試乗車落ち中古車はデメリットだらけな理由

 私はクルマを買い替える際、よほど特別な理由がない限り、中古車は買わない。

もし仮に中古車を買うにしても、試乗車落ちの中古車は対象外だ

それは、試乗車落ちの中古車にはデメリットが多すぎると思うから。(^_^;

 ちなみに私が中古車を買ったのは、今のところ「BMW 528i(F10)」の1台のみ。

 もちろん試乗車落ちなんかじゃないよ。(^_^)

 基本「新車派」の私が、なぜこの時は中古車を買ったのか。

それについては下記の過去記事に書いているので、興味のある方はご参照下さい。

 話を本題に戻そう。

 記事タイトルや冒頭でも記載した通り、私は「試乗車落ちの中古車」はデメリットだらけだと思っている。

しかし、世間一般には、「試乗車落ちの中古車はお買い得」という見方もあるようで、そのメリットとしてよく挙げられるのが、

  • 整備が行き届いている
  • 比較的キレイで走行距離が少ない

といったものだ。

だが、私に言わせれば、随分と「レベルの低いメリット」としか思えない。(^o^)

 そこで今回の記事では、私がなぜ「試乗車落ちの中古車はデメリットだらけ」だと思うのか、その理由について書きたいと思う。

なぜ新車派の私が、突然こんなどうでもいい記事を書こうと思ったのかと言うと、私は普通の人よりは多少「試乗車」というモノに触れる(乗る)機会が多いため、思うところがあるからだ。

つまり、中古車を選ぶ際、「あえて試乗車落ちを選ぶ」という行為に、異を唱えたいのだ。

 当ブログの読者のほとんどは「新車派」だと思うが、たまに「中古での購入を検討している」というコメントを頂くこともあるので、参考になれば幸いに思う。

試乗車落ち中古車のデメリット

1.慣らし運転がされていない

 私は興味のある新型車が発売されたら、なるべく早い時期に試乗に行く。

試乗の際、走行距離メーターを見ると、ほぼ例外なく数十kmとか数百kmという状態。

つまり、まだ慣らし運転も終わっていない、おろしたての試乗車だ。

「慣らし不要論」というのも世間にはあるが、私は慣らし運転は必要だと考えているし、クルマのマニュアルにも、慣らし運転について明確な記載がされている場合も多い。

もちろん、慣らし運転をしなくても大きな問題が起こることはないだろう。

だが、マニュアルの記載に沿った慣らし運転が完了していない状態で試乗車として乗り回されているというのは、気分的によろしくないし、何よりクルマにとってよろしくない。(-_-)

2.チョイ乗りの連続

 始動後、ほとんど走らないうちにエンジン停止という、いわゆる「チョイ乗り」という乗られ方は、意外とクルマにとって負担が大きい

試乗コースは各ディーラーによって違いはあれど、それほど長い距離ではない場合がほとんどだし、都市部だとほぼ渋滞に近い交通状況の中をチョット転がしただけで試乗終了、というケースも多いはず。

そんなチョイ乗りを繰り返すのが「試乗車」だ。

3.暖機運転なしで急加速!?

 試乗コースは短い。

その短い距離の間にクルマの性能をあれこれ試そうとすると、暖機運転も完了しないうちにエンジンをブン回す奴もいるはず

例えば、都市部のディーラーなどでは、試乗コースで加速性能を試すとなると、ほんの一部の区間でしか試せないという場合も多いだろう。

その限られた瞬間が試乗開始直後だったりすると、暖機が不十分な状態とは分かっていても、やむをえずエンジンの回転数を上げることになる、というケースも考えられる。

しかしそれは、クルマにとってよろしくないことは言うまでもないだろう。

(参考)
エンジンを長持ちさせる上で大切なことは…
https://carview.yahoo.co.jp/news/market/20190310-10390557-carview/

