皆さんもうご存じの通り、2019年11月5日、ボルボのS60がフルモデルチェンジし発売された。
●ミッドサイズセダン、S60をフルモデルチェンジ
https://www.vcj-press.jp/pressrelease/20191105
すると早速、ボルボのディーラーから
「ボルボ S60 デビューフェア」
の案内が届いた。
ボルボの全モデルの中でも、私がその登場を最も待ち望んでいたセダン系のモデル、新型S60のデビューフェア。
これは是が非でも行かねばなるまい。(-_-)
というわけで、行ってきました! (^o^)
とは言っても、デビューフェアの両日(11/9, 11/10)共に用事があったため、あまり十分に時間をかけて見ることは出来なかったのだが。(^_^;
まぁそれでも、次期愛車候補になり得るクルマなのかどうかのチェックは出来たし、写真ではなく「実車」を見ることであらためて感じ取れることもあった。
ムリヤリ時間を作ってまでして、行ってきた甲斐があったと思っている。(^_^)
というわけで、今日は「ボルボ 新型S60」について私が感じたことや、デビューフェアでの諸々の話、試乗予定などをお話しさせて頂こうと思う。
目次
1.デビューフェアにギリギリで到着!
正直な話をすると、新型S60デビューフェアの案内に同封されていた資料を見る限り、
「まぁ悪くないけど、今となってはオーソドックスというか、攻めた感じはしないし、ちょっと地味かな。」
という印象を持った。
「地味でも構わないけど、『貧相』な感じがしたらイヤだなぁ。。。」
そんなことを思いながら、急いでデビューフェアに向かった。
ディーラーに到着したのは、閉店の30分前! (^o^;
間に合うには間に合ったけど、たった2日間しかないデビューフェアの初日だ。
それだけに、展示車に客が群がっていて思うようにチェックできない可能性もある。
だが、閉店まであと30分。
「明日は用事で来られないから、何が何でも今日チェックするしかない!
たとえ客が群がっていようが遠慮せず外観をチェックして、運転席や後席にも乗り込んで内装をチェックするぜ!」
そんな決意で店舗に入ると、、、
客は1人もいなかった。(^o^;
対応に出迎えて下さった女性スタッフに、
「新型S60のデビューフェアの案内が届いたので来ました。
閉店間際で申し訳ないのですが。。。(^_^;」
と伝えると、
「はい、ありがとうございます!
今日、お客様で3人目です。(^o^)」
と。
マジか!?
新型S60のデビューフェア、客が殺到どころか、朝10:00から夜19:00までの間に、私を含めてたった3人しか客が来なかったとは。。。(^o^;
と、まぁそんなことはどうでもいい。
とにかく、誰もいないのでチェックしやすいぜ!
というわけで、さっそくデザインをチェックするとしよう。(^_^)
なお、今回チェックした展示車のグレードと装着オプションは以下の通りだ。
T5 Inscription
●オプション
プラスパッケージ(装備内容は以下の通り)
・電動パノラマガラスサンルーフ
・ステアリングヒーター
・リアシートヒーター
・テイラードダッシュボード(人工皮革仕上げ)
・19インチ 5ダブルスポーク ホイール
2.ボルボ「S60」のデザインについて
(1)エクステリア
店舗に入ると、一番前の目立つところにS60が展示されていた。
んっ?!
意外と伸びやかなフォルムだ。
斜め前からパッと眺めた瞬間、そう思った。
あらためてボディサイズを確認してみると、
全長:4760mm
全幅:1850mm
全高:1435mm
ということで、特に全長が長いわけでもない。
伸びやかに見えるのは、
- あまり傾斜のないほぼ水平に伸びたボンネット
- ドアの下の方を窪ませたデザインが陰影を生むため、ドアがボテッとした感じに見えずスマートに見える
以上の2点が要因として効いているんじゃないだろうか。
そして、フロントもリヤも、基本的に水平基調なラインでデザインが表現されているため、ワイド感もある。
近づいてみるとドアの厚みもゴツい感じで、これまた重厚感がある。
そのため、全体的にドシッとした重厚な雰囲気があって、個人的には好きな雰囲気だ。(^_^)
えっ?
写真は撮ってないのかって?
