60のほうが上ですわ。(^o^)
となると、
これ(C 180)に買い替える意味、無いよね。(^^;
あとは、あのフニャフニャの安っぽいブレーキフィール、あれもけっこう強烈にネガティブな印象として心に残ったね。
慣れれば済む話とはいえ、やっぱりメルセデスにはそれなりの「高級感」を求めるし、高級車のブレーキフィールとしては、アレはヒドいよな。(^^;
でもまぁだいぶヒドいだけに、早々に改良が入るかもしれんけどね。
ただ、
乗り心地は斬新というか、ありそうで無かったというか、私が今までに乗ったことない感じ。
そこは魅力もあって、ぜひタイヤを替えてこのクルマの底力を探ってみたいと思わせる乗り味だ。
そういう意味では、物足りない走りの中にも、キラリと光る新型の価値が確かにある。
しかし!
そうやってせっかく進化を感じられる要素が垣間見えているのに、その性能を引き出せないタイヤを履いているとはこれ如何に?!
というわけで、
まぁハッキリ言って、
「C 180」は分かりやすい廉価版。
とにかく「価格を抑えることが目標」のグレード。
価格を抑えた結果のクルマの状態が、メルセデスのCクラスとして胸を張れるレベルの状態に仕上がっているかどうかなんてどうでもいい、という扱いだろう。
これでは私の次期愛車候補としては実力不足だ。(-_-)
なので、
まだ少し先の話にはなるが、「C 200」にも試乗することにした。
「C 200」なら、今回の「C 180」で私が感じた動力性能の物足りなさが解消されるかもしれないし、純正タイヤとの特性のマッチングも、もっとクルマの底力を引き出せるようなセッティングになっているかもしれない。
それでさらに装備のヘッドライトも格段に高機能な物が装備されるわけだから、コスパという点でも「C 180」より魅力的になる可能性があるからね。(^o^)
最後に、
結論としては、
「C 180」は、
「新型Cクラスなら何でもいい」
という人以外は手を出さないほうがいい、
まさに典型的な分かりやすい「ザ・廉価版」である
という感じかな。(^^;
コメント
試乗後に愛車を運転して帰る時の「あるある」ですね。
「俺のクルマの方がいいじゃん」
「いいクルマだけど、乗り換えるまではいかないな」
動力性能はスペック的にも体感的にも物足りなかったようですね。
メルセデスもボルボも試乗したことがないので参考になります。
308の試乗記も楽しみにしています。
クラウン、やらかしましたかね?
試乗します?
辛口系おやじ(管理人)です。
> 動力性能はスペック的にも体感的にも
> 物足りなかったようですね。
そうですねぇ、残念ながら。
外車はスペック以上に体感性能を感じさせてくれることが多いですし、今回はマイルドハイブリッドということでモーターの力も借りているので、意外と走るんじゃないかと期待してたんですが、ちょっとあれじゃあ、価格を考えたら厳しかったですね。(^^;
> 308の試乗記も楽しみにしています。
はい、ご期待下さい。(^_^)
試乗車はあるにはあるんですが、遠方のディーラーなんです。
私としてはなるべくいつものコースで乗りたいので、こっちのディーラーに試乗車を持ってきてもらわないといけないのですが、それが可能になるのはもう少し先になりそうです。
今は試乗希望の客が多いので、少し落ち着いてからしか持ってこれないので。(^^;
> クラウン、やらかしましたかね?
> 試乗します?