4.時には「代車」として活躍

 ディーラーでは、顧客のクルマを預かって整備する際に、代車を出したりする。

代車には、代車用としてディーラーが保有しているクルマを出すこともあれば、試乗車を代車として出すこともあるのだ。

発売直後で試乗する客が多い時期に試乗車を代車として出すことはほぼ無いとは思うが、発売から日が経って試乗する客が少なくなってくると、試乗車が時として代車に化けるのだ。(^o^)

 悲しいことだが、自分の物は大切に扱っても、人の物だと雑に扱う人間というのは確実に存在する。

代車となると、助手席にディーラーの営業マンが乗っているわけでもないから、なおさら雑に扱う奴が出てくる。

そんな代車に、時として試乗車が使われるのだ。(^_^;

誰も見てないところで、何をされてるか分かったモンじゃない。(^o^;

5.最低限の整備しかしていない

 試乗車はディーラーが管理しているので、必要な整備は定期的にちゃんと実施されている

それは試乗車落ち中古車の最大のメリット、安心感と言えるだろう。

しかし、私に言わせればそんなのは当たり前の話であり、メリットでも何でもない。

むしろ逆に、「最低限の整備しかしていない」というデメリットとも言える。

 例えば、自分のクルマだったら、

「慣らし運転が完了したから、ここで早めにオイルを交換しておこう」

とか、

「内装から異音がするから直してもらおう」

とか、

「汚れたから早めに手入れしよう」

などと、決して絶対にしなければならないことではないけれど、したほうが良いことまでする。

 しかし、試乗車はそうじゃない。

ディーラーの従業員は、皆さんそれぞれ仕事を抱えており忙しい。

はっきり言って、試乗車をこまめに手入れするほど暇じゃないのだ。

そもそも慣らし運転をするという概念が試乗車にはないので、慣らし運転が終わったからオイル交換しようということもないし、内外装が多少汚れていてもほったらかしだし(実際、私が試乗車に乗って「キレイ」だと思うことはほとんどない)、内装の異音なんかイチイチ直さない。

決められた時期に決められた必要な整備がされている、ただそれだけだ。それ以上のことはしない。

つまり、私が愛車に求めているクオリティとは、かけ離れたレベルの整備・手入れしかされていないのが現実だ

「無事に走ればいい」だけならアリ!

 というわけで、私のようにフィーリングにこだわる人には、試乗車落ちの中古車は全く不向きだと思うのだが、一方で、

無事に走ればそれでいい

という、乗り潰し用の日常の足を求めている人にとっては、アリな選択肢だと思う。

なぜなら、試乗車落ちではない他の中古車の場合、試乗車以上のクオリティで整備されてきた個体である可能性がある一方で、試乗車以下の整備しかされていない可能性もあるからだ。

つまり、試乗車落ち中古車は、大ハズレを引かないための、ある意味「無難」な選択肢とも言える。

 ただ、もっと質のいい中古車があるかもしれないのに、あえて質がいいとは決して言えないことがほぼ確定的な試乗車落ちの中古車を選ぶというのは、ちょっともったいない気もする。(^^;

これまで数々の試乗車を見てきた私としては、「試乗車落ちの中古車なんて、わざわざ選ぶモンじゃない」と思うわけだが、皆さんはどのようにお考えだろうか?

ってゆーか、私のような考えの人間は、そもそも中古車を検討することがないのが普通なのかもしれないが。(^o^;

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コメント

  1. トヨタだけ より:

    10マンkm以上の中古車よりはましだな

  2. 匿名 より:

    自分は去年走行距離400キロちょいのシビックハッチバックの試乗車落ちを購入しました。
    選んだ理由としては新車だと納期が長すぎるのと400キロぐらいの走行距離ならまあいいかなという感じです。
    まあ新車に比べてもそんなに安くなかったですし、納期が1か月ぐらいなら普通に新車買ってましたね。

    新車派と中古車派はなかなか結論が出ない問題ですが、
    他人が触った車は絶対嫌というのと、少しでも安い車が欲しいもしくは現行車種で欲しい車がないという
    そもそも目的がかみ合ってない議論ですので、どっちが得でどっちが損かという話はナンセンスですね。

    ちなみに一番のお買い得中古車は辛口さんみたいなオーナーが3年以内に手放した車だと思います(笑)

