アクセス急上昇の記事で感じる中古車人気

 

　昨年（2021年）の7月に、

154万円で売却した私の前愛車、

「インプレッサ G4」。

 

 

　その頃からすでに始まっていたが、

半導体をはじめとする部品の供給不足により、

巷では新車の納期が長期化するという問題が発生。

 

　当初は近いうちに回復するだろうと楽観視している人も多かったものの、部品の供給不足はなかなか回復せず、納期の長期化はどんどん深刻さを増していった。

 

　そこで、

新車に見切りをつけた消費者は

中古車市場に殺到。

 

　その結果、

中古車の買取相場は、「歴史的な異変」と言っても過言ではないほどに上昇し、その異常さについては過去の記事、

「インプレッサの買取相場に異変が！」

でお伝えした通りだ。(-_-)

 

　もちろん、

異常な状況は現在も続いている。

 

　その影響であろう、

当ブログの記事へのアクセス状況にも

興味深い変化が生じている。

 

今回はそんなお話と、

この異常事態とも言える状況下でも、

損せずにお得な乗り替えをしよう！

というお話。(^^)

 

１．アクセス急上昇の記事はこれだ！

　実はここ数か月で、急激にアクセス数が伸びている記事がある。

その記事とは！

「試乗車落ち中古車はデメリットだらけな理由」

だ。(^_^;

 

　アクセス解析のレポートによると、

試乗車 やめた方がいい

という複合キーワードで検索されて、

アクセスが集まっているようだ。

 

　この現象を私なりに分析すると、

恐らく以下のような感じだと思う。

 

新車を買うつもりだったが
納期が長すぎる
　　　↓
中古車で我慢しよう
　　　↓
でも、
出来るだけ程度の良い
中古車を選びたい
　　　↓
そうだ！
ディーラーが管理している
試乗車なら安心なのでは！？ (^o^)
　　　↓
「試乗車 中古車」
でググってみた
　　　↓
すると、
「他の人はこちらも検索」の欄に、
「試乗車 やめた方がいい」という
検索ワードが表示されている
　　　↓
思わずクリック
　　　↓
検索結果に、
「試乗車落ち中古車はデメリットだらけな理由」
が上位表示されている
　　　↓
思わずクリック

 

という感じかと。(^o^)

 

２．「元試乗車」は意外と人気？

　中古車人気というか、新車が手に入りにくいという情勢の中で、中古車を選ぶというのは「仕方なく」の選択肢ではあろう。

とはいえ 、過去記事へのアクセスが急上昇していることから、昨今の中古車需要増加は私の想像を超えるものであると、強く感じている次第だ。

 

　しかも、

私的には論外な選択肢だと思っている元試乗車の中古車、いわゆる、試乗車落ちの中古車に注目している人が意外と多いことに、これまた驚かずにいられない。(^^;

 

（１）新車の代わりには程遠いクオリティ

　いま中古車を探している人たちの中には、

「新車の納期が長すぎるから
　新車はあきらめて、
　その代わり、
　新車になるべく近い状態の
　中古車を探している」

という人も多いのではないだろうか。

 

　その切実な思いに、元試乗車、試乗車落ちの中古車が応えてくれるかと言えば、それは

ノー

であることは、すでに過去記事で申し上げた通りなので、ここでは詳述しない。

 

　ディーラーの従業員にとって「試乗車」というのは、自分のクルマでもなければ、客のクルマでもない。

言わば、

ディーラーに出入りするクルマの中で、
最も雑に扱ってもいいクルマ

なのである。(^o^)

 

　例えば、

試乗車の洗車なんて気楽なモンだよ。

洗車キズが少々ついたからって、

別に誰も文句言わないからね。(^o^)

 

（２）狙うべき元試乗車もある！？

　じゃあ、試乗車落ちの中古車は絶対にダメなのかと言えば、実はそうでもない。

何事にも「例外」というのはある。(^_^)

 

　例えば、

以前に読者の方から、

下記リンクのようなコメントを頂いたことがある。

「2021年式の
　S60 T4モメンタム(元試乗車)を購入しました。」

（コメント全文へのリンク）

 

　私がダメと言っている元試乗車であるにもかかわらず、私は上記コメントに対し、

「良い買い物をされましたね」

と返しました。

 

それはなぜか。

 

えっ？

 

私の愛車と同じ「S60」だからだろう

ってか？

 

いやいや、

そんなガキみたいな理由じゃないですよ。(^o^;

 

それはね、

2021年式のS60で、

グレードが「T4」

ってところがミソなんですよ。(^_^)

 

　どういうことなのか、

お話ししましょう。(^_^)

 

　実はボルボ「S60」は、

ボルボの全車電動化推進により、

2020年11月にグレード構成が一新された。

 

　つまり、

それまであった「T4」や「T5」といったガソリン車のグレードは廃止となり、代わりに、「B4」や「B5」というマイルドハイブリッドのグレードが発売になったのだ。

 

　にもかかわらず、

先ほど紹介したコメントの方は、

2021年式の「T4」

を購入された。

 