やらかしてるというよりは、別物にクラウンのバッジ貼っただけにしか見えないので、「やらかしてすらいない」という感じがします。
ただ名前を奪われただけという。(^o^;
なので、
私の中では、クラウンという車種は完全に終了した、という認識です。
よって、
通常の試乗はする気はありません。
でも、我が憧れのクラウン様の名前を奪ったクルマがどの程度のクルマなのか、そこは確認したい気持ちもあるので、レンタカーに登場したら、料金しだいではレンタカー試乗するかもしれません。(^^)
未だにマイルドハイブリッドってどうなのよ…と私は思いますね。ハイブリッドを重要視しなかったツケが回ってきているのでしょうね。しかしあらゆる次世代へのユニットを試せるだけの環境があるのがトヨタだけでは、やっぱりちょっと淋しいと思うのですが。
クラウンですが、セダンは思ったよりは保守的なデザインでしたね。それに明らかにESより大きいですし、住居環境的に持てる人は限られるだろうなと思います。
辛口系おやじ(管理人)です。
> 未だにマイルドハイブリッドってどうなのよ…
> と私は思いますね。
> ハイブリッドを重要視しなかったツケが
> 回ってきているのでしょうね。
外車勢はハイブリッドよりもダウンサイジングターボに走りましたからね。
それだけに、実際に試乗してみると、ターボの性能は日本車勢より外車勢にかなりアドバンテージがあるように感じます。
どっちみちハイブリッドは「つなぎ」でしかないので、今さら遅れをとった普通のストロングハイブリッドをやる気はなくて、やるならPHEVかEVということなのでしょう。
マイルドハイブリッドでもムダに高いと感じるのに、ストロングハイブリッドなんか全グレードに載せられたらメチャクチャ高くなるだろうと思うので、まぁマイルドハイブリッドで誤魔化しとくのが賢明だと思います。(^_^;
> クラウンですが、
> セダンは思ったよりは保守的なデザインでしたね。
そうですね。保守的で且つダサいという。(^o^;
> 明らかにESより大きいですし、
> 住居環境的に持てる人は限られるだろうなと思います。
ですね。
なんかワケのわからん変な車種に名前だけ奪われてしまって、クラウン様がとても気の毒です。(-_-;
トヨタ式のハイブリッドなら高くても燃費はメチャクチャよくなりますよ?もちろん車種にもよりますが。給電も出来ますしEVよりもその意味では安心感高いと思います。欧州の場合給電云々の心配はあまりないでしょうし、ハイブリッド車のメリットがあまり生かせなかったのでしょうね。最近亡くなった「新車情報」の三本さんも高く評価していたと記憶してます。使われ方や好みにもよりけりですが、私はハイブリッドがいいと思いますし、まだしばらくは世界的に勝負できると考えます。
辛口系おやじ(管理人)です。
> トヨタ式のハイブリッドなら高くても
> 燃費はメチャクチャよくなりますよ?
すみません、私、燃費には興味ないです。(^^;
私的にはリッター5km以上走ってくれればOKで、基本、燃費より「走り」重視です。
> 給電も出来ますしEVよりもその意味では安心感高いと思います。
電気のみのEVは、少なくとも現状のインフラの状況では、やはりまだ不安感を持つ人は多いでしょうね。
少なくとも、自宅に給電設備がない人、給電設備を設置することができない人は、まずEVには手を出せないでしょう。(^^;
> 最近亡くなった「新車情報」の三本さんも
> 高く評価していたと記憶してます。
不躾棒の三本さんですね。(^_^)
新車情報のDVD、私1つだけ持ってます。(^^)
> 私はハイブリッドがいいと思いますし、
> まだしばらくは世界的に勝負できると考えます。
ハイブリッドが好きな人は世間一般にも多くいらっしゃるし、インフラや住宅事情を考えても、EVへのシフトはまだまだ時間がかかるでしょうね。
ってゆーか、「節電ポイント」とか言いだしてる日本ですからね。
EVに補助金出す一方で、節電してくれとか、意味わかんないです。(^o^)
>外車勢はハイブリッドよりもダウンサイジングターボに走りましたからね
環境に優しくないエセ技術でしたからね
ディーゼル詐欺に通じるものがあります
辛口系おやじ(管理人)です。
> 環境に優しくないエセ技術でしたからね
環境には興味ないのでどうか知りませんが、「走り」にはすごく良い効果をもたらしたと感じます。
なので、私としては外車勢がダウンサイジングターボに走ったのは大正解だったと思っています。(^_^)
EVなんて、日本車に勝てない欧米やチャイナ勢が販売ルール変えるためだけに推し進めてるものでしょ。環境に良いどころか悪すぎ。ソーラーパネルと同じ。
辛口系おやじ(管理人)です。
> EVなんて、日本車に勝てない欧米やチャイナ勢が
> 販売ルール変えるためだけに推し進めてるものでしょ。
日本車に勝てないから買えようとしているのかどうか、私は世界情勢や世界での各メーカーの販売状況には疎いので分かりませんが、「モノ」のレベルとしては欧州車のダウンサイジングターボは日本車より明らかに優れていると感じますので、個人的には何か違う理由で推し進めているのだろうと思っています。
だって、価格的にも性能的にも、純粋なダウンサイジングターボ車を売り続けたほうが、高性能かつ車両価格でも日本車に対抗しやすいはずなのに、そこからわざわざ脱却しようとしているわけですからね。(^_^;
> 環境に良いどころか悪すぎ。
> ソーラーパネルと同じ。
原発が縮小方向で、でも発電量は増やしていかないといけないとなると、どうやって電力確保するねんって話ですからね。