    • 辛口系おやじ 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      シビックハッチバックは私も試乗こそしたものの、一向に納期の長さが改善されてなくて、候補から外れました。

      しかし先日、ホンダがイギリスでの生産を打ち切るとのニュースがあったので、今後のシビックハッチバックの生産と納期はどうなるのか、ちょっと気になるところですね。

      あと、おっしゃる通り、新車派と中古車派はこだわってる部分がそもそも違うので、どちらが正解ということはないですね。(^o^)

      > ちなみに一番のお買い得中古車は辛口さんみたいなオーナーが3年以内に手放した車だと思います(笑)

      これは我ながら、クルマを手放す時にいつもそう思います。
      「新車以上の走行フィールに仕上がっていて、異音対策も完了していて、しかも走行距離も少ないこのクルマを、そこらの中古車と同じ相場の値段でゲットする奴は超ラッキーだな」
      ってね。(^o^;

  3. よしひろ より:

    私は「試乗車落ち中古車」は、十分ありだ、とおもっています。
    この4年間で3台も試乗車落ち中古車を買いました。
    管理人さんの言われる、慣らし運転もされてないし、どんな運転をされたいたか、知れたものじゃない、ろくな整備もしてないし・・・・。
    しかし、試乗する時って、たいてい担当者が助手席に座りますよね。
    そうすると、とても飛ばすこともなく、無茶な運転もせず、優良運転のうちに試乗は終了することが多いんじゃないかな。これは、それで、自然と慣らし運転したことになるのでは。
    もっとも国産車の試乗車落ち中古車はメリットがないとおもいます。
    というのも、試乗車落ち、はなんといっても「安く買える」ことが唯一のメリットなので、国産車の場合、メリットありませんが、BMWなどは400万くらいの車でも半年落ち、走行距離3000km以内で100万以上(新車の値引きも計算して)安く買えました。
    あとアウデイも同様でした。
    あたりもよかったのか、3台共、納車時はきれいで新車然として、トラブルもありませんでした。
    管理人さん、いかがでしょうか?

    • 辛口系おやじ 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      うーーーん、そうですねぇ~~~・・・。。。(^_^;

      試乗でムチャをする奴って、実はけっこういるんですよ。
      特に「スポーツ系」の車種・グレードは。(^o^;

      とある外車ディーラーでは、あるハイパワー系のグレードの試乗車が置かれていたのですが、別のグレードに試乗し終わった私に営業マンさんが、

      「実はあの試乗車、試乗中に派手に事故って修理してたんですが、ちょうど直って戻ってきたところなんです。乗ってみます?」

      と。(^o^;

      とても私に買えるグレードではなかったし、キャラ的にも愛車候補の対象外だったので、もちろん試乗は遠慮しましたが。(^o^;

      でも、どんな風に事故ったのか気になったので聞いてみると、

      「カーブでスピンしてガードレールに突っ込んだんです。」

      だってさ。(^o^;

      別の外車ディーラーでも「試乗中にドアミラーを擦った」というのを聞いたことありますし、「フロントの底を擦った」というのも聞いたこともありますし、意外と試乗中の事故って、軽微なものも含めるとけっこうあるみたいです。

      まぁ「事故車」扱いになるほどの事故を起こすことは稀だろうとは思うんですが。(^^;

      でも、そういう事故を除外して考えると、確かに外車ディーラーは客を試乗車に案内する前に、ある程度エンジンを暖機してから案内するなど、そういったところは徹底してるように思います。

      あと、私の知る限り、レクサスもそうですね。

      そのへんは外車ディーラーだからとか、レクサスだからとかってわけではなく、各店舗によって対応が異なるのかもしれませんが。

      まぁでも、おっしゃるように、納得のできる状態で、しかも安く買えるということであれば、メリットと言えるんでしょうね。

      ただ私の場合、「もっと良い状態」を期待してしまうので、試乗車落ちを避けたいのです。

      試乗車の仕上がり状態を体感する機会が多いだけに。(^^;