　お分かりだろうか。

製造か輸入のタイムラグか何か分からないが、2021年式の「T4」って、ディーラーにしてみれば保有していても存在意義がないというか、試乗車にしたところで活躍の場がない車両なのだ。

だって、

もうすでにカタログモデルから「T4」はなくなって、マイルドハイブリッドの「B4」に置き換わっているわけだから。(^o^;

 

　つまり、

2021年式のS60の「T4」なんて、元試乗車とは言っても、まず試乗車としては使われていない、言わば限りなく「新古車（登録済み未使用車）」に近い車両のはずなのだ。(^o^)

 

　だから私は、

その中古車が元試乗車であるにもかかわらず、

「良い買い物をされましたね」

と言ったのだ。(^_^)

 

　というわけで、

そういった事情まで知ったうえで手を出すのであれば、

元試乗車、試乗車落ちの中古車もアリだと思う。

いや、あえて狙うべき、と言ってもいい。

 

　逆に言えば、

知らないなら手を出すな

とも言えるが。(^^;

 

３．こんな状況でクルマを乗り替える人へ

　言うまでもなく誰もが分かっていることだろうとは思うが、普通に考えると、はっきり言って今はクルマの買い時ではない。

 

　新車はとにかく長納期。

 

　中古車は需要増でどんどん価格が上昇。

今もなお価格の上昇傾向は続いている。

 

　ちなみに、

私が昨年（2021年）の7月に売却した前愛車「インプレッサ G4」は、エントリークラスのセダンという不人気なカテゴリーであるにもかかわらず、売却後にどんどん買取相場が上がっており、つい先日には、現在の買取相場を示す下記のようなメールが届いた。

 

　スゲェよな。(^o^;

140.4万円～152.2万円

だってよ。(^^;

 

　昨年（2021年）の4月に

同じくグーネットで相場を調べた時は、

113.7万円～133.1万円

だったんだぜ。(^^;

 

　それがだよ、

あれから10か月も経った現在の買取相場が、下がるどころか、逆に数十万円レベルで上がってんだから、完全に異常だよ。(^o^;

 

　これでは、

クルマを乗り替えたい人にとっては

八方塞がりと言っていいような状況だ。

 

　しかし！

考えようによっては

こんなチャンスはメッタにない

とも言える。

 

　この異常な状況によってまんまと損をさせられるのではなく、むしろ「お得にクルマを乗り替える」ために、庶民としてはこの異常な状況を逆に利用したいところ。(^_^)

 

どうすればお得に乗り替えられるのか？

 

　もしこの状況下で

私がクルマの乗り替えを検討するならば、

以下のような行動を取るだろう。

 

（１）まずはクルマを売る

　まぁまずは売るよね。

これだけ買取相場が高騰してたら、買取額にも期待が高まるというものだ。(^o^)

 

　出来るだけ高く売るには、

まずは大体の買取相場を確認することが大事。

買取相場は下記リンクのサイトで調べることができる。

グーネット買取（ネット車査定シミュレーター）

 

 

　相場を知らないと売る際に強気な交渉もできないし、売った愛車が良い値段で売れたのか、それとも安く買い叩かれたのかも分からないからね。(^^;

 

　そして、

買取相場を把握したら、

お次は高値で売却するための必須サービス、

一括査定を実行。(^_^)

この一括査定で複数の業者に査定してもらい、うまく交渉すれば、先のサイトで調べた買取相場よりも高く売れるからね。

ましてや、今みたいな売り手市場だったら楽勝でしょう！ (^o^)

 

　ちなみに私が「インプレッサ G4」を売った際の業者との攻防は、下記リンクの参考記事で紹介しているので、興味のある方はどうぞ。(^^)

 

（２）短納期の新車を探す

　今の情勢なら売るのは簡単。

問題は「買う」のをどうするかだ。

 

　なんかどれもこれも納期が長すぎるという話ばかり聞こえてくるが、メーカーや車種を幅広くチェックしてみると、意外にも短納期の新車があったりする。

 

　例えば先日、

当ブログに下記のようなコメントを下さった方のケースなんてまさにそうだ。

「ミニクラブマンのクーパーD
　というグレードを契約しました。」

（コメント全文へのリンク）

 

　まぁ上記コメントの方は、欲しいクルマと短納期の新車が偶然マッチしたという、あまりにも恵まれた稀なケースかもしれないけどね。(^_^;

 

　でも、

私がお世話になっているボルボディーラーの営業マンさんも声を大にして言ってたよ。

新車はあるんです！

って。(^o^)

 

　確かに納期がかかる車種もあるけど、車種によっては新車は入ってきてる、と。

それなのに、

納車まで2年待ちだとか、トヨタが生産を止めたとか、そんな話ばかりがニュースで流れるモンだから、ハナっから新車は無いものと思っている客が多いらしい。(^o^;

 

　中古車狙いで来店した客に、

そういう人が結構いるらしく、

営業マン：
「中古でお探しで？」

客：
「ええ。
　だって、新車ないんでしょ？」

営業マン：
「いや、 ありますよ。(^o^; 」

ってな感じで、

中古を探しに来た客に

新車の案内をすることもあるそうな。(^o^)

 