ソーラーじゃあ天候に左右されて安定しないからといって、火力発電してたら結局は環境的には意味ないですしね。(^o^)
まぁそういう意味でも、本格的なEV時代に突入するには、まだまだ発電インフラが未熟ですわ。
なんせ日本なんて、まだEVなんてほとんど普及していない現時点でも電力が足りないから節電しろとか言い出してる始末ですからね。(^o^)
・ピュアEV・BEVはバッテリ製造時に多くのCO2を排出する上、放射脳どものせいで原発が止められて火力発電比率の高いわーくにでは給電する電気もCO2排出して発電してる。
ゼロエミッションなどと誇らしげにエンブレム付けてるリーフは流石、誇大広告の日産三菱アライアンスなだけある。
・レンジエクステンダー付きEVは電池残量が無くなってからしか回らない発電用エンゾンと燃料タンクという重りをわざわざ乗せて走る更に意味不明な乗り物。
・PHVも同様だが、まだエンジンとモーターを同時に回して動力性能アップに寄与できる分だけまだマシかも、遅かったらそれこそアホだけど。
そして何故かレンジエクステンダー付きEVやPHVのように給油・給電の両方をしてるクルマなのに電費を無視して燃費だけみて「燃費良くなった〜」とかほざいてる脳死の多いこと。
そりゃ電気使った分だけ燃費が良くなるの当たり前だろ、アホか。
しかし発進加速や低速時のドライバビリティでは内燃機関よりモーターに分があるのも事実。
ストップ&ゴーの多い街乗りメインの人や0-100km/h加速ぐらいまで速度域が多い人なら、バッテリを最小限にできるシリーズハイブリッドやホンダのe:HEVが効率的。
それ以上の速度域での巡航が多いなら内燃機関主体のマイルドハイブリッドが最も賢い。
THS2のようなストロングハイブリッドはバッテリ残量に依ってパフォーマンスが変わるので気持ち悪い。
取り敢えずマツダのトルコンレス8速+マイルドハイブリッドの組み合わせに期待。
辛口系おやじ(管理人)です。
> 電費を無視して燃費だけみて
> 「燃費良くなった〜」
> とかほざいてる脳死の多いこと。
> そりゃ電気使った分だけ
> 燃費が良くなるの当たり前だろ、アホか。
ウケました。(^o^)
私の周りにはいないタイプですけど、そんな奴に遭遇したら笑い噛み殺すのに必死になりそうです。(^o^)
> THS2のようなストロングハイブリッドは
> バッテリ残量に依ってパフォーマンスが
> 変わるので気持ち悪い。
確かに変わりますね。
今は昔よりはだいぶ充電管理の制御も上手くなって、充電時のパフォーマンスの低下などもマシにはなりましたが。
> 取り敢えずマツダのトルコンレス8速
> +マイルドハイブリッドの組み合わせに期待。
私も期待しています。(^_^)
が、漏れ伝わってくる噂では、トルコンレス8速ATがイケてないという話も。。。
まぁ自分で乗ってみないと何とも言えないので、それまでは先入観をなくすためにも、あまり噂話をネットで見ないようにはしてるんですがね。(^^;
>だって、価格的にも性能的にも、純粋なダウンサイジングターボ車を売り続けたほうが、高性能かつ車両価格でも日本車に対抗しやすいはずなのに、そこからわざわざ脱却しようとしているわけですからね
辛口さんみたいに走りを重視する人より燃費を気にする方の方が欧州でも大多数なわけで(だからディーゼルが人気があった)
燃費で日本のHVにディーゼルやダウンターボで対抗しようとしたけどあの有様
なのでルール変更でBEVへゲームチェンジしたいのでしょう
辛口系おやじ(管理人)です。
> 辛口さんみたいに走りを重視する人より
> 燃費を気にする方の方が欧州でも大多数なわけで
> (だからディーゼルが人気があった)
そうなんですか。
あまり外国の国民性について知らないので、そんなに大多数が燃費を気にしているというイメージでは見てませんでした。(^o^;
> 燃費で日本のHVにディーゼルやダウンターボで
> 対抗しようとしたけどあの有様なので
> ルール変更でBEVへゲームチェンジしたいのでしょう
ダウンサイジングターボが出てきた頃の日本のハイブリッド車って、燃費しか取り柄のない、あまりにも走りがクソレベルだったので、「走りでは外車勢に差をつけられたなぁ」という実感が強かったですが、最近は日本のハイブリッド車も、燃費だけでなく走りも良くなってきましたからね。
ゲームチェンジで、ゆくゆくはハイブリッドを追い出す方向に持っていきたい、というのはあるのかもしれませんね。(^_^)
日本のハイブリッド技術をあざ笑っていたドイツ勢は完全に出遅れ、悔しまぎれに「ハイブリッドは低速な日本でだけ通じるガラパゴス技術」だと強弁し、次世代は燃料電池と宣言していた手のひらを返し、高速中心でのディーゼル優位を唱え、ダウンサイジングターボだと主張し、そしてまた宗旨替えして電気自動車(EV)だと騒ぐ。
燃料電池でしくじり、ディーゼルでしくじり、ダウンサイジングターボもまた尻すぼみの中で、次はEVだと喧伝しながら、実際には48Vのマイルドハイブリッドにまい進中。それが欧州の現実だ。
辛口系おやじ(管理人)です。
> 日本のハイブリッド技術をあざ笑っていたドイツ勢は完全に出遅れ、
その時点ではあざ笑われても仕方がないくらい、日本のハイブリッドの走りはショボかったですからね。(^^;
> 次世代は燃料電池と宣言していた手のひらを返し、
> 高速中心でのディーゼル優位を唱え、
> ダウンサイジングターボだと主張し、
「次世代は燃料電池」というのと、ディーゼル、ダウンサイジングターボは別の話じゃないですか?
