ヴェゼル ハイブリッドの中古は要注意!

 もうすぐ新型が発売予定のヴェゼル

 ご存知の通り、

ヴェゼルはホンダの人気SUVだ。

 新型を狙う人がいる一方、

旧型中古で狙いたい

という人もいるだろう。

 しかし!

ガソリン車はともかく、

ハイブリッド要注意だ。

いや、

この際はっきり言おう。

ハイブリッドはやめておけ。

 なぜ、ヴェゼルの中古を狙う場合、

ハイブリッドを選んではいけないのか。

その理由を以下でお話ししよう。(-_-)

ニューモデル速報 第490弾 ホンダ・ヴェゼルのすべて

1.ヴェゼル ハイブリッドはリコール連発!

 ヴェゼルがデビューした当時、

ヴェゼル ハイブリッドはリコールを連発していたことをご存知だろうか?

 いや、リコール自体はどのクルマでもあることだし、それは別に仕方のないことだ。

ただ、、、

その内容がヤバすぎた(-_-)

 どれほどヤバいのかについては、

下記リンクの過去記事に書いた通りだ。

 ホンダはヴェゼルのハイブリッドを欠陥商品などとは思って、、、

るかもしれないけど、思ってないことにしているというか、欠陥商品とは認めないスタンスだろう。(^_^;

しかし、

私はヴェゼル ハイブリッドは欠陥商品だと思っている。(-_-)

2.初期型は乗り心地が最悪!?

 先述した理由により、私的には「ヴェゼル ハイブリッド」そのものを、オススメはできないのだが、中でも特に「初期型」はヤバい。

デビュー当初からヤバいリコールを連発していたという時点で、まず初期型がヤバいことは言うまでもないのだが、私が試乗した限り、初期型は乗り心地が悪すぎる。(-_-)

なお、当時の試乗インプレッションは下記リンクの試乗記を参照して頂きたい。

 というわけで、

ヴェゼルのハイブリッドを中古で狙うこと自体がNG行為ではあるが、

「どうしても中古のヴェゼル ハイブリッドを買わざるを得ない状況にある」

という悲惨な状況の方は、とりあえず最低でも初期型モデルは避けるべきだろう。

ニューモデル速報 第531弾 新型ヴェゼルのすべて

3.アクセルを踏んでも発進しない!?

 これだけ私が言ってもヴェゼル ハイブリッドの中古を買うつもり、あるいは、もう買ってしまったという方は、

気を付けて頂きたいことがある。

それは、、、

アクセルを踏んでも発進しないことがある

ということだ。

 えっ?

そんなクルマがあるのかって?

あるんだなこれが。(^_^;

ヴェゼル ハイブリッドが採用しているハイブリッドシステム「i-DCD」に関する「早わかりガイド」にそう書いてあるので。(^^;

 対処方法が、

あせらず
 アクセルをゆっくり踏み直して
 発進してください。」

ですからね。(^o^)

 AT限定免許で乗れるクルマが、アクセル踏んでも進まないことがあったら、それはダメだろう。(^^;

なので、「あせるな」というのも無理な話だ。

アクセル踏んでも進まなかったら、

普通は絶対にあせるだろう。(^o^;

ホント、よくこんな欠陥商品を今まで売り続けたもんだと思うね。(-_-)

 まぁこの欠陥ハイブリッドシステムに関しては、下記リンク過去記事でさんざん意見を言わせてもらったので、興味のある方はご覧頂きたい。

4.現行乗りの方は早めに売却を!

 以上で述べたように、ヴェゼル ハイブリッド、特に初期型を中古で買うなどというのは、よほどの情弱でない限りあり得ないだろう。

つまり、中古でヴェゼル(ハイブリッド)を買おうとする人たちは、このような事情を抱えたクルマであることを知らない人たちだ。

 そんな何も知らない人たちが、

こんな欠陥商品を買ったらどうなるか?

買ってから、

「なんじゃコリャーーー?!」

となるかもしれない。(^o^)

 となると、

ヴェゼル ハイブリッドの中古が売れていくに従って、しだいに先代(つまり現時点の現行型)ヴェゼル ハイブリッドの

悪評再燃する可能性がある

とは考えられないだろうか?

 そんなことになったら、中古車相場は下落してしまうかもしれない。

つまり、高く売りさばこうと思っても、高く買い取ってもらえないようになるかもしれない、と。

 まぁ私の考えすぎかもしれないが、現行ヴェゼル ハイブリッドにお乗りの方は、悪評が再燃する前に、出来るだけ早めに売りさばいたほうが無難ではないだろうか。(^^;

だって、

「ヴェゼル」って基本的には人気のあるクルマだからね。

悪評が再燃する前なら、人気車種だし、いくつかの業者に査定してもらえば思ったより高く買い取ってくれる業者もあるかもしれない。

5.最後に、中古派の人へ忠告!