うん、撮ってないよ。(^_^)
いつも言ってるけど、私は写真撮るの嫌いだしヘタクソなので、撮ったところで私が見た印象を正しく伝えられるレベルの写真は撮れないからね。
それに、そもそも「写真を上手く撮ること」なんかに集中力を奪われたくない。
私は写真を撮りたいのではない、ただ実車の印象がどんな感じなのかを見たいだけ、その印象を脳裏に焼き付け、こういったレポートで文章化することで記憶に留めたいだけなのだ。
ごめんね、いつも自己中心的で。(^o^;
というわけで、
エクステリアはいい感じ。
確かに、斬新さとか特別わかりやすい特徴みたいなのは無いのだが、随所のデザインが全体としてキレイに調和している、完成度の高いデザインだ。
(2)インテリア
やっぱりインテリアのデザインに関しては、外車は日本車より常に一歩も二歩も先を行ってる感じがするね。
パッと見た第一印象でオシャレな感じがするし、それでいて明らかに個性的だ。
高級感も感じるし、なんか凝ってる感じがするんだよね。(^_^;
日本車のインテリアもどんどん良くなってきてるとは思うのだが、どれを見ても「基本の延長上」という印象が強い。
メーカーごとの「個性」みたいなのもあるにはあるけど、外車ほど濃くはないよね。(^^;
外車のいっちゃってる感というか、「そこまでダイナミックに変えちゃうの!?」という思い切った部分は、日本車も見習ってほしいと思う。
今回の新型S60のインテリアも、今のボルボらしい独特の雰囲気。
シートもボリューム感があって、インテリア全体に高級感がある。
ただ、、、
ダッシュボードは、パッケージオプションの「プラスパッケージ」装着車のため、テイラードダッシュボードという人工皮革張りの仕上げになっているのだが、これの質感がイマイチ。
押してみると硬くて、人工皮革に厚みを感じない。
これならむしろ、柔らかい樹脂のソフトパッドのほうが私は好きだ。(-_-)
他にも、ドアの内張りとかセンターコンソールあたりをよく見ると、意外とプラスチッキーな部分もあったりするし、特にパワーウインドウスイッチなんかはスゴくチャチい。
なので、期待していたほどには、完璧とは言えないインテリアではある。
が、まぁ価格も車格も「高級車」というほどのクラスではないので、そこまでの高級感を求めるのは酷かもしれない。
それでも全体として「高級感を演出」し、うまく雰囲気をまとめているので、まぁいいんじゃないかな、と。
あと、後席も座ってみたけど、広さはヒザ周りも頭上も、私にとっては十分と言える広さ。
後席シートにもフロントシートに負けないボリューム感があり、シートバックも長い。
そのため、後席のヘッドレストも、しっかりと頭を支えてくれる。
つまり、どの席に座っても重厚な安堵感に包まれる。
さすが、安全のボルボ、って感じやね。(^_^)
3.デビューフェアで頂いた物
というわけで、新型S60、いいね。
実車をみて、すっかり気に入ったよ。(^_^)
XC40もそうだったけど、やっぱり独特の雰囲気を持ってる。
写真・画像だけを見てると、今となってはありがちな、オーソドックスで平凡なデザインのようにも感じていたのだが、実車を見ると実際の寸法以上のボリューム感、重厚感がある。
私の次期愛車候補として、十分にその資格を有していると判断した。
(我ながらスゲぇ上から目線 (^^; )
さて、チェックも終わったし、営業マンさんとのクルマ談義も盛り上がってきたが、時計を見るともう閉店時間。
ではボチボチ帰るとするか。(^_^)
すると、営業マンさんがカタログを持ってきて下さったのだが、それと一緒にデビューフェアの来店記念品も下さった。
箱の中身は何だろな?
何だろな?