ディーゼル、ダウンサイジングターボは「今世代」の話なので。
> そしてまた宗旨替えして電気自動車(EV)だと騒ぐ。
燃料電池の話は消えたのですか?
現時点では、燃料電池もEVも並行して、次世代車の動力として話が進んでいると私は認識しているのですが。(^^;
> 燃料電池でしくじり、
そこはまだ確定してないんじゃないでしょうか?
> ディーゼルでしくじり、
将来的な話とは別に、これまでのクルマの動力として、ディーゼルは十分に成功した技術だと思いますよ。
なので、ちっともしくじってなどいないと思います。
> ダウンサイジングターボもまた尻すぼみの中で、
ダウンサイジングターボは、一時代を築いた技術として素晴らしい実績をあげた(あげている)技術だと思います。
車両価格の上昇を抑えながら走行性能を向上させる技術として、ダウンサイジングターボは素晴らしい成果をもたらしたと、試乗していて感じますから。(^^;
近年、外車がシェアを伸ばしているのも、ダウンサイジングターボの効果が大きかったからではないかと私は思っています。
日本車もどんどん高額になってきて、気がつけば外車との価格差が小さくなってきた。
しかもダウンサイジングターボの元気な走りは、排気量に頼るNAエンジンや燃費重視のかったるいハイブリッドの日本車と比べて、大いに魅力がある。
そりゃあ外車のシェア増えるよな、って思いましたモン。(^o^;
そもそも、技術は一足飛びに進歩するものではなく、その時代におけるニーズや環境に応じて生み出される数々の技術の変遷を経て進歩するものです。
なので、徐々に尻すぼみになっていくことは決して失敗を意味するのではなく、技術の進歩の変遷における、ごく自然なことだと思いますよ。(^_^)
登場して一瞬で消える、明らかに失敗の技術もあるにはありますけどね。(^o^;
まぁそういう失敗も、より良い技術が生まれるためには不可避なものかもしれませんが。(^^;
> 次はEVだと喧伝しながら、
> 実際には48Vのマイルドハイブリッドにまい進中。
マイルドハイブリッドは燃費規制クリアのためのただの「つなぎ」ですよ。
たまたま今がその「つなぎ」の時期なだけです。
いわば、敵がそうやって「足踏み」している間に、日本は頑張らないといけません。
敵が「マイルドハイブリッドにまい進している」などと思ってバカにしていると、後で痛い目に遭わされます。(^^;
ゲームチェンジはハイブリッドに時間を費やした日本にとって不利な話のようにも見えますが、もちろんチャンスでもあると思います。
トヨタを中心とした日本連合で、世界の自動車業界をリードする未来を期待します。(^_^)
ディーゼルでのしくじりとはディーゼルゲート事件のことかと
辛口系おやじ(管理人)です。
> ディーゼルでのしくじりとは
> ディーゼルゲート事件のことかと
あれはしくじりと言うより、やらかしというか、あえて狙ってやってる不正ですからね。(^^;
まぁあの不正を反省しているのであれば、今となっては過去の「しくじり」ということなのかもしれませんが。(^o^)
価格的には今のeクラスを上回るくらいの評価でないと実際今買うのは厳しいと思うのですが、パワーも、乗り心地も、装備も、なんだか大差ないというか、負けてるというか。
eクラスでも大差で負けてましたよね、インプレッサが選ばれたときだったとおもいますが。
新古車で500万台で数年後に出るなら悪くないかも、くらいでしょうかね。
しかし、やっぱ今は買い時じゃないんちゃうかな?このcクラス にしても、そもそも納期車検に間に合うのかな?