 今回の記事、いかがだっただろうか。

ヴェゼル ハイブリッドを中古で狙おうと考えていた人にとっては、読みたくなかった記事かもしれない。

 ただ、

私から中古派の方々に忠告、

と言うと偉そうだが、言っておきたいのは、

「中古で狙おうとしているクルマのこと
 よく調べてから買おう!」

ということだ。

 狙っている車種がいつフルモデルチェンジされ、

その後、

・気になるようなリコールは無かったか?
・いつどのような改良が施されたのか?

ということ。

それらをちゃんと調べてから買って頂きたい。

少なくとも私ならそうする。

 改良で足回りに改良が入ったのなら、改良前と改良後では乗り心地がまるで別物になっている可能性もある。

 改良で装備が追加されたのなら、何年何月以降のモデルを選んだほうがお得、ということもあるだろう。

特に中古車なんて、追加された装備の有無で価格なんて変わらないので、どうせなら「初年度登録」の年月を確認して、どこまでの改良を含んだ車両なのかを見極めながら中古車選びをしたほうがいい

 そして何より、

ヴェゼル ハイブリッドのような欠陥商品をつかまされないためにも、そのクルマの「生い立ち」を調べる一手間を惜しまないで頂きたい

そうすることで、

後悔のない満足のいく中古車をゲットできる、

とは限らないが、

その可能性がグッと高くなるはずだ。(^_^)




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コメント

  1. 匿名 より:

    ヴェゼルハイブリッドだけでなく、先代フィットハイブリッドも同様に要注意ですね。
    後期型ならそんなに心配することも無いと思います。
    DCTを低価格帯で採用するのは無理がありますよね。
    新型フィットや新型ヴェゼルが失敗作とならないことを願うしかありません。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      > 先代フィットハイブリッドも同様に要注意ですね。

      はい、そいつがヴェゼル ハイブリッドのベースなので、同様です。(^_^)

      ただ、フィットに関しては「とりあえず動いて移動の足になればいい」という人が買うクルマだと思っているので、まぁとりあえず誤魔化しでも動いてりゃそれでいいのかなということで、今回のようなことは特に気にする必要のない話だろうと思います。(^^;

       

      > 後期型ならそんなに心配することも無いと思います。

      まぁそのへんは「恐らく」という推測の域を出ませんが、少なくとも初期型に比べればどこかの時期で根本的な対策もこっそり進んでるのではないかと思いますので、どうしてもハイブリッドを選ぶならせめて後期型が良いでしょうね。

      ただ、どちらにせよDCTと組み合わされたi-DCD自体が欠陥ハイブリッドだと私は思っているので、特別な事情がない限り、ヴェゼル ハイブリッドの中古は避けたほうが無難だと考えているしだいです。(^_^;

      新型はさすがにそこまでヒドくないだろうと思ってますので、試乗できる日を楽しみにしています。(^_^)

  2. ADSV より:

    私は新車中古に拘るということは無いのですが、中古車となると本能的にその車のリコールはじめ様々な事を調べます。例えば今回記事に挙がりましたミッションに関しても、〇〇年□□月までのものは前期型でトラブルがあったけれど××月からのものは後期型でトラブルが激減したなどは調べます。
    DCT自体が他のミッションに比べて後発のためまだまだ改良の余地があるのは事実ですが、海外メーカーがPHVにDCTを搭載してもホンダほど酷い症状やリコールは起きていないわけで、単純にホンダが作り込めるだけの技術が無かったのだと思います。また日本はものづくりに於いて出遅れた出し抜かれた技術に対して、その技術そのものを否定するという風潮があるため要注意です。
    今の段階でも他のミッションに比べてダイレクト感を味わえる新しく出てきた技術ですが、ホンダのお陰で国内ではDCTそのものが悪様に言われるようになっているようにも思えます。
    難しい技術ですが、今後改良が進みあらゆる道路状況に対応できるようになったりするのか、それとも一部の交通状況に特化した方に進化していくのかはこれからだと思います。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      > 中古車となると本能的に
      > その車のリコールはじめ様々な事を調べます。

      本能的に調べるというのは良い本能ですね。(^o^)

      単純に年式(何年落ちか)だけで選んでいては、お買い得な中古車、良い状態の中古車を選ぶのは無理だと思いますからね。

      中古車サイトでいろんな車両を見ていると、どう考えても得な車両と、どう考えても損な車両が、当たり前のように混在しています。

      リコールや改良の情報、オプション装備についてなど、その車種に関する情報をしっかり知れば知るほど、得な車両と損な車両の差が明確に見えてきます。

      要するに、中古車業者も、それぞれの車種についてそこまで細かいことを把握して価格付けをしていないということです。

      良い中古車を選ぶためには、少なくともその車種に関しては中古車業者の人間よりも詳しくならないとダメです。(^_^)

       
      > 日本はものづくりに於いて出遅れた出し抜かれた技術に対して、
      > その技術そのものを否定するという風潮があるため要注意です。

      ヴェゼル ハイブリッドのDCTに関しては、あの価格帯のハイブリッド車に組み合わせるのは挑戦的ではあったと思うんですけど、出し抜かれたというか、単に安く済ませようとして失敗したような気がします。(^o^;