小銭入れでした! (^o^)
でも、、、
ファスナーも開けやすくて、革製で雰囲気もいい感じなんだけど、ちょっと「マチ幅」が少ないかな、もうちょっと口がガバッと開いてくれたほうが使いやすいんだが。(^_^;
ちなみに、いま私が使ってる小銭入れも、クルマのディーラーでもらった物だ。
スバルでもらった小銭入れ。
だいぶ前に「新型レガシィB4」が出た時にもらったやつなので、もうけっこう長い間使ってる。(^^;
マチ幅が広くて、非常に使いやすいのだ。
ちなみに、いま私が使ってる、買い物用のエコバッグも、クルマのディーラーでもらった物だ。
ヤナセ(メルセデス・ベンツ枚方)でもらった、GLAエコバッグ。
文字通り、GLAが新発売された時にもらったやつ。
メッシュになっていて中身が見えるので、「万引きしてないよ」アピールをしつつ買い物ができる。(^o^)
底の幅も食品のパッケージによくある幅にマッチしてるし、高さもあるし、中に折り込まれているソフトフードを引き出せばさらに高さを延長できるので、かなりまとめ買いしても収めることができる優れモノだ。
と、話がS60から逸れてしまったが、私の身の回りでは、意外とこのようにディーラーで頂いた物が活躍していたりする。(^o^;
4.ボルボを選ぶ際の不安要素
営業マンさんとの会話が盛り上がる中で、新型S60の納期について聞いてみたのだが、デビューと共に導入されている初期モデルに関しては、それが無くなるまでは速攻で納車できるらしいが、カタログモデルの注文となると4ヶ月くらいはかかるようだ。
あと、ボルボの大人気SUV「XC40」に関しては、いまだに納期が半年ほどかかるらしい。(^_^;
しかも、その半年で納車できる分も、じきにオーダーストップとなる見込みで、当分は納期が短縮される見込みはないという。
生産工場を増やして増産体制を取っているにもかかわらずその状況らしいから、その人気たるやスゴい。(^_^;
というわけで、ボルボを選ぶとなった場合、タイミングにもよるとは思うが、「納期」の面で他の愛車候補に比べて不利となる可能性が高いんじゃないかと。(-_-)
まぁ新型S60に関しては、デビューフェア初日の来場が私を含めて3人だったということで、XC40ほどの人気にはならないだろうし、短納期が実現されることを願いたいところだ。(^_^;
5.試乗予定について
で、次期愛車候補に新型S60を加えることになったからには、当然、試乗しなければならない。
私が訪れたデビューフェア当日には、もちろん試乗車も用意されていたのだが、閉店の30分前で試乗する時間も無かったし、それに、あまりにも「おろしたて過ぎ」の試乗車だったので、タイヤの皮ムキも済んでない状態。
いずれにせよ、もうちょっと間をおいてから試乗させてもらうことになる。
今のところまだ具体的な日程は相談していないが、11月末か12月頭あたりで、ディーラーと相談して試乗の日程を決めたいと思っている。
ちなみに、試乗車のグレードは、今回チェックした展示車と同じ「T5 Inscription」とのこと。
私としてはT4で十分だと思っているので、T4も試したいところなのだが、T4の試乗車は準備する予定はないらしい。
乗り味の味付けはT4もT5も変わらないように仕上げているとのことで、
「もしT4の感触を確かめたいのであれば、XC40のT4モデルの試乗車がありますので、そちらでご確認頂くことができます。」
とのことだった。
なので、S60の乗り味の確認として「T5 Inscription」に試乗し、T4モデルの動力性能やエンジンフィールの確認としてXC40のT4モデルに試乗する、という流れになると思う。
6.あとがき
客が殺到して展示車の周りに来場客が群がっている様子を想像していた私。
しかし、ディーラーに到着するやいなや、まさかの客ゼロで、1日を通しても私を含めて3人しか新型S60目当ての来場がなかったという衝撃の事実を知らされるところから始まった、今回の新型S60の実車チェック。
相変わらず写真のないレポートで、読者の方々には何も伝わらなかったかもしれないが、申し訳ない、このブログは今までも、そしてこれからもこんな感じだ、ご了承のうえお読み頂きたい。(^o^;
とにかく、次期愛車候補に加えられた、ボルボの新型S60。
まだチェックされていないセダン好きの方は、ぜひお近くのボルボディーラーへ。(^_^)
以上、ボルボ、新型S60デビューフェアレポートでした!
【追記】2020.8.15
その後、新型S60に試乗しました! (^_^)
下記リンクの記事が試乗インプレッションです。
興味のある方はどうぞご覧下さい。
コメント
ボルボと言えば信頼性も気になります、
コンシューマレポートでは毎回最下位あたりを彷徨いてますね
辛口系おやじ(管理人)です。
新型S60に関しては、信頼性にもかなり自信を持っているらしいですよ。
いつから導入してるのか知りませんが、新車保証が5年ついてます。
普通は3年ですから、5年はかなり安心感あります。
まぁ5年以内なら壊れても無償で直すよ、というだけで、5年間壊れないという話ではないですが。(^o^;
でもまぁ、とりあえず壊れても5年間タダで直してくれるなら、アリじゃないでしょうか。(^_^)
僕もS60いーなーと思っています。 FFに見えないプロポーションや、北欧インテリアが好きなので内装の雰囲気も嗜好に合ってます。