辛口系おやじ(管理人)です。
> 新古車で500万台で数年後に出るなら悪くないかも、
> くらいでしょうかね。
この内容では、
新古車で500万円超えたら完全に厳しいですね。(^^;
> しかし、やっぱ今は買い時じゃないんちゃうかな?
確かに「今は」ね。(^o^;
その「今」がいつまで続くのか、実に心配です。(^^;
> このcクラス にしても、
> そもそも納期車検に間に合うのかな?
「Cクラスはイケます」とか言ってましたよ。
納期を改善するために、メーカーはいろいろやりくりしてるみたいですね。
しかし納期のためとはいえ、Aクラスみたいに装備からパワーシートを無くしてしまうというのは、やりすぎだと思いますけどね。(^o^;
次のステージでの主導権争いが着々と進んでいる感じがしますね。
トヨタが危機感を持ってるから大丈夫とは思いますが、ガラケーからスマホの時みたいにならなきゃいいのですが…。
辛口系おやじ(管理人)です。
> 次のステージでの主導権争いが
> 着々と進んでいる感じがしますね。
はい、まだ序盤ですが、ここからが大変だと思います。
でも、他の方もおっしゃってるように、なぜかいつも日本が不利になるようなルール変更がおこなわれる傾向があるので、今後、技術に差がつき始めて、もし仮に日本がリードを奪うような状況になったら、またルール改定がおこなわれるんじゃないかと心配です。(^o^;
> トヨタが危機感を持ってるから大丈夫とは思いますが、
トヨタは大丈夫だと思うんですが、これからの戦いは、自動車メーカーの戦いはもちろんですが、法整備や世界的なルール作りとの関わりなど、政治が頑張らないといけない面も大きいと思います。
そうなると、
日本のポンコツ政治家、当選することしか考えない、当選したらどうでもいい議論と揚げ足取りで時間潰し、「当選がゴール」の政治家たちを見ていると、いくら民間のメーカーが頑張ったところで結局は主導権は奪えないだろう、いや、奪えないに違いない、と思っています。(^^;
> ガラケーからスマホの時みたいにならなきゃいいのですが…。
日本企業に弱点があるとするならば、一番の弱点は「スピードの無さ」だと思います。
グーグルとか見てたら、ホント、日本の企業ではどう頑張ってもマネ出来ないスピードだな、と思いますモン。(^_^;
試乗記、期待しておりました。
個人的には、「悪くないけど高すぎ」という評価かなと受け止めました。C200が「適正価格で良いクルマ!」という評価になるのか楽しみにしています。
ちなみに、今まで御三家の中でベンツは密かに安く、アウディとか「なぜその値段?、FFで??、その内装で???」と思うことがありました。
比較からすると、ボチボチな金額かもしれませんが、でもねぇ、小ベンツなので小ベンツらしい値段に止まって欲しいです。ラグジュアリー路線なので、高額化やむなしでしょうか。
現在、W205に乗って5年ですが、買い替えたい車がありません。Cは高いし、各種中古車も高騰、ESはオッサン臭いし、RXはガンダムみたいで恥ずかしいし、BMはテールランプとかが黒の縁取りでトヨタ車みたいで好きじゃないし。
レビューご指摘の、Cなら何でも良いのであと50万円下がって欲しい!
辛口系おやじ(管理人)です。
> 個人的には、「悪くないけど高すぎ」
> という評価かなと受け止めました。
そうですね。
新型としての新しいフィーリングもあって、無価値ではないんですが、価格を考えたらもうちょっと全体的に頑張らないと物足りないな、と。(^_^;
> C200が「適正価格で良いクルマ!」
> という評価になるのか楽しみにしています。
C200は、また違う店舗と試乗車のやり取りをしないといけないので、お互いの都合を合わせる必要があってちょっと先になりますが、今回C180で物足りなかった部分が改善されると全体の印象も随分と変わる可能性もありますので、私も楽しみにしています。(^_^)
> ちなみに、今まで御三家の中でベンツは密かに安く、
> アウディとか「なぜその値段?、FFで??