      でも、おっっしゃるようにDCTの印象を悪くしましたよね、あのリコール連発のせいで。

      まぁ情弱な人たちには関係ない話なんでしょうけど。(^^;

       

      私自身はDCTに悪いイメージは持ってません。

      技術情報開示の面でやりにくさのある他社製DCTをポン付けしようとした、ホンダの考えが甘かっただけで、DCT自体には存在意義があると思います。

      ただ、ホンダの失敗も含め、さらには日本の都市部の交通事情を考えると、DCTの良さを生かせるシーンが少ないということもありますからね。

      技術的には否定してるわけではなくても、普及させるための動機が弱いというのはあるかもしれませんね。(^_^;

  3. 匿名 より:

    初期型もプログラム改修が行われて不具合は解消されたようですよ。
    iDCDが安定するまでえらく長い時間かかってますが、今は問題ないようです。
    ただ個人の中古車屋さんの車両はプログラム改修の有無までチェックしないお店もあるでしょうから、認定中古車の方がいいかもしれませんね。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      > 初期型もプログラム改修が行われて
      > 不具合は解消されたようですよ。

      その改修はただの子供だましですね。(^_^;

      私が過去記事に書いたように、初期型の不具合は、プログラムの改修で対処すべき内容ではありませんでした。

      (参考)
      フィット&ヴェゼルのリコール内容がヤバすぎる件

       

      > iDCDが安定するまでえらく長い時間かかってますが、今は問題ないようです。

      度重なる誤魔化しの対応で、とりあえず普通に走るようにはなっているとは思います。

      ですが、根本的に失敗作なので、本来のDCTの良さが生きるような走りになっているのかどうか疑問です。(^^;
      (改良後の車両には試乗してないので分かりませんが)

      なんせ、とにかく何かにつけて「ギヤが噛み合わない」クルマですからね。(^o^;

       

      記事本文中でもご紹介した「早わかりガイド」のように、

      「発進時、ごくまれに、アクセルを踏んでもクルマが一瞬進まないことがあります」

      などと恐怖の文言を平然と言い放ち、それを正常だというのだから論外です。(^o^)

      ちなみに発進できない話は、下記のBBSでも話題になってましたね。

      (参考)
      ●発進不可発生
      https://bbs.kakaku.com/bbs/K0000569254/SortID=20768677/

      こんな欠陥車に乗ってたら、危険極まりないです。(^o^)

      上記のBBSはフィット ハイブリッドのBBSですが、ヴェゼル ハイブリッドのベースなので、同じ話です。

      認定中古だろうが、絶対に中古で買ってはいけないクルマだと思います。

  4. 匿名 より:

    新型ヴェゼル画像来ましたね。
    これは果たして辛口さんの書類選考を通るのでしょうか…。
    とりあえず私は1秒未満で却下でした。

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      はい、待望の画像が公開されましたね。(^_^)

      頂いたコメントもそうですが、私が知る限り、新型のデザインに対する世間の反応はあまり良くない声が多いように感じますね。

      私はどう見たのか。

      これはちょっと、あらためて記事のほうで詳細に書かせてもらおうと思います。(^_^)

  5. 匿名 より:

    初期型ハイブリッドZに5年乗ってました

    書かれている通りこの車は急加速はできないんです。
    全開踏みっぱにしても1秒くらい考えて徐々に加速する感じです。
    一時停止からの時速60キロの幹線道路への合流する様なシチュエーションが鬼門でした。(全く加速しないからね)
    リコールやらサービスキャンペーン全部受けても直らなかったんで少なくとも初期型はやめた方が良いでしょう。
    後期型で直ってるかは分かりません

    • 辛口系おやじ より:

      辛口系おやじ(管理人)です。

      > 書かれている通りこの車は急加速はできないんです。
      > 全開踏みっぱにしても1秒くらい考えて徐々に加速する感じです。

      私が初期型の「ハイブリッド X」に試乗した際は、そこまで加速はヒドくなかったです。

      ちなみに、私が試乗したのは、あの「ヤバい」リコールが発表される前でした。

      (参考)
      【試乗記】 ホンダ ヴェゼル HYBRID X (2014/01/19)
      フィット&ヴェゼルのリコール内容がヤバすぎる件 (2014/02/14)

       

      これ、単なる私の推測なんですけど、リコールでアホな誤魔化しの対策をしたことによって、急加速時の反応にも影響が出てるんじゃないかな、と。

      本来、ハードを対策しないと直らないはずのところを、ソフトで対策して誤魔化しているので、リコールによってギヤを噛み合わせるための時間が余計にかかるようになってしまってるのではないか、と。

      だから、急加速で深くアクセルを踏み込んだ際、ギヤを落とすのに時間がかかるんじゃないですかね?

      なので、むしろリコールを受ける前のほうが、加速の反応はいいんじゃないかと推測します。

      わざわざDCTを使ってその状態ですからね。

      せっかくのDCTのメリットを、誤魔化しのリコールのせいで殺してるような感じだと思います。