ギラギラ内装のCクラスとは真逆な感じで新鮮味があるだろうな、とか。
新車は高いので2年落ちを狙おうかなと今から考えています。保証継承し3年間は乗れますし。
ボルボのセダンは伝統的にリセール弱いので、新型もその流れを受け継いで欲しいです笑
試乗記楽しみにしています。
辛口系おやじ(管理人)です。
ですよね、いいですよね、新型S60。(^_^)
セダンとしての、近年のトレンドのデザインを非常に高いレベルにまで洗練させたデザインだと思います。
確かにメルセデスの今のインテリアとはだいぶ雰囲気が違います、、、というか、どのクルマから乗り替えても違うので、間違いなく新鮮味はありますね。(^o^)
確かに、値落ちしだいでは、中古で狙うのも大アリですよね。
特に新車の納期が長くなりがちなボルボとなれば、速攻で手に入るという点でも中古には魅力がありますし。(^_^)
出来れば不人気モデルになって中古相場ダダ下がりになってくれたら最高ですね。(^^)
試乗記、XC40の時はT5の印象があまり良くなかったので、今回もどうかなぁ。(^_^;
(参考)
【試乗記】 ボルボ XC40 T5 AWD R-Design 1st Edition
近年のボルボ、勢いがありますね。個人的にはドイツ御三家より気になり出しています。
内外装共に私好みなのもありますが、たらベンさんも仰ったように、FFなのにFRのようなプロポーションを実現しているのがかなりポイント高いですね。
ロングノーズ、短めのフロントオーバーハング、前輪からフロントドアまでの長い距離、あまりのプロポーションの良さに最初「あれっ?このクルマってFRだっけ?」と駆動方式を確認してきた位ですから(笑)
FFの日本車はフロントオーバーハングが長かったり、前輪とフロントドアが近すぎたり、プロポーションがイマイチなクルマが多いので、是非とも参考にして欲しいですね(特にスバル)。
私は駆動方式には特にこだわらない方ですが、メーカー各社にはFFでもなるべくFRのプロポーションに近付ける努力はして欲しいと思っています。
辛口系おやじ(管理人)です。
ドイツ御三家とはイメージ違いますよね。
今やXC40の影響もあってかオシャレなイメージも強くなりましたし、一方で、昔を知る人にとっては「安全」のイメージからくる無骨なイメージも根強くあって、そういう意味ではギャップもあるので、いろんな意味で新鮮さを感じられると思います。(^_^)
スバルのフロントオーバーハングの長さは昔からですね。
「水平対抗エンジンで低重心」というこだわりを捨てない限り、短くできないと思うので、まず当分は変わらないでしょうね。(^_^;
ボルボV60は私の次期愛車候補として最近気になっています。
ボルボはステーションワゴンのイメージが強いからか、V60のほうがデザイン的にしっくり来ます。
S60もカッコいいんですけどね。
また、価格が、T5 Inscription同士で比べると、約40000円V60のほうが安いです。
ボルボはFFですが、皆さんがおっしゃるようにFRらしいデザインでカッコいいです。
走りはFRのほうが好みですが、実際に試乗してみないとわかりません。
デザインは現車を近所のディーラーで見て非常に気に入っているので、近く試乗してみる予定です。
辛口系おやじ(管理人)です。
ボルボのV60ですか。
通勤時、後ろからガラガラと音をたてるクルマが近づいてきたので、トラックだと思って避けたら、通り過ぎたのはボルボのV60(D4ディーゼル)だった、ということがあったので、V60を選ばれるならディーゼルはやめといたほうがいいですよ。
BMWのディーゼル音も目立つなぁと思ってましたが、ボルボは別格ですね。あれはヒドいです。(^^;
S60、先代はイマイチでしたが、新型はカッコいいですよね。
FRではないですが、ぜひ実際に試乗してみて下さい。(^_^)
ボルボのディーゼルは、非常にガラガラ大きな音を出すので、私にとっては論外です。BMWの新型ディーゼルは音が良くなったと思います。
初期の頃はやはりガラガラうるさかったです。
新型V60、S60には、今のところディーゼルはラインナップされていないので、選ぶならT4かT5です。
辛口系おやじ(管理人)です。
やっぱりウルサイですよね、ボルボのディーゼル。(^^;
BMWはだいぶマシになったんですか?
私が最後にBMWのディーゼル音を確認したモデルは少なくとも3年以上前のモデルなので、マシになってるとは知りませんでした。(^^;
新型S60はおっしゃる通りガソリンのみですね。
とりあえずT5は却下になりそうなので、T4に期待しています。(^^)
つい先日、V60のT5 inscriptionに試乗しました。標準装備されてるレザーシートの出来の良さが気に入りました。静粛性、凹凸のいなしなど、オヤジ様がどう評価されるか気になるのでS60に是非試乗してみてもらいたいと思ってます( ﹡ˆoˆ﹡ )
辛口系おやじ(管理人)です。
ご期待頂き、ありがとうございます。(^_^)
はい、新型S60、必ず試乗しますよ。
相変わらずいろいろ忙しく、年末にかけて雑務が増えてきているので、試乗日はまだ決まってないですし、試乗してもなかなか試乗記をすぐにアップすることができないかもしれませんが、順繰り処理していきますので。(^^;