> その内装で???」と思うことがありました。
はい、そうなんです。
アウディは装備のオプション化がヤバくて、車両価格だけ見てると気付かないんですが、実際に購入を検討しようとしてオプションも含めて内容を詰めていくと、えげつない価格になったりします。(^o^;
> 小ベンツなので小ベンツらしい値段に止まって欲しいです。
> ラグジュアリー路線なので、高額化やむなしでしょうか。
あのマイルドハイブリッドがムダに価格上昇の要因になっているのだと思います。
もちろん、マイルドハイブリッドの恩恵で良くなってる部分もあるとはいえ、価格の上昇分に見合うだけの効果とは言い難いです。(^^;
> 現在、W205に乗って5年ですが、
> 買い替えたい車がありません。
まぁ焦らず、納得のいく良い候補が見つかるまで、粘り強く次の候補を探して下さい。(^_^)
> レビューご指摘の、
> Cなら何でも良いのであと50万円下がって欲しい!
まぁそうおっしゃらず、より良いクルマを求めて、幅広くご検討下さい。(^_^)
最近の一般的な価格帯の車は全体的に余裕のあるパワーっていう車が少なくなりましたよね・・・
無論金を積めばそういう車はあるとしても。
試乗内容を見る限りブランドに100万以上の価値がある!っていうの人じゃないと物足りない感がしましたね(個人的にそんなものねーよと言いたい
上のコメントでトヨタのハイブリッド最高!的な流れに持って行きたい人が何人かいるっぽいけど個人的に日米ならまだしも欧州だと
高速域に入るとモーターが仕事しないからただの糞重いNA車と化してみたり
中間加速でのもたつき(特にTHS特有の加速ラグ)であちらの高速道路だとマジで怖かったり
回生ブレーキがクソすぎてストレスフル
とかを考えたら「ないわー(笑)」って思うのは私だけでしょうかね?
ここ最近でてる車種だと大分改善されたんでしょうけど根本的な部分は変わらないですし・・・・
ってこういう事を書くと燃費が良いんだから!的な流れに持って行こうとする人が湧いてきそうだけど正直そういう人はここを見に来るべき人じゃないんですよね(笑
車に何を求めるかは人それぞれですからね
ミクロでいえば個人の自由ですよ
トヨタのハイブリッドが現状で最高なのは環境を考えたマクロの視点ですね
辛口系おやじ(管理人)です。
> 最近の一般的な価格帯の車は全体的に
> 余裕のあるパワーっていう車が少なくなりましたよね・・・
そうですね。
どっちかと言うと、限られたパワー・トルクをいかに実用領域で絞り出すか、みたいな感じが多いですね。
> 試乗内容を見る限りブランドに100万以上の価値がある!
> っていうの人じゃないと物足りない感がしましたね
はい、まさにおっしゃる通りです。
光る部分が無いわけじゃないですが、この内容で599万円は全体としては無理のある価格設定です。
「ブランド」にお金を払える人じゃないと、アホらしくて買えませんね。(^_^;
> トヨタのハイブリッド最高!的な流れに
> 持って行きたい人が何人かいるっぽいけど
>
> 「ないわー(笑)」って思うのは私だけでしょうかね?
これまた難しいところで、クソ仕上がりな場合もある一方、トヨタのハイブリッドも改良は進んでいるので、レクサスUXみたいに好フィーリングな走りを実現しているモデルもあったりするだけに、全否定はできないところなんですよね。(^^;
(参考)
【試乗記】 レクサス UX250h “version C”
> ってこういう事を書くと燃費が良いんだから!
> 的な流れに持って行こうとする人が湧いてきそうだけど
> 正直そういう人はここを見に来るべき人じゃないんですよね(笑
まぁ「燃費命」みたいな人が当ブログの記事を読んでも、何の参考にもならないし、面白くも何ともないでしょうね。(^o^;
柔道や水泳、スケートなどスポーツがわかりやすいけど、結局日本が優位に立つと欧米勢はルールを変えてくる。ありとあらゆる分野で。脱炭素なんてただの建前。現実は弱肉強食の世界ってのは日本人もよく知っておくべき。
辛口系おやじ(管理人)です。
> 結局日本が優位に立つと欧米勢はルールを変えてくる。
そのルール作りに強く関わっていけないのはなぜなんでしょうね。
いつもいいようにやられっぱなしですから、そういうものとしてあきらめてますが。(^^;
> 現実は弱肉強食の世界ってのは日本人もよく知っておくべき。
核でも保有すれば、ちょっとは状況は変わるんですかね?