　なので、

ハナっから新車をあきらめるのではなく、世の中がこんな状況の時は、まずはディーラーで、

「短納期の新車、ありますか？」

の質問から始めてみるのも

いいのではないだろうか。(^^)

 

　妥協というか、許容できない車種ばかりなら仕方ないが、ひょっとしたら、

「別にこれだったら悪くないな」

と思える車種が短納期かもしれないし。(^^)

 

　また、

妥協して買ったはずが、

「乗ってみると思いがけず良いクルマだった」

など、新鮮なカーライフを送る良いきっかけになるかもしれない。(^_^)

 

（３）お買い得な中古車を探す

　やっぱり新車では許容できる短納期の車種はなかった、ということになれば、中古車を探すことになる。

だが、

せっかく愛車を高値で売却しても、中古車相場の高騰でアホみたいに高くなった中古車を、まんまと買わされていたのでは意味がない。

私なら、何としてもお買い得な中古車、つまり、価格変動の少ない中古車を探すだろう。(^_^)

 

　ここで最大の難問が！

 

「お買い得な中古車」

「価格変動の少ない中古車」

って、

一体どれよ？

 

って話。(^o^;

 

　私は数年のスパンでクルマを売ったり買ったりするので、およその「通常の相場」が感覚的に分かる。

なので、

こんな状況下でもお買い得な中古車を選ぶ自信はある。(^^)

 

　えっ？

 

「お前の好きなクルマは人気がないから
　お買い得なだけだろう」

ってか？

 

まぁそれは否定しない。(^o^;

 

　そう、

中古車価格は高騰しているとはいえ、

すべての中古車が高騰しているわけではない。

人気のない車種の中には、これほど中古車全体が高騰していても、ほとんど価格に変動がない車種もあるのだ。(^^)

 

　お買い得な中古車がどれなのか、

通常の相場を知らないので分からない

という人のために、

私が1つご紹介しましょう！ (^_^)

 

「ほとんど」どころか、

相場が微動だにしていない車種を！ (^^)

 

　その車種とは！

 

「ボルボ S60」です！ (^o^)

 

 

「S60」、高級車ではないけど、

まるで高級車のような乗り味を味わえます。

メルセデスでこの重厚感を味わおうと思ったら、

Eクラス級じゃないと味わえないよ。(^^)

 

　「S60」は人気がないので、

認定中古車でもお手頃な価格の中古車が結構ある。

新古車（登録済み未使用車）もあるし。(^^)

興味のある方は

下記リンクのサイトで検索してみては？ (^_^)

「VOLVO SELEKT 認定中古車」

 

　人気車種は中古でも高い。

この際、割高な人気車種の中古車はあきらめて、「S60」のような価格変動の少ないお買い得な中古車にトライしてみてはいかがだろうか。(^_^)

 

（４）新たな流通ルートに挑戦する

　売るにしても買うにしても、今まであまり一般的なルートではなかった「フリマ」という選択肢が、現在、無視できない存在になってきている。

そのフリマサービスの1つが、

先日の記事でも取り上げた「カババ」だ。

 

　カババで「売る」と、

ディーラーの下取りはもちろん、一括査定で買取店に売るよりも高く売れる可能性がある。

 

　カババで「買う」と、

一般の中古車屋で買うよりも安く買える可能性がある。

 

 

　カババでの取り引き実績を見ると、その期待値は決して低くないと思うだけに、こんな世の中だし、カババという新しい選択肢も取り入れる、良いきっかけではないだろうか。(^_^)

 

４．最後に

　最近になってアクセスが急上昇してきた記事についてちょっと記事にしようと思っただけなのに、書き始めたらなんか言いたいことが次々と出てきて、思ってたより長くなってしまい申し訳ない。(^^;

 

　いや、

実はちょっと嬉しかったんだよね。

クルマ（中古車）に関する記事へのアクセスが増えたことが。

 

　だって、

これまでにも古い記事のアクセスが急上昇してきたことは何度かあったけど、

友人のハゲが治った話

とか、

オカルトパーツ（SEV）の話

など、

正直どうでもよすぎる雑談記事だったりしたので。(^o^;

 

　えっ？

 

「その後、
　ハゲの記事とSEVの記事はどうなった？」

ってか？

 

ええ、今も安定して、

当ブログのアクセス上位に君臨してますよ。

クルマのブログなのに。。。(^^;

 

　その点、

今回アクセスが急上昇してきた

「試乗車落ち中古車はデメリットだらけな理由」

は、試乗車落ち中古車について私の持論を語った、自分としても多くの人に読んでもらいたいと思って力を入れて書いた記事。

それだけに嬉しかったのだ。(^^)

 

　まぁでも、

私の持論はあくまでも「いろいろある考え方の1つ」であって、それが唯一無二の正解だと言うつもりはない。

ただ、

クルマが好きなので、みんなにも出来るだけ「いいクルマ」に乗ってもらいたいと思っている、ただそれだけだ。(^_^)

 

　クルマを乗り替えたい人にとっては厄介な現在の状況だが、この記事を目にした人が、少しでもお得な乗り替えを実現されることを願っております。(^^)