もしそうなら、ぜひ核保有してもらいたいです。(^o^)
2018年式のE220dに乗っていますが、ディーラーで薦められて新型のC220dに試乗したことがあります。ディーゼルエンジン自体もパワーがアップしている上にISGで電動化されたモデルということもあり、愛車と比べてもさらに滑らかで力強い加速が実現されていて、高級サルーンに相応しいパワートレインだと思いました。アクセルをガンガン踏まなくとも楽に速く走れてしまうので、走りに刺激を求める人には不向きかもしれませんが、快適性や上質感を求める人には適したモデルかと思います。
辛口系おやじ(管理人)です。
> ディーラーで薦められて
> 新型のC220dに試乗したことがあります。
C220dとなると、C180とは重量も100kg違うしパワー&トルクが全然違うので、全然別物のフィーリングであろうと推測します。(^^)
> 愛車と比べてもさらに滑らかで力強い加速が実現されていて、
> 高級サルーンに相応しいパワートレインだと思いました。
そのへんはやはり、主力グレードと廉価グレードの違い、なんでしょうね。(^_^)
> アクセルをガンガン踏まなくとも楽に速く走れてしまうので、
そこはまさに、トルクで走るディーゼルの大きな魅力の1つですね。(^_^)
ってゆーか、むしろそれだけ、と言っても過言ではないくらいに。(^^;
> 走りに刺激を求める人には不向きかもしれませんが、
> 快適性や上質感を求める人には適したモデルかと思います。
ということは、ディーゼル特有のエンジン音も、かなり抑えられていて音質も良い、ということですかね。
メルセデスのディーゼルはまだ乗ったことがないので分かりませんが、快適性とか上質感を求めた時、ディーゼルで問題になるのは動力性能の問題ではなく、私的にはいつも「音」の問題なんですよね。(^^;
きっとそのへんも、最近のディーゼルは昔に比べると随分と良くなったんでしょうね。
私が今もディーゼルも対象に考えられるなら、試乗してみるんですけどねぇ、C220d。
チョイ乗りの多い今の使用用途では、ディーゼルは考えられないので、もはや確かめようもありません。(^^;
AMGとか走りに特化したモデルは分かりませんが、メルセデスの実用エンジンに官能性を求めるのは難しいと思います。音質も決して悪い部類ではないと思いますが、わざわざ聞きたくなるような良い音はしないです。むしろディーゼルの嫌な音はしっかり抑えられながら、必要十分なトルクを発揮してくれて、楽に走れるというのが美点だと思っています。上質感という曖昧な表現をしてしまいましたが、エンジン音が上質というわけではなく、方向性としてはSクラスに近い「静かで快適に移動できる空間」という意味合いでの上質ですね。走りの楽しさを重視する人は、素直にBMWとかを選んだ方が幸せになれると思います。
辛口系おやじ(管理人)です。
> AMGとか走りに特化したモデルは分かりませんが、
> メルセデスの実用エンジンに官能性を求めるのは
> 難しいと思います。
そのへんはBMWとの棲み分けというか、
ブランドの基本的なキャラの違いですかね。(^^;
> 音質も決して悪い部類ではないと思いますが、
> わざわざ聞きたくなるような良い音はしないです。
と思うでしょ。
ところがどっこい、Aクラスのエンジン音なんて、意外にも素晴らしかったりするんですよこれが。(^o^;
(参考)
【試乗記】 メルセデス・ベンツ A 180 Style AMGライン
> 方向性としてはSクラスに近い
> 「静かで快適に移動できる空間」
> という意味合いでの上質ですね。
おっしゃるように、
ディーゼルは回して楽しむというより、
いかに回さずにトルクで走らせて結果的に静かに走らせるか
というのが、本来の狙いかもしれませんね。
> 走りの楽しさを重視する人は、
> 素直にBMWとかを選んだ方が幸せになれると思います。
まぁ同価格帯で比較するなら、その傾向は強いでしょうね。
ただ、向こうは内装がそっけないので、走りの楽しさだけでなく、いろいろな要素のバランスで選ぶとなると、これが迷いどころなんですよ。(^o^)
かなり前にコメントしたことある者です。
w205前期からBMW 320i(g20)に乗り換えました。
現行のc200は納期も遅く、予算もオーバーだったので、検討できませんでした。。
排気量は変わらずですが、BMWは運転が楽しく感じますね。
特にコーナーはヒラヒラ曲がるのでフロントミッドシップ?ってのがわかるような気がします。
辛口様が乗り換える時、密かに同じ車になるかなって楽しみにしてたのですが(笑)
c200と320の忖度ない比較を是非してほしいです!
更新は気長に楽しみにしております。。
辛口系おやじ(管理人)です。
> w205前期からBMW 320i(g20)に乗り換えました。
それはそれは。
良いクルマに乗り替えましたね。(^_^)
> 現行のc200は納期も遅く、
> 予算もオーバーだったので、
> 検討できませんでした。。
まぁでも、それによってG20との出会いにつながったのであれば、それも運命というか、ご自身の中で「良いクルマ」というものの世界観が広がるきっかけになったかもしれず、それはそれでアリなのかなと。(^^)
結果クソカーに辿り着いたら最悪ですが、結果的にG20という良いクルマに辿り着いてるわけですしね。(^o^)
> 排気量は変わらずですが、BMWは運転が楽しく感じますね。
そうでしょう。
まぁBMWのすべての車種がそうかと言われたら分かりませんが、少なくともG20は楽しいと思います。
エンジンサウンドも素晴らしいですしね。(^_^)
> 辛口様が乗り換える時、
> 密かに同じ車になるかなって楽しみにしてたのですが(笑)
そうでしたか。
走りの評価は最高に高かったですが、総合的なポイントランキングでは金額的なところで折り合いがつかず、厳しい結果に終ってしまいました。(^^;
(参考)
●各候補車のポイントランキングと落選理由
> c200と320の忖度ない比較を是非してほしいです!
なるほど。
比較対象としてはガチですモンね。(^o^)
ただ、3シリーズは発売から3年以上経ち、欧州ではマイナーチェンジしてるので、それほど遠くない時期に日本に導入されるであろうことを考えると、私が試乗した当時のインプレッションとの比較を今しても、これから買う人にはあまり意味がないかもしれません。(^_^;
オッスオッス!罵倒くんがやって来たゾ〜
F1で8度のコンストラクターズタイトルを獲ったメルセデスの新型車がこの有様とは…(呆れ)
そもそも高級車メーカーがこういう廉価版を出すこと自体が個人的には気に食わないゾ
メルセデスはお金をケチケチするようなヤツが乗るクルマじゃないってそれ一番言われてるから
辛口系おやじ(管理人)です。
ようこそ、罵倒くん。(^_^)
> F1で8度のコンストラクターズタイトルを獲った
> メルセデスの新型車がこの有様とは…(呆れ)
そうですねぇ、、、
私としても、わざわざ後追いで発売されるのを待っていた甲斐なく、これは期待外れでした。(-_-;
> そもそも高級車メーカーが
> こういう廉価版を出すこと自体が
> 個人的には気に食わないゾ
それは言えてるかもしれませんね。
もちろん、グレードはいろいろあっていいんですけど、安いグレードでも高いグレードでも、最低限クリアしないといけないレベルってあると思うんですよね。
訴求力のある価格設定にすることが最優先の目標になってしまって、最低限クリアしないといけないレベルさえもクリアできないグレードを設定するというのは、ブランド価値を下げる行為だと思いますね。(-_-)
> メルセデスはお金をケチケチするようなヤツが
> 乗るクルマじゃないってそれ一番言われてるから
本来はそうなんですよね。
ただ、近年は昔に比べて外車が身近な存在になってきて、日本車の価格も高くなってきたので、ずっと日本車ユーザーだった人たちも外車を検討するようになりましたから。
そういった人たちには、やはり日本車の価格帯に少しでも近づけたグレードを設定しないと食いつきが悪いのでしょう。(^^;
だからメルセデスも、ハナっからそんなセコい客は相手にしなければいいだけの話なんですが、そんな廉価版グレードでもメルセデスの魅力を味わえる部分が確かにあるわけで、やはり「まず知ってもらう」ことが大事だと考えるならば、そういう「外車初心者向けグレード」も必要だということなのかもしれません。(^_^;
外車で提灯持ちでないレビューは貴重ですね
マイルドハイブリッドになると制御で燃費重視にも走り重視にもできますからカタログスペックではまったく想像できませんし
辛口系おやじ(管理人)です。
> マイルドハイブリッドになると
> 制御で燃費重視にも走り重視にもできますから
> カタログスペックではまったく想像できませんし
今回のCクラスの場合、そのどちらとものバランスを取った結果、エンジンの弱い部分をさりげなくサポートしているものの、あまりにもさりげなすぎて、あまり明確な恩恵を感じにくいということかもしれません。
車両価格を考えると、それでは物足りないなぁと思います。
C200でエンジンが強力になればそのへんの印象が変わるかもしれませんので、とりあえずC200に期待します。(